スマイルプリキュア!

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スマイルプリキュア!
ジャンル変身ヒロイン
戦闘美少女、女児向けアニメ
アニメ
原作東堂いづみ
シリーズディレクター大塚隆史
シリーズ構成米村正二
キャラクターデザイン川村敏江
音楽高梨康治
アニメーション制作東映アニメーション
放送局ABC・テレビ朝日系列
放送期間2012年2月5日 - 2013年1月27日
話数全48話
漫画
原作・原案など東堂いづみ
作画上北ふたご
出版社講談社
掲載誌なかよし
発表期間2012年3月号 - 2013年2月号
話数全13話
ゲーム:スマイルプリキュア! レッツゴー! メルヘンワールド!
ゲームジャンル絵本体験型ミニゲーム集
対応機種ニンテンドー3DS
キャラクターデザイン川村敏江
メディア3DSカード
プレイ人数1人
発売日2012年8月2日
売上本数8,786本[1]
レイティングテンプレート:CERO-A
コンテンツアイコン
キャラクターボイスあり
その他AR対応
テンプレート使用方法 ■ノート

テンプレート:ウィキプロジェクト アニメテンプレート:ウィキプロジェクトリンク『スマイルプリキュア!』(SMILE PRECURE!)は、2012年(平成24年)2月5日から、2013年(平成25年)1月27日まで朝日放送(ABC)・テレビ朝日系列(フルネット局のみ)で放送された、東映アニメーション制作の日本のテレビアニメである。全48話。「プリキュアシリーズ」の通算9作目にして、7代目のプリキュアに当たる。

目次

概要[]

前作の『スイートプリキュア♪』から、設定や登場人物を一新した新シリーズ。初期メンバーは『Yes!プリキュア5』以来から約5年振りに5人構成[2][3]となっている。

各プロデューサー達が、本作品のテーマを「いつもスマイルでいれば、ハッピーな未来が待っている!」[3]、「笑顔」[4]として発表している。題名の由来は「去年は東日本大震災など辛く悲しい出来事があったが、そこから未来に進むためには決して笑顔を忘れずに絶対にあきらめない気持ちが必要だから」[3]、「番組を見た人達が毎日笑顔でいられるように願って」[4]と制作サイドから説明されている。

前作に引き続き、梅澤淳稔がプロデューサーを務める[3][5]。シリーズディレクターには、過去の「プリキュアシリーズ」での演出や映画『プリキュアオールスターズDX』シリーズの監督を務めた大塚隆史[2]を起用。大塚は『ONE PIECE』の演出を手がけ始めた頃に企画書を渡され、シリーズディレクターになることが決まったという[6]。また、キャラクターデザインはコンペティションの結果、『Yes!プリキュア5』シリーズで同役職を務めた川村敏江[2]が担当する。大塚は未就学児の女児が見たいと思えるデザインを川村に依頼、川村がアイデアが豊富であり具体的な注文をするよりも全体像を話したほうが良いと判断し、基本的な性格や作品概要を話した程度だったが、実際に川村からデザインがあがってくると感嘆したという[6]

なお、梅澤プロデューサー期の特徴である追加戦士や新たな敵キャラクターの登場はなく、初期メンバーのままで物語が進行し、『フレッシュプリキュア!』以外の過去作品と同じく他人にプリキュアである事と妖精の存在は知られないままで物語が終わった作品となった。更に本作のもう一つの特筆するべき内容として、"差別"や"偏見"に対する"抵抗"と云う側面がある[注 1]

2012年1月6日に公式サイトでメインキャラクターの担当声優が発表され、またそれはニュースサイトでも取り上げられた[7]

前2作から引き続きデータ放送との連動で番組放送中にプリキュアポイントを貯めるミニゲームが行われている。またミニゲームで遊んだ後にエンドカード(「またみてね」の画面)にどのキャラクターが登場するか当てるプレゼントクイズが出題され、放送時間中に電話する(テレドーム)ことで回答する形となっているが、第20話では間違った電話番号を表示してしまったため、翌週(第21話)の放送内でお詫びのテロップが送出された[8]

第17話からは最終回を除き、番組開始前のジャンクション映像が変身バンクの一部の動画から各話のハイライトシーンを用いた動画に変更された。

本作品の第11話「プリキュアがチイサクナ~ル!?」(2012年4月15日放送)でプリキュアシリーズ通算400回の放送を迎えた。

ストーリー[]

絵本が大好きな中学2年生の星空みゆきは、七色ヶ丘中学校へ転校初日、不思議な絵本から飛び出した妖精・キャンディと出会う。キャンディは絵本の国メルヘンランドからの使いで、世界をバッドエンドに変えようと企むバッドエンド王国からメルヘンランドを救うため、伝説の戦士プリキュアを探していたのだった。

そんな中、バッドエンド王国の幹部ウルフルンは悪の皇帝ピエーロを蘇らせるため、人々の心を絶望に落とし込みバッドエナジーを集め、さらに怪物アカンベェを召喚し暴れさせる。みゆきは人々の笑顔を守るべくプリキュアの力に覚醒し、キュアハッピーに変身しアカンベェと戦う。アカンベェを倒したことで幸せの力の源であるキュアデコルを取り戻し、これを集めることでメルヘンランドを救うことができるという。みゆきは日野あかね / キュアサニー、黄瀬やよい / キュアピース、緑川なお / キュアマーチ、青木れいか / キュアビューティの4人の仲間と共に、ウルフルンや同じく幹部であるアカオーニ、マジョリーナらバッドエンド王国へ立ち向かう。

デコルを全て集め終え、メルヘンランドの女王ロイヤルクイーンを目覚めさせようとするプリキュアの前に敵幹部のリーダー・ジョーカーが現れ、キャンディを連れ去りデコルも1つを残し奪っていった。プリキュア達はキャンディの兄・ポップと共にバッドエンド王国へ向かい、敵幹部との死闘の末にキャンディとデコルを取り戻す。そして新たに宿った「プリキュア・プリンセスフォーム」の力により、復活したピエーロを撃退する。

デコルを集めてもロイヤルクイーンは目覚めなかったが、それはプリンセスフォームをプリキュアに与えるのが精一杯であったためだという。新たなデコルを集めるため、そして消滅を免れたピエーロを完全復活させるべく再びバッドエナジーを集めようとするジョーカー達の野望を阻むため、プリキュア達の戦いは続いた。

やがてピエーロの核が地球に飛来し、キャンディがミラクルジュエルに変化したことをきっかけに、バッドエンド王国との最終決戦が始まった。幹部達との戦いが決着し、そして女王やキャンディの真実も明かされ、ついにプリキュア達は強大なピエーロと対決する。ミラクルジュエルの最後の力でピエーロを倒し、更地となった地球は元の平和な世界に戻り、メルヘンランドも救われた。だが、ミラクルジュエルの力を使い果たした事でキャンディとポップとの別れを迎えるのだった。

季節は過ぎて春、2度と会えないと思っていたキャンディがみゆき達の前に再び姿を現す。キャンディとの再会を果たしたみゆき達は、最高にウルトラハッピーで喜ぶのだった。そして、プリキュアの伝説はいつまでも永遠に…。

登場人物[]

プリキュア[]

5人とも「七色ヶ丘中学校」2年2組のクラスメイトである。

制服はネクタイの色が自身の髪色と同じであること以外は他の生徒と同じであり、各自の好みに合わせて着こなしている。私服はプリキュアのイメージカラーとほぼ同色の服を着用している。

星空 みゆき(ほしぞら みゆき) / キュアハッピー声 - 福圓美里本作品の主人公で、「七色ヶ丘中学校」に転校してきた14歳[9]。マゼンタ色の髪が特徴で、髪の両サイドを小さく纏め、リボンで留めている。一人称は「わたし」。4人を「ちゃん」付けで呼んでいる[注 2]。勉強をはじめ苦手なことが多いが、前向きで元気な性格。みんなをハッピーにするために全力を尽くしている。繊細で傷つきやすい一面もあるが、どんな苦境にあっても我慢をしている。物事に夢中になると時間を忘れることがある[注 3]。幼いころは内気な性格が原因で友人がいなかったが、「森の少女」との出会いをきっかけに人と関わる勇気と笑顔の大切さを学んでいる。絵本やおとぎ話が好き。初恋の相手はピーターパンで、愛読書は『シンデレラ』。バッドエンド王国との戦いを終えたあと、キャンディたちとの思い出を胸に、自作の絵本を描き始めている。口癖は「ウルトラハッピー」で、不機嫌になると「ハップップー」と言いながらむくれる。日野 あかね(ひの あかね) / キュアサニー声 - 田野アサミ大阪出身[注 4]の少女。前髪にヘアピンを付け、後ろ髪は一本に束ねている。学制服は、腰にオレンジのカーディガン(冬服のみ)を巻きつけている[10]。一人称は「ウチ」で、関西弁で話す。4人を呼び捨てで呼んでいる[注 5]。人一倍熱いこころの持ち主で、友人をバカにする者は許さない。みゆきの理解者であり、彼女が落ちこんだときは励ましている。常識人としての感性をもっており、周囲の的はずれな言動にツッコミを入れることも多いが、周りに流され自身が暴走することもある。お笑いが好きで、自身も人を笑わせるのが好きだが、調子に乗って話にオチを求めることがある。身体を動かすことを好み、部活はバレー部に所属し、エースアタッカーを目指して日夜練習に励む。苦手な教科は英語。実家はお好み焼き屋「あかね」を経営しており、自身もその腕前を生かして父・大悟の手伝いをしている。黄瀬 やよい(きせ やよい) / キュアピース声 - 金元寿子小柄な14歳の少女。エアリーヘアが特徴で、カチューシャを付けている。学制服の上に黄色のカーディガン(夏服ではベスト)を着こむ[10]。一人称は「わたし」。4人を「ちゃん」付けで呼んでいる。些細なことで感動したり傷ついたりする引っ込み思案だが、楽しいことや嬉しいことがあると人を巻き込んではしゃぐといった明るく無邪気な性格でもある。泣き虫だが強い好奇心を秘めており、一度交わした約束は守る芯の強さをもつ。スーパーヒーローに憧れている。絵や漫画を描くことが好きで実力もあるが、自分から他人に見せることは少ない。料理が得意で、苦手な教科は数学。スポーツも苦手だが、大玉転がしだけは得意。母子家庭であり、現在は母・千春とともにマンション暮らしをしている。緑川 なお(みどりかわ なお) / キュアマーチ声 - 井上麻里奈背が高い少女。緑色の髪が特徴で、後髪をリボンでまとめている。学制服の上に緑色のベストを着用する(冬服のみ)[10]。一人称は「あたし」。みゆきとやよいを「ちゃん」付け、あかねとれいかを呼び捨て[注 6]で呼んでいる。姉御肌でめんどう見がよく、爽やかなために女子からも人気がある。かわいい物が好きだったり、食欲旺盛な一面ももつ。正義感が強く、曲がったことは許さない性格。理不尽な物言いに対しては強く反論するなど度胸もあり、強い意志と行動力をもつ。スポーツが得意で、女子サッカー部に所属しており、1年生のころからレギュラーを務めている実力者。陸上部顔負けの俊足でもある。苦手なものへの恐怖心が強く、お化けや虫を見ると激しく狼狽する。苦手な教科は社会。6人兄弟(第42話から7人兄弟[注 7])の長女で第1子。兄弟の世話をしていることもあって、家事全般は得意。一方で、機械の操作は苦手。れいかとは幼なじみの関係で、彼女が悩んだり落ちこんだりした際には、真っ先に理解しては励ましている。青木 れいか(あおき れいか) / キュアビューティ声 - 西村ちなみ凛々しい少女。紺色のストレートヘアが特徴で、髪をヘアピンで留めている。学校では、制服の上に水色のトップスを着用している[10]。一人称は「わたし」もしくは「わたくし」で、敬語で話す。みゆき、あかね、やよいの3人を「さん」付けで呼び、なおを呼び捨てで呼んでいる。容姿端麗かつ頭脳明晰で、責任感が強く律儀なため生徒たちの憧れとなっている。上品に立ち居振る舞っているが、何か一言を言いながらも世話を焼いて見守ってくれる、心優しく頼れるお姉さん的存在でもあり、一度怒らせたら怖い。[注 8]プリキュアにならなくても怯まず、敵に対して毅然とした態度をとる。また、卑怯なやり方を嫌う。適応力と洞察力に長けており、物事を冷静に観察して適応する。その一方、古風な家庭環境育ちから浮世離れしており、天然ボケな一面もある。なおとは幼なじみの関係で、普段彼女が見せない部分などをよく知っている。学校では学級委員であり、生徒会の副会長(第37話より会長[注 9])を務めている。弓道部にも所属している。学業では学年トップの成績を維持している。青木家の座右の銘である「正しき道を行く」という言葉にアイデンティティーをもっており、しばしば「道」という単語を文字や言葉に表している。名前は漢字で「麗華」と書く。ファイベルの父声 - 茶風林巨大なネズミの男性。ファイベルのパパ。

