ゴルゴ_13_ウィキ
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ゴルゴ13( - さーてぃーん)は、さいとう・たかを作の劇画『ゴルゴ13』に登場する超A級スナイパーの主人公で架空の人物。
以下のサブタイトルの作品が載っている本はゴルゴ13作品リストを参照。
常に一人で行動する。家族(実子の可能性がある者はいる)、友人(自称ではいる)は2008年現在出ていない。しかし、ビジネス上の付き合いをしている者の中には、ゴルゴ13と特に親密な関係を持つ者もいる。以下にその例を挙げる。
ゴルゴ13の登場人物も参照。
服装:ビジネススーツを中心にTPOに合ったもの。地域の環境や風土に適応した民族衣装を着る場合もある。
下着:ブリーフ。
腕時計:正確性よりも核爆発などの磁場の影響を受けない信頼性を優先し、スイスの高名な時計職人の自動巻時計を愛用。この時計にはナイフ・爆発物など特殊な機構が組み込まれている。
財布:カードではなく現金を十分用意して携行する。護身用品:
その他:トルコ産のトレンドの葉巻、又は紙タバコ。黒のアタッシュケース。
自分のルールを厳格に守り、生き抜くことを第一に考える。仕事は完遂するために最大限の努力をする。
以下は主な習慣・信条。
以上のように万能と言える才能の持ち主であるが、ゴルゴ13の能力の真骨頂であり、彼を世界最高と言わしめているのは、やはり長距離狙撃・ロングキルである。接近戦・ショートキルについては、作中でゴルゴ13よりも優れている可能性が示唆されている人物(ゴルゴ13の血縁者かもしれない)が存在した。
基本的に拳銃以外の銃器は携行せず、別の手段で目的地に運搬し、必要に応じて試射する。
連載開始直後の頃は、宝石箱、螺旋ネジ製作機械、碍子などの商品サンプルに偽装して銃を小包で送り、現地で組み立てることが見られた(『ビッグ・セイフ作戦』など)が、偶然に輸送車が襲われた結果、銃が第三者の手に渡るというトラブルが発生している。(『暗い街灯の下で』)
主に携帯しているのはスミス&ウェッソンのスナブノーズ(短銃身)のリボルバーである。
使用するライフル銃は、主に狙撃用へとカスタマイズされたアサルトライフル「 アーマライトM16」であることが多い。しかし任務の状況で他のライフル銃が最適であれば、そちらを選択し、その際の選択基準は、信頼性を重視していることがうかがえる。
なぜ狙撃精度に優れるといわれるボルトアクション方式の銃でなく、射撃精度より連射による制圧や汎用性を重視して設計されているアサルトライフルを、しかもその中でも狙撃向きとは言えない[3] アーマライトM16を選び、明白な欠点を自身の神業的な技量と努力によって補ってまで長期にわたって愛用しているのかという理由は、作中でも軍事関係者や銃器設計者達の議論や詮索の対象となっている。
多数登場するM16が同じ銃かどうかは不明。また武器そのものに対する執着は特に見せていない。
M16以外には、アンシュッツ製や、ウルティマ・ラティオ、カルカノ等のライフルの使用歴がある。
状況により各種銃器や野砲や無線爆弾などの陸上兵器にとどまらず、F15、F-104などのジェット機や、回天などの潜航艇等、陸海空問わず武器を使用する場合がある。
尚、ゴルゴは、銃とは自身の欲望や興味を満たすための物でなく、仕事を遂行するための道具だと定義している。
点検:使用するものは全て信頼性を重視しており、一例として『使用する弾丸は不発弾や精度不良を極力避けるために、100発中ランダムに抜いた80発を試射して全て異常無しなら残り20発を使用、1発でも不良なら100発全て破棄する』という手順を踏んでいる(『アクシデンタル』より)。また愛用銃をM16A1から改良型のA2ベースに切り換えたのも、アメリカ軍がA2を制式採用してから10年以上経って信頼性が十分実証された後のことであった(『傑作・アサルトライフル』)。
成功率:依頼遂行率はほぼ100%。スナイパーとしての技術は超A級と評価される。
即応能力:いかなる場合でも、直ちに対応策を実行する。
思考能力:狙撃の位置決めや通常の移動の際などにも常に敵の存在を仮定し、最も安全なルートを行動する。また、軍用戦略AIコンピュータの検討結果を凌ぐ行動をしばしば取る。
最長射撃距離:今まで行った銃による狙撃の中で最長距離はアメリカ政府が確認した例で2,000m(但しレーザー銃を使用)だが、軽量の特殊弾により、積乱雲の暖気による上昇気流に乗せて5000m先の目標への着弾にも成功している(『害虫戦争』)[4]。
特殊な狙撃方法:
特殊な標的:
