旧都に拠点を持つ、有力な亜人の一家。
グフタ・タプグは、エルフ侵攻の際、亜人諸島より旧都に難民として移住し、帝国軍に志願した。
彼は亜人部隊の小隊長として前線に投入され、いくつかの戦績を上げたが、負傷をし右腕を失ったことから、
旧都における補給部隊の監督に回された。
エルフ王国が撤退し、しばらくすると退役し、彼は一族や同島出身者、軍務の際の部下などを集め、軍向けの補給品を手配する会社を立ち上げた。
エルフ王国撤退後もしばらくの間、旧都の軍事要塞化は進んだため、彼の会社は順調に成長し、やがて軍向け以外にも、流通を手掛けるようになった。
帝国が、エルフ王国の脅威が去ったことを知り、旧都の軍事要塞化をやめるころには、軍需部門は彼の立ち上げた、タプグ通商の売り上げの1割以下でしかなくなっていた。
現在、タプグ通商は帝国国内で最大の企業の一つである。
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