メルヘンランド[]

おとぎ話のキャラクターたちが暮らしている国。既存の絵本のキャラクターを住人の妖精が各自で演じている世界で、役割はそれぞれの童話を反映している。

住民のほとんどが小柄な動物型の妖精であり、基本的に人間を見ただけでも怯えている。

ロイヤルクイーン声 - 島本須美メルヘンランドの女王。全身が金色に輝いている。体格は大きい。ピエーロによって力の源である「キュアデコル」を奪われるが、直前にピエーロを封印し、キャンディにプリキュアの捜索とキュアデコルの回収を託した。第22話でデコルが16個が集まったものの、プリキュアたちに新しい力を与えるのが限界であったため、復活は果たせなかった。しかし、テレパシーを通じての会話が可能となり、残るデコルの回収という使命をプリキュアに託した。実はすでにこの世には存在せず、最後の力を「ロイヤルクロック」に封じていた。次世代のクイーンとなるキャンディを守ったあと、すべての力を使い果たしたことで姿を消した。妖精[]キャンディ声 - 大谷育江メルヘンランドを救うために地球にやって来た妖精。黄色い渦巻き型の耳と尻尾をもつ[注 10]。一人称は「キャンディ」で、語尾に「クル」と付け、「キミ」が「ちみ」、「それ」が「そり」になるなど舌足らずな口調で話す。プリキュアを探して「キュアデコル」を集め、メルヘンランドの平和を取り戻す使命をもつ。しかし、プリキュアの能力やバッドエンド王国のことは知らされていないので、みゆき達に質問されると言葉を濁してごまかしてしまう。日頃はプリキュアのガイド役として強がってはいるものの、寂しがり屋かつ泣き虫で、兄のポップの前では甘えん坊になる。しかし、次第に勇気を身につけていき、キュアデコルを活用したりする。「プリキュアの秘密は隠さなくてはいけない」とみゆきたちに念を押しているも、自身の正体を隠すことを忘れることがしばしば[注 11]。また、動物扱いやぬいぐるみ扱いされることも否定している[注 12]。基本的にみゆきのバックに隠れていたり、ぬいぐるみのふりをしているなどの一般人の前では身を隠している。物語終盤にて彼女の正体は次世代のクイーンにしてロイヤルクイーンの娘である事実が判明する[注 13]。ピエーロとの戦いが終わったあと、自身の力を使い果たしたことでポップ共々人間界に居られなくなり、涙ながらメルヘンランドに帰郷する。そのあと、「星にたくさんお願いした」ことで人間界に来られるようになり、再会したみゆきたちと再び暮らすようになる[注 14]。ロイヤルキャンディ最後の「キュアデコル」の力で急成長をとげ、「ミラクルジュエル」の状態から目覚めた姿。胸には姿を変えたミラクルジュエルが付いている。人間に酷似した容姿となっているが、口調は変わっていない[注 15]。空中浮遊ができるほか、ピエーロの攻撃を一時的に防ぐことができるバリアを張ることが可能。絶望に飲みこまれたプリキュアを助けることに成功したほか、プリキュアたちとともにピエーロに最後の一撃を加える際も同行している。ポップ声 - 阪口大助キャンディの兄。キツネのような尻尾とライオンのような鬣をもち、右目が前髪で隠れている。一人称は「拙者」で、語尾は「でござる」。「かわいい」と言われると激昂する反面、「かっこいい」と言われると恥ずかしがる。メルヘンランドで任務を与えられているために人間界には常駐できないが、電話デコルを「デコルデコール」にセットして通信している。妹のキャンディが心配で、「いつも笑顔でいてほしい」と願っている。「お別れするときは笑顔」という約束をキャンディと交えている。キャンディとは違い、プリキュアの出自に繋がる情報などに精通している。「変化の術」でさまざまな姿に変身することが可能[注 16]。また、自分の毛を使用して、他人を変身させることもできる。人間界を訪れる際は絵本に変化しており、よくみゆきの顔面でキャッチされている。また、キャンディと同様一般人の前では身を隠している[注 17]。最終決戦時にもみゆきたちの前にあらわれて、彼女たちのサポートをした。すべてが終わると、キャンディと同様強制的にメルヘンランドへと帰ることになった。TVではサブキャラクターだが[注 18]、『プリキュアオールスターズ』の歴代妖精には含まれており[注 19]、オールスターズ映画で登場した際はメインキャラクターとして登場している[注 20]

バッドエンド王国[]

皇帝ピエーロを筆頭に、さまざまな「おとぎ話」の悪役たちが集まっている国。世界を最悪の結末「バッドエンド」に導くことを目的に暗躍する。

その昔にメルヘンランドを襲撃したが、痛みわけで終わり、今度は地球に狙いを定めている。

メンバーは「闇の絵本」を持参し、本の白紙のページに「闇の黒い絵の具」で塗り潰すことで「バッドエンド空間」を発動させ、人々の負のエネルギー「バッドエナジー」を集めて、封印されたピエーロの復活を目指す。また、「アカンベェ」を使役してプリキュアの打倒も兼務する。

第24話以降はピエーロの完全復活を目指し、ジョーカーが依頼した「ミラクルジュエル」の捜索にも乗りだす。

上層部[]ピエーロ声 - 玄田哲章バッドエンド王国の皇帝。正体は人々が抱く憎しみ、怒り、悲しみ、孤独といった負の感情から生まれた怨念そのものであり、「絶望の物語」を自称している。絶望の力(バッドエナジー)が源であり、すべてをバッドエンド(怠惰な世界)に導くことが目的。かつて、メルヘンランドを襲撃してロイヤルクイーンを封印し、彼女の力の源である「キュアデコル」を奪い、アカンベェの元となるアイテムに変える。しかし、ロイヤルクイーンの抵抗で封印されたことで、配下に自身の復活を託した。第23話にて不完全ながら復活をはたすが、プリンセスフォームとなったプリキュアたちの必殺技「プリキュア・レインボーバースト」をうけて、核を残し消滅する。続く第24話ではジョーカーに核を回収され、改めて真の完全復活を待つことになる。第45話ではバットエナジーを吸収し続けたことで核が巨大化し、地球に飛来する。そして、地球から搾り取った最後のバッドエナジーを取り込み、最後にジョーカーを吸収して完全復活する。第47話ではプリキュアたちの前に姿をあらわして「絶望の巨人」を生み出し、全世界を絶望に染めようとする。そして、プリキュアたちをも絶望させるが、キャンディの力に阻まれたことで猛反撃をうける。だが、絶望の巨人のバッドエナジーを吸収して地球すらも覆う巨大なブラックホールのような姿に変化し、地球を半壊させたうえにプリキュアたちの変身を解くほどの圧倒的な力を見せ、真の絶望を知らしめる。最終的には、ミラクルジュエルの力で復活したプリキュアたちとロイヤルキャンディの必殺技「プリキュア・ミラクルレインボーバースト」にバッドエナジー砲で対抗するが敗北し、巨大化したウルトラハッピーに抱かれる形で完全に消滅した。不完全体[注 21]第23話で「バッドエナジーメモリー」が「22」になったことで復活した姿。巨大で太めのピエロのような姿をしており、頭部には紫色の炎が燃えている。口から星を破壊するほどの威力をもつバッドエナジーの光線「バットエナジー砲」を放って攻撃し、「プリキュア・レインボーヒーリング」すら通用しないほどの強さをもつ。完全体第47話で「バッドエナジーメモリー」が「99」まで達し、地球すべての「バッドエナジー」とジョーカーを取り込んで復活した姿。不完全体に比べて等身大で細身になり、赤い鼻はなくなっており、黒い翼の生えた悪魔のような姿に変化している。世界を絶望で包み込むほどに強化され、手から破壊光線を出す。また、空中に浮かんだり、高速移動も可能になる。最終形態第48話で宇宙すべての「バッドエナジー」を吸収した姿。地球を覆うほどの巨大なブラックホールのような姿で、中心に禍々しい赤く光る眼と口がある。また、中心から巨大な掌を出現させることも可能。「プリキュア・ウルトラロイヤルレインボーバースト」を弾き返すほどの最強をもつ。ジョーカー声 - 三ツ矢雄二ピエーロの直属の配下で、三幹部を束ねるリーダー[11]。道化師のような服装と仮面をつけている。バッドエンド空間を発動すると、暗黒の闇に包まれた背景になる。飄々とした性格で常におどけた態度を取るが、怒ると目が赤くなって言動も荒くなる。ピエーロに強い忠誠心をもち、ピエーロ復活のためなら手段を選ばない。三幹部には慇懃無礼に接しているが、助言を与えたり、次々と強力なアカンベェの素を与えたりするなど、上手くサポートしている。夢、希望、奇跡をこの世から完全に抹消させるため、どんな願いもかなえると言われる「ミラクルジュエル」を探して破壊することを目論む。出撃回数は少ないが、プリキュア全員を圧倒する実力をもち、精神攻撃を得意とする。戦闘ではカードを攻防に利用し、プリキュアの技を吸収して反撃するほか、剣を駆使する。また、3色の髪の先端の球体からアカンベェを生み出すことが可能。第21話、第22話ではキャンディを誘拐し、プリキュア達に絶望を与えることでバッドエナジーを収集してピエーロに献上する。第23話で自身に一矢報いたキュアビューティに興味をもち、彼女をプリキュアの頭脳と判断している。第45話では三幹部に最終勧告をした後、全世界の人々のバッドエナジーを搾り取り、プリキュア打倒のため「バッドエンドプリキュア」を誕生させる。そして、地球すべてのバットエナジーをピエーロに献上して地球を更地の世界にする。結果としてバッドエンドプリキュアが倒されたことで追いつめられるが、最期にはピエーロの一部となり、高笑いをして消えていった。三幹部[]

