移籍市場

移籍市場の前に

移籍市場に出る前にスタッフの責務を変えておきます。
人によりますが、私は以下のようにしています。つまり移籍活動とメディア対応と実際の試合以外はスタッフが行います。

トレーニングやスタッフの雇用やユース育成などは、私はスタッフに任せてしまうため本ガイドでは説明しません。
これらの要素もFMの大事な一部なので、気になる方は自分で調べてみてください。

移籍市場

さて、移籍市場です。基本的には「現有戦力の中でアップグレードできそうな新戦力を探す」のに使います。
ただすでに人手が足りている部分に対して、スーパースターが思わぬ価格で売りに出されていることもあります。が、とりあえずは気にしないでよいでしょう。

前のガイドで話したようにSPALでは右SBと左WGの枚数が足りません。また右SBは右WBもできる選手が欲しいです。また左WGは内側に入ってくる逆足WGが欲しいです。
この役割に一致する戦力を探していきます。なお、ゲーム外のスカウティングツールを用いて探すこともできますが、このガイドではゲーム内で使える要素だけを用いて探す方法を提示します。

スカウトパネルの選手を選択し、スカウト-移籍を選ぶと、以下のようなスクリーンが出てきます。

右のほうに現在能力の星があります。この星はあくまでスカウトが提示した個人的な意見にすぎません。したがって星3.5の選手が必ず星3の選手よりも優れているとは言えません。大体雇ってみると星1つ分ぐらいは増減することがあります。黒い星はスカウトの知識が足りないために不明となっている部分です。
したがって、大体星3つぐらいまでの選手が考慮の対象となります。

ここから先は様々なやり方がありますが、私が行う方法を紹介します。
まず欲しいポジションでフィルタします。右上の検索ボタンからポジションを選択しましょう。次に星3つの選手を一人ずつ見ていき、欲しいタイプの選手であれば、候補リストに入れます。

候補リストは上の画像のように、プレイヤーパネルの移籍タブの中での候補リストで入れることができます。
次に候補リストに入っている選手を互いに比較し、明らかに一方の選手が他方の選手よりも劣っている場合はその選手を候補リストから外します。

この場合の比較はプレイヤーパネルの比較タブで効果的に行えます。

こうやっていって、最後まで残った選手を再度比較し、最終的にだれを獲得するかを決定します。

プレイヤー比較のヒント

プレイヤーを比較する際に重要な要素について述べます。

そもそも試合に出れるか？

そもそもですが、新選手を獲得しても試合に出せなければ、あまり意味はありません。つまり

• 労働許可は下りるか？
• 大会に登録できるか？

労働許可が下りるか調べるのは以前のFMに比べると簡単になりました。危なそうな選手はスカウトがスカウトレポートの中で教えてくれます。
なおスカウトレポートの中で労働許可が下りないと書いてあったとしても、移籍金を非常に高くしたり、賃金を非常に高くすると、労働許可が下りる場合があります。これまた実際に移籍が行われる前に、ヒントとして出るようになりましたので、実際に移籍オファーを出すパネルで見ることができます。

次に大会に登録できるか？です。サッカーを見る人なら知っていると思いますが、ホームグロウンステータスと呼ばれる制度があったり、U21は登録しないでもよかったりするので、調べるのは少し骨が折れます。
まず新戦力のホームグロウンステータスはプレイヤーパネルの概要タブの情報からわかります。

上の例ではPATRIC選手はスペインの国内育成選手で、バルセロナのクラブ内育成選手です。

現有戦力が埋めてしまっている枠を確認するの方法で簡単なのは、チームパネルの中の選手タブで登録を押すことです。これにより登録期間中であれば、現有戦力の中で登録可能か否かがわかります。

この画面ではセリアAの登録規約とそれに対して現在の登録状況が簡単にわかります。例えば、Gabriel選手はU22なので登録する必要はないようです。また、国内育成選手は13人います。しかし、クラブ内育成選手が0で、4人の枠が埋まっていません。したがって、SPALは最大で21人の選手しか登録することができないことになります。

つまり、新しい選手を獲る際はSPALのクラブ内育成選手を獲るか、もしくは現有戦力を売却し21の枠を空ける必要があります。

（なお、上の方法で調べたルールも前の年のルールでないか確認してください。例えば、20-21シーズンの夏移籍期間が始まってすぐの場合に、上のパネルを開いた場合は、おそらく19-20シーズンの規約が書いているはずです）

さて、現在登期間関中でない大会のルールはこれではわかりません
この場合は、大会パネルの各大会の選手規定を開き、一つ一つの登録規定を調べる必要があります。特に欧州大会に出る場合は国内リーグとは異なる規約があると思われるので注意してください。

移籍金と賃金

もちろんお金は大事です。
移籍金と賃金は移籍期間中であっても、タイミングによって上下します。一週間どころか一日違うだけでも、200Mほど節約できる場合があります。が、それほど神経質になる必要はないでしょう。ランダム性が高いので、自分が全く同じ振る舞いをしても、相手は違う行動を起こすので、リセマラはできません。降格したチームからプレイヤーを買い取るのは賢明な判断です。現実でもリバプールはそれで強くなりました。

