ドラゴンクエストシリーズの楽曲一覧

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この項目では、スクウェア・エニックス(旧エニックス)のコンピュータRPGであるドラゴンクエストシリーズで使用されている楽曲についてまとめる。

作曲はすぎやまこういちが担当。各ゲーム作品の発売後、ゲーム中の楽曲はすぎやま自身の手でオーケストラへの編曲がなされすぎやまの指揮により演奏・録音された上で音楽CD『交響組曲「ドラゴンクエスト」』などに収録されている。

収録されたゲームタイトルはナンバリングタイトルはその数字でモンスターズシリーズは「M1」「M2」「MCH」(キャラバンハート)「MJ」(ジョーカー)「MJ2」(ジョーカー2)「MJ2P」(ジョーカー2プロフェッショナル)と表記する。

アーケードゲーム「モンスターバトルロード」で使用されているBGMについてはドラゴンクエスト モンスターバトルロード#音楽を参照。

目次

楽曲一覧

テンプレート:Netabare

序曲

各ゲーム作品のタイトル画面で流れる曲。ファンファーレ(イントロの部分)は第1作(以降「I」と表記 )〜IIIとIV〜VIII、IXで違っている。メイン部分のメロディは多少のアレンジはあるものの、基本的にシリーズ全作品共通のメロディである。交響組曲版はハ長調だがFC版IIIまでとGB版のゲーム音源はヘ長調である。PS2版VはNHK交響楽団、IX、DS版のIV、V、VIでは東京都交響楽団の演奏によるストリーム音源を使用。

またタイトル画面だけでなく、エンディングやゲーム中のシナリオで用いられることもある。例えばVではゲーム中盤の即位式で流れる。I〜IIIのファンファーレのメロディはアニメ版『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の主題歌『勇者よいそげ!』のイントロにも採用された(作曲・編曲は同じくすぎやま)。また別のアニメ版『ドラゴンクエスト』のOP曲(インストゥルメンタル)のラストも大幅なアレンジが加えられてはいるが、基本メロディはこのファンファーレと同一のものと思われる。店頭プロモーションムービーでも主に起用されている。

なお、ジョーカーシリーズでは下記にある通り「序曲」とは違う曲が流れる。

  • I 『序曲』- 交響組曲版は4分弱ある。
  • II、MCH 『ドラゴンクエストマーチ』 - 『序曲』がイントロはそのままに、行進曲風にアレンジされている。
  • III 『ロトのテーマ』 - FC版ではオープニングで使われなかったため、このようなタイトルになった。ゲーム中ではエンディングの一シーンで初めて使用される。リメイク版では従来の作品同様タイトル画面でも使用される。
  • IV 『序曲』 - この作品からファンファーレが変更された。オーケストラでの最大の違いはIII以前は弦楽器がメインであるのに対し、本作以降は金管楽器がメインである点である。
  • V、VI 『序曲のマーチ』 - IVの『序曲』をアレンジしたもの。マーチ色が強くなっており、本作以降の『序曲のマーチ』の根幹ともいえる。VのSFC版では「冒険の書」作成直後にしかオープニングが流れないので、聞ける機会はかなり少ない。VIではスネアドラムの音が微妙に違う。VIのDS版では、従来2回流れていたメインメロディが1度しか流れない。
  • VII 『序曲のマーチVII』 - 基本的にV、VIと同一の曲だがスネアドラムが交響組曲版IIIと同じ三連符主体のリズムに回帰していたり、ファンファーレ部分のパーカッションのアレンジが違ったりする。
  • VIII 『序曲』 - 基本的に『序曲のマーチVII』を継承しつつ、後半はIVの交響組曲版『序曲』へと回帰する。
  • IX 『序曲IX』 - イントロ部分がIV〜VIIIまで使用されていたものから一新された。本曲はDS内蔵音源ではなく、東京都交響楽団の演奏によるストリーム音源が使用されている(ナンバリングオリジナルでは初めてのケース)。今作ではメインメロディは1度しか流れない(ただし、交響組曲版では2回)。バンダイナムコゲームスの『太鼓の達人12 ド~ン!と増量版』『太鼓の達人Wii ドドーンと2代目!』にも収録されている。
  • M1、M2 『序曲』 - イントロのない特別バージョン。
  • MJ、MJ2『モンスター行進曲』-上記にもある、「序曲」とは全く別の曲。「序曲」はエンディングで流れる。

なお、北米のNES版『Dragon Warrior III』のタイトル画面では上記各曲とはまったく別のオープニングテーマが使用されている。この曲は日本版では聞くことができず、北米版のみで聞ける曲である。

間奏曲(インテルメッツォ)

「冒険の書」(セーブファイル)の入力、および名前入力の画面で流れる曲。IVから登場し、それ以降のナンバリングタイトルすべてで採用されている。またリメイク版のIII、北米のNES版IIIでも採用されている。

なおFC版のIでは町のBGMである『町の人々』が、リメイク版のIでは『町の人々』のアレンジ版(交響組曲版の一部)が流れる。

IIでは『Love Song 探して』が流れる。この曲には発売当時に歌詞がつけられ、牧野アンナが歌いレコードを発売していた(詳しくはLove Song 探しての項目を参照)。

モンスターズシリーズでは、MCHまでは『セレクト・モード』という曲が流れ、ジョーカーシリーズではタイトル画面がそのままメニューになっているためこれに該当する曲がない。