ピエーロに忠誠を誓うウルフルン、アカオーニ、マジョリーナからなる3人の幹部[注 22]。互いにライバル視し合う関係だが、共同戦線や遊びなどに興じたりもする。また、マジョリーナ以外は人間の姿からかけ離れているため、人間の施設に出入りできない描写もある[12]

元々はメルヘンランドの妖精であったが、絵本の世界で悪者として虐げられており、そこをジョーカーに誘われて「バッドエンド王国」の一員となった経緯をもつ。

第45話ではジョーカーからの最後通告をうけ、命を捨てる覚悟でプリキュアに戦いを挑む。しかし、自分たちの経緯を知ったプリキュアたちの優しい心に触れたことで浄化される。そして、本来の妖精の姿に戻ってメルヘンランドへと帰還した。

ウルフルン声 - 志村知幸銀髪を生やした狼男タイプの獸人[注 23]。青色のパンクロッカーのような衣装を身にまとっている。「ウルッフッフ」という独特な笑い方をする。バッドエンド空間を発動すると、満月の夜空になる。人々の笑顔や夢を馬鹿にして嫌悪しており、気に入らない相手を「食ってやる」と脅すなど、乱暴かつ粗暴な性格。一方で、食欲が旺盛なために腹を空かして人間界を放浪することもある。戦闘時は、鋭い爪と素早い脚を駆使しながら猛スピードで攻撃し、本気をだすと目が赤く光りだして狂暴化する。また、「黒っ鼻」の最強の力をえると髪の毛が青色に変化して、体が一回り大きくなり、スピードや攻撃力が上がる。第23話でキュアサニーに敗れたことを根にもち、彼女に対しては打倒心が強い。しかし、初めて戦ったプリキュアであるキュアハッピーに対してはそれ以上の敵意と憎悪を抱いており、失敗続きでアジトにも戻れなくなった際には「人生を狂わせた原因」としている。ウルルン声 - 志村知幸ウルフルンの本来の姿と名。水色の体色の子犬のような姿をしている。アカオーニ声 - 岩崎ひろし赤鬼の姿をした巨漢[注 24]。トラ模様の衣服を身にまとっている。語尾に「オニ」とつけて話す。バッドエンド空間を発動すると、夕焼け空になる。人間の「きずな」を否定しており、「弱虫」や「泣き虫」な性格をした相手を見下すなど、凶暴かつ非情な性格。一方で、勉強や頭を使うのは苦手であり、難しい話を聞かされて混乱したり、自分の都合の良いように物事を解釈する一面がある。テレビをよく視聴しており、それが原因で人間界の文化に興味をもつことが多い。怪力が自慢で、自作の金棒を振るうことで突風を起こすことも可能。本気をだすと、上半身の服を破り飛ばすほどに巨大化する。また、「黒っ鼻」の最強の力をえると角や体が肥大化し、怪力が強化される。気弱な性格をしたキュアピースを「泣き虫」と蔑視しており、ことあるごとに彼女を精神的に追い詰めている。オニニン声 - 岩崎ひろしアカオーニの本来の姿と名。虎柄のパンツを着用し、尻尾の生えた子鬼のようになっている。マジョリーナ声 - 冨永みーな魔女の服装をした小柄な老婆[注 25]。語尾に「だわさ」とつけて話す。バッドエンド空間を発動すると、クモの巣に張り巡らされた緑色の背景になる。努力や善意を嫌悪し、罵倒する陰湿な性格。三幹部の中では頭脳派だが、間の抜けた面も少なからずある。「納豆餃子飴」が好物[注 26]。「空飛ぶホウキ」や「水晶玉」などの魔法道具を所持し、アジトにある釜でさまざまな発明をしているが、同僚のミスが原因で発明品を紛失して、プリキュアたちに渡ることが多い。また、発明品のネーミングのセンスに疎い。「マジョリーナタイム」と称する若返りの能力があり、その際はグラマラスな美女になって口調や声色も変化し、身体能力も向上して分身能力や破壊弾での攻撃が可能になるが、短時間しか変身を維持できない。さらに「黒っ鼻」の最強の力をえると肌が薄緑色に変化し、無数の分身や破壊光線を出したり、キャンディの幻を生みだすなど、魔力が上がる。自身とは正反対の直球的なキュアマーチが苦手で、彼女の努力や家族愛などを目障りと感じている。マジョリン声 - 冨永みーなマジョリーナの本来の姿と名。フードをまとった小動物のような姿をしている。バッドエンドプリキュア[]

第45話、第46話に登場。ジョーカーが最後の「デコル」と三幹部から抜け出た「醜い心」を混ぜ合わせて誕生した悪のプリキュア。

自分だけの幸せを望み、他人の不幸を望む性格。なにもかもプリキュアとは正反対で、ジョーカーからは「戦闘マシーン」と呼ばれている。また、必殺技は暗い色に統一されている。

『スマイルプリキュア!コンプリートファンブック』において、担当声優が明かされている。

バッドエンドハッピー声 - 福圓美里キュアハッピーのコピー戦士。大量の岩石が空中を舞う空間が戦闘フィールド。自身だけが幸せであれば良いという思考をもち、他人の不幸を喜び、世界中を不幸で満たしたいと言い放つ。必殺技は、キュアハッピーと同じようなエネルギーを放つ「バッドエンドシャワー」。指をハート型にして放つ破壊ビームを連射したりもする。キュアハッピーを不幸と絶望に陥れて始末しようとするが、未来を信じて前に進む彼女の「ハッピーシャワー・シャイニング」のパワーに圧されて消滅した。バッドエンドサニー声 - 田野アサミキュアサニーのコピー戦士。炎が地平線に揺らめく空間が戦闘フィールド。「すべてを焼き尽くす太陽」と自称し、太陽は1つでいいという思考のもとにキュアサニーを襲う。また、友だちを必要ないものと考えている。関西弁で話すが、当初の台本では関西弁ではなく標準語だった[13]。必殺技は炎で突撃する「バッドエンドファイヤー」。また、足先から炎を噴射させて高速移動する能力ももつ。「太陽はみんなを照らすもの」と語るキュアサニーの反撃をうけ、「サニーファイヤー・バーニング」で消滅する。バッドエンドピース声 - 金元寿子キュアピースのコピー戦士。ラフレシアを中心に無数の不気味な花が咲く空間が戦闘フィールド。キュアピースの優しさを「キレイごと」と馬鹿にし、ウソ泣きやだまし討ちを平然と行う性格。必殺技はエネルギーを相手に落とす「バッドエンドサンダー」。また、雷撃の連射も得意とする。キュアピースを馬鹿にして追いつめるが、「平和」を願う彼女の「ピースサンダー・ハリケーン」に敗れて消滅した。バッドエンドマーチ声 - 井上麻里奈キュアマーチのコピー戦士。雲の上に巨大な植物が弧を描く空間が戦闘フィールド。邪魔者は踏みにじり、強い者が弱い者を痛めつけることを「直球勝負」だと豪語する凶悪な性格。また、戦いの最中によそ見すら許さない戦闘狂。必殺技は、巨大な球体エネルギーを相手にぶつける「バッドエンドシュート」。また、キュアマーチを上まわるスピードと脚技を得意とする。キュアマーチに負けを認めるよう強要するも、絶対に諦めない覚悟を決めた彼女に自身の「バッドエンドシュート」を「マーチシュート・インパクト」で蹴り返されて消滅した。バッドエンドビューティ声 - 西村ちなみキュアビューティのコピー戦士。鋭い氷の柱が並びたつ月下の空間が戦闘フィールド。「美しさ」を正義とし、醜い者や見苦しい者は存在する価値すらないと語る冷酷な性格。キュアビューティに対して「ビューティ」を名乗る資格はないと言い放ち、攻撃してくる。必殺技は、結晶を空中に複数出現させ攻撃する「バッドエンドブリザード」。また、氷の剣を武器にして戦う。本当の「美しき心」をもつキュアビューティには敵わず、「ビューティーブリザード・アロー」で射抜かれて消滅した。怪物[]アカンベェ声 - 佐々木啓夫「出でよ!アカンベェ!」という呼びかけとともに、幹部が「赤っ鼻」などの球体を掲げ、それが対象物を取り込む形で召喚される怪物。媒体となる物体にピエロのような顔と手足がついており、素体となる球体は召喚された個体の鼻となる。基本的に言葉は「アカンベェ」と話す。個体によっては言葉を話すことも可能である[14]。一度に複数召還することも可能で、第17話では「赤っ鼻」と「青っ鼻」の2体が同時召喚され、第35話では「黒っ鼻」の個体が2体同時に登場した。基本的には巨大な体だが、虫程度の小さなものが生まれることもある[15]。戦闘能力は召喚者のコンディションにも左右されることもある[注 27]。赤っ鼻(あかっぱな)ピエーロが封印される直前に、三幹部に渡した赤い球体。ピエーロがロイヤルクイーンから奪ったキュアデコルを「呪いの赤い絵の具」で変化させたもの。浄化されるとキュアデコルが呪いの赤い絵の具を弾いて出現する。青っ鼻(あおっぱな)第12話より登場。ジョーカーが三幹部に渡した青い球体。キュアデコルから作った物ではない。発する言葉は「アッカンベ」で、イントネーションも赤っ鼻とは異なる。これで生み出したアカンベェは、「赤っ鼻」で生み出した個体に比べ力が弱くなるが、「プリキュア・レインボーヒーリング」以外のプリキュアの浄化の力が通用しない。黄色っ鼻(きいろっぱな)第23話より登場。ジョーカーが15個のデコルが納められたデコルデコールを変化させ、自動的に召喚したもの。ジョーカーの髪についている黄色い玉で召喚するタイプもある。プリキュアを圧倒する戦闘力をもつが、プリキュアの単独技でも浄化できる。緑色の鼻(みどりいろのはな)第29話より登場。マジョリーナが作った「ゲームニスイコマレール」の世界で複数体登場した。正式な名前は不明。スーパーアカンベェ声 - 佐々木啓夫デカっ鼻(でかっぱな)第24話より登場。2つの「赤っ鼻」を合わせて作った球体。これを使用すると、「スーパーアカンベェ」が生まれ、発する言葉も「スーパーあかんべぇ!」[注 28]「スーパー!」に変わる。デカッ鼻を2個用いた個体も存在する。プリキュアの単体の技が通用しないほどに強化する反面、幹部の命令に従わなくなり、場合によっては幹部自身も攻撃に巻き込まれる。元が2つの赤っ鼻なので、浄化されるとデコルが2つ出てくる。ハイパーアカンベェ声 - 佐々木啓夫黒っ鼻(くろっぱな)第31話より登場。アカンベェを召喚するアイテムに「闇の黒い絵の具」を塗った黒い球体[注 29]。これを使用すると、「ハイパーアカンベェ」が生まれ、発する言葉も「ハイパーあかんべぇ!」[注 28]「ハイパー!」に変わる。ジョーカーによれば、黒っ鼻を超えるものは存在しないとされる。プリキュアの必殺技「プリキュア・ロイヤルレインボーバースト」しか通用しない[注 30]が、反動で召喚者の身体に負荷がかかるデメリットがあり、その強大な力と代償に召喚者の命を削る。基本的に召喚者がハイパーアカンベェに食べられるような形で融合し、召喚者の動きに合わせて動く。アカンベェの発する言葉とは別に幹部が話すことも可能。また、ジョーカーは三幹部と異なり、融合する際に自分が食べるようにし、自身がパワーアップする形でハイパーアカンベェを自らの体に武装することも可能。三幹部が召喚するタイプは赤っ鼻を塗りつぶしたものであるため、浄化するとデコルが1個出てくる。ウルフルンと合体するとオオカミの耳が生え、アカオーニと合体すると鬼の角が生え、マジョリーナと合体すると鼻がとがる。ジョーカーの召還した個体は、目がジョーカーに似る。アカンベェの召喚以外にも、幹部をパワーアップさせることも可能。姿を大きく変え、プリキュアを圧倒するほどの力を発揮できるが、最終的には自我を失った怪物と化す危険性も含まれている。絶望の巨人声 - 佐々木啓夫第46話、第47話に登場。ピエーロの復活と同時に出現した、「バッドエナジー」で構成されている巨大な黒い怪物たち。世界をバッドエンドにする力をもち、過去にメルヘンランドをバッドエンドに染めた存在。最後はピエーロに吸収された。ピエーロモンスター、ピエーロ軍団[16]第47話に登場。ピエーロが「バッドエナジー」から生み出した魔獣たち。人型、動物型、虫型の姿を模したものが多数出現し、倒しても無尽蔵に復活をする。最後はピエーロに吸収された。

