帝都（新都）

帝国の中心都市。帝国東大陸の東岸に存在する。
帝室庁、議会、大使館等が集まる帝国の首都。

旧来帝国の首都は帝国西大陸に存在していたが、エルフ王国の東空侵攻に伴い戦線より遠い地にある地方都市であったここに遷都した。
遷都の際に、戦線近くの島々より移住して来た多くの亜人たちが労働力として動員された。
その名残で、現在でも帝国内の大半の亜人は帝都か、あるいは同じく多くの労働力を必要とした旧都に居住しており、
亜人コミュニティが存在する。主に亜人たちは、首都西側の亜人地区に住む。

現在の新都は、大きく分けて3つの地区に分けられる。
新都移転の際に、造成された帝国宮殿、議会、行政府、貴族の邸宅などの集まる現在の中心区。帝国政治の中枢として機能している。

新都造成以前の市街地の流れをくむ旧市街区。市民の住居や耕作地の残るのどかな風景も残っている。かつて避暑地として機能していたこともあり、当時の貴族の別邸残り一部は現在も貴族の本拠や別邸として使われている。

新都造成時は大量の労働者を導入した。労働者たちは、集合住宅を作られそこに住まわされることが多かった。
それらの集合住宅は、そのまま現在は亜人区となっている。
労働者は亜人諸島から逃れてきた多くの亜人が動員されたため、亜人の比較的多い地域となっている。亜人区の住民の多くは、中心区で安価な労働力として使用されている。
軍部はこのことに関して、国家保安上の懸念を抱いており、ひそかに亜人区の管理を行っている。

冬は雪が積もる。