城・町・村・ほこらなどのBGM

昼と夜の概念がある作品(IXをのぞく)では夜の城用のアレンジバージョンもある(チェンバロ演奏風のバージョン)。

  • I、MCH 『ラダトーム城』 - 2階(王室)と1階・地下とでアレンジが変わる(ただしリメイク版では廃止されている)。FC版、MSX・MSX2版ではほこらでもこの曲が使用される。リメイク版のII、IIIでもラダトーム城ではこの曲が使用される。
  • II、MCH 『王城』 - リメイク版では交響組曲に準じている。MCHではオープニングのグランエスタード城のほか崩壊したローレシア、ムーンブルクでも使われている。
  • III 『王宮のロンド』 - 夜バージョンの『王宮の夜』は、GBC版で冒険の書選択画面からメダルの書を開いた際にも使われる。
  • IV
    • 『王宮のメヌエット』 - リメイク版ではチェンバロが印象的な夜のバージョンも存在する。
    • 『謎の城』 - 天空城で流れる曲。
  • V
    • 『王宮のトランペット』 - タイトルどおりトランペットのソロが主旋律を取る(リメイク版は昼のみ)。SFC版は昼夜問わずAB(ABC)進行、リメイク版は昼はABAC(ABCAD)、夜はABA(ABCA)進行になっている。
    • 『天空城』 - 天空城で流れる曲(天空城を使って移動する際にも流れ続ける)。妖精の城が出現する聖なる湖でも使われる。
  • VI 『王宮にて』 - ダーマ神殿においても流れる。
  • VII
    • 『王宮のホルン』 - ホルンをメインにした、城のための曲。
    • 『封印されし城のサラバンド』 - 魔物に支配された地方の城や、滅んだ城などで使われる。
  • VIII 『城の威容〜王宮のガヴォット』 - ゲーム中での初使用は非常に遅い。イントロ部分『城の威容』については基本的に城に入った最初の時のみ流れるほか、夜用の場合はカットされる。
  • IX 『王宮のオーボエ』 - 城、エルシオン学院で使われる。
  • M1、M2 MJ2P『テリーの世界』 - タイジュの国で流れる曲。M2ではテリーが登場する一度だけ流れる。MJ2Pではブランパレスクリア後のピピッ島の街で流れる。
  • M2 『街の佇まい』 - マルタの国で流れる曲。

リメイク版III、IV、VIII、IXでの夜の町では、静寂をイメージした夜用のアレンジバージョンが流れる。また廃墟の町ではレクイエムなど、別の曲が流れることがある。

  • I 『街の人々』 - FC版、MSX・MSX2版では名前および復活の呪文入力時も使用される。リメイク版IIIではアレフガルドの町・村でもこの曲が流れる。
  • II、MCH 『街の賑わい』 - FC版、MSX・MSX2版ではAB進行、リメイク版で交響組曲に準じてABCD進行になっている。
  • III 『街』/『街の夜』 - 交響組曲版では『世界をまわる』の1曲目に組まれている。
  • IV 『街』 - IIIと同じ曲名になっているがまったく別の曲である。一部CDでは曲名が『街でのひととき』となっているものがあるが、本来は交響組曲における本作を含む組曲としての名称。夜用のアレンジもある。
  • V 『街は生きている』 - フルートのメロディの後はチェロをメロディに使っている。
  • VI 『木洩れ日の中で』 - 他の町の曲に比べて『ハッピーハミング』、『フォークダンス』などこの曲から派生したアレンジは多い。
  • VII
    • 『哀しみの日々』 - 魔物に支配された地方の町・村などで使われる。いわば廃墟系の曲。
    • 『憩いの街角』 - 『哀しみの日々』と対極関係にある。
  • VIII
    • 『穏やかな街並み』 - 一般的な町で使われる。夜用のアレンジもある。ベルガラックではカジノが復興するまで使われる。
    • 『対話』 - 規模の大きな町で使われる。夜用のアレンジはない。ベルガラックではカジノ復興後、終日使われる。
  • IX 『来たれわが街へ』/『夢見るわが街』 - このIXからは、交響組曲版で夜用の曲が単独で組み込まれるようになった。
  • M2 MJ2P『平和な街』 - 異世界の町で流れる。MJ2Pではブランパレスクリア前のピピッ島の町で流れる。

町よりものどかな雰囲気をイメージされる曲が流れる。町と村のBGMが区別されていない作品では、町と同様のBGMが流れる。また、ゲーム中では「村」であっても場所によっては町のBGMが使用される場合もある。小屋やほこらで村の曲が使用されることもある。

リメイク版IIIとVIII、IXでは夜の村では夜用のアレンジバージョンが流れる。

  • III
    • 『村』/『村の夜』 - 海賊の家、変化老人の家でも使用される(夜用BGMは交響組曲版のイントロの流用)。
    • 『ねむりの村』 - リメイク版でノアニールで人々が眠らされている時の曲。『村』のアレンジ版で、非常にテンポを遅くしたもの。
  • V
    • 『寂しい村』 - カボチ村と山奥の村でのみ使われる。『街角のメロディ』のアレンジ版。
    • 『街角のメロディ』 - 妖精の世界のフィールド上と妖精の村で使われる。
  • VI 『ぬくもりの里に』 - ヘルハーブ温泉や2つの世界を繋ぐ井戸でも流れる。DS版ではイントロが延長されている。
  • VII
    • 『のどかな家並』 - 移民の町の「グレイトファーム」形態でも使われる。
    • 『やすらぎの地』 - 聖風の谷(過去)やモンスターパーク、小屋などで使われる。移民の町のLv1〜4形態でも使われる。
  • VIII 『静かな村』 - フィールド上の小屋でも使われる。
  • IX 『陽だまりの村』/『村の夕べ』 - 「ふなつきば」でも使われる。
カジノ系