七色ヶ丘市の人々[]

他の一般人やゲストキャラクターを含み、「バッドエンド空間」で無気力に陥っており、戦闘中の目撃はほとんどしていない。同時にみゆき達がプリキュアである事とキャンディやポップの存在も最後まで知っていない[注 31]

星空家[]星空 博司(ほしぞら ひろし)声 - 関俊彦[注 32]みゆきの父親。星空 育代(ほしぞら いくよ)声 - 國府田マリ子[注 33]みゆきの母親。娘のキモチをくみ取り、温かく見守る大らかな性格のもち主。星空 タエ(ほしぞら たえ)声 - 松尾佳子みゆきの祖母。自然を大切に思っており、普段は田舎で農業を営んでいる。第27話ではウルフルンにバットエンド空間を発動されるが、無気力にならなかった。第48話(最終回)にて、七色ヶ丘市のみゆきの家を訪れている。日野家[]

あかね同様、全員関西弁でしゃべる。

日野 大悟(ひの だいご)声 - てらそままさきあかねの父親で、お好み焼き店を経営している。第10話と第25話ではぎっくり腰を患ってしまい、あかねが代理店長を務めた。日野 正子(ひの まさこ)声 - 雪野五月あかねの母親。日野 げんき(ひの げんき)声 - 白石涼子あかねの1つ下の弟で、中学1年生。バスケットボール部に所属している。生意気な性格で、あかねをよくからかっている。黄瀬家[]黄瀬 勇一(きせ ゆういち)声 - 阪口周平やよいの父親であり、彼女の名付け親。やよいが5歳の時に病気で亡くなっている。黄瀬 千春(きせ ちはる)声 - 氷上恭子やよいの母親。夫が亡くなってから、娘と2人で暮らしている。職業は子供服のファッションデザイナー。緑川家[]緑川 源次(みどりかわ げんじ)声 - 神奈延年なおの父親。職業は大工。緑川 とも子(みどりかわ ともこ)声 - 高橋里枝なおの母親。緑川 けいた(みどりかわ けいた)声 - 寺崎裕香[注 34]緑川家の長男で第2子。第42話で彼が生まれた時の回想があった。なおのことを「なお姉」と呼ぶ。第42話ではゆい以外の妹弟達と共になお達がプリキュアである事を知ってしまうが、「よく覚えて無いけど、なお姉が戦ってた」と夢を見ているだけだった。『プリキュアまんがえほん』では『ハピネスチャージプリキュア!』のナマケルダにサイアークにされてしまう[注 35]。緑川 はる(みどりかわ はる)声 - 赤﨑千夏緑川家の次女で第3子。緑川 ひな(みどりかわ ひな)声 - 藤井ゆきよ緑川家の三女で第4子。髪型はツインテール。第42話ではゆうたと共にマジョリーナに捕らわれてしまう。緑川 ゆうた(みどりかわ ゆうた)声 - 中上育実緑川家の次男で第5子。上述通り、第42話ではマジョリーナに捕らわれる。緑川 こうた(みどりかわ こうた)声 - 疋田涼子緑川家の三男で第6子。緑川 ゆい(みどりかわ ゆい)声 - テンプレート:要出典範囲緑川家の末っ子(四女)で第7子。第42話の最後で誕生し、以降のエピソードや『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』にもモブとして登場する。青木家[]青木 曾太郎(あおき そうたろう)声 - 西村知道れいかの祖父であり、彼女のよき相談相手。書道を嗜んでいる。父(本名不明)れいかの父。第26話と第45話にて1カットシーンのみ登場している。職業は日本画家[注 36]。青木 静子(あおき しずこ)声 - 篠原恵美れいかの母親。家では常に着物を着ている。青木 淳之介(あおき じゅんのすけ)声 - 吉開清人れいかの兄。毎朝れいかとともにランニングをしている。七色ヶ丘中学校[]教師[]佐々木 なみえ(ささき なみえ)声 - 小野涼子七色ヶ丘中学校2年2組担任。担当教科は英語。堀毛(ほりけ)声 - 神田みか七色ヶ丘中学校の女性教師。担当教科は社会科。2年2組[]豊島 ひでかず(とよしま ひでかず)声 - 皆川純子ギターが大好きな少年。第34話では大切なギターをハイパーアカンベェにされたが、プリキュアの活躍で元に戻る。野川 けんじ(のがわ けんじ)声 - 飯田利信長身痩躯の少年。豊島のバンド仲間で、ベースを担当。宗本 しんや(むねもと しんや)声 - 長門三照肥満体の少年。豊島のバンド仲間で、ドラムを担当。木村 さとし(きむら さとし)声 - 白川周作眼鏡をかけた小柄な少年。豊島のバンド仲間で、キーボードを担当。井上 せいじ(いのうえ せいじ)声 - 樋口智透軽い感じの少年。北原 ともふみ(きたはら ともふみ)声 - 吉開清人眼鏡をかけた少年。れいかと同じく学級委員。岡田 まゆ(おかだ まゆ)声 - 赤﨑千夏ヘアバンドをつけたウェーブヘアの少女。きよみやひろこと仲良し。尾ノ後 きよみ(おのうしろ きよみ)声 - 津田美波小柄なツインテールの少女。あかねと同じくバレーボール部に所属。柏本 まゆか(かしもと まゆか)声 - 藤井ゆきよお下げ髪の少女。金本 ひろこ(かねもと ひろこ)声 - 合田絵利額を露出したショートヘアの少女。木角 まゆみ(きかど まゆみ)声 - 赤﨑千夏ベリーショートヘアの少女。あみと仲良し。藤川 あみ(ふじかわ あみ)声 - 中上育実眼鏡をかけた肥満気味の少女。本田 あや(ほんだ あや)声 - 中上育実セミロングヘアをお下げにした少女。その他の生徒[]蘇我 竜也(そが たつや)[注 37]声 - 高口公介第3話に登場。七色ヶ丘中学校の美術部長。コンクールで入選した経験をもつ。だが、自分の後輩たちがやよいの作品を貶しているのをたしなめないなど性格に難がある。入江(いりえ)声 - 樋口智透七色ヶ丘中学校の生徒会の会長。女生徒からの人気が高い。第4話から序盤のエピソードに登場する。寺田 るな(てらだ るな)声 - 赤﨑千夏七色ヶ丘中学校の生徒会の会計係。ウェーブセミロングヘアの少女。第5話から登場し、れいかの生徒会絡みのシーンで姿を見せる。

ゲストキャラクター[]

