男はつらいよ_寅次郎ハイビスカスの花

ページ名:男はつらいよ_寅次郎ハイビスカスの花

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

監督

脚本

山田洋次
朝間義隆

製作

島津清

出演者

渥美清
浅丘ルリ子
倍賞千恵子
前田吟
下絛正巳
笠智衆 他

音楽

山本直純

撮影

高羽哲夫

編集

石井巌

配給

公開

1980年8月2日日本の旗

上映時間

104分

製作国

日本

言語

日本語

興行収入

13億円

前作

次作


『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(おとこはつらいよ とらじろうハイビスカスのはな)は、1980年8月2日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの第25作目。

目次

概要[]

同時上映は『思えば遠くへ来たもんだ』(主演:武田鉄矢)。マドンナは3度目の出演となる松岡リリー役の浅丘ルリ子。観客動員数は206万3千人。2006年3月、シリーズ全作品を放映したNHK-BS2が募集した人気投票で、視聴者から「後半24作品中のベスト1」に選出された。

あらすじ[]

博が街でリリーを見かける。リリーは寅次郎に逢いたいと博に告げる。とらやで、寅次郎の噂をしていると、偶然寅次郎から電話があり、リリーが逢いたがっていると伝えると、寅次郎は興味を見せない素振り。しばらくして、寅次郎は柴又に帰ってくる。しかし間の悪いことに、とらや一行はピクニックへ出掛ける所であった。慌てて、荷物を隠し体裁を取ろうとするさくら達。その事で機嫌を損ねた寅次郎は、さくら達と大喧嘩をする。出て行こうとする寅次郎の下へ、手紙が届く。手紙の内容は、リリーが沖縄で病気で倒れたとの事で、寅次郎はあわてて沖縄に向かおうとする。皆で相談しあった結果、飛行機で行く事に決まるが、寅次郎は断固拒否する。博に説得されしぶしぶ了解するが、翌日飛行場で柱にしがみつき駄々をこねる。そこへ通りかかったスチュワーデスに連れられ搭乗し、なんとか沖縄へと飛び立つ。寅次郎と再会したリリーは涙を流し喜ぶ。次第に、彼女の病気はよくなり、漁師町で一緒に生活を始める。しかし、その一方で地元の娘と浮かれる寅次郎。ある日、ちょっとしたことで二人は大喧嘩。翌日リリーは沖縄を去ってしまう。寅次郎は慌てて身支度を整え、東京へ戻ろうとする。行き倒れになりながらも、なんとか柴又にたどり着いた寅次郎。そこで、偶然リリーに再会し、おおいに喜び合うのであった。さくらは、リリーに寅次郎と結婚して欲しいと漏らし、寅次郎も「俺と所帯を持つか」と発言するが、リリーは冗談として聞き流す。そうして、柴又駅で二人は悲しく別れるのであった。好き合いながらも、お互いのプライドや体裁で一緒になれないリリーと寅次郎であった。リリー三部作の完結篇。


キャッチコピー[]

ほら、あんまり海が青くてあんまり空が澄んでいたので俺とリリーはつい夢を見たのよ

スタッフ[]

キャスト[]

  • 車寅次郎:渥美清
  • 松岡リリー:浅丘ルリ子
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子
  • 諏訪博:前田吟
  • 諏訪満男:中村はやと
  • 車竜造:下絛正巳
  • 車つね:三崎千恵子
  • 桂梅太郎:太宰久雄
  • 源公:佐藤蛾次郎
  • 御前様:笠智衆
  • 山里かおり:新垣すずこ
  • 国頭フミ:間好子
  • 国頭高志:江藤潤
  • 国頭富子:金城富美江
  • 上州のアベック:光石研、一氏ゆかり

ロケ地[]

  • 沖縄県、長野県(軽井沢)、群馬県(草津)

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