クアッガ

概要[]

クアッガ

基本情報

種族

哺乳類

別名

クワッハと鳴くもの

食性

草食

繁殖

胎生

生息地

南部アフリカ

体高

1.2m

全長

2.4m

体重

120~250kg

登場作品

本

• ジュラシック・パーク(小説)
• ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-

クアッガ(Quagga)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する近代に絶滅した哺乳類である。

その生態[]

1880年代に絶滅してしまったシマウマの仲間で、上半身がシマシマ、下半身がまっ茶色というウルトラ怪獣のような珍妙さが特徴であった。 一般的にシマウマのシマはダニが媒介するウイルスを防ぐ目的があるとされてるが、何故クアッガが進化の過程で不思議なツートンカラーを選んだのかは判明していない。

「クアッガ」というユニークな名前は、彼の不思議な鳴き声に由来しており「クァ～ハ」と鳴いたらしい。 こちらも現生するシマウマが『ワンワン』鳴くのとは逆行しており、相当なヘソ曲がり野郎と言えるかもしれないが、ある人の証言によると「マスティフ犬の吠え方によく似ていた」というので、そこまで種のトレンドから逸脱しているわけでもなかったりする。

人類の蛮行によって滅ぼされた生物として有名で、肉や毛皮などを取るために他のシマウマ共々狩られてしまった。 更には開拓によって生息地が減少したことも追い打ちとなって、野生の個体はあっさり絶滅。 動物園で人工的に飼育していた個体も1883年8月12日に亡くなってしまったことから、クアッガは地球上から姿を消した。

その後時は流れて21世紀、絶滅動物を復活させるプロジェクトが立ち上がり、その対象としてクアッガが選ばれる事となった。 彼と近縁のシマウマを交配させて、なんとか生前そっくりの体色を持つシマウマを生み出すことに成功。 いま現在においても数を増やし続けているという。 ただしそれがクアッガにとって幸せなことなのかについては、誰にも分からない。

シリーズにおける活躍[]

・ジュラシック・パーク(小説)[]

ルイス・ドジスンのセリフ(心の声)として名前のみ登場。

・ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-[]

マルコムのセリフとして名前のみ登場。 どうやらクアッガとは、この作品の世界に住む人間にとって最も蘇る確率の高い生物として、広く認知されていたらしい。

関連項目[]

• ジュラシック・パーク(小説)
• ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-

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