松原(まつばら)巡査[注 38]声 - 白川周作七色ヶ丘市の交番に勤務していて、マジョリーナが発明品を紛失する度に相談される。当初はマジョリーナの事を「お婆ちゃん」と呼んでいたが、彼女の事が気になったためか、のちに「マジョさん」と呼ぶようになる。しかし、マジョリーナの正体が人間でない事には気づいていない。FUJIWARA声 - FUJIWARA(藤本敏史、原西孝幸)第17話に登場。あかねが大ファンのお笑いコンビで、お笑いコンテストの特別ゲストとして登場。お笑いネタを披露しようとした際にマジョリーナの妨害を受け、そのままバッドエンド空間で無気力状態になってしまうが、持ち前の芸人魂で無気力状態を自力で打ち破る。その際にキャンディからプリキュアではないかと疑われ、原西は「キュアゴリラ」の変身を披露し、以降持ちギャグとしている様子[注 39]。深澤(ふかざわ)監督[注 40]声 - 高木渉第33話に登場。京都の東映太秦映画村で『妖怪オールスターズDX』という映画の撮影をしていた。みゆき達は映画撮影に参加するが、調子に乗ったポップにおいしいところを持っていかれてしまう[注 41]。タケル声 - 田村睦心第35話に登場。やよいが大ファンのアニメ『鉄人戦士ロボッター』[注 42]の主人公。ロボッター声 - 星野貴紀第35話に登場。やよいが大ファンのアニメ『鉄人戦士ロボッター』[注 42]の主役ロボット。デザインは第35話で原画に参加した大張正己によるもの。大張のラフでは劇中未使用の武器なども描かれている。ブライアン・テイラー声 - 柿原徹也第36話に登場。イギリスから来た留学生。あかねと親しくなり、帰国後も文通している。スマイルちゃん[注 43]声 - 今井由香第44話に登場。みゆきが幼少期に、タエとともに暮らしていたころに、森の中で出会った不思議な女の子。みゆきの初めての友だちであり、内向的だった彼女を変えるきっかけとなった存在。みゆきが地元の子供たちと仲よくなってからは、二度と姿をみせなくなった。なお、彼女の姿はみゆきにしか見えていなかった模様。

プリキュアの設定[]

本作品におけるプリキュアはメルヘンランドに伝わる伝説の5人の戦士である。変身前より髪色が鮮やかになりヘアスタイルも変わる。全員白い羽の髪飾りをつけており、キュアマーチ以外の4人は頭頂部に、キュアマーチは額に白いティアラもつけている。また白いイヤリングもつけているが、キュアサニーのみ耳の上部につけている。更に、コスチュームには全員肩に白いフリルの飾りがついている。その他の詳細は各プリキュアの項目を参照。

それぞれに力の属性が明確に設定されており、お互いがそれぞれの属性や必殺技などの個性で助け合いながらチームとしてパワーを発揮させていく[4]。変身や必殺技の使用は各自が単独で行い、変身すると身体能力が飛躍的に増大し自らが驚くほど跳躍力やパワーなどが格段に上昇する[17]。ただし、マジョリーナの発明品で幼児化した時は、変身状態でもまともに戦えなかった。

プリキュアの予備知識はキャンディが持つ「伝説のプリキュアの絵本」に書かれているが、覚醒のための条件などについてはキャンディも詳細を把握していなかった。

「プリキュア、スマイルチャージ!」の掛け声で、リボンの形をしたキュアデコルをスマイルパクトの下の位置に填めて、光のパフを使って変身する。全員が揃った際に「5つの光が導く未来! 輝け!スマイルプリキュア!」という掛け声とともに揃ってポーズをとる。歴代のプリキュアの例に漏れず、個人の名乗りは本人の意思とは関係なく口走っているが、集団の名乗りと「スマイルプリキュア」という集団名はみゆきが考案した。資格者以外がパクトを使用しても変身することは出来ず、みゆきと身体が入れ替わったキャンディは変身が出来なかった。

第5話で全員が覚醒し、全員揃った時の立ち位置は向かって左からビューティ・ピース・ハッピー・サニー・マーチの順に立つ。

必殺技はスマイルパクトに気合のエネルギーを注ぎ込むことで発動するが、使用者に多大な疲労をもたらすため、一度の変身で基本的には一発しか放つことが出来ない。そのため、しっかり狙いを定めないと攻撃が外れてしまったり、気合が中途半端だと放っても敵に届かないうちに攻撃が消失するなど無駄に体力を消費することもある[18]。話が進むごとに、気合を貯める場面が省略される場合も見られ、一度の変身で二発以上放つこともできるようになった。また、必殺技は本来キュアデコルを浄化させるための攻撃技であるが、浄化にとどまらない形で利用されることもある。

プリキュアが戦闘中、みゆき達の家族を始めとする七色ヶ丘市の人々とその他の一般人はバッドエンド空間の効果で無気力状態に陥っているため、目撃者はほとんどいない[注 44]。戦闘終了後、無気力となった一般人は元の状態に戻り[注 45]、周囲の被害は何事もなかったように修復される[注 46]。ただし、一部戻らないものも存在する。

プリキュアの正体は秘密にすべしとされているが、みゆきの言動からあっさり見破られ、あかねに突っ込まれる[19]。他にも関係のない人達に正体を知られたり、自分の正体を隠す事が忘れがちのキャンディなども存在するため、みゆき達は一般人に対して自らがプリキュアである事とキャンディ達の存在は原則的に知られないように行動している[注 47]

なお、コスチュームのデザインは全員腹部を露出していないタイプである。これは『ふたりはプリキュア Splash Star』以来6年ぶりで、プリキュアに限れば『Yes!プリキュア5GoGo![注 48]以来4年ぶり[注 49]

キュアハッピー[]

星空みゆきが聖なる光の力を持つプリキュアとして変身した姿。イメージカラーはピンク色で、変身時の名乗りは「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」。

暗いマゼンタ色のコロネのような髪型から、鮮やかなマゼンタ色の短い三つ編みから背後に向けて伸びた長い毛の束を垂らした髪型になる。コスチュームの基本カラーはピンクで[20]、背中には燕尾服のような装飾がついている。変身の際はスマイルパクトのパフを輝かせて体にタッチしながら、まばゆい光と共にコスチュームを纏う。

第1話でウルフルンに襲われていたキャンディを守りたいという思いから最初のプリキュアへと覚醒する。パクトに気合を込める時は「気合だ!」と叫ぶなどして自分を鼓舞することがよく見られる。

第8話ではマジョリーナの発明品「イレカワール」でみゆきとキャンディの身体が入れ替わったため、みゆきはやむを得ずキャンディの身体のままで変身する。名前はキュアキャンディとなり、耳を器用に使った戦いを繰り広げる。変身時の名乗りは「クルクルきらめく未来の光!キュアキャンディ!」。

第35話ではマジョリーナの発明品「ロボニナール」の暴発で巨大ロボット「ハッピーロボ」[注 50]に変化し、操縦席に4人のプリキュアを乗せて戦った[注 51]

必殺技プリキュア・ハッピーシャワー両手で大きくハートを描いた後、手をハートの形に組んで光波を放ち、敵に直撃させて浄化する。プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング巨大なハートを描き、広範囲に拡大した光波を放つ攻撃。光波を拡散させて広範囲を攻撃することも可能。

キュアサニー[]

日野あかねが炎の力を持つプリキュアとして変身した姿で、プリキュアシリーズ初の「関西弁を喋るプリキュア」でもある。イメージカラーはオレンジ色もしくは赤色で、変身時の名乗りは「太陽サンサン 熱血パワー! キュアサニー!」。

後ろで小さく束ねた赤い髪から、鮮やかなオレンジ色の髪を丸く上へまとめ上げた髪型になる。コスチュームの基本カラーはオレンジで[20]、アームバンドとブーツの丈が長く、コスチュームの背中に薄い色の布飾りがついている。変身の際はスマイルパクトのパフを指を鳴らして着火させ、胸に当てると同時に発生させた爆炎と共にコスチュームを纏う。

第2話でキュアハッピーにが懸命にアカンベェと戦うのを目の当たりにし、正体がみゆきだと知ると「自分も笑顔を守りたい」という気持ちが湧き上がり、それがきっかけとなって2人目のプリキュアに覚醒、戦いに加勢する。炎を纏って戦うことができる。

必殺技プリキュア・サニーファイヤー炎の力をバレーボール状に凝縮して中空に出現させた後、アタックの要領で敵に撃ち込んで浄化する。技自体は炎であるため水中では鎮火される。プリキュア・サニーファイヤーバーニング身体に纏った強大な炎のエネルギーで巨大な炎の球を生成して敵を攻撃する。

キュアピース[]

黄瀬やよいが雷の力を持つプリキュアとして変身した姿。イメージカラーは黄色で、変身時の名乗りは「ピカピカぴかりん じゃんけんポン♪ キュアピース!」[注 52]

髪は頭頂部で結い上げられ、後部で扇のように広がっている。髪色は変身前よりも淡い金髪になる。コスチュームの基本カラーはイエローで[20]、背中には二股に分かれた燕尾服のような飾りがついている。変身の際はスマイルパクトのパフを手拍子のように5回打ち鳴らし、一回転しながら弾ける光と共にコスチュームを纏う。変身の最後には、「ぴかりんじゃんけん」なる、じゃんけんをしながら決めポーズをとる。ちなみに、決めポーズは「グー」「チョキ」「パー」の3種類あり、毎回ランダムに変わっている。決めポーズが複数あるのはメンバー唯一である。

第3話で自分の努力を信じ、励ましてくれたみゆきとあかねを守りたいという気持ちを勇気に変えたことで3人目のプリキュアへと覚醒する。変身したばかりの頃は生来の臆病さから実戦で逃げ腰になりがちであった。自分の身に危険が迫ったときの反射行動として敵に雷を落とせるほか、自分の意思で行使することも出来る。

必殺技プリキュア・ピースサンダーピースサインした右手を天に掲げ、思わず自身も驚く程の雷光を集め、両手のピースサインから黄色い轟雷を敵に向けて放ち浄化する。水中で使用すると味方も巻き込んでしまうこともある。ちなみに、雷光を放つ直前の顔は当初「涙を浮かべた顔」のみだったが、後から「雷光に堪える顔」が追加された。前述の決めポーズ同様、これもメンバー唯一である。プリキュア・ピースサンダーハリケーンプリキュア・ピースサンダーよりも強大な雷のエネルギーを放つ攻撃。

キュアマーチ[]

緑川なおが風の力を持つプリキュアとして変身した姿。イメージカラーは緑色[注 53]で、変身時の名乗りは「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」。

髪は暗い緑色から鮮やかなグリーンに変わり、髪型も普通のポニーテールから、ツインテールとポニーテールの合わさった、トリプルテールとなっている[21]。コスチュームの基本カラーはグリーンで[20]、構造はサニーと似ており、背中に薄い色の布飾りがついている。他の4人とは異なり、頭部にはヘアバンドをつけており、ブーツの布飾りが長めである。変身の際はスマイルパクトのパフで前方に三角形を描き、そこから溢れた光で全身を包み、風で解かれるようにコスチュームを纏う。

