AI TALK NIGHT 2018参加レポ_セッション②

ページ名:20181214_2

参加したイベントのセルフレポ。

全部1記事にまとめようと思ったのですが、長くなりそうなのでトークセッションごとに分割します。

タグ: 機械学習 イベント

AI TALK NIGHT 2018 #とは

レッジがAIのスペシャリストを招いて開催する「AI TALK NIGHT」。

イベント趣旨や登壇者など詳しくはLedgeさんのイベント告知をご覧ください。

以下、各セッションレポです。

テーマのお題目はメモしていなかったので"おおよそこんな感じ"という見方で。

 

トークセッション②『これから必要なディープラーニング人材とは』

セッション②の結論:ディープラーニングはやれ。まず手を動かせ。

トークテーマ1:ディープラーニング人材の定義、どんな人材を育てればよいのか

(セッション最後のまとめトークの内容もおおむねかぶっているのでここにまとめます。)

セッションの要点:

・ジェネラリスト、ビジネスタイプの人材について

 ・ディープラーニングとは何か。何が必要か。問題がなぜ起きたかがわかる人。

 ・お客様をよく見ていて、ニーズを洗い出して課題を発見でき、最適なソjリューション提案をできる人。

 ・ヒアリング力、期待値コントロール力、観察力のある人。

 ・契約関連や納品物の握り、見積もりができるアセスメント人材。ビジネスモデルとしての勘所を持っている人。

  これらは現在はSIerに丸投げして失敗しがちなところ。

・エンジニア人材について

 ・ディープラーニングの仕組みを理解しており、技術的な問題解決ができる人。

 ・データサイエンティストと機械学習エンジニアを分けて考える。

  機械学習エンジニアは学習モデル作成後のAPIや推論サーバまで作れる人材。

 

・その他

 ・英語が得意で、日々発表される論文を読んでスピーディーに情報発信してくれる人が必要。

  PFNの岡野原さんのツイッターで論文を紹介してくれている。

 ・最新情報にアンテナを張って、情報のインデックス付けをしておくこと。

 ・学習フェーズ、推論フェーズそれぞれの対応力が求められる。

 ・データと、データを必要としているユーザを紐づける商社マンのような人もほしい。

  ゆくゆくはマーケットプレイスのような形が必要になってくるのかもしれない。

 

トークテーマ2:ディープラーニング人材をどう育てていけばよいか

・会社としてどういう人材がほしいかというゴールを設定して育成する。

・課題解決能力の磨き方

 ・コンサルティングのフレームワークを覚える

 ・まずゴールを設定する。次に現状を把握する。そうするとギャップが発見できる。そのギャップを埋めるための施策を打つ。

・ディープラーニングに向いているパーソナリティ

 ・クリエイターに近い人の方が応用ができる。

 ・目的指向の人。結果的に何ができたかを重視する人。

  まずOSSを使ってみる。外側から入って、結果を理解するために細かいものを詰めていくアプローチの方が短期で伸びやすい。

・伸びるやり方や課題設定について

 ・複数人での教え合い。独りでやるのには限界がある。

 ・Webで情報収集しながらやってみる

 ・ゴールを設定してデモを作る

 ・楽しく学べるデザインをしてあげる

  以前にJDLA & クックパッド & 経済産業省で分類をしたこともある。

  株価予測など、実利につながるテーマを選ぶ人もいる。

 

会場内Q&A

■マシンラーニングやディープラーニングの精度向上につながる観察力とはどんなものか

・エラー解析時に"この特徴量が足りてなさそうだな"とわかる人。

 理屈ではなく感覚。ディープラーニングは人間に近いので、コンサルと似たような力かもしれない。

 わが子を育てるようにマシンを育てるような感覚を持っている人。

 

 

 

セッション②の記事はここまでです。セッション③の記事はこちら

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