主にカジノなどの娯楽施設やミニゲームで使用される曲。ジャズ風の曲が多く使用されている。

  • III 『ブギウギ』、VIII 『酒場でブギウギ』 - リメイク版IIIでは格闘場とすごろく場で、VIIIでは酒場やバトルロード格闘場、クラブ・パッフィーで使用される。
  • III、V 『ローリング・ダイス』 - リメイク版のすごろくプレイ中の曲。
  • IV、VIII 『楽しいカジノ』 - IVではモンバーバラでのパノンのショーでも流れる。リメイク版IVでは隠しダンジョンのボス戦でも使用される。『街でのひととき』のメロディを取り入れている。
  • V
    • 『カジノ都市』 - SFC版と交響組曲版ではイントロが違う。PS2版とDS版ではイントロが省略されている。
    • 『スライム・レース』 - カジノのスライムレース中の曲。戦闘の曲『戦火を交えて』のアレンジ版で、SFC版ではゴールが近づくに連れてテンポが早まっていく。
  • V、VI 『ずっこけモンスター』 - DS版Vのミニゲーム「スライムタッチ」、DS版VIのミニゲーム「スライムカーリング」の曲。
  • VI 『ハッピーハミング』 - SFC版には独自のイントロがある。スライム格闘場、ベストドレッサーコンテストでも使用される。
  • VII 『パラダイス』 - メダル王の城、移民の町の「グランドスラム」形態でも使われる。
ほこら・教会系

主にほこらで流れる曲。いずれもテンポが遅く、静寂を感じさせる曲となっている。

  • II、MCH 『聖なるほこら』 - リメイク版第1作のほこらでも使用される。
  • III 『ほこら』 - 竜の女王の城でも使用される。携帯電話版では冒険を始める際の性格診断時にも使用される。
  • IV 『不思議のほこら』 - リメイク版ではゴットサイド、最終決戦の舞台、移民の町の「大聖堂」形態でも使用される。
  • V 『聖(ひじり)』 - 交響組曲版ではループしない。
  • VI 『神に祈りを』 - 教会で使用されるオルガンによるバージョンと、グランマーズの館やほこらなどで使用されるストリングスによるバージョンがある。
  • VII 『時の眠る園』 - なぞの神殿など、遺跡系の場所で使われる。奪回前のダーマ神殿でも使われる。
  • VIII、IX 『讃美歌に癒されて』 - 主に教会の中で使用される。VIIIではマイエラ修道院初訪問時にも使用される。
  • M1、M2、MCH 『楽しい出逢い』 - M1、M2では星降りのほこらで、MCHではフォズの転身所で使われる。M1ではエンディング後のセーブ画面でも流れる。
その他
  • III 『ジパング』 - ジパングでのみ使用される。
  • III 『ヒミコの宮殿』 - リメイク版でのジパング内にあるヒミコの屋敷で流れる。交響組曲版『ジパング』のイントロの流用。
  • IV 『コロシアム』 - エンドールのコロシアムでの曲。楽屋用のアレンジとスタンド用のアレンジがある。
  • V 『さびれた村』 - 滅ぼされた後のサンタローズで使われる、いわば廃墟用BGM。事件解決直後のラインハット王室、青年時代後半ではベネットじいさんの部屋でも流れる。
  • VII 『大神殿』 - ダーマ神殿(奪回後)とマーディラス大神殿で使われる。
  • VIII
    • 『修道僧の決意』 - マイエラ修道院、聖地ゴルド、法皇の館で使われる。
    • 『大聖堂のある街』 - サヴェッラ大聖堂で使われる。マルチェロ関連のイベント、モリーによるバトルロード紹介の場面でも使用。
  • IX
    • 『天の祈り』 - 天使界、天の箱舟の封印された部屋で使われる。
    • 『酒場のポルカ』 - リッカの宿屋、グビアナ城下町のダンスホールで使われる。
    • 『集え、者たち』 - ダーマ神殿で使われる。序曲の弦楽四重奏版の中盤部分のアレンジをそのまま流用している。
  • M1 『競技の館』 - コロシアムで使用。
  • MCH 『キャラバン』 - ベースキャンプで使用。後述の『勇気を持って』のBGMが内梱されている。

ダンジョンのBGM

洞窟

洞窟内で流れる曲。

  • I 『洞窟』 - 階層が深くなるにつれて音程が低くなり、テンポも遅くなっていく。FC版、MSX・MSX2版ではドムドーラでも使用される。GB版の第一階層では前奏が追加されている。またリメイク版IIとMCHの竜王の城、リメイク版IIIのアレフガルド内の洞窟でも流れる。
  • II、MCH 『恐怖の地下洞』 - FC版、MSX・MSX2版ではムーンブルク、竜王の城でも流れる。
  • III、IX 『ダンジョン』 - FC版ではバラモス城、ゾーマの城でも流れる。IXの宝の地図の洞窟でも流れる。
  • IV 『恐怖の洞窟』 - 魔神像、デスキャッスルでも流れる。
  • V 『洞窟に魔物の影が』 - 迷いの森や、完成前の大神殿でも用いられる。SFC版では2回繰り返される前奏(ストリングス→ホルンの順)、PS2版とDS版では3回繰り返される前奏が特徴的(ストリングス→ホルン、クラリネット(微妙ではあるが聞き取れる)→フルートの順)。
  • VI 『暗闇にひびく足音』 - 井戸の中や、上の世界のアモールの事件解決前でも流れる。
  • VII 『迫り来る死の影』 - 通常の洞窟用のものと魔空間の神殿用のもの(地底ピラミッドや隠しダンジョン、一部のイベントなどでも使用)、ラストダンジョンであるダークパレス用(魔空間の神殿直前のイベントでも使用)のものの3種類のアレンジがある。
  • VIII
    • 『ひんやりと暗い道』 - 他の曲に比べ、半音階の上昇下降が頻繁に現れる。
    • 『暗い道の奥で』 - 洞窟の深奥部で流れる。『ひんやりと暗い道』のアレンジでテンポを遅く、音程を低くしたもの。
  • IX 『暗闇の魔窟』 - ルディアノ城、カズチャ村でも流れる。
  • M2、MJ2 『宝を求めて』 - MJ2の闘技場ではクリア前のみ流れる。

