英国革命
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| 歴史 | ゲーム |
| ルーマニア王国 | |||
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| Iron Guard | |||
| 三色旗と共に併用される 軍団旗 | |||
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ルーマニア、公式にはルーマニア王国(ルーマニア語：Regatul României)、この国はヨーロッパ東南部にある国家であり、熱狂的ナショナリストたちが参加する軍団（レジオン）により支配されている。国境北部をガリシア＝ロドメリア、北東部をウクライナ、東に黒海、南部をブルガリア、西部をハンガリーと接している。
歴史[]
パリでの講和会議によりクリミア戦争（1853年~1856年）が終結、会議で締結された条約ではモルドヴァ公国とワラキア公国の統合が厳しく禁止され、ルーマニア人による統一国家の成立が妨げられていた。しかしながら事態は急変し、両国の議会でアントネスク・イオン・クザという同一人物が大公に選出、同君連合下におけるモルドヴァ＝ワラキア連合公国（1859年~1866年）が成立した。彼が貴族たちの反発によって退位した後、続いてカール・アイテル・フリードリヒ・フォン・ホーエンツォレルン＝ジグマリンゲンが公位を継承、正式に両国はルーマニア公国（1866年~1881年）として統合された。ルーマニアは19世紀有数の戦争であった露土戦争（1877年~1878年）にロシア側で参戦、1879年のベルリン会議において、ついに自らの主権と独立を獲得し、オスマン帝国下の従属から解き放たれた。ルーマニアはドブロジャの大部分を戦果として得たが、ロシアに対し南ベッサラビアを一部割譲せねばならなかった。
1881年、ルーマニアは正式に王国となり、カールは初代ルーマニア国王カロル1世として即位した。ルーマニア国内で文化的・政治的関心が西洋諸国へと傾き、ロシア帝国がルーマニアに持ち得ていた影響力は失われていった。カロル1世は第二次バルカン戦争（1913年）へ参戦し、ブルガリアからドブロジャ南部を獲得。1914年、世界大戦が勃発した当初、ルーマニアは中立を保つ一方で、密かに中央同盟と協商両陣営から参戦要求を受けて思案を続けていた。カロル1世の死後にフェルディナンド1世が王位を継ぎ、彼は国内からの大きな支持を受けて協商側に立って参戦することを決意した。しかしながら、カルパティア山脈を越えた段階で攻勢は停滞、戦線が膠着した数か月後には、中央同盟軍により国土の大半を占領された。モルダヴィアに撤退したルーマニア政府は、残された国土でロシアの支援を得つつ総力戦体制を確立し直し、その後の戦線維持に努めた。しかしロシアでの内戦により友軍は消滅、1918年、ルーマニア政府は中央同盟からの降伏勧告を受諾し、ブカレストでの講和条約に調印することを同意した。この条約により、ルーマニアはドナウ川以南の領土、ドブロジャ全土をブルガリアへ割譲、カルパチアの係争地帯をオーストリア＝ハンガリーに譲渡する一方、ロシア政府の統治外となっていたベッサラビアの併合を認められた。しかしながら、ルーマニア最大の油田であるプロエシュティ油田の採油権はドイツ・オーストリアへ委ねられ、他国による国内経済への介入を大きく許すこととなった。
政府が国民による民族統一の希望を実現できなかったこと、敗戦後に国家が厳しい状況に置かれたことは、国民の激しい怒りと報復感情を急激に高めた。さらに穀物の価格が下落したことによる経済不振と農村の荒廃が、言いようのない怒りと倦怠感を国内に巻き起こした。これらの要因は、これまで誰も見向きもしなかった最も過激な民族主義的政党とその運動が急激に支持される土壌を生み出した。当初、若くカリスマ性あふれるコルネリウ・ゼラ・コドレアヌが、アレクサンドル・クザと共に国家キリスト教徒防衛同盟（LANC）を組織し、国家再興と戦後体制の打破、大ルーマニア統一などを掲げてその支持を拡大していった。その後コドレアヌは大天使ミカエル団を再結成し、古代ローマの軍団の名にちなんで自らの運動をレジオン運動と名付けて、団員たちをレジオナーレと呼ばせた。
ルーマニア王国公式の三色旗
フェルディナンド1世の死後、女性問題が取り沙汰されていたカロル2世が即位した。フェルディナンド1世が国民自由党（PNL）に信頼をよせて国政を任せていたのに比べ、彼は国王の権限が制限されるのを良しとせず、自身が国政に大きく関われる絶対君主制の実現を夢見ていた。1930年代初頭、ルーマニアの政治状況は変化した。支持者の大半を占めていた地主階層が没落したために、PNLはその力が大きく削がれ、少数派であった極右の非与党勢力が政権を握る機会が訪れた。
初めカロル2世は、LANCを率いるアレクサンドル・クザを新たな首相に指名しようとしたが、彼は知的ではあるが演壇での見栄えがすぐれないという、国王直下の秘密警察ストラジャ・ツァーリー（Straja Ţării）の報告を受けて自身の考えを改めた。カロル2世は代わりに、その若さにも関わらず政治経験に富み、国民からの熱狂的な人気を持ち合わせ、さらにその若さゆえに上からの操縦も容易いと思われた、コルネリウ・コドレアヌを首相にすると決めた。国王はブカレストに指導者(Căpitan）と彼の軍団を招いて、彼らに政権の譲渡を持ちかけた。コドレアヌはこの提案を受け、国家権力と首相の地位を手にすると同時に、国民に栄光と希望をもたらすと誓った。
1933年の総選挙の際、PNLのイオン・ゲオルギー・ドゥカが行った反レジオナーレ・キャンペーンにも関わらず、レジオン運動は圧倒的な支持を得て電撃的勝利を勝ち得た。その後には彼らによるPNLへの苛烈な報復行為が開始された。ドゥカは引き続き反レジオナーレの立場を崩さなかったが、1934年、大天使ミカエル団の武装組織、鉄衛団によりドゥカは射殺される。
コドレアヌとかれの追随者たちは、ルーマニアを偉大な国家とするべく自らの計画を実行していった。1934年、コドレアヌは大体的な土地改革を行い、カロル2世からの不評を買った。このことはカロル2世に、コドレアヌが決してただ若くて従順な政治家ではないことを気づかせた。
1936年直前、ルーマニアは決断の岐路にあった。国王がこの若きカリスマの脅威に気づいた一方、国内では緩やかに復興が進み、比較的に社会は安寧が保たれているように思われた。しかし国王とコドレアヌとの間ではすでに対立が垣間見られ、将来的に双方の衝突が懸念されている。両者は共にルーマニアを強国にするという同じ目的を持ちながら、そのためにも互いに求められる決定的行動が目の前に迫っていた.....。
政治[]
現在、王国内における支配的政治勢力は大天使ミカエル団であり、軍団内の一構成組織が議会で指導的地位を占めている。（レジオン自体は秘密結社として機能しており、そのため同名の別組織が政党として存在している）しかしレジオンの急速な成長に対し、反対勢力もまた結集しつつあるため、今後の政情は予測しかねるものである。
一方でカロル2世を中心に忠実なるロイヤリストたちが集結し、国王の個人秘書であるアーネスト・ウルダリアヌやストラジャ・ツァーリーの幹部といった面々が、レジオンに対抗して絶対君主制を支持している。
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