タイトル「羽生善治の終盤術(2)」
著者 羽生善治
出版年 2006年
1.この本を読んだ経緯
「終盤を鍛えるなら詰将棋」そんな文句は皆さんも聞いたことがあると思いますが、終盤に持って行くための入り口を学びたい。そう思い棋書を調べたところ出てきたのがこの棋書でした。
後にも記載しますが調べた際に1巻よりも2巻の方が分かりやすい。という意見を聞き2巻から購入することにしました。
2.著者羽生善治さんについての紹介
将棋を知らない人に「趣味は将棋です」というと「え、じゃあ羽生善治より強い?」と返ってくるくらい有名。最近は藤井聡太にお株を奪われつつある。
3.本の構成
所謂次の一手問題。1ページに局面が載せられ捲ると答えと解説が出てくるというもの。
4.読んだ感想
次の一手問題と記載したが終盤の入り口から中盤の問題であるため、通常の次の一手や詰将棋のような「読み」だけでなく「構想力」や「自陣の安全度を測る」など様々なところを鍛えることができます。解説もしっかりしており、筆者は苦手な終盤力に毛を生やすことができました。
囲いを崩したけど攻めるのが遅い、攻め方が分からない。そんな人におすすめできる本だと思います。しかしながら初心者にはあまりおすすめできる本ではないように思いました。筆者は中級タブの頃に読みましたが理解はできるけどちょっと難しいなといった感じでした。
後に羽生善治の終盤術1巻を購入したましたが、確かに2巻の方が少し理解しやすいように感じました。棋力に自信のない方には私と同じように2巻から購入するのも悪くないと思います。
ー雑記ー
筆者は棋書を読むことが苦手で殆ど途中で投げ出していますが、この本は読むことができました。何故と言われると困りますが、同じく棋書を読むのが苦手なY◯GEN1262氏も同じ事を言っていたのでそういうものだと思います。ちなみにYUG◯N1262氏曰く、ある程度棋力があれば問題と答えを見るだけでもいいのではないかだそうです。
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