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映画 HUGっと!プリキュア ♡ ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ | |
---|---|
監督 | 宮本浩史 |
脚本 | 香村純子 |
原作 | 東堂いづみ |
出演者 | 引坂理絵 本泉莉奈 小倉唯 田村奈央 田村ゆかり 多田このみ 野田順子 本名陽子 ゆかな 田中理恵 関智一 矢島晶子 緒方賢一 宮野真守 山本美月 |
音楽 | 林ゆうき |
主題歌 | 「DANZEN!ふたりはプリキュア〜唯一無二の光たち〜」五條真由美 |
製作会社 | 2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会 |
配給 | 日本の旗 東映 |
公開 | 2018年10月27日 |
上映時間 | 73分 |
製作国 | 日本の旗 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.5億円(2019年1月時点)[1] |
前作 | 映画 プリキュアスーパースターズ! 映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!(秋映画前作) |
次作 | 映画 プリキュアミラクルユニバース 映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて(秋映画次作) |
表・話・編・歴 |
『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』(えいが はぐっとプリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ)は、2018年10月27日に公開された日本のアニメ映画。『映画プリキュア オールスターズメモリーズ』[2]や『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア』[3]、『映画HUGプリ』[4]などと略称されることもある。
キャッチコピーは「あなたとの想い出、私たちはずっと忘れない―!」「ありがとう15周年!シリーズ史上最高55人!みんなの思いが未来をひらく!」。
「プリキュアシリーズ」15周年記念作品[5]。2018年3月17日に公開された『映画 プリキュアスーパースターズ!』で『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア』が特報で発表され[6]、同年6月17日に本タイトルへの正式決定が発表された[5]。
本作品は当時現行作品であった『HUGっと!プリキュア』とシリーズ第1作『ふたりはプリキュア』を中心としたクロスオーバー作品であると同時に、『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』(2016年)以来となる「プリキュアオールスターズ」を冠した作品でもあり、テレビシリーズの歴代プリキュア55人がオリジナルキャストによる声出しで出演する[7]。歴代プリキュア全員の声付き出演は2011年の『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』以来7年半ぶりであり、前作までのプリキュアオールスターズシリーズはすべて春公開だったが、本作品は初の秋公開となった。一方で製作委員会の表記からも分かるように、『HUGっと!プリキュア』における秋公開のシリーズ単作映画としても位置づけられている。
監督は2015年10月公開の『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』の一篇『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』や2017年3月公開の『映画 プリキュアドリームスターズ!』で同職を務めた宮本浩史が務め、『ドリームスターズ!』同様にセルアニメと3DCGアニメを組み合わせた作品となる[6]。
プリキュアの台詞の収録は2回に渡って行われ、3DCGパートは『HUGっと!』放送開始前の2018年1月に開始しており、前作『映画 プリキュアスーパースターズ!』よりも先行している。その後、セルパートの台詞の収録が同年8月に行われた[8]。
ゲスト声優として、敵キャラクター・ミデン役にはシリーズ初出演となる声優・宮野真守が担当[9]、起用について宮野は「プリキュアの記念すべき作品に出演することが出来てすごく幸せです。歴代プリキュア、55人が勢揃いすることに僕自身もとても興奮しました」と語っている[9]。また女優・モデルの山本美月も本作品の映画宣伝隊長になるとともに、レポーター役としてゲスト出演する。アニメ好きで大のプリキュアファンでもある山本は「この15周年という記念の年に、しかも映画宣伝隊長という形で携わることができて大変光栄に思っています。そして、映画にも出演できると聞いたときは、うれしかったですし、(役として)憧れていたプリキュアと会話したときは本当に感動しました」と語っている[10]。
