イントラネットの作り方

イントラネットは、ハイパーリンクで結ばれた文書の集合体であるという点で、インターネットに似ている。しかし、イントラネット上の文書は非公開であり、多くの場合、ローカル・エリア・ネットワーク（LAN）上のコンピューターか、適切なログインとパスワード情報を持つインターネット経由でしかアクセスできない。イントラネットを作るには、ネットワーク、サーバー、組織に関連するコンテンツが必要である。

1

自宅やオフィスにローカル・エリア・ネットワーク（LAN）を構築する。これには、コンピューター、プリンター、モデム、その他の機器を接続する必要がある。

• LANを構築するには、少なくとも2台のコンピュータが必要です。
• LANの接続には、ネットワーク・インターフェイス・カード（NIC）を使用します。NICは、コンピュータのマザーボードに挿入して、ネットワークを構築するためのポートを追加するハードウェアです。
• ネットワークインターフェイスカードのポートにクロスケーブルを挿入します。このケーブルによって、コンピュータが通信できるようになります。モデム、プリンタ、その他のデバイスをコンピュータに接続して、ネットワークを完成させます。

2

ウェブサーバーを選びます。

• さまざまなウェブサーバーのコスト、パフォーマンス、信頼性を検討します。
• 家庭内イントラネットを構築する場合は、パーソナル・ウェブ・サーバーの使用を検討してください。パーソナル・ウェブ・サーバーとは、パソコンにダウンロードして自宅でイントラネットを構築するためのソフトウェアです。

3

ウェブ・ブラウザをインストールする。

• イントラネットのページは、ネットワーク・コンピューターにウェブ・ブラウザーがインストールされていないと見ることができません。

4

イントラネットをデザインする。

• イントラネットのルック＆フィールやアップロードするコンテンツについて決定します。イントラネットを作成する企業であれば、ウェブデザイナーを雇うか、管理職の中からイントラネットをデザインするチームを選ぶことができます。
• イントラネットに掲載する情報の種類を決めましょう。一般的な選択肢としては、組織図、スタッフ名簿、ウィキ・ページ、カレンダー、よく使う文書や共有文書、掲示板などがあります。
• ホームページやイントラネット・サイトのメニューに表示したいページの順序など、イントラネット・ページの順序を紙に書き出す。
• イントラネットの主要なページを表すメニューをデザインする。メニューは各ページに表示し、ユーザーがページ間を移動したり、ホームページに戻ったりできるようにします。メニューがすべてのページにリンクしていることを確認してください。

5

セキュリティをどうするか決める。

• 作成するイントラネットの全部または一部をパスワードで保護するかどうか、また、外出先からインターネット経由で会社のイントラネットにアクセスできるかどうかを決定します。
• 自宅にイントラネットを作成する場合は、どの家族 がアクセスできるようにするかを決める。

6

ウイルスやサーバーの故障から守るため、イントラネットのバックアッ プの頻度を決める。

7

イントラネットを管理し、ウイルスや破損ファイルから保護する。

• ウイルス対策ソフトをネットワークにアップロードし、システムのウイルスをスキャンする。ウイルス対策ソフトは、定期的に更新プログラムをダウンロードし、新しいウイルスからイントラネットを保護します。

8

イントラネットを会社全体に広める。

• 勤務時間の記録、休暇の申請、年次手当の加入など、いくつかのプロセスを完全に電子化することで、新しいイントラネットの利用を促しましょう。マーケティング戦略の一環として、新しいイントラネットのトレーニングを提供する。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Make an Intranet 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。