塔で流れる曲。塔以外でも、地上高くそびえるダンジョンなどでは塔のBGMが使用されることもある。

  • II、MCH 『魔の塔』 - ハーゴンの神殿(ただしFC版、MSX・MSX2版の1Fでは『恐怖の地下洞』)、MCHのドメディ城でも使用される。
  • III 『塔』
  • IV 『呪われし塔』 - エルフの里の世界樹でも使用される。
  • V 『死の塔』 - 完成後の大神殿や、ゴーストたちが住み着いている頃のレヌール城でも使われる。ポルタメントを使用したうねるような感じの不気味なイントロが特徴。交響組曲では2周目のAメロ部分がクラリネット、ストリングスのピチカートになっている。
  • VI 『迷いの塔』 - 塔のイメージと慣例に反して曲調が早く、パーカッションを多用したアレンジになっているのが特徴的。交響組曲版はパーカッションをほとんど使っていないため、聴いた印象が違う。
  • VII 『魔塔の響き』 - 階層によってアレンジを使い分けており、異空間系ダンジョン専用のアレンジを含めて5種類のアレンジがある。
  • VIII 『神秘なる塔』 - 非常に多くの打楽器が使用されている。
  • IX 『そびえ立つ死の気配』 - カデスの牢獄、閉ざされた牢獄でも使用。
ラストダンジョン

ラストダンジョン専用のBGM。

  • III 『ゾーマの城』 - リメイク版でのバラモス城とゾーマの城で使用。洞窟の曲『ダンジョン』のアレンジ版。
  • VI 『ラストダンジョン』 - ムーアの城で使われる。ドラクエ史上初のラストダンジョン用BGMである。同作からBGMは戦闘などで途切れたあとは途切れた部分から再開する仕様だが、この曲のみ最初からやり直される。DS版では他の曲と同様途切れた部分から再開する。
  • VIII 『終末へ向かう』 - 暗黒魔城都市内で使われる。
  • IX 『主なき神殿』 - 絶望と憎悪の魔宮で使われる。『運命に導かれ』のモチーフが随所に使われている。
  • MJ2 『ラストダンジョン』 - 遺跡地下と魔界のフィールドで使われる。MJ2Pではブランパレスでも使用。上記にもあるⅥの同名の曲とは、まったく別の曲である。
その他
  • III
    • 『ピラミッド』 - ピラミッドで使用される。リメイク版では夜のアッサラームでも使用される。
    • 『幽霊船』 - 幽霊船でのみ使用される。
  • VI 『戦慄のとき』 - ムドーの城でのみ使われる。下記『ムドーの城』と曲名が入れ替わっている。
  • VII 『スフィンクス』 - 魔王像、大地の精霊像で使われる。
  • VIII 『闇の遺跡』 - 闇の遺跡の内部で使われるほか、闇の世界のフィールド上やリブルアーチでの事件発生時でも使われる。
  • IX 『運命に導かれ』 - 神の国で使われる。

フィールドのBGM

フィールドマップ上を歩いているときに流れる曲。

メインフィールド
  • I、II、M1、MCH『広野を行く』 - アレフガルドの曲。FC版/MSX版/MSX2版ではAメロのループ、リメイク版では交響組曲版に準じている。シリーズ第1作の開発当時すぎやまは、ただ1人で旅立つ勇者の期待と不安をイメージしてこの曲を作った[1]。これに対して中村光一は当初、勇壮なイメージが少し欠けていると感じ納得できなかったが、繰り返し聞くうちに自然と鼻歌にしてしまうほど親しみやすい曲であることが分かったとのことである[1]。『いただきストリート2 〜ネオンサインはバラ色に〜』および『いただきストリートDS』のマップ『アレフガルド』でもこの曲が使用されている。また、すぎやまが音楽を担当した『ジーザス』のPC版でも使用されている。
  • II、M1 『遥かなる旅路』 - パーティー3人が全員揃っていない時に使用される。
  • II 『果てしなき世界』 - 3人全員が揃っている時に使用される。FC版/MSX版/MSX2版では3人揃っていてもそのうちの誰かが死亡しているときは『遥かなる旅路』。リメイク版のGB版のみ前奏がある。
  • III、M1 『冒険の旅』 - 上の世界で使用される。SFC版のみ、交響組曲に準じている。またGB版でもIIIとM1では音色が異なる(『広野を行く』『遥かなる旅路』は同じなのに対して)。
  • III 『アレフガルドにて』 - IIIのアレフガルドにおけるフィールド上BGM。『広野を行く』のアレンジ版で、ハープの旋律が特徴。美しくも重く暗い雰囲気を感じさせるような曲である。
  • IV『馬車のマーチ』 - 第五章にて導かれし者たち集結後、勇者またはNPCキャラを先頭にした際に流れる(それ以外のフィールド曲については後述)。ゴットサイドの島および闇の世界では先頭のキャラクターに関係なくこの曲になる。
  • V、M1 『地平の彼方へ』 - 人間界で使用される。交響組曲のN響音源を使用したPS2版では組曲の前奏と後続部分を含めて使用されており、DS版では組曲の後続部分が省略されている。
  • VI、M1 『さすらいのテーマ』 - 下の世界で使われる。
  • VI 『もう一つの世界』 - 上の世界で使われる。『さすらいのテーマ』をアレンジしたもの(劇中ではこちらを先に聞くことになる)。同曲よりもテンポが遅く、音程も低め。
  • VII
    • 『足どりも軽やかに』 - 現代世界で使われる。
    • 『失われた世界』 - 過去の世界で使われる。現代においても一部の場所で使われるほか、大陸封印時にフィールド上で使われる。
  • VIII 『広い世界へ』 - 物語前半と後半とでは曲の始まりが異なる(『ABCDDE行進』からなる曲で前半はAメロから、後半は簡素なイントロとCメロから始まる)。後半、一度だけ前半バージョンから流れる場面がある。
  • IX
    • 『野を越え山を越え』 - シングルプレイをしているときのフィールドで使われる。
    • 『仲間とともに』 - マルチプレイをしているときのフィールドで使われる。
  • M1 MJ2 『果てしなき旅』 - 異世界の最下層以外で使用。最下層では歴代のフィールド曲が流れる。『たびだちのとびら』のみ最下層でも使用。J2では雪山、断崖の下部で使用。
  • M2 『勇気を持って』 - ストーリーに関係するふしぎな鍵の世界で使用。
  • MCH 『仲間の集う街』 - M2の『街の佇まい』のアレンジ版。
  • MJMJ2『島のマーチ』 - モンスターの出現する島のほとんどで使われる。「マーチ」とあるが、マーチ色は全くない。MJ2では海岸でのBGMとして使われており、主旋律がトランペットからエレキギターに変化している。
  • MJ2 『密林』 - 飛行船の外や、密林のフィールドで使用される。また、ワイヤレス通信や世界モンスター選手権に接続した時にも使われている。
サブフィールド
  • V 『暗黒の世界』 - 暗黒の世界で使われる。
  • VI 『ムドーの城』 - はざまの世界で使われる。ムドーをはじめとするボスの部屋でも流れる。上記の『戦慄のとき』と曲名が入れ替わっている。
  • M2 MJ2
    • 『未知の世界を行く』 - ランダム生成のふしぎな鍵の世界で使用。J2では平原、霧が出ている時の海岸で使用。
    • 『凍てつく世界』 - クリア前のはざまの世界で使用。J2では遺跡で使用。
    • 『天空の世界』 - クリア前の氷の世界で使用。PS版ではクリア後も使用される。J2では断崖の上部で使用。MJ2Pではピピッ島のダンジョンでも使用。
  • MJ2 『雨降る野原を』 - 雨が降っているフィールドで使用される。
IV の各章のフィールド

