AI TALK NIGHT 2018参加レポ_セッション③

ページ名:20181214_3

参加したイベントのセルフレポ。

全部1記事にまとめようと思ったのですが、長くなりそうなのでトークセッションごとに分割します。

タグ: 機械学習 イベント

AI TALK NIGHT 2018 #とは

レッジがAIのスペシャリストを招いて開催する「AI TALK NIGHT」。

イベント趣旨や登壇者など詳しくはLedgeさんのイベント告知をご覧ください。

以下、各セッションレポです。

テーマのお題目はメモしていなかったので"おおよそこんな感じ"という見方で。

 

トークセッション③『AI導入成功のための勘所』

トークテーマ1:AI導入に向けてどう社内を啓蒙したか

紹介事例:「門外不出のノウハウ」を生かした万引き防止AI、ALSOKが開発

(会員以外は冒頭しか読めない記事の紹介で恐縮です)

セッションの要点:

・監視カメラのAI化により仕事がなくなるという危機感があった。

 開発がうまくいかず、現場としてはあきらめかけた瞬間もあったと思うが、やはり危機感が大きかった。

 また自社内ではうまくいかなかったが、各社と組むことで短期間で成果があがった。

・経営陣からの資金面や投資対効果についての質問には丁寧に説明した。

・上がテクノロジ好きで、社長からの鶴の一声でAI部門が立ち上がった。

 JDLAに入ったことをきっかけにG検定を受験し、社内向けの研修を実施した。

・やってみることが大事。やってみないとベンダが話している内容もわからない。

・万引き防止AIについて

 ・万引き後に店員が犯人を捕まえるのは危険。

  そのため予兆を見つけて店員にアラートを上げ不審者を追い返すこと、未然に防ぐことを目的とした。

 

トークテーマ2:社内で新しいことをするのに一番大事なこと

・新しいことをやりたがる人がプロパーにいること。一人いると案外と人がついてくる。

・社内には保守的な思考、立場の人間も当然いるが、そういった人がいなければ会社は成り立たない。

 彼らに理解を示し、投資対効果など、問われたことに対しては丹念に説明すること。

・自主性のある人には学ばせる。その学習コストを会社が払うこと。

 

会場内Q&A

■学習と実業務の兼ね合いについて

・実業務がシュリンクしつつあるため、既存業務に積極的な人に業務を寄せ、学習したい人の時間を空けている。

・新しいことをしようと動き始めると実業務で近い立ち位置の人を巻き込んでいける。

 (取引先でAIの知見がある会社に話を聞きに行く際に担当営業を連れて行くなど)

 巻き込んでいくうちにチームの様相を呈してくるので、折を見て上にチームとして申請しに行き完全に巻き込む。

■事業者から見て外注先に期待すること

・大前提として知識がしっかりとあること。

・AIは既存のシステム開発より現場に寄った技術。IoTデプロイや社内説明にも課題は多い。

 また事業者側の業界ならではの流儀や特別配慮が必要な部分などもある。

 そういった部分にも踏み込んで、一緒になって進めてくれること。

■ビジネスにつながるタネを見つけるコツ

・ディープラーニングという道具の使い方を理解すること。

 平たく言えば知識レベルを上げること。

 

 

 

セッション③の記事はここまでです。セッション④の記事はこちら

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