前作に続き、本作品でもミラクルライトによる鑑賞者参加型システムは継続され、「ミラクル♡メモリーズライト」が中学生以下の子供に配布される[9]。そして映画恒例の「プロローグでのミラクルライトの解説」は、本作では『HUGっと!』のキュアエール・はぐたん・ハリーが担当する[注 1]さらに先着20万名の中学生以下の子供には「ミライクリスタル〜キュアエール&キュアブラック〜」もプレゼントされる[11]。
登場するプリキュアの総数が上述のとおり55人に達したことから、制作した東映アニメーションがギネスワールドレコーズ社に「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」のカテゴリで世界記録を申請、映画公開日の2018年10月27日付けでギネス世界記録として認定を受けている[12]。また2018年12月28日には『CGWORLD』誌主催の第4回CGWORLD AWARDS作品賞(CGアニメーション部門)[13]、2019年1月30日にはVFX-JAPAN主催のVFX-JAPANアワード2019劇場公開アニメーション映画部門優秀賞を受賞している[14]。
上映終了後には、特報で『映画 プリキュアミラクルユニバース』が2019年3月16日に公開されることが発表された。
2018年10月27・28日の初日2日間に全国230スクリーンで公開、30万9781人を動員し、興収3億5357万7300円を記録、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位に入った[15][16]。プリキュア映画シリーズの初登場第1位は前年2017年10月公開の『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』に続き2年連続3回目で、同作品(217スクリーン、17万659人、1億9310万1900円)と比較して182.9%、これまで初動最高記録だった2018年3月公開の前作『映画 プリキュアスーパースターズ!』(214スクリーン、20万2750人、2億2623万6600円)をも上回る結果となった[16]。配給元の東映も「これまでの24作品と比較して春秋を通じ歴代1位の大ヒットスタート」と説明している[17]。ぴあによる初日満足度ランキングでも満足度92.4を獲得し、第1位となっている[18][16]。
その後も興行は順調に推移し、5週目の時点で累計観客動員90万人、累計興収10億円を突破[19]、2019年1月に日本映画製作者連盟から発表された2018年の邦画興行収入では11億5000万円を記録[20]、同年2月21日に行われた本作品の応援上映イベントではこれまでの最高記録だった『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』(最終興収11億5000万円)を抜いて歴代最高興収になったことが発表された[21]。
街で暴れるモンスターを撃退したキュアブラック・キュアホワイト・シャイニールミナス。ところが、そこへ現れた謎の怪物・ミデンによってルミナスは子供に変えられてしまう。ミデンは歴代のプリキュア達から思い出を奪い、ベビープリキュアに変えてしまっていた。さらにはな達の元にもミデンは現れ、はなは加勢に駆けつけたブラックやホワイトと共に戦うが、キュアアンジュ・キュアエトワール・キュアマシェリ・キュアアムール・ホワイトまでもが幼児に戻されてしまった。自分の事をすべて忘れてしまった幼い仲間達を前に悲嘆と絶望に沈むはなと、ほのかがいなければプリキュアに変身できないなぎさは絶体絶命の大ピンチに陥る。
本編には登場していないが、残りの歴代妖精たちは本作品のパンフレットに記載されている。
初期メンバー3人と妖精ポジションの2人はオールスターズ作品初登場で、えみる(キュアマシェリ)とルールー(キュアアムール)は映画初登場となる。
プリキュア野乃 はな(のの はな) / キュアエール声 - 引坂理絵薬師寺 さあや(やくしじ さあや) / キュアアンジュ声 - 本泉莉奈輝木 ほまれ(かがやき ほまれ) / キュアエトワール声 - 小倉唯愛崎 えみる(あいさき えみる) / キュアマシェリ声 - 田村奈央ルールー・アムール / キュアアムール声 - 田村ゆかり妖精はぐたん声 - 多田このみハリハム・ハリー声 - 野田順子(ハムスター体)ことは(キュアフェリーチェ)はオールスターズ作品では初登場となる。
プリキュア朝日奈 みらい(あさひな みらい) / キュアミラクル声 - 高橋李依十六夜 リコ(いざよい リコ) / キュアマジカル声 - 堀江由衣花海 ことは(はなみ ことは) / キュアフェリーチェ声 - 早見沙織ぬいぐるみモフルン声 - 齋藤彩夏全員オールスターズ作品では初登場となる。
プリキュア宇佐美 いちか(うさみ いちか) / キュアホイップ声 - 美山加恋有栖川 ひまり(ありすがわ ひまり) / キュアカスタード声 - 福原遥立神 あおい(たてがみ あおい) / キュアジェラート声 - 村中知琴爪 ゆかり(ことづめ ゆかり) / キュアマカロン声 - 藤田咲剣城 あきら(けんじょう あきら) / キュアショコラ声 - 森なな子キラリン / キラ星 シエル(キラほし シエル) / キュアパルフェ声 - 水瀬いのり
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