黎王龍ケセラ

ページ名:黎王龍ケセラ

 史上初めて確認された竜種を統治する個体。またの名を原初の竜王。

概要

 普段は眠りについており、自身の一族に対して基本は放任という姿勢を取っている。新暦135年にカーベス朝の代表ジュダスと契約を結び、それ以来は人類の守護者という立ち位置にいる。そのため、同じ竜種が人類へ明確に敵意を見せた際にはこれを止めるために活動を開始する。

能力

 その絶大な年齢から、標準的な成竜を遥かに凌ぐ体格を持っており、ごく一部の例外を除けば世界最強の生物である。山のような体躯から繰り出される攻撃はその全てが災害と化し、一歩進むだけで天変地異を起こすほどの威力を持っている。腹部を除いて全身が超硬度の鱗で覆われており、これを貫くことは現在の人類にはほぼ不可能である。

 冥王龍ベネトとの一騎討ちにおいては初めこそ互角に渡り合っていたものの、片翼を嚙み千切られたことを切っ掛けに戦況は悪化、敗北を喫した。

容貌

 全長3km弱、基本的な形態の巨竜。穢れ一つ無い純白の鱗で全身を覆われており、その硬度は現存する生命体の中では最高峰であるとされる。

 黄色の瞳を2対持っており、ある詩人によればそれは黄金の輝きを秘めた黄水晶、またある者よれば最も偉大な生命に宿る太陽などと称される。

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