【第一図は△2二玉まで】
第一図以下の指し手
▲7九玉 △4三金右 ▲8八玉 △4二金引
▲6六歩 △4三金直(第二図)
【第二図】
後手は金の上下運動で待機する。
先手は仕掛けるなら
①▲4五歩△同 歩▲同 銀
②▲4五歩△同 歩▲同 桂
③▲4五歩△同 歩▲3五歩
④▲6九飛〜▲6五歩
の四通りが考えられる。
④▲6九飛〜▲6五歩を調べる。
第二図以下の指し手
▲6九飛 △4二金引 ▲6五歩 △同 歩
▲同 銀 △6八歩 ▲同 飛 △5九角(第三図)
【第三図】
第三図まで進み先手は①▲5四銀か②▲5八飛の二択
②の▲5八飛なら△7七角成▲同 桂△6五銀▲同 桂△6九銀▲6八飛△7八銀成▲同 玉△5九銀▲5八飛△4八銀成▲同 飛△6六金(第三図以下変化②図)で後手優勢
【第三図以下変化②図】
第三図から①▲5四銀の場合
第三図以下▲5四銀△6八角成▲同 銀△8六歩▲同 歩△5四歩で第三図以下変化①図
【第三図以下変化①図】
将棋ソフトの評価値は後手500点だが後手は歩切れだし手番は先手で手が広いしいい勝負の終盤の入り口だと思う。
まとめ:△4二金〜△4三金の待機に対して▲6九飛〜▲6五歩はいい勝負だけどソフトの評価値は-500(後手有利)。
ちなみに第二図が▲6七歩△6五歩型だとプロの前例がある(リンク)
棋譜DB見る限りではみんな▲4五歩△同 歩▲同 銀と仕掛けてる。棋譜DBには載ってないけど2019/03/05の順位戦C1青嶋-真田戦もこの将棋で真田八段の指し回しは見事だった。
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