第4話で絆という言葉に反応し、危機に晒されている家族を守りたいという気持ちから4人目のプリキュアへと覚醒する。壁面すら駆け上がる驚異的な俊足を誇り、身体も激突した橋の欄干が凹むほどタフで頑丈になる。相手が奇策を弄しても臆することなく名乗り通り「直球勝負」で立ち向かう。

必殺技プリキュア・マーチシュート片足を上げながら、風の力をサッカーボール状に凝縮して前方に出現させ、それを強烈なシュートで敵に蹴り込んで浄化する。一度に複数のエネルギー球を生成して乱射することも可能。プリキュア・マーチシュートインパクト自身がトルネード状に高速で回転することで強力な風のエネルギーを片足に凝縮し、相手の懐に入り強烈な一撃で上空へ蹴り飛ばす。

キュアビューティ[]

青木れいかが水と氷の力を持つプリキュアとして変身した姿。イメージカラーは青色で、変身時の名乗りは「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」。

髪は暗い青色から鮮やかなブルーに変わり、ボリュームのあるショートボブ(おかっぱ)をベースに、肩にかかるくらいの長さのサイドヘアと膝まで届く後頭部の4本の束がある。コスチュームの基本カラーはブルーで[20]、構造はハッピーと似ており、後ろに燕尾服のようなものがついている。変身の際はスマイルパクトのパフに息を吹きかけて水と氷の合わさった無数の粒を舞い散らせ、その粒を下から上へ移動させてコスチュームを纏う。

第5話で必死に協力してくれたみゆき達を守りたいという気持ちと、マジョリーナに行事を侮辱された怒りから5人目のプリキュアへと覚醒する。冷気を用いて触ったものを凍結させる他、氷の剣・氷の盾を形成する、ブーツをスケートに変化させることも可能。初変身時でも自身の能力を瞬時に把握し、戦いを有利に進めアカンベェを倒す。その冷静な判断力と豊富な知識を活かして相手の手の内を読む、弱点を突くと言った頭脳戦を得意とする。その実力はジョーカーに「プリキュアの要」と評されるほど。

必殺技プリキュア・ビューティブリザード右手に氷のエネルギーを球状に凝縮し、左手で空中に3本の線を描いて交差させ雪の結晶を作った後、雪の結晶と氷の球を合わせた光波状の冷気を放って敵を浄化する。発射後の軌道修正が可能。プリキュア・ビューティブリザードアロープリキュア・ビューティブリザードよりも強力になった氷のエネルギーを矢に変化させ、二振りの氷剣を組み合わせて形成した弓で敵を射抜く。大量の氷の矢を発生させ、複数の敵を迎撃することも可能。

合体技[]

プリキュア・ぺちゃんこアタック第6話で使用。これは正式な技および技の名前ではなく、キュアハッピーが思わず言ったものである。空き缶のアカンベェに対し、空き缶クラッシャーに変身したポップが相手を挟み、最後に5人がクラッシャーのポップを尻で踏み、止めを刺した。プリキュア・レインボーヒーリング第12話から登場。プリキュアがレインボーキュアデコルを使用し、5人で手を重ね合わせて虹色の光波を放って敵を浄化する合体技。各々の必殺技が通用しない「青っ鼻」のアカンベェを浄化することができ、ジョーカーはこれを「白い浄化の光」と呼ぶ。発動時は各プリキュアの頭頂部の髪飾りが、プリンセスティアラと光り輝く羽飾りに変化する。メンバーの誰かが必殺技を使用して疲弊した状態でも使用が可能。プリキュア・ファイヤーシュートサニーとマーチの合体技。炎を纏った巨大な風の球で攻撃する。プリキュア・サンダーブリザードピースとビューティの合体技。ビューティの氷の弓を変化させた巨大な氷柱にピースの電撃を纏わせ、攻撃する。

プリンセスフォーム[]

プリキュアがプリンセスキャンドルの力を受けてパワーアップした姿で、主にプリキュア・レインボーバースト及びプリキュア・ロイヤルレインボーバースト発動時に変身する。第23話から登場[注 54]。それぞれ姿が変化するが、全員が白いドレスを上から着たような服装になり、胸のリボンには白いラインが入り、頭を一周するように細い光の輪が浮かんでいる。プリンセスキャンドルの柄にプリンセスキュアデコルを嵌め、「ペガサスよ、私達に力を!」の掛け声でペガサスの光に包まれながら変身する。変身完了後は、「プリキュア・プリンセスフォーム!」の掛け声とともに揃ってポーズをとる。基本的に5人揃って変身するが、単独での変身も可能。

プリンセスハッピー毛の束がさらに長くなり、結び目が2箇所になる。プリンセスサニー団子部分がリボン状となり、後ろ髪が伸びてロングへアーとなる。プリンセスピース結われている髪が長く伸び、全体にウェーブがかかる。プリンセスマーチポニーテールのボリュームがアップし、毛先が巻かれる。服装以外の容姿にあまり変化はない。プリンセスビューティ後ろの髪がさらに伸び、頭頂部がライオンのたてがみのように逆立つ。必殺技プリキュア・シンデレラハッピーシャワープリンセスハッピーが単体で放つ技。反動で自分が吹っ飛んでしまうほどの威力を持つ。合体技プリキュア・レインボーバーストプリンセスキャンドルのトリガーを引いて着火させ、ペガサスのオーラに5人が騎乗する。ハッピーが「届け!希望の光!」と叫び、続けて4人が「はばたけ!未来へ!」と叫んだ後、空にペガサス座を描いて5人分の巨大なペガサスのオーラをまとい、一斉にキャンドルから虹色のビームを敵に放つ。最後はキャンドルの炎を吹き消し、「輝け!ハッピースマイル!」の掛け声で大爆発を起こし、敵を浄化する。単体の浄化の力が通用しないスーパーアカンベェを浄化することができる。プリキュア・ロイヤルレインボーバースト第32話から登場。プリキュア・レインボーバーストに、ロイヤルクロックから召喚したフェニックスの力で強化した技。発動の際はまずロイヤルクロックに専用のキュアデコル「ロイヤルレインボーデコル」を嵌め「開け、ロイヤルクロック!」の台詞と共にハッピーがクロックの文字盤を一周するように指でなぞり、続いてキャンディが「みんなの力を一つにするクル!」の台詞の後、クロック上部のボタン「ロイヤルジュエル」を押す。その後、レインボーバーストと同様にハッピーの叫びに続け、他の4人が「はばたけ!光輝く未来へ!」と叫んだ後、空にほうおう座を描いて5人分の巨大なフェニックスのオーラをまとい、ペガサスが放つ虹色のビームをフェニックスが放つ。最後の掛け声もレインボーバーストと同じ。レインボーバーストの力が通用しないハイパーアカンベェをも浄化することができる。キャンディがいなければ、この技を発動する事は出来ない。

ウルトラプリキュア[]

ウルトラキュアデコルの力でパワーアップしたプリキュアの最終形態。戦闘力が格段に上昇しており、絶望の巨人を瞬く間に全滅させ、ピエーロをも圧倒した。プリンセスフォームのバリエーションとして、ドレスとリボンが羽織に変化する。左右に羽翼を付けたティアラが金色に輝き、体の上下に金色の細い光の輪が浮かび、全員が白い燐光に包まれている。プリンセスフォームの武器であるプリンセスキャンドルもそのまま使用する。

ウルトラハッピー映画で登場した物とは異なる部分があり、髪の結び目が3箇所になっている。ウルトラサニー髪の一部をポニーテールのようにまとめ上げ、リボン形の髪を結っている。ウルトラピースプリンセスフォーム時のウェーブはなくなり、髪が内側にカールするようになった。ウルトラマーチ髪はさらに長くなり、ポニーテール部分は地面につくほどにまでになっている。ウルトラビューティプリンセスフォーム時のたてがみはそのままに、後ろの髪が6分割される。合体技プリキュア・ウルトラロイヤルレインボーバースト(作中では「プリキュア・ウルトラレインボーバースト」)プリキュア・ロイヤルレインボーバーストがさらにパワーアップした技で、プリズム状となったフェニックスがプリズム状の虹色のビームを放つ。発動時もロイヤルレインボーバーストと同じ。ピエーロに向かって放ったがかき消される。プリキュア・ミラクルレインボーバーストウルトラプリキュア状態のプリキュアとロイヤルキャンディの6人の力で、プリキュア・ロイヤルレインボーバーストを発動させた最後の技。最後には巨大なウルトラハッピーが出現し、ピエーロを包み込んで消滅させる。

関連アイテム[]

