カエンタケ

ページ名:カエンタケ

カエンタケ Trichoderma cornu-damae ボタンタケ科トリコデルマ属 猛毒

赤く、火炎のような形のきのこ。これはキノコなのか?、と言われても言い返せない程度のビジュアルである....

<外見>

真っ赤で鮮やかなキノコ。先がとがっていることが多く、肉は白く硬く絞まっていて、老菌になれば紫がかって見える。

手のひら状の形をしていて、先は枝分かれする。最後の2つの特徴で生死が決まるようなものなのでよく覚えておくこと

食べる人はそういないだろうが

 

<毒成分>

トリコテセン類

 

<中毒症状>

まず、触るだけでかぶれる。皮膚刺激性が高いのである。食べてしまうと食後10分前後で腹痛、嘔吐、下痢などの胃腸系症状が出る。その後めまい、手足の痺れ、呼吸困難、言語障害、40℃以上の高熱、白血球・血小板の減少が起こり、そして呼吸器不全、腎不全、肝不全、顔面脱皮、全身のびらんが起こる(前に書いたように皮膚刺激性が高いため、食べるとびらんが起こる)。

 

<備考>

なんと毒成分はベトナム戦争で使われた生物兵器であり、どれほど危険なのかうかがえる。また、致死量3g。かなり危険なため食べてはいけない。最強の毒きのこともいわれる。よりも毒性は強い。

 

<似ているきのこ>

サナギタケ等の冬虫夏草

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