IVでは、各章ごとにフィールドの曲が異なる。また第五章以降で導かれし者全員が揃った後では、先頭のキャラクターによって流れる曲が異なる。

  • 『戦士はひとり征く』 - 第一章で使われる。第五章では導かれし者たち集結後にライアンを先頭にすれば流れる。
  • 『おてんば姫の行進』 - 第二章で使われる。第五章では導かれし者たち集結後にアリーナ・クリフト・ブライの内の誰かを先頭にすれば流れる。
  • 『武器商人トルネコ』 - 第三章で使われる。第五章では導かれし者たち集結後にトルネコを先頭にすれば流れる。『トルネコの大冒険』シリーズでは全ての楽曲がこの曲のモチーフをもとにアレンジしたものとなっている。
  • 『ジプシーの旅』 - 第四章で使われる。第五章では導かれし者たち集結後にマーニャまたはミネアを先頭にすれば流れる。
  • 『勇者の故郷』 - 第五章にて導かれし者たち集結前に使われる。導かれし者たち集結後も勇者だけを馬車の外に出せば流れる。M1でも異世界の最下層で流れる。
  • 『ピサロは征く』 - 後述の『ピサロ』のアレンジ版。ピサロを先頭にした際に流れる。リメイク版のみに登場。

乗り物に乗っているときのBGM

船(水上)

船などを使って水上を移動する際に流れる曲。

  • II、MCH 『海原を行く』 - 波を意識したワルツ曲調。MCHでは各船着場で流れる。
  • III 『海を越えて』 - もちろん、アレフガルドの海でも流れる。
  • IV、IX 『海図を広げて』 - IVのFC版では第四章の最後のイベントでも使われ、この時のみイントロ付き。PS版ではほぼ交響組曲に基づいたアレンジになった(こちらは常時イントロあり)。
  • V 『大海原へ』 - ゲームスタート時の船上や、ビスタ港でも使用される(SFC版ではこの場合のみイントロ付き)。PS2版とDS版では1週目のイントロとAメロは『空飛ぶ絨毯』の2周目の後続部分から入り、ストリンクスメインの演奏。2周目のイントロとAメロはSFC版をオーケストラアレンジしたものになっていて、先ほどのストリンクスに管楽器が加わっている。
  • VI
    • 『エーゲ海に船出して』 - SFC版ではイントロなし。神の船やひょうたん島で移動している時に流れる。サンマリーノの港や、海底にあるほこら等でも使われる。
    • 『静寂に漂う』 - あわあわ船で海底に潜っている際に流れる。
  • VII
    • 『小舟に揺られて』 - ゲーム序盤で手に入る小舟で移動する際に流れる。
    • 『海原の王者』 - 海賊船で移動する際の曲。アミット漁の出航シーンでも使われる。
  • VIII 『海の記憶』 - 船に乗っているときの通常バージョンと、古代船浮上イベント用のソプラノバージョンとがある。
  • M2 『帆立貝に乗って』 - 前述の『勇気を持って』のアレンジ曲。
空を飛ぶ乗り物

空中を移動する乗り物を使っているときに流れる曲。

  • III、VIII 『おおぞらをとぶ』 - IIIではラーミアに乗っている時、VIIIでは「神鳥のたましい」の力で飛行中に流れる。
  • IV 『のどかな熱気球のたび』 - 気球での飛行時に流れる。1ループはものすごく長い。
  • V 『空飛ぶ絨毯』 - 魔法のじゅうたん、マスタードラゴンに乗っている際に流れる。
  • VI
    • 『空飛ぶベッド』 - 空飛ぶベッド、魔法のじゅうたんに乗っている際に流れる。
    • 『ペガサス』 - ペガサスで飛行中に流れる。ムドーの島の断崖や回想シーンでも使われる。
  • VII
    • 『魔法のじゅうたん』 - 魔法のじゅうたんで移動する際に流れる。
    • 『遥かなる空の彼方へ』 - 飛空石に乗っている際に流れる。
  • IX 『箱舟に乗って』 - 天の箱舟に乗っているときに流れる。箱舟のイベント時にも使われる。
その他の乗り物
  • VIII 『大平原のマーチ』 - キラーパンサー騎乗時に流れる。フィールド曲『広い世界へ』のアレンジ版で、テンポを速くしたもの。