上記の性格ながら、女性との関係は多い。また、しばしば仕事の前に娼婦を呼んだり、売春宿に宿泊することがある。しかし相手を受け入れるには基準があるような描写もある。性技に長けていると推測される。
特殊技能(変装)、武器の調達、情報収集など、また必要と判断した際にその分野の中でもさらに優れたプロに委託したり、直接師事し教えを乞おうとする。秘密厳守で、必要な情報以外は用途すら知らされないばかりか、ゴルゴの正体すら知らない場合も多い。引き受ければ過分な報酬をもって報いる。
本人の意向もあり、一般人には知られていない(公にしようとした者は阻止される)。各国の権力者、軍事・警察関係者の重要人物には知られているが、それらの組織の中でも下の方の要員には知らされていない。
各国の首脳から財界人、軍人、同業者、犯罪組織、犯罪者、老人、子供まで。階級、人種、性別、職種、思想、宗教を全く問わず非常に幅広い。本人曰く、他の手段ではどうしようもない状況だから依頼に来る者が多い、という。本人のルールに抵触しなければ、依頼人となることが出来る。また、本人のルールに抵触した場合は、依頼人は報復される。
報酬は必ず前もって決定し、成功報酬などの分割や追加謝礼は認めない。入金が確認され次第任務を開始する。また、
以上の事から自身の仕事に対する依頼人の対価(もしくは評価)が一定以上と判断された場合に契約が成立すると思われる。
ゴルゴへの連絡ルートは、手紙を出す、カジノに行く、無線を使うなど複数ある。共通している事は依頼者とゴルゴの間には中継者がいる事であり、基本的に依頼者は直接の連絡は出来ない。
主な連絡ルート:
特にポピュラーなのは、アトランタにあるアメリカ連邦刑務所に服役している終身犯マーカス・モンゴメリーに手紙を送る事である。彼が手紙を受け取ると、ラジオの宗教番組『夕べの祈り』『宗教の時間』に、『賛美歌13番』をリクエストする。これが流されるとニューヨーク・タイムズ紙に「13年式G型(またはG13型)トラクター売りたし」という広告と連絡先が掲載されるので、そこに連絡する。(『賛美歌13番』の放送キャンセルが伝えられると、依頼のキャンセルとみなされる)。仲介者について:
連絡ルートに介在している人間には、ゴルゴは手厚い報酬を用意しているようであり、ある連絡ルートが破壊されてしまった時「死ぬまで給料を支払う」とまで言っている(『300万通の絵葉書』)。その一方、依頼人を殺す程のトラブルが発生した場合は、その依頼を仲介した人間も同様に殺される(『錆びた黄金』)。ゴルゴとの面談:
ゴルゴは依頼に際して必ず依頼人との直接面談を行う。代理人の依頼は原則として認めない。依頼人が本人でない場合、顔や素性を隠している場合、無線や電話で本人と確認できない場合は断る。例外として、依頼人の死後の遺言、緊急を要する無線連絡、過去に依頼を受けた事がある人物からの連絡などの際は本人でなくとも受ける場合がある。依頼人が面談の際に「金を払うのだから言われた通りにしろ」などと尊大な態度を取った場合、「依頼人になる資格が無い」といった趣旨の台詞で依頼を断る。(『110度の狙点』『錆びた黄金』)緊急時の依頼方法:
正規の連絡網が途絶した際にCIAが行った方法として「13スターズ作戦」がある。静止軌道衛星を13のパーツに分離させ、大気圏で燃える様子を全世界のニュースで放送してコンタクトを取る。無論これはよほど緊急の場合の方法である。(『バイルスチェイス』)他に、現地のラジオやテレビで『13』に関連した偽のニュースを流す(例.「賛美歌13番を声唱中に教会の壁が壊れた」)、前述の連絡方法の逆に依頼者側が「G型トラクター」に関する広告を出す、等もある。命の恩人のみの依頼方法
過去に命を救ってくれた恩人に対しては、ゴルゴ本人が紙片を渡すなどして直接連絡先を教えている。『冥王の密約』『パッチワークの蜜蜂たち』)。任務が終了しても依頼人へは基本的に連絡しない。依頼の遂行と同時に依頼人とは一切無関係となる。
ただし何らかの事情で任務遂行の必要が無くなった場合(上記にあるゴルゴの実行前に第三者がターゲットを殺害した場合等)は、電話連絡、または自ら赴いて報酬を返却すると同時に報告を行う事もある。
以下の場合は制裁と称して対象者を抹殺する(事前に警告を入れる場合もある)。
ゴルゴ13も、超人的な能力を持つとはいえやはり人間であり、弱点および能力の限界は存在する。
庶民には想像できないほどの莫大な財産があると思われる(判明した中で過去最高額は200億ドル以上(約2兆円)『潮流激る南沙 G資金異聞』)。ただし単純な請け負った仕事の報酬の合計ではなく、スイス銀行の資産運用によって財産を殖やしている事が、作中でも示唆されている。
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