ロバータ・カーター

概要[]

ロバータ・カーター

詳細

状態

生存

職業

医者

出演作

書籍

• ジュラシック・パーク(小説)

ロバータ・カーター(Roberta "Bobby" Carter)は、小説版ジュラシック・パークに登場する人物。

本名及び海外版の書籍では「ボビー・カーター(Bobby Carter)」として表記されているが、日本版では一貫して「ロバータ」表記となっている。

人物像及び活躍[]

コスタリカ西海岸のアナスコ湾付近に存在する漁村にて町医者をしている女性。 シカゴのマイクル・リーズ緊急病院に二年間住み込みで勤務したのち、派遣医として診療所へ二ヶ月間勤務することとなった経緯がある。

転属先である町のことはかなり気に入っており、彼女が受け持つ診療所の設備やスタッフに対しても文句のつけようがない環境だと語っている。 ただし南国特有の大雨に対してはかなり辟易としていたようだ。 そんな憂鬱な気持ちが込み上げてくるある嵐の夜のこと、エド・リージスと名乗る男が重傷を負ったジョフェリー少年を引き連れて彼女の元を訪れた。 掘削機の事故に巻き込まれたとされる彼の介抱をしたものの、病棟に運ばれた時にはすでに手の施しようのない状態に陥っており、彼の遺言となった「ラプトル」という聞き慣れない名前を耳にした。

その後、彼女はたまたま診療所にて滞在していた助産婦エレナ・モラレスにラプトルのことを聞くものの、結局明確な答えは得られぬまま、謎めいた単語がラテン語であること、意味が「略奪者」であることを知って出番は終わった。

ページ数にしてわずか11P。 総文字数800字以上の作品において彼女の出番は非常に少ないものであったが、彼女の身に起こった事件こそがこれから先790ページ以上を用いて展開される「世にも奇妙なジュラ話」の幕開けとなることを、この時の彼女は知る由もなかっただろう。

関連項目[]

• ジュラシック・パーク(小説)

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