戦闘中のBGM

通常戦闘

ザコ敵との戦闘シーンで使用される曲。いずれの曲もまずエンカウントを連想させるイントロから始まり、最初のコマンド入力とほぼ同じタイミングで主旋律が始まる。先にエンカウント用のSEを流す作品もある。バトルロードでは、その章で登場ボスの原作になったタイトルのBGMが流れる。また、キャンペーン配布された特定のカードをスキャンすると過去の章で使用されたBGMを流すことができる。

  • I 『戦闘』 - 交響組曲版およびリメイク版で、曲の後半部分と装飾フレーズが追加され、以後はそれが基準となってアレンジされ続けている。
  • II 『戦い』 - 戦闘曲でドラムセットが使われるようになったのはこの曲が初である。
  • III 『戦闘のテーマ』 - FC版ではバラモスとの戦いもこの曲だったため、これにより「黒幕は別にいる」と思わせる演出効果となった(後の携帯電話版でもこの曲になっているが、これは単に容量不足と推測される)。なお、高校野球の応援曲としても使われている。また、『アベル伝説』では魔物が襲ってくるシーンで頻繁に使用されていた。
  • IV 『戦闘-生か死か-』/『栄光への戦い』/『栄光への戦い-生か死か-』 - FC版のものは、リメイク版とはイントロ部が異なる(FC版での最後の6小節の部分がリメイク版での冒頭部)。一部CDや派生作品では『栄光への戦い』『栄光への戦い-生か死か-』となっているが、本来の『栄光の戦い』は本曲を含む組曲の名称。
    • 『ジプシー・ダンス』 - 第四章における通常戦闘時の曲。第五章でも先頭2人をマーニャ・ミネアにすればこの曲になる。その他、モンバーバラの劇場でも使用される。リメイク版でのバルザック+戦は必ずこの曲になる。
  • V 『戦火を交えて』 - SFC版では、打楽器(クラシックスネア、ティンパニ、シンバル)はかなり目立たないアレンジになっている。また、一部ダンジョンではリバーブ値が大きいものが使われる。
  • VI 『勇気ある戦い』 - 現実世界のライフコッドが魔物の襲撃を受けているイベント及び、リメイク版では牢獄の町のクーデターイベントでも流れる。また、バトルロードシリーズではイントロが追加されている。
  • VII 『血路を開け』 - 一部のイベントモンスター戦及びフォロッド城がからくり兵の襲撃を受けるイベントでも使われる。
  • VIII 『雄叫びをあげて』 - ホルンをはじめとするブラスセクションの雄叫びが印象的な曲。
  • IX 『負けるものか』 - カルバドの集落やカデスの牢獄のフィールドイベントでも流れる。
  • M1、M2、MCH、MJ、MJ2 『モンスターの戦い』/『モンスターとの戦い』 - ジョーカーシリーズでは演奏開始時のみ、イントロが従来とは異なるものになっている。ループ時には従来のメロディが流れる。
中ボス

中ボスとの戦闘で使用される曲。本格的に中ボス専用曲が採用されたのはSFC版Vから。

  • III、IX 『戦いのとき』 - リメイク版で追加されたバラモスおよび隠しダンジョンのボスとの戦闘で使われる曲。ラスボスとの戦闘時も光の玉を使うまではこの曲になる。洞窟の曲『ダンジョン』のメロディが取り入れられている。交響組曲版とGB版のみイントロがある。バトルロードでの魔王や合体モンスターが出現する時は、このイントロ部分を単独で使用している。
  • IV 『立ちはだかる難敵』 - リメイク版で追加された各種中ボスとの戦闘時の曲。PS版のみ先頭フレーズの音階が多少異なる。
  • IV、IX 『邪悪なるもの』 - エスタークとの戦闘時の曲。対デスピサロ戦(最終形態直前まで)、リメイク版第六章の対エビルプリースト戦でも変身完了まではこの曲が使われる。PSリメイク版以降の作品ではテンポが少し遅くなっている。
  • V 『不死身の敵に挑む』 - 各種中ボス、ミルドラース第1形態との戦闘時の曲。PS2版、DS版では打楽器(クラシックスネア、ティンパニ)を使用している。
  • VI、IX『魔物出現』 - 各種中ボスとの戦闘時の曲。デスタムーア第1・第2形態、隠しダンジョンのボス(ダークドレアム)との戦闘時もこの曲。『IX』のムドー戦はこの曲が使用されている。
  • VI 『敢然と立ち向かう』 - ムドーとの最終決戦時の戦闘曲。
  • VII 『強き者ども』 - 各種中ボスとの戦闘時の曲。シナリオ上最初の通常戦闘、隠しダンジョンのボスとの戦闘時もこの曲。他、ダーマ神殿地下のクーデターイベント及びルーメンの町がヘルバオムに襲われるイベント、プロビナの町が魔物の襲撃を受けるイベントでも使用されている。
  • VIII 『難関を突破せよ』 - 各種中ボスとの戦闘時の曲。また、モンスターバトルロードのランクSの戦闘時にも使われている。
  • VIII、IX 『ドルマゲス』 - ドルマゲス(変身後)との戦闘時に使われるほか暗黒神ラプソーン(変身前)、暗黒の魔人、竜神王(変身体含む)との戦闘でも使われる。
  • IX 『渦巻く欲望』 - 各種中ボス、堕天使エルギオス(変身前)との戦闘時の曲。また、暗黒皇帝ガナサダイ(変身後)の戦闘BGMもこの曲だったことと、その直前及び直後にバルボロスとの戦いが行われなかったことから、前述のFC版『III』でのバラモス戦と同じように、「黒幕は別にいる」と思わせる演出効果となっている。
  • MJ、MJ2『強敵出現』 - 各種中ボスとの戦闘時の曲。また、MJ1では、デオドラン島のメタルエリアにも使われている。
  • MJ、MJ2、スライムもりもり2『王者はどちらだ?』 - MJ、MJ2では、モンスターマスターとの戦闘の曲。スラもり2では、スライバの使う大戦車「エリスグール」との戦闘時に使われる。
ラストボス

