このゲームには必勝法がある。
というほど、ロマンシング・サガ3の難易度は高くない。
握手会と呼ばれるような大量な雑魚敵に囲まれることもないし、雑魚敵が即死級の攻撃を連発することもない。
ラスボスも、真・極サルーインのように鬼畜ではない。
では、なぜ当時リタイアする子供が多かったのか。
このゲーム、急にイベント難易度が上がるのだ。
低難易度のイベントも少しあるが、それではパーティが育たない。
ゲームの流れを説明すると、(☆は難易度 あくまでイメージ)
- オープニングイベント ☆
- 仲間集め ☆
- 初期イベント ☆
- 四魔貴族 ☆☆☆☆☆
- 東方 ☆☆☆☆☆
- ラストバトル ☆☆☆☆☆☆
見てもらえばわかるように、オープニングが終わって、仲間を集めて、少しイベントをクリアするとやることがない。
あるにはあるが、ボスが強くて勝てない。
仲間を集めたらい、いきなり「はい、四天王と戦ってください」と言われるのだから当然だ。
では、どうすればいいのだろうか。
簡単だ、単純にパーティを育成すればいい。
当たり前の話なのだが、それが大変なのでリタイアが続出したのだと思う。
ここでは、オープニングから、四魔貴族に余裕で勝てるまでの攻略チャートをまとめていく。
そして、四魔貴族に勝てるなら、ラスボス以外問題なく勝てるようになる。
四魔貴族に勝つために
分身剣と虎穴陣、これだけでいい。
分身剣は、武器レベルが10ごとに威力が大幅に上がるので、剣レベル30を狙う。
なぜ分身剣と虎穴陣なのか。
最強陣形の呼び声高いスペキュレイションだが、これは攻撃陣形で、気持ちよくなるためのものだ。
低レベルなら虎穴陣の安定感の方がまさる。
攻撃前防御の効果により、ダメージは減少し、盾の回避率はなんと2倍になる。
これが非常に強いからだ。
攻撃は虎穴陣との相性が良い分身剣一択となる。
ラウンドスライサーは盾が装備できず、タイガーブレイクは素早さが下がる虎穴陣では弱い。
そもそも閃きレベルが高く、四魔貴族には間に合わない。
閃きレベルが低く、高威力で、盾も持てる分身剣が頭ひとつ抜けているのである。