作物の供給

DLC Going Green適用環境では、野菜畑、果樹園、農地で生産された作物のフローを制御できる。

作物のフローは三段階に分かれる。

• 作物が栽培される農場(上流)
• 保管庫、食品庫、保管室といった一時保管所(中流)
• 最終消費地である。厨房(下流)

農場から直接厨房への輸送を指示することは可能。ただし、農場同士、食品庫と保管庫のような同じ段階のもの同士での輸送は指示できない。

作物の受け取り先ごとに、輸送を担当する職員や囚人が変化する。

• 保管庫や保管室の場合、作業員が輸送を担当する。保管庫に厨房へ送る予定の野菜や果物を一時保存するメリットは、人件費が安くたくさん雇っている作業員を作物の輸送作業に動員できる点。デメリットは、野菜が保管庫の中で腐敗することと、パイプやコンクリート、ベッドや椅子などの各種物品と同じ場所に作物が保管され、保管庫の中の作物だけを売り払いたい際に困る点。
• 食品庫の場合、農夫、もしくは農場で囚人労働中の囚人が輸送を担当する。
• 厨房の場合、料理人、もしくは厨房で働いている囚人。農地から直接輸送する場合は生産された作物が設定された割当量(デフォルトでは等分。農場を右クリックで設定変更)に従って生産された分だけ片っ端から厨房に詰め込むように輸送される。一方、一度食品庫を経由させてから厨房へ輸送する指示を出している場合、厨房での作業開始の少し前に厨房への輸送が開始され、輸送される量は必要な分だけである。

果樹園で生産された果物は、禁制品として盗難されることがある。そのため、果物が保管されている食品庫は果物の盗難が絶えない。対策としては、野菜専用の食品庫と、果物専用の食品庫を作成し、果物専用の食品庫を職員のみ立ち入り許可を出すことが有効。果物は腐敗しないため保管庫へ保存しても良いが、保管庫に溜まった果物を売り払いたい際に、保管庫の中に果物以外の物体が交ざってしまうことがある。果樹園のみから供給を受ける食品庫ではこのようなことは起きないので、手動で倉庫の中身を一気に売り払うのが楽である。

• 野菜畑および果樹園からは、以下の部屋へ輸送の指定が可能である。
  • 保管庫
    • 大量にいる作業員を輸送に動員できるのが強み。保管庫は禁制品があるので基本的に職員のみ立ち入り可になっているだろう。果物は腐らないので、ここに保管するのも十分選択肢である。
  • 食品庫
    • 食品庫の中に保存すれば、野菜も腐ることは無いので、長期間の保存であっても腐敗によるロスを心配する必要がなくなる。
  • 保管室
    • 刑務所の外へ販売する分はここに送って良いだろう。大きめの食品庫を建てて、食品庫が溢れそうになるタイミングで在庫を手動で売り払う方法でも十分ではあるが。
  • 厨房
    • 厨房にある冷蔵庫が溢れようが容赦なく作物が送り付けられてくるので、基本的に食品庫を経由させてからの輸送を推奨する。

• 農地からは、以下の部屋へ輸送の指定が可能である。
  • 保管庫
    • 一応、穀物をここへ輸送する指示を出すことも出来る。売る以外の使い道が無い物品なので、あえて保管庫に寝かせておく必要性があるかは微妙だが。
  • 保管室
    • 外部へ出荷するために栽培しているので、穀物の送り先はここで良いだろう。

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