（なお気になる人のためにですが、このゲームはファイナンシャルフェアプレイ（FFP）が一応あります。個人的な体験ですが、年ごとの昇給を沢山の選手にオファーしていて、かつ昇格直後でチーム全体が昇給した、ことで賃金が高くなりすぎてFFPに引っ掛かりそうになったことがあります。あまり気にする必要はないですが、そんなこともあることだけ覚えておいてください）

能力値

当たり前ですが、能力値が優れているプレイヤーのほうが新戦力としては使えます。まったく同じ条件であれば、能力値が1だけ違うだけでも大きな差となるので、そこにお金をかける価値はあります。
しかし、二つ重要なことがあります。

まずこのゲームには隠し能力値というステータスがあります。
例えばコーチレポートに書かれている安定度は隠し能力値の一つです。

上の画像のFRANCESCO選手は安定度があり、「やや波が少ない」そうです。FRANCESCO選手と全く同じ能力を持つ選手がいたとしても、トータルではFRANCESCO選手のほうが頼りになるでしょう。
当たり前の疑問として安定度が低いが能力値が優れた選手と、安定度は高いが能力値がいまいちな選手のどちらを優先するべきかという問題があります。その答えは各々の状況によりけりで、勘に頼るしかありません。なお、安定度に関して言えば、長く試合に出続けているうちに、良くなっていくようです。したがって若手選手の安定度に関して言えば、目を瞑ることも必要かもしれません。
なお、スカウトレポートはスカウトの知識やスカウトした人の能力によって変化します。例えば、安定度に関する記述が何もない場合でも、スカウトの知識が増えるにしたがって、安定度が低いことが判明することがあります。注意してください。

次に、当たり前ですが、選手には得意とする役割とタスクがあります。またあなたの戦術次第でそのポジションに必要な能力値は変化します。CMのパサーが必要な場所にBoxToBoxの選手を置くことは宝の持ち腐れとなりますので辞めたほうがよいでしょう。

その他の要素

新加入選手の多くは新しい戦術とクラブと国に慣れるのに時間がかかります。多くの場合半年から一年は能力値通りの仕事はしないと思っててよいです。この時間は「その国の言葉を話すことができるか」や「クラブにすぐになじめるか」や「隠し能力である環境適応能力が高いか」などによります。
クラブが非常に逼迫した状況にあり、今シーズンすぐに活躍してほしい選手を獲る場合は、上記のような場所に注目する必要があるでしょう。

例えばBRUNO選手は「言葉に対する十分な理解はあります」が「ロッカールームでその他の人物」になりそうです。このような選手を獲るのは多少ギャンブルではあります。特に彼は29才であり、これから先2,3年しかトップレベルにはいないのに、これから1年は微妙な活躍しかしない選手になります。さて、どうでしょうかね？

次に重要ですが、忘れがちなのは実績です。
上記したように能力値は、隠し能力値によって上下するため、100%の信用はできません。彼の「本来の能力」はこれまでどれくらいの活躍をしてきたのかを見てヒントにしましょう。

プレイヤーパネルの歴史をクリックすると上のようなパネルがでます。
RICARDO選手は能力はすごいかもしれませんが、それほど試合には出ていません。14-15シーズンにアヤックスでブレイクしましたが、Lazioに来てからは1年目は期待通りの働きができず、それから先もレンタル移籍先で結果を残せずに終わっています。
このような選手を獲得するのはギャンブルです。可能であれば、同じリーグかもしくは格上のリーグで活躍している選手を獲るのが得策でしょう。
アナリストデータを取得すると、さらに詳細なデータを見ることができます。

さらにほかの要素ももちろん絡んできます。例えば、現在のスカッドにリーダーと呼べる選手がいないのであれば、リーダーシップが高い選手を獲るのは良いでしょう。年齢も重要な要素です。

プレイヤーを探す方法

いくつかあります。

• スカウトミーティングに参加する
• フットボールディレクターに提案してもらう
• 名前の知っている選手を検索する
• 降格チームや欧州大会出場を逃したチームから探し出す

スカウトミーティングに参加するのは、スカウティングの責務を変えることでできます。有望な選手を紹介してくれます。

フットボールディレクターに提案してもらうには、移籍パネルのフットボールディレクタータブの獲得目標の提案をクリックしてください。

名前の知っている選手を検索するのは任意のパネルの上から行ってください。
降格チームや欧州大会出場を逃したチームには、移籍リストに載せられた選手や、移籍金が決めれらた選手がたくさんいます。適当に選んでください。

プレイヤーと移籍交渉を行う

ここではそれほど話すことはないです。いくつか移籍金を安くする方法はありますが、適当に行ってください。
移籍オファーを出すタイミングについて何が最善か話すのは難しいです。これまた適当に行ってください。

ただ気を付けるべきなのは、出場機会に関する話です。契約した際の出場機会と実際の出場機会がかけ離れていると選手は不満を持つことになります。不満は非常に面倒な要素なので、チーム全体の士気が下がります。気を付けましょう。

まとめ

ざっくり移籍交渉について話してみました。
新戦力獲得はこのゲームにおけるキーとなる要素です。楽しんでください。