ゲーム開始（プレイヤーパネルの解説）

ゲーム開始まで

まずはまだやっていない人は日本語化modを用いて日本語化をしておきましょう。

キャリアモードを選択した後に種々の設定ができます。が、ゲーム開始まではまずは適当にやってもらって構いません。一応気を付けるべき点を箇条書きします。

• 最初に出てくるデータベースは、20.10と20.30と20.40が選択できます
• 20.30以降は冬移籍が反映されています。例えば南野は1月の冬移籍でザルツブルグからリバプールに加入したので、20.10では南野はザルツブルグにいて、20.30ではリバプールにいます。また選手の能力値も多少変更されています（南野は20.30のほうが能力が高いです）。
• 詳細設定を選んだ場合は、アクティブなリーグを選択できます。
• プレイ可能なリーグが多いほどリアルに近く、ゲーム速度が遅くなります（多分推定ゲーム速度が星3つぐらいは許容できると思います）
• 多分推奨設定は5大リーグ + 適当な国 + 南米の国（ブラジルとアルゼンチン）+ アメリカ + アジア（？）ぐらいです。
• プレイヤーのプロフィールを作ります
• 国籍は話せる言語に関係します
• 若い監督は選手になめられる傾向にあります
• 次にチームを選びます
• 好きなチームを選んでください。難易度的には降格しそうなチームは難しく、中位チームのほうが簡単です
• 最後に管理スタイルを選びますが、適当で良いです

ゲーム開始

まずはかっこいい理事会のグラフィックが表示されます。FMでこのレベルのグラフィックが表示される最後の機会です。楽しみましょう。ふ～んと思いながら、次へをクリックし続けます。
最初は受信箱が表示されます。初心者のうちはここにチュートリアルが表示されたり、違うパネルを開いた場合にチュートリアルが表示されますが、適当に聞いておいてください。

さて、本格的にゲームスタートです。これからシーズン開幕までにやる主なことは以下です。

• クラブの期待を確認し、シーズンの目標を設定する
• 現有戦力を把握し、戦術を考える
• 移籍市場で新戦力を確保したり、現有戦力を売ったりする
• 親善試合をプレイしながら、戦術をブラッシュアップする

まずは移籍予算とクラブの期待を確認します。移籍予算はスカウトを選択すると出てきます。
SPALでは600Mでした。だいぶん少ないですね。
クラブの期待は受信箱に入っている「クラブのビジョンと期待に関するミーティング」から確認できます

「残留争いに勇敢に立ち向かう」とあります。つまり基本的には残留すればクビになることはありません。

プレイヤーパネルの解説

次に現有戦力を確認します。様々なやり方はありますが、私は以下のように行います。チームパネルを開き、ポジション別にソートします。

まずはGKから見ていきましょう。プレイヤーの名前をクリックすると、以下のようなプレイヤーパネルが開けます。

まずはこのパネル内で注目するのは、右上の現在能力と潜在能力と呼ばれる星です。現在能力は今の能力で、潜在能力は将来発揮するかもしれない能力です。星3つが平均的なレベルだと思ってください。
例えば、上のKARLO LETICA選手は現在能力は星2.5であり、潜在能力は星5つの22歳の若手選手です。つまり現在の能力はいまいちですが、将来的には良い選手になる可能性があるといえます。辛抱強く使ってビックプレイヤーになるまで待つか、それともカップ戦要員ないしは売り払ってしまうかはプレイヤーが好きに決めます。

さて、次にもうちょっと詳細な能力についてみていきます。中央左に書かれているのは彼が得意とするポジションと役割とタスクです。
まずはポジションについてです。多くのプレイヤーは自分が得意とするポジションのほかに、いくつかサブのポジションでプレイすることができます。例えば以下の選手を見てください。

FELIPE選手は主にCBの選手ですが、左SBとしてもプレイできるようです。ただし明るい緑ではなく、暗い緑で表示されていることからわかるように、左SBでもプレイ可能ではあるが、あまり得意ではないようです。
選手によっては明るい緑で多くのポジションが表示されている選手がいます。しかし、詳細に見ると、やはり本職ほどうまくプレイできないことを示している場合もあります。

RICCARDO選手はウイングバック（左）も明るい緑で表示されていますが、その下の役割とタスク欄では丸ケージが半分ほどしか満たされていません。おそらく生まれつきウイングバック（左）としての能力は得意であるが、あまりトレーイングや試合経験がなかったのでしょう。このような選手をウイングバック（左）で用いると本来の実力が発揮できないでしょう。

次に役割とタスクの説明をします。プレイヤーは各選手を各ポジション（例えばGK）につけるだけでなく、そのポジションで行う役割とタスクを選択することができます。例えばGKの場合選べる役割はスイーパーキーパーとゴールキーパーで、タスクとしてスイーパーキーパーは守備、サポート、攻撃を選べます。

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少し話が逸れますが、役割とタスクの詳細な説明を見たいと思うかもしれないので、先に説明しておきます。

一番簡単な方法はおそらく、戦術パネルに行き、適当なフォーメーションを選択してください。その後、ポジションをクリックし、編集ボタンを押下します。

すると、以下のようなポップアップが表示されます。この役割とタスクの下に説明が書かれています。例えば、スイーパーキーパーであれば、先ほど話したように、「通常のゴールキーパーの役割のほかにペナルティエリアの前や横でボールを処理し...」という記述があり、より現代的なGKであるといえます。

すべての役割とタスクの組み合わせを暗記するのは大変です。私も自分がよく使う役割ぐらいしか覚えていません。

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KARLO LETICA選手のもとに戻ってきましょう。

真ん中のほうに能力値が書かれています。能力値は20が最高で1が最低です。
また、能力に対して黒と青のハイライトされています。これはその横にある役割に対して重要な能力がハイライトされています（黒がより重要な能力で、青は好ましい能力です）。
例えば、左の「役割とタスク」をスイーパーキーパーからゴールキーパーに移動させてみましょう（ゴールキーパーをクリックしてください）

すると、ハイライトされている能力が変化したことがわかるでしょう。
例えばスイーパーキーパー（サポート）の際に飛び出し（傾向）は黒でハイライトされていたのに（つまり重要な能力だったのに）、ゴールキーパー（守備）の際にはハイライトさていません（つまり重要な能力でない）。
これは上で説明したようにスイーパーキーパーという役割ではエリア外に飛び出てDFラインの背後を守る役割があるのに対して、ゴールキーパーではそのプレイを求められていないからです。

まとめ

ここらへんで一度休憩しましょう。ここまでのまとめをします

• プレイヤーパネルの右上には大体の現在の能力と、将来ここまで伸びるかもしれない潜在能力が星の形で表されている
• 選手は試合に出場する際にポジションだけでなく、役割とタスクが割り当てられる
• 選手は得意とするポジションと役割とタスクを持つ
• 選手は1～20までで表される能力値を持ち、ポジションと役割とタスクに応じて、重要な能力は異なる

多くの読者が気づいているように、現有戦力と限られた予算を使って獲得した新戦力の下で、彼らがもっとも優れたプレイをするポジションと役割とタスクを選び、戦術を構築するのが、このゲームの第一の目標です。11人の選手が全員自分が得意とするプレイばかりができるわけでなく、そこには何かパズルのようなものがあります。

次の記事ではそのパズルを解くためのヒントのようなものを書こうと思います。

現有戦力の把握と戦術の構築