▲矢倉77銀78金35歩 △雁木

第1図

第1図は▲矢倉77銀のみ35歩 △雁木と比べて▲78金△62銀の交換が入っている。

後手は▲矢倉77銀のみ35歩 △雁木の時と同じように指すとどうなるか。

第1図以下の指し手

△86歩　▲同歩　△54歩　▲35銀　△42角　▲24歩　△同歩　▲46歩　△85歩　▲75歩　△86歩　▲76銀（第2図）

第2図

▲46歩は△64角に備えながら場合によっては▲45歩の攻めも見ている。前回（▲矢倉77銀のみ35歩 △雁木）は▲24同銀以外の手なら△85歩で後手よしだったので今回も△85歩と合わせていくが▲75歩が受けの好手で8筋は突破されない。

第2図以下は△53銀にソフトは▲66角を示している。▲66角に代えて▲24銀は△26歩で止めるらしい。△26歩に▲同飛と取らせれば△15角の王手飛車があって24の銀を動かしづらくなる。

第2図は後手もすぐに2筋を突破されるわけではなく難しい将棋。（互角）

 

第1図に戻って後手が△34銀と受けた場合、▲38飛△52金▲69玉△43金右▲35銀△同銀▲同飛△34歩▲38飛（第3図）でこれはお互い駒組みが続くと思う。（互角）

第3図