各プリキュアが、変身や攻撃などに使用するアイテム。

スマイルパクトプリキュアへの変身に使用するコンパクト型のアイテムで、パクト本体にパフが内蔵されている。蓋を開いた本体の下部に7つの宝石(左から「緑・青・紫・桃・赤・橙・黄」の順番に並んでいる)があり、セットするキュアデコルによって光る宝石が変わる[注 55]。必殺技の発動時などには気合いを込める事で発光し、この事をプリキュア達は「力が抜ける(吸い取られる)」と述べている[注 56]。上部にキュアデコルをセットすると、パクト本体から音声が流れる。変身用のデコルをセットすると「レディー!」と発声し、さらに変身者が変身のかけ声を呼称すると、「ゴー!ゴーゴー!レッツゴー、○○○![注 57]」という音声と共にパフが飛び出し、変身が開始される。変身完了後は、キャリーに収納されて右腰に装着される[注 58]。変身用以外のデコルをセットすると、「レッツゴー!○○○(デコル名)!」という音声が流れる。第48話(最終回)にてピエーロの攻撃で石になってしまうが、ミラクルジュエルの力で復活する。キュアデコルロイヤルクイーンが持っていた「幸せの力の源」で、様々なデコレーションパーツの形をしている。現在はバッドエンド王国に奪われ、その力をバッドエンドに変えられて利用されており、メルヘンランドを救うにはその全てを回収しなければならない。プリキュアへの変身に使うデコルは全てリボンの形をしているが(ただしデザインはそれぞれ異なる)、それ以外のものは様々な形がある。変身用以外のタイプは様々な物体を出現させたり、キャンディに影響を与える能力を発揮させたりする。戦闘時にはプリキュアの支援にも活用される。なお、同じキュアデコルでも使用した状況に応じて異なる効果が現れる場合がある[注 59]。変身用デコル、レインボーキュアデコル、プリンセスキュアデコルは各メンバー専用だが、それ以外のキュアデコルはプリキュアメンバーかキャンディであれば誰でも使える。また、消耗品ではないので、入手すれば何回でも使える。レインボーキュアデコル第12話でプリキュアの役に立ちたいというキャンディの想いが生み出したデコル。変身用デコルのそれぞれのデザインが強調された形をしている。スマイルパクトにセットすることで、プリキュア・レインボーヒーリングの発動が可能になる。他のキュアデコルとは異なり常に携帯しているわけではなく、必要時にのみキャンディからもたらされる。プリンセスキュアデコル第23話でロイヤルクイーンから授けられたデコル。プリンセスキャンドルの柄の部分にセットすることで、プリンセスフォームへと変身可能になる。デザインはそれぞれ異なっており、ハッピーは桜の花型、サニーはバラの花型、ピースは流れ星型、マーチは四つ葉のクローバー型、ビューティは雪の結晶型である。玩具ではメタリックな色調で表現されている。ロイヤルレインボーキュアデコル第31話で出現したデコル。金色のハートの形をしている。プリキュア・ロイヤルレインボーバーストを発動させる際に、ロイヤルクロックの中央部分にセットする。ウルトラキュアデコル第40話から登場した羽型のデコル。スマイルパクトにセットする事で、プリキュア達の単体技のパワーアップとウルトラプリキュアへの変身が可能になる。デコルデコールキュアデコルの保管に使用するトランクケース。第6話でポップが持ってきた。2層構造で上の層の内部にはハート型の溝が16個あり、ここにキュアデコルを填めて収納する。納めたキュアデコルが16個揃うたびにプリキュアに新たな力や装備がもたらされる。また、上の層を左右にスライドさせて開くと出てくる下の層の中央部にキュアデコルをセットすると、様々な能力を発揮できる。プリンセスキャンドルキュアデコルを全てデコルデコールに収めたプリキュアが、ロイヤルクイーンからペガサスの加護を受けることによってスマイルパクトを変化させて作りだした武器。蝋燭を模した剣のような形をしており、ペガサスの彫刻がついている。柄にはデコルをセットできるようになっており、専用のキュアデコルをセットすることでプリキュアをプリンセスフォームに変化させる。柄には引き金が付いており、これを引くことで先端に点火、プリキュア・レインボーバーストが使えるようになる。さらに、ロイヤルクロックから召喚されたフェニックスの力を使うとプリキュア・ロイヤルレインボーバーストに強化される。ロイヤルクロック第30話で、通算32個のキュアデコルを回収した所でロイヤルクイーンから授けられた、羽が付いた置き時計型のアイテム[注 60]。ロイヤルレインボーキュアデコルを中央部にセットし、キャンディが上部のボタン「ロイヤルジュエル」を押す。その後、伝説の不死鳥「フェニックス」が出現してプリキュア・ロイヤルレインボーバーストが発動可能になる。また、ウルトラプリキュアの状態で発動させるとプリキュア・ウルトラロイヤルレインボーバーストに強化する。技を発動させる度に短針が進んでいく[注 61]。また、キュアデコルをセットして様々な能力の発揮もできる。

作中用語[]

七色ヶ丘市(なないろがおかし)みゆき達が住んでいる町。町内には大きな川が流れており、河川敷や湖、教会、空港などが存在する。最終決戦では町を始めとする地球全体がバッドエンド空間に広がり、第46話で地球全てのバッドエナジーをピエーロの卵に献上され、何もない更地の世界になってしまう[注 62]。しかし、第48話(最終回)でピエーロ打倒後、何事もなかったように戻る。七色ヶ丘中学校(なないろがおかちゅうがっこう)みゆき達5人、げんきが通う中学校。公立であり、地域のふたつの小学校の生徒が集まってできている[13]。制服は男子が群青色のブレザーと同色のスラックス、女子が上が白、下が群青色のワンピースとなっている。また、男女とも赤いネクタイを締めている(プリキュアの5人を除く)。伝説のプリキュアの絵本キャンディが持ってきた(乗ってきた)プリキュアの伝説と、これからの未来も描かれる不思議な絵本。また、プリキュアの心にも繋がっているようで、闇の黒い絵の具に塗り潰された際、プリキュア達は深い絶望に陥ってしまう。ふしぎ図書館木々の間に無数の書架が並び、世界中のメルヘンが集められた空間。みゆき達が住む人間界とメルヘンランド側を結ぶ通路のような役割を果たす。人間が立ち入ることは滅多にないらしく、ポップはみゆきが偶然迷い込んだことを知って驚く。あらゆる本棚に抜け道が通じており、行きたい場所を思い浮かべながら一定の手順[注 63]で本を動かすと、その場所に最も近い本棚へと移動できる。移動先の本棚は本物でなくても移動できるが、移動先で本を動かすことができない場合は一方通行になってしまう。また、移動する際に他のものに気を取られると、目的地とは異なる場所へ移動してしまう。第7話では木の切り株から星デコルでデコレーションした家を作り、みゆき達秘密基地として集うようになった。第47話で伝説のプリキュアの絵本が闇の黒い絵の具に塗り潰されたと同時に、ふしぎ図書館も黒く染められてしまう[注 64]。オールスターズ映画には現時点では登場しない。バッドエナジー人間が無気力になった時に発するエネルギー。皇帝ピエーロのエネルギー源であり、武器としても扱われる。バッドエンド王国の幹部はピエーロ復活のためにこれを集めている。三幹部とジョーカーはそれぞれ「闇の絵本」を所持しており、「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!」という掛け声(ウルフルンのもの、それ以外はそれぞれ口調によって差異がある)とともに「闇の黒い絵の具」を握りつぶし、空白のページに絵の具を叩きつけ黒く塗りつぶすことでバッドエンド空間[22]を発動し、生き物の心を暗い絶望と無気力に落とし込むことができる。ただし、この力が通用しない人間もおり、強い意志や刺激があれば稀に無気力状態から開放されることがある。また、人間が一人も無気力状態にならなかった場合は、バッドエンド空間が発生しても針が進むことはない。人間だけではなく、第11話では昆虫、第24話ではメルヘンランドの住人、第30話では動物も無気力になった事もある[注 65]。闇の絵本バッドエンド王国の幹部達が所持している黒い絵本。中は空白のページがなっており、幹部達が闇の黒い絵の具を握りつぶし、空白のページに絵の具を黒く塗りつぶすことで「バッドエンド空間」を発動し、生き物の心を暗い絶望と無気力に落とし込み、そこから発するバッドエナジーを吸収する。それにより、幹部達がバッドエナジーを集めるごとに魔の時計の針が1つずつ進む。闇の黒い絵の具バッドエンド王国の幹部達が使用する黒い絵の具。闇の絵本の空白の空白のページに絵の具を叩きつけ黒く塗りつぶすことでバッドエンド空間を発動させる。実はバッドエナジーでできたもので、絶望の巨人もそこから生み出された。魔の時計ピエーロが復活するまでに必要なバッドエナジーを示した時計。幹部達がバッドエナジーを集めるごとに針が1つずつ進み、復活に近づいていく。巨大なピエロの顔を模したもので口の中に時計が、鼻(ピエーロの核)に現在の針の示す数値が示されている。第23話以前の時計の針は22で一周する。第24話以降では時計のデザインが魔法陣に変わり、針は18で一周する。なまけ玉ジョーカーが所有するアイテム。内部にはバッドエンド王国が理想とする「バッドエンドの世界」があり、閉じ込められると辛いことを忘れ、だらけてしまう。後から飛び込んだ人物も影響を受け、だらけてしまう事もある。ミラクルジュエルどんな願いでも一つだけかなえる力を持つという伝説のアイテム。メルヘンランドの住民の誰でも知っており、伝説として伝わっていた。その正体はメルヘンランドの代々のクイーン誕生に必要な卵であり、“どんな願いでも叶える”という伝説は偽りであった事が第46話で判明する。しかし消える間際のロイヤルクイーンによって、絶望の中でも存在し続ける希望となる力を持っているとも明かされ、プリキュア達を救うために力を発揮した。最終決戦の際、ピエーロによってプリキュアが力を失った後は最後の力を発揮させるために使用するが、全ての力を使い果たしたことで、人間の世界とメルヘンランドの繋がりも解けてしまった。

スタッフ[]

  • 企画 - 西出将之(ABC)、三宅将典(ADK)、清水慎治(東映アニメーション)
  • プロデューサー - 松下洋幸(ABC)、佐々木礼子(ADK)、梅澤淳稔、長谷川昌也(東映アニメーション)
  • 原作 - 東堂いづみ (講談社「なかよし」 連載)
  • シリーズ構成 - 米村正二
  • 音楽 - 高梨康治
  • 制作担当 - 額賀康彦
  • 美術デザイン - 増田竜太郎
  • 色彩設計 - 佐久間ヨシ子
  • キャラクターデザイン - 川村敏江
  • シリーズディレクター - 大塚隆史
  • 効果 - 石野貴久
  • 制作協力 - 東映
  • 制作 - ABC、ADK、東映アニメーション

主題歌[]

オープニングテーマ[]

「Let's go! スマイルプリキュア!」作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 池田彩第1話のみイントロ部分の映像が異なり、アバンタイトルからそのまま繋がる構成となっている。プリキュアのパワーアップにより、第25話と第33話で一部映像が変更されている。最終話ではアバンタイトル無しで番組開始後、即オープニングが流れた。第35話では、挿入歌として使用された。特別仕様オープニング第6話 - 第9話は『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』の本編映像が一部使用された(遅れ幅が大きい宮崎放送は通常版に差し替え)。第36話 - 第40話は『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』の本編映像が一部使用された。

エンディングテーマ[]

前期エンディング「イェイ! イェイ! イェイ!」(第1話 - 第24話)作詞 - 実ノ里 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 斎藤悠弥 / 歌 - 吉田仁美後期エンディング「満開*スマイル!」(第25話 - 第48話)作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 吉田仁美前期・後期ともにエンディングアニメーションでのプリキュア達の踊りの振り付けは、前3作に引き続き前田健が担当している。踊りを披露するのは本作品のプリキュア5人で、曲の冒頭にアップで登場するメンバー(前期)・Aメロ部分にソロで登場するメンバー(後期)は各話ごとに異なる。最終話ではBパート本編にエンディングが組み込まれ、今までの回のダイジェスト映像が背景に流れ、その左下でキュアハッピーがダンスを踊るという画面構成になった。

挿入歌[]

「笑う 笑えば 笑おう♪」(第34話)作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 高梨康治 / 編曲 - 藤澤健至 / 歌 - スマイルプリキュア!(キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ)with キャンディ「あなたの鏡」(第43話)作詞 - 実ノ里 / 作曲・編曲 - 岡部啓一(MONACA) / 歌 - キュアビューティ/青木れいか(西村ちなみ)「最高のスマイル」(第44話、第48話)作詞 - Funta3 / 作曲・編曲 - Funta7 / 歌 - キュアハッピー&キュアサニー&キュアピース&キュアマーチ&キュアビューティ

