参加したイベントのセルフレポ。
全部1記事にまとめようと思ったのですが、長くなりそうなのでトークセッションごとに分割します。
AI TALK NIGHT 2018 #とは
レッジがAIのスペシャリストを招いて開催する「AI TALK NIGHT」。
イベント趣旨や登壇者など詳しくはLedgeさんのイベント告知をご覧ください。
以下、各セッションレポです。
テーマのお題目はメモしていなかったので"おおよそこんな感じ"という見方で。
トークセッション②『これから必要なディープラーニング人材とは』
セッション②の結論:ディープラーニングはやれ。まず手を動かせ。
トークテーマ1:ディープラーニング人材の定義、どんな人材を育てればよいのか
(セッション最後のまとめトークの内容もおおむねかぶっているのでここにまとめます。)
セッションの要点:
・ジェネラリスト、ビジネスタイプの人材について
・ディープラーニングとは何か。何が必要か。問題がなぜ起きたかがわかる人。
・お客様をよく見ていて、ニーズを洗い出して課題を発見でき、最適なソjリューション提案をできる人。
・ヒアリング力、期待値コントロール力、観察力のある人。
・契約関連や納品物の握り、見積もりができるアセスメント人材。ビジネスモデルとしての勘所を持っている人。
これらは現在はSIerに丸投げして失敗しがちなところ。
・エンジニア人材について
・ディープラーニングの仕組みを理解しており、技術的な問題解決ができる人。
・データサイエンティストと機械学習エンジニアを分けて考える。
機械学習エンジニアは学習モデル作成後のAPIや推論サーバまで作れる人材。
・その他
・英語が得意で、日々発表される論文を読んでスピーディーに情報発信してくれる人が必要。
PFNの岡野原さんのツイッターで論文を紹介してくれている。
・最新情報にアンテナを張って、情報のインデックス付けをしておくこと。
・学習フェーズ、推論フェーズそれぞれの対応力が求められる。
・データと、データを必要としているユーザを紐づける商社マンのような人もほしい。
ゆくゆくはマーケットプレイスのような形が必要になってくるのかもしれない。
トークテーマ2:ディープラーニング人材をどう育てていけばよいか
・会社としてどういう人材がほしいかというゴールを設定して育成する。
・課題解決能力の磨き方
・コンサルティングのフレームワークを覚える
・まずゴールを設定する。次に現状を把握する。そうするとギャップが発見できる。そのギャップを埋めるための施策を打つ。
・ディープラーニングに向いているパーソナリティ
・クリエイターに近い人の方が応用ができる。
・目的指向の人。結果的に何ができたかを重視する人。
まずOSSを使ってみる。外側から入って、結果を理解するために細かいものを詰めていくアプローチの方が短期で伸びやすい。
・伸びるやり方や課題設定について
・複数人での教え合い。独りでやるのには限界がある。
・Webで情報収集しながらやってみる
・ゴールを設定してデモを作る
・楽しく学べるデザインをしてあげる
以前にJDLA & クックパッド & 経済産業省で分類をしたこともある。
株価予測など、実利につながるテーマを選ぶ人もいる。
会場内Q&A
■マシンラーニングやディープラーニングの精度向上につながる観察力とはどんなものか
・エラー解析時に"この特徴量が足りてなさそうだな"とわかる人。
理屈ではなく感覚。ディープラーニングは人間に近いので、コンサルと似たような力かもしれない。
わが子を育てるようにマシンを育てるような感覚を持っている人。
セッション②の記事はここまでです。セッション③の記事はこちら。
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