モノクロニウス

概要[]

モノクロニウス

基本情報

種族

恐竜

別名

一本角を持つもの

食性

草食

繁殖

卵

生息地

カナダ、アメリカ合衆国

全長

5~6m

体重

1.1~2.4t

登場作品

その他

• Jurassic Park: Institute

モノクロニウス(Monoclonius)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。

恐竜データ[]

白亜紀後期の北アメリカに生息していた恐竜の一種である。

初めて化石が発見されたのは1877年の古く、かの有名な化石戦争の最中である。 おそらくフリルにあたる断片的な骨が発掘されたのだが、当時はハドロサウルス類の骨だと勘違いされていた。 その後 トリケラトプスなどの有名な角竜が発見されたことがきっかけで、ようやく本来の姿として知られるようになった。

姿形は同じ地層で発掘されるセントロサウルスに似ており、ユニコーンのような一本角と派手な襟飾が特徴であった。 あまりにも似すぎていたため、正体が判明してから何十年もの間「モノクロニウスとセントロサウルス、実は同一生物なんじゃね？説」が議論されていた。その結果、最初に発掘された化石があまりにも不完全かつ、独自性を認められなかったという理由で、現在はほぼ無効名という地位に立たされている。

何故こんなあやふやな扱いをされているのかと言うと、古生物界において名称というのは最初に付けられたものが正義という絶対ルールがあり[1]、これに当てはめるとモノクロニウスより後に発見されたセントロサウルスは彼の名前に吸収されていないこととなってしまう。 ところがモノクロニウスは当初発見された標本数があまりにも不完全かつ、かといってハッキリセントロサウルスとの同一性が確立されているわけでもないため、本当に吸収してもよいか判断がつかないという非常に面倒くさい状態に置かれているわけである。

恐らく、というかほぼ絶対モノクロニウスはセントロサウルスの亜種だと思うんだけど、完全にそうとは言えない。 でもだからといって両者とも独立した種にするのは、カテゴリー分けする際に面倒くさいことになるし、でもどちらかを消すことは学術的にもあまりよろしくない。 だからまぁ、ほんとどうしよう・・・。

まぁ要するに、世の中うまくいかないを体現した恐竜がモノクロニウスというわけです。

シリーズにおける関わり[]

・Jurassic Park: Institute[]

今は亡き恐竜総合データベースこと「Dinopedia」に、当恐竜のコラムが掲載されていた。

出典[]

1. ↑ ただし例外もある。

関連項目[]

• Jurassic Park: Institute

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