各話リスト[]

テンプレート:Notice

  • 放送日はテレビ朝日基準。
  • サブタイトルは基本的にみゆき役の福圓美里が読み上げるが、一部の回においては別の人物がタイトルコールを行っている。
  • 背景は飛び出す絵本風な城の周りに、デフォルメタッチのみゆき達5人(左から上にれいか・やよい・なお、同下からあかね・みゆき)が登場する背景が使われた。
話数サブタイトル脚本絵コンテ
演出
作画監督美術本放送日収録DVD
1誕生!笑顔まんてんキュアハッピー!!米村正二大塚隆史山岡直子増田竜太郎2012年
2月5日
VOL.1
2燃えろ!熱血キュアサニーやで!!黒田成美ポール・アンニョヌエボ
フランシス・カネダ
斉藤優2月12日
3じゃんけんポン♪でキュアピース!!小林雄次芝田浩樹宇津野勇樹西田渚
渡部葉
2月19日
4直球勝負!風のキュアマーチ!!山田由香門由利子小島彰田中美紀2月26日VOL.2
5美しき心!キュアビューティ!!佐々木なふみ池畠博史
大塚隆史
岩井隆央
仁井学
梅津茜
平野絵美
戸杉奈津子3月4日
6チーム結成!スマイルプリキュア!!米村正二土田豊河野宏之佐藤千恵3月11日
7どこなの?わたし達のひみつ基地!?山田由香池田洋子稲上晃田中美紀3月18日VOL.3
8みゆきとキャンディがイレカワ〜ル!?小林雄次田中裕太大谷房代斉藤優3月25日
9うそ〜!やよいちゃんが転校!?米村正二芝田浩樹上野ケン西田渚4月1日
10熱血!あかねのお好み焼き人生!!佐々木なふみ地岡公俊
岩井隆央
山岡直子田中美紀4月8日VOL.4
11プリキュアがチイサクナ〜ル!?成田良美黒田成美
三塚雅人
なまためやすひろ戸杉奈津子4月15日
12目覚める力!レインボーヒーリング!!小林雄次山口祐司
門由利子
フランシス・カネダ
アリエス・ナリオ
篝ミキ4月22日
13修学旅行!みゆき、京都でドン底ハッピー!?成田良美土田豊小島彰田中里緑4月29日VOL.5
14修学旅行!大阪で迷子になっちゃった!?山田由香森川滋
岩井隆央
仁井学、梅津茜斉藤優5月6日
15ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!佐々木なふみ田中裕太河野宏之渡部葉5月13日
16れいかの悩み!どうして勉強するの!?成田良美芝田浩樹青山充田中美紀5月20日VOL.6
17熱血!あかねのお笑い人生!!小林雄次森川滋
岩井隆央
稲上晃猿谷勝己5月27日
18なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆!!山田由香池田洋子
三塚雅人
フランシス・カネダ
アリエス・ナリオ
篝ミキ6月3日
19パパ、ありがとう!やよいのたからもの米村正二境宗久上野ケン西田渚6月10日VOL.7
20透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ〜ル!?小林雄次土田豊なまためやすひろ斉藤優6月24日
21星にねがいを!みんなず〜っと一緒!!山田由香門由利子大谷房代田中里緑7月1日
22いちばん大切なものって、なぁに?米村正二田中裕太仁井学、梅津茜
平野絵美
田中美紀7月8日VOL.8
23ピエーロ復活!プリキュア絶体絶命!!大塚隆史山岡直子猿谷勝己7月15日
24プリキュアが妖精になっちゃった、みゆ〜!?成田良美芝田浩樹河野宏之篝ミキ7月22日
25夏だ!海だ!あかねとなおの意地っ張り対決!!山田由香三塚雅人青山充行信三8月5日VOL.9
26夏祭り!夜空に咲く大きな大きな花!小林雄次森川滋
岩井隆央
小島彰斉藤優8月12日
27夏のふしぎ!?おばあちゃんのたからもの成田良美境宗久稲上晃渡部葉8月19日
28ウソ?ホント?おばけなんかこわくない!米村正二佐々木憲世
広嶋秀樹
フランシス・カネダ
アリエス・ナリオ
田中美紀8月26日VOL.10
29プリキュアがゲームニスイコマレ〜ル!?成田良美土田豊上野ケン猿谷勝己9月2日
30本の扉で世界一周大旅行!!山田由香芝田浩樹青山充篝ミキ9月9日
31ロイヤルクロックとキャンディの秘密!!米村正二佐々木憲世
三塚雅人
河野宏之田中美紀9月16日VOL.11
32心を一つに!プリキュアの新たなる力!!志田直俊
岩井隆央
なまためやすひろ斉藤優9月23日
33映画村で時代劇でござる!?の巻!小林雄次山口祐司
芝田浩樹
大谷房代田中里緑9月30日
34一致団結!文化祭でミラクルファッションショー!!佐々木なふみ門由利子山岡直子田中美紀10月7日VOL.12
35やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ〜ル!?成田良美大塚健
大塚隆史
小島彰猿谷勝己10月14日
36熱血!?あかねの初恋人生!!田中裕太稲上晃篝ミキ10月21日
37れいかの悩み!清き心と清き一票!!小林雄次土田豊フランシス・カネダ
アリエス・ナリオ
田尻健一10月28日VOL.13
38ハッスルなお!プリキュアがコドモニナ〜ル!?山田由香芝田浩樹河野宏之斉藤優11月11日
39どうなっちゃうの!?みゆきのはちゃめちゃシンデレラ!!成田良美三塚雅人上野ケン渡部葉11月18日
40熱血!あかねの宝さがし人生!!佐々木なふみ佐々木憲世
岩井隆央
なまためやすひろ田中美紀11月25日VOL.14
41私がマンガ家!?やよいがえがく将来の夢!!小林雄次境宗久山岡直子猿谷勝己12月2日
42守りぬけ!なおと家族のたいせつな絆!!山田由香門由利子
三塚雅人
大谷房代篝ミキ12月9日
43れいかの道!私、留学します!!成田良美田中裕太小島彰田中里緑12月16日VOL.15
44笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッピー!!米村正二土田豊
岩井隆央
河野宏之斉藤優12月23日
45終わりの始まり!プリキュア対三幹部!!芝田浩樹フランシス・カネダ
アリエス・ナリオ
渡部葉2013年
1月6日
46最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!成田良美三塚雅人なまためやすひろ田中美紀1月13日VOL.16
47最強ピエーロ降臨!あきらめない力と希望の光!!志田直俊
黒田成美
上野ケン猿谷勝己1月20日
48光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!米村正二大塚隆史山岡直子斉藤優1月27日

放送局[]

放送地域放送局放送期間放送日時放送系列備考
日本国内(一部を除く)ABC(制作局)
テレビ朝日系列23局[注 66]
2012年2月5日 - 2013年1月27日日曜 8:30 - 9:00テレビ朝日系列同時ネット[注 67]
鳥取県・島根県山陰放送2012年2月11日 - 2013年2月2日土曜 11:15 - 11:45TBS系列6日遅れ
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字幕・連動データ放送は無し
宮崎県宮崎放送2012年7月10日・7月17日
2012年7月24日 - 11月13日
2012年11月20日 - 2013年2月12日
火曜 15:30 - 16:00
火曜 15:00 - 16:00
火曜 15:30 - 16:00
156日遅れ→16日遅れ[注 68]
番組販売
字幕・連動データ放送は無し

映画[]

映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!2012年10月27日公開。『スマイルプリキュア!』単独映画作品。本番組の放送開始前である2012年1月30日に東映は、本作品の単独映画の公開が決定したことを発表し[23]、同年10月27日に公開された[24]

クロスオーバー映画[]

歴代プリキュアが共演する作品。

映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち2012年3月17日公開。本作品のプリキュア全員とキャンディが登場。映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち2013年3月16日公開。『NewStage』に登場済みのプリキュア全員とキャンディに加え、ポップがクロスオーバー映画並び映画初登場。また、脇役として2年2組の生徒たちと佐々木先生が登場。映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち2014年3月15日公開。キュアハッピー、キュアピース、キュアマーチが声付きで登場。また、脇役として育代・正子・千春・緑川家全員が登場。映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪2015年3月14日公開。キュアハッピーが『NewStage』から4作品連続、キュアサニーが『NewStage2』以来声付きで登場。映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!2016年3月19日公開。キュアハッピーとキュアサニーが声付きで登場し、ピエーロが声付きで登場。敵側ではピエーロ[注 69]、脇役として大悟・正子・佐々木先生・松原巡査が登場。

その他の作品[]

ハピネスチャージプリキュア!2014年2月2日から放送されているTVシリーズ第11作。同作品のOP冒頭ではシリーズ10周年を記念して、歴代プリキュア33名が祝福のメッセージを述べるコーナーが設けられており、以下の話数に本作品のプリキュアが登場した。
  • 5話:キュアハッピー
  • 11話:キュアマーチ
  • 22話:キュアビューティ
  • 29話:キュアピース
  • 31話:キュアサニー
  1. テンプレート:Cite web
  2. 2.02.12.25年ぶりの5人!「スマイルプリキュア!」制作発表記者会見レポ
  3. 3.03.13.23.3 テンプレート:Cite news
  4. 4.04.14.2 テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite press release
  6. 6.06.1 月刊アニメージュ2012年3月号P52のインタビュー記事より。
  7. スマイルプリキュア! : プリキュア役に福圓美里、金元寿子、井上麻里奈ら,毎日新聞,2012年1月6日
  8. 6月24日(日)のデータ放送「プレゼントクイズ」についてのお詫び(ABC朝日放送アプリ「プレゼントクイズ」についてのお詫び より) 2012年7月20日閲覧
  9. 朝日放送版公式サイト・キャラクター
  10. 10.010.110.210.3 「データカードダス プリキュアオールスターズ」のカードにおける記載より。
  11. 東映アニメーション スマイルプリキュア公式サイト内・ジョーカー解説
  12. 第10話など。
  13. 13.013.1 『スマイルプリキュア! コンプリートファンブック』より。
  14. 第16話の問題集アカンベェ。
  15. 第8話、第11話。
  16. 『スマイルプリキュア!設定資料集vol.3』より。
  17. 第1話、第4話など。
  18. 第2話、第3話。
  19. 第2話 - 第5話。
  20. 20.020.120.220.320.4 『アニメージュ』2012年12月号 設定資料FILE VOL.173より。
  21. 2012年1月29日・大塚隆史のツイッターの発言
  22. 第24話。
  23. テンプレート:Cite web
  24. テンプレート:Cite web


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