たね/HP 270/超 |
特性 パーフェクション このポケモンは、自分のベンチまたはトラッシュにある「ポケモンGX・EX」が持っているワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。] |
GXワザ 超超無+ ミラクルツインGX 200 追加でエネルギーが1個ついているなら、自分のポケモン全員のHPを、すべて回復する。 |
弱点:妖/抵抗力:/にげる:無×2 |
SM11で登場した超タイプのTAG TEAM。
非常にトリッキーかつ強力な特性を持つ。自前のワザを持たない代わりに、ベンチまたはトラッシュに存在するポケモンGXのワザを全て使うことができるというもの。マーシャドーGXと異なり進化GXのワザを使うことができる。通常では入念な下準備を要する進化ポケモンGXのワザをトラッシュに置いておくだけで使用できるため、ソルガレオGX#SMEの「ターボストライク」を速攻で使って高い打点を出しながらエネルギー加速を行う、チルタリスGXの「ブライトトーン」で身を守る、ベンチのグソクムシャGXと合わせて毎ターン「であいがしら」を決めるなど非常に多彩な戦術が取れる。もちろんGXワザも使えるため、非常に高いHPと合わせてルカリオGXの「クロスビートGX」などで超高打点を出したりと状況に応じて最適なワザをえらんでいける。当然ながらエネルギーは必要なため、可能な限り色を絞ったり無色エネルギーのみで使用できるポケモンに限定するなど、デッキ構築のセンスが問われる。かんこうきゃくやダートじてんしゃなどで目当てのカードを早急にトラッシュすることも重要だろう。
進化ポケモンにこだわらずとも5枚目以降のTAG TEAMとして扱うのも有効で、特にピカチュウ&ゼクロムGXデッキに数枚投入しておけばメタであるマーシャドーGXを逆に弱点を突いて返り討ちにできる。
GXワザは高い打点に加えて任意のエネルギー1個という緩い条件で自分のポケモンすべてのHPを回復するという強力な追加効果を持つ。特性により他のポケモンのGXワザを使うこともできるが、こちらも十分すぎるほどに強力。
「あらゆるデッキに採用できる」という公式の文言に違わぬすさまじい性能を誇るが特性を封じられると極端に弱体化するという明確な弱点がある。グレイシアGX、アローラベトベトン#SM1M、無人発電所などにはめっぽう弱い。前者2枚には高いHPで耐えてGXワザで無理矢理突破するなども考えられるが、無人発電所はこのカードの流行に伴いメタとして投入される可能性もあるため、フィールドブロアーや他スタジアムを採用するなどして対策を取っておきたい。
「ミュウ」及びその遺伝子を継ぐ「ミュウツー」は現存する全てのポケモンのDNAを持つという設定であり、そのため原作ゲームでも非常に多くのわざを覚えることができる。ポケモンカードゲームにおいでも度々その設定を再現した特性は過去に登場していたが、ゲームバランスの都合上強力なポケモンは対象外であったり自身のステータスが低く設定されることが多かった。ここまで再現性が高く強力な仕様で登場したのは初めてといえるだろう。
「ミュウツーの逆襲」公開より20周年を迎える2019年は公式で「ミュウツーイヤー」と銘打たれており、ゲームに映画と力をいれてプッシュされている。収録弾のミラクルツインは「名探偵ピカチュウ」と「ミュウツーの逆襲 evolution」の間に発売しており、おそらくは意図したものだろう。
スペシャルアート版では無邪気に喜ぶミュウに辟易しながらも付き合うミュウツーの様子がが描かれている。彼の設定を思うと感慨深いものがある。通常のSRもミュウがミュウツーと並んで同じポーズをとっているようにも見え、どこか微笑ましい。
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