ラストボスとの戦闘で使用される専用曲。

  • I、IX、MCH 『竜王』 - 竜王の変身体との戦闘時の曲。GB版のみ存在するオープニングデモにも使用される。SFC版ではわずかに前奏が追加されており、以後のアレンジ曲はそれをティンパニを用いて明確化している。
  • II、IX、MCH 『死を賭して』 - シドーとの戦闘時の曲。SFC版にてテンポが遅められて曲の後半部分が付け加えられ、以後はそれが基準となってアレンジされ続けている。MCHではギスヴァーグとの戦闘で使用。
  • III、IX 『勇者の挑戦』 - ゾーマとの戦闘時の曲。リメイク版は光の玉を使ってから流れる。『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』ではボスとの決着時のテーマ曲として使用されていた。前半は『広野を行く』、後半は『遥かなる旅路』(II)のそれぞれによるアレンジである。
  • IV、IX 『悪の化身』 - デスピサロ最終形態、リメイク版第六章のエビルプリースト第三形態以後の曲。
  • V、IX 『大魔王』 - ミルドラース(変身後)、隠しダンジョンのボスとの戦闘時の曲。交響組曲版でティンパニのソロによる少々長い前奏が追加され、以後はそれが基準となってアレンジされ続けている(DS版でも内蔵音源で再現している)。
  • VI、IX 『魔王との対決』 - デスタムーア最終形態との戦闘時の曲。バトルロードではデスタムーア戦で使われるほか、敵のとどめの一撃でも使用。IX、バトルロード、リメイク版での編曲ではテンポがやや遅めになっている。またIXではダークドレアム戦でも使用されている。
  • VII、IX 『オルゴ・デミーラ』 - オルゴ・デミーラ(過去・現代双方)との戦闘時の曲。前述の『迫り来る死の影』のメロディが取り入れられている。
  • VIII、IX 『おおぞらに戦う』 - 暗黒神ラプソーン(変身後・バリア破壊後)との戦闘時の曲。前述の『おおぞらをとぶ』と『ドルマゲス』のメロディが取り入れられている。
  • IX 『決戦の時』 - 堕天使エルギオス第二形態との戦闘時の曲。『天の祈り』のメロディと『序曲』のメロディが取り入れられている。
  • M1、M2、MCH、MJ 『ミレーユとの戦い』/『強敵に挑む』 - 曲名は、モンスターズ1のみ『ミレーユとの戦い』、2以降は『強敵に挑む』。M1とMJ1ではラストボスで、GB版M2はラストボスのドークを含む全ての強制戦闘で、PS版M2とMCHでは中ボス戦で使われる。
  • M2、MJ2 『強大な魔物に挑戦』 - PS版モンスターズ2のドーク戦、ジョーカー2の邪神・闘神レオソード戦とオムド・ロレス戦で使用。通常戦闘曲のメロディが取り入れられている。MJ2Pでは邪獣ヒヒュルデ、ヒヒュドラード戦でも使用。
  • MCH、MJ2 『幻魔王』 - マガルギ(変身後)との戦闘時に使用。この作品唯一の完全オリジナル曲。MJ2では邪神レオソードが出現する際のイベント、及びオムド・ロレスがいる部屋で流れる。MJ2Pでは邪獣ヒヒュルデのイベント中にも使用。

レクイエム系BGM

主にパーティが全滅したときに流れる曲。悲しいイメージの曲である。廃墟の町や、悲しげなイベントでも用いられる場合があるがVII以降は悲しいイベントのBGMと全滅のBGMは別になっていることもある。なおIとVIII、IX、モンスターズシリーズ、バトルロードでの全滅(敗北)時にはBGMではなく『死』という短いSEが流れる。

  • II 『レクイエム』 - リメイク版Iのドムドーラやリメイク版IIのムーンブルク、オープニングのワンシーンでも流れる。ちなみに、各リメイク版ではオーケストラスタイルで使用されている。
  • III 『鎮魂歌』 - リメイク版では昼間のテドンや、ゾーマの城でのイベント後も使用される。
  • IV 『エレジー』 - アッテムトの町や壊滅後の山奥の村、第5章以降のサランの町(こちらは夜にあることをすればBGMがこれに変更される)でも使用されている。また、FC版のみ重要キャラクターが死んだシーンでも使われる。ちなみに、PS版では少々長めの前奏と後続部分が使用されている。
  • V 『高貴なるレクイエム』 - 少年時代のラストシーンおよび青年時代前半から後半への移り変わりのシーンでも流れる。
  • VI 『哀しみのとき』 - イベント上でも使われる。廃墟用のアレンジ版もありカルカド、マウントスノー、絶望の町(いずれもイベント終了まで)、ロンガデセオ北の墓地で使われる。
  • VII 『哀しみを胸に』 - パーティが全滅した時に流れる。ゼボットの研究所(からくり研究所)、クレージュの神木(イベント終了前)や回想イベントなどでも使われる。

