セキュリティセクター

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セクターとは、壁やドアで完全に囲まれた、部屋ではない刑務所内のすべてのエリアのこと。
複数の部屋があり、それらがドアを隔てずに互いにつながっている場合、それらはすべて1つのセクターとみなされる。

セクターでは、異なる種類の囚人が使用するエリアを指定することで、プレイヤーは刑務所内の囚人の収容と流れをコントロールすることができる。
これらの指定は、配置画面で色分けされている。

独房棟に特定の警備カテゴリー（軽、中、厳重、保護拘置、超厳重、死刑囚）を割り当てると、そのカテゴリーの囚人のみがそこに収容される。
他の部屋（食堂や作業室など）に警備カテゴリーを割り当てると、その部屋を使用できる囚人の種類が制限される。

すべての職員と訪問者はすべてのセクターに入ることができる。
さらに、警備員に付き添われた囚人（刑務所に入るときなど）も、どのエリアも通過することができる。

セクターの一覧[]

種類	表示	説明
共有	白	すべての囚人と職員がアクセスできる。 警備カテゴリーの違う囚人が入り交じる。 役所仕事で配置を研究する前のデフォルトのセクター指定。
軽警備のみ	グレー	すべての職員と軽警備の囚人だけがアクセスや働くことが可能。
中警備のみ	オレンジ	すべての職員と中警備の囚人だけがアクセスや働くことが可能。
厳重警備 のみ	赤	すべての職員と厳重警備の囚人だけがアクセスや働くことが可能。
保護拘置 のみ	黄色	すべての職員と保護拘置の囚人だけがアクセスや働くことが可能。 保護拘置カテゴリーの指定はプレイヤーが各囚人に対して行うことができる。 密告者や元警察官などを、攻撃されない安全な場所に隠しておくのに有用。
超厳重警備のみ	ダーク レッド	すべての職員と超厳重警備の囚人（各囚人の報告書からこのカテゴリーの指定が可能）のみがアクセスや働くことが可能。 暴力的な囚人を隔離しておくために使用する。
死刑囚のみ	黒	すべての職員と死刑囚だけがこのエリアに入ることができる。 死刑が確定している囚人は、死刑囚房として指定された独房が必要。 死刑囚房がなければ、死刑囚の受け入れは行われない。 なお、寮は死刑囚房として使用することはできない。
職員のみ	紫	囚人はこのエリアに入ることはできず、可能であればこのエリアを迂回しようとする。 職員は、複数の経路が利用できる場合、このエリアを通過することを好む。 看守は囚人をエスコートしてこのエリアを通過することができ、釈放された囚人は出所の際に職員専用エリアを通ることができる。
施錠なし	緑	すべての囚人と職員は、このエリアに入ったり作業したりすることができる。 このエリアにつながるすべてのドアは、ツールバーの「封鎖」が実行されない限り、開いたまま固定される。 このエリア指定は、新しい建物で作業員が仕事をするために看守がドアを開けるのを待つ必要がないように、また、食堂や運動場などアクセスを制限してはいけない人通りの多い場所に適している。
アクセス のみ	紫の斜線	アクセスのみと表示されているエリアは、絶対に必要な場合を除き、職員や囚人が他の部屋への近道として使用することはない。 職員の侵入を遮断する指定はこれのみ。
アクセス 不可	黄色の 斜線の 点滅	刑務所の中でアクセスできない場所は、黄色の斜線で囲まれて点滅する。 扉を作るか壁を破壊することで、このエリアを再びアクセス可能にできる。
安全の保証なし	黄色の点滅	刑務所の中で、壁やロック可能なドア、フェンスなどで外界と隔てられていないエリアは、黄色と割り当てられているカテゴリーの色に繰り返し点滅する。 これらの区域にいる囚人は、すぐに脱出しようとする。

割り当てられるためには、セクターが壁やフェンスで完全に囲まれ、他のエリアに通じるドアがある必要がある。
もし刑務所のあるエリアが完全に囲まれていなかったりドアがない場合、そのエリアは独立したセクターとしてカウントされない。
また、特定の囚人が特定の仕事をできないようにすることもできる。
その仕事に対応する部屋に警備カテゴリーが指定されている場合、それらの囚人だけがここで働くことができる。
独房棟の指定では、すべての独房に警備カテゴリーを割り当てるために、独房同士をつなぐ廊下で一度だけクリックする必要がある。

すでに割り当てられているセクターは、壁や基礎、ドアなどが作られたり、取り壊されたりしたときに変更されることがある。
そのため、割り当てられているかどうかを確認した上で、再度割り当て直した方が良いだろう。

セクターのグレード[]

詳しくはセクターのグレードを参照

すべてのセクターは、アクセス可能な施設やスケジュールや方針によって設定された囚人の特権の質に応じて、0から250までの間で評価される（施設管理 → 軽/中/厳重/超厳重警備グレードで確認できる）。
Cleared for Transfer DLCでは、囚人はセキュリティの低いセクターに申請するための決定ツリーの中で、セクターのグレードを考慮する。

Tips[]

• 職員専用エリアは、ドアが木製であったり施錠されていなくても囚人は入ることができないため、訪問者に刑務所内のエリアへのアクセスを許可するのに適した方法となる。ただし、外につながっていると囚人は脱走を試みる。
• 職員専用の部屋は、囚人が働くこともできない。
  例えば厨房で囚人を働かせたい場合は職員専用にすることはできないが、囚人を働かせたくない場合は職員専用にすべきだろう。
  また、職員専用の部屋は囚人が掃除をすることができないため、清掃人が掃除をしなければならない。
• あるエリアに2種類以上の囚人を入れたい場合は、カスタムセクターを作成することができる。
• 軽、中、厳重警備の囚人や死刑囚は許可すれば自動的に刑務所に到着するが、保護拘置や超厳重警備のセクターを使用したい場合は、警備カテゴリーを手動で割り当てる必要がある。
• 保護拘置のみのセクターに送られた密告者は、すぐに調査力を失ってしまう。
• 暴動の状況下では、最も危険な囚人の一部が保護拘置棟を攻撃しようとする可能性がある。

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