ゴルゴ_13_ウィキ
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ゴルゴ13作品リスト/単行本第2巻とは、リイド社より刊行されているさいとう・たかをの『ゴルゴ13』シリーズ単行本コミックスの第2巻で、「檻の中の眠り」ほかを収録したものである。
この時代のゴルゴは、表情の変化が相対的に大きいことが目につく。
(おりのなかのねむり)
「ゴルゴ13」シリーズの第5話。テレビアニメ版では第9話である。
アラスカの凶悪犯用の刑務所に無期懲役の囚人として脱走困難とされる刑務所に潜入したゴルゴ13は、所長に反抗し自ら進んで死刑囚になる(刑務所長にその権限があることの検証はここではされていない)。そこで、別の囚人と出会い、協力して脱走したが、実は標的がその囚人で、そもそも、脱走させて狙撃する筋書きだった。
標的を至近距離から狙撃しながら、「ゴルゴ13」と名乗り、「相手に名乗ったのは」「今度がはじめてだ」と言っている。なお、その後も自ら「ゴルゴ13」と名乗る場面はそれほど多くはない。
(びゃくやはあいのうめき)
「ゴルゴ13」シリーズの第6話。
ニューヨークから、ホテル、タクシー、飛行機と偶然の出会いが重なったなりゆきで、ノルウェーで女はゴルゴとベッドを共にした。ゴルゴが気になった女が別れた後に追いすがると、狙撃の現場であった。
「目撃者を消す」というゴルゴの原則が適用された初期の例である。
(ぶーびーとらっぷ)
「ゴルゴ13」シリーズの第7話。
ゼネスト中のパリで、フランス当局から一方的に仕事の依頼破棄を通告され、動きのとれないゴルゴに刺客達が次々に襲いかかる。その刺客たちとフランス当局の関係は?
「どうしてぬけだすつもりなのだ!?ゴルゴ13!!」と自問するシーンもある。逃亡中に出会った女に室内で「服をぬぐんだ」と命じ、女が「にげたりはしないわ!!」と答えたところで、ゴルゴの判断もある。
(くろいねっぷう)
「ゴルゴ13」シリーズの第8話。
ゴルゴは、ガボン共和国の将軍狙撃依頼を受け、乗り込んだが、狙撃の指定時間直前に標的は何者かに殺され、ゴルゴは犯人として逮捕、死刑判決の上、死刑執行されようとしていたところから話が始まる。
その背景に、軍の権力争いと、当時の冷戦が組み込まれている。また、当時は、ゴルゴの信頼性がそれほど高くなかったことを示すシーンもある。
ゴルゴが、煙草は「トルコ巻きのトレンド」しか吸わない、と自分で言うシーンがある。
ゴルゴ自身が、結局は殺人をしなかった最初の話にあたる。
(コートダジュール)
「ゴルゴ13」シリーズの第9話。
ゴルゴがスイス銀行から狙撃依頼された金の密輸組織の実力者二人が、ゴルゴの狙撃直前に殺された。犯人はその盲目の用心棒で、ゴルゴはその用心棒と対決した。
ゴルゴは、用心棒を倒した後、用心棒にとりつく盲導犬も射殺した。
(ゴルゴ イン サンドストーム)
「ゴルゴ13」シリーズの第10話。
ゴルゴは、イスラエル諜報部から、ソ連がアラブ連合に派遣した将校の抹殺依頼を受けた。しかし、イスラエルの用意した案内人が二重諜報員であり、ゴルゴのすきを窺っていた。
ここでは、ゴルゴが仕事の依頼を受ける際は原則として立ったまま、ということが明示されている。
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