イベント用BGM

主にイベント専用で用いられる曲。

  • II 『パストラール〜カタストロフ』 - リメイク版でのプロローグで流れる。『パストラール』の部分(前半部)は、すぎやまがアニメ映画『科学忍者隊ガッチャマン』の楽曲として作曲した『エピローグ Peace and a Promonitition of a Crisis 平和そして危機への予感』の一部がほぼそのまま使われている。GB版では最後の一音がカットされ、そのまま上記の『レクイエム』へ連結されている。
  • III
    • 『回想』 - リメイク版でのオルテガ関連、およびサマンオサのイベント用BGM。
    • 『まどろみの中で』 - リメイク版(携帯電話版は『ほこら』)で冒険を始める際の性格診断時に流れる。隠しダンジョンの入口でも流れる。
  • IV 『ピサロ』 - リメイク版でのみ登場。ピサロのテーマであるが、冒頭部ではロザリーのイメージも内包している。ロザリーヒルのロザリーの部屋で流れるほか、イベントでのピサロ登場時に使われることもある(後者の場合、冒頭部をカットして使われることもある)。
  • V
    • 『哀愁物語』 - サラボナのルドマン宅で古びた日記を読む際やパパスが残した手紙を読む際やマーサとの再会シーンなどで使用される。
    • 『愛の旋律』 - 主人公の結婚前夜で使われる。後にルドマンの別荘で使われる。
    • 『はめつの予感』 - グランバニアにてある事件が発生した際に使われる。また、他の町でピアノをひく男性に声をかけた際に、最初の部分が流れる。
  • VI
    • 『ムドーの城へ向かう』 - 前半が前述の『敢然と立ち向かう』と共通で、イントロと後半が異なる。ムドー城突入時のほか、ペガサス復活シーンでも使われる。
    • 『フォークダンス』 - ライフコッドの祭前夜などの各種宴のシーンで使われる。
    • 『精霊の冠』 - ライフコッドの祭りのシーンで使われるほか、魔法都市カルベローナでも使用される。
  • VII
    • 『エデンの朝』 - 物語冒頭のスタッフクレジット部で流れる。
    • 『うたげの広場』 - 祭りや宴などのイベント中に流れる。移民の町のプレミアムバザー形態でも流れる。交響組曲版では後半のシロフォンによるメロディーがカットされている。
    • 『トゥーラの舞』 - ユバール族の休息地で使われる。イベントでトゥーラが使われる際にも流れる。
    • 『復活のいのり』 - ユバール族の儀式中の曲。ユバール族の休息地を初めて訪れたときはこの曲が流れている。『トゥーラの舞』『復活のいのり』の2曲は作中の架空の弦楽器「トゥーラ」のソロパートが多数あり、当初の交響組曲では演奏されなかった。東京都交響楽団の録音ではトゥーラのパートを既存のオーケストラで使われる楽器に割り振って演奏されている。
    • 『愛する人へ』 - ある人との別れのシーンや回想シーンなどで使われる。
  • VIII
    • 『馬車を曳いて』 - 物語冒頭のスタッフクレジット時や古代船関連のイベントで使用されており、後半になってからは専らレティスのテーマとして使われている。
    • 『それ行けトーポ』 - イベント中でトーポを操作する際の曲。トーポ以外のイベント時も使われる。
    • 『詩人の世界』 - イシュマウリの世界及びふしぎな泉で使われる。
    • 『この想いを…』 - 死別等の悲しめのイベントで多用されるほか、トロデーン城や喪中のアスカンタ城でも使われる。
    • 『この想いをハープにのせて』 - 前述の『この想いを…』のアレンジ版。
    • 『つらい時を乗り越えて』 - 主に回想シーンなどのイベントで多用される。ミーティアとの会話シーンでも使われる。
    • 『そうだあの時は…』 - ヤンガスの回想シーンなどで使用される。『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』ではダンジョンのBGMが全てこの曲のアレンジとなっている。
    • 『急げ!ピンチだ』 - 主に何らかの緊急事態が発生した際に使われる。なお、オーケストラ版はパーカッションがある。
    • 『忍び寄る影』 - イベント上でドルマゲス(その他、暗黒神に支配された者)が出現した際に使われるほかドルマゲス(変身前)、暗黒神ラプソーン(変身後・バリア破壊前)との戦闘時にも使われる。また敵の襲来をイメージしたSEが先頭に付いていることが多く、このSEは『IX』や『バトルロード』でも敵キャラ出現時に使用される。
  • IX
    • 『洞窟のワルツ』 - ストーリー序盤に登場する黒騎士に関するイベントで流れる。前述の『暗闇の魔窟』をワルツ調にアレンジしたもの。
    • 『せつなき思い』 - ベクセリアの初回訪問時など深刻な事態が起こっている時、及びタダマルダの穴(ある人物の墓)など悲しみを象徴する場所で流れる。
    • 『祈りの詩』 - メロディを流用したとされる『この想いを…』と使われる場面が似ている。
    • 『悲壮なるプロローグ』 - 本作のプロローグとして、一度だけ流れる。
    • 『宿命』 - 『悲壮なるプロローグ』の原曲。とあるムービーシーンでのみ流れる。
  • M1 『星降りの夜』
  • M2 『ワルぼうとカメハ王子』 - ワルぼうとカメハ王子がイタズラをする場面で使用。

その他のBGM

  • VIII、IX 『錬金がま』 - 錬金釜の画面での曲。
  • IX
    • 『サンディのテーマ』 - 戦歴画面、天の箱舟の中で流れる。ガングロ妖精サンディをイメージした曲。
    • 『サンディの泪』 - 『サンディのテーマ』のアレンジ。

エンディングテーマ

エンディングのスタッフロール時に流れる曲。バトルロードでは1Pで大魔王を倒すと、章ごとに決められた曲が流れる。

  • I 『フィナーレ』
  • II 『この道わが旅』 - 愛知和男のデビュー曲。『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』のエンディングでも使用された。
  • III 『そして伝説へ』 - NES版では日本版よりもスタッフロールが長いためそれに合わせて曲が長くなり、日本版には無い『広野を行く』(アレフガルドの曲)のフレーズが追加されている。鴻上尚史が歌詞を付けて歌い、カセットテープを発売した(B面には「冒険の旅」)。
  • IV 『導かれし者たち―終曲―』 - ゲーム音源はVIIIまでの全曲の中でもっとも長い曲であり、第一章から第五章までのフィールド曲と『序曲』『王宮のメヌエット』(リメイク版ではこれらに加え『ピサロ』も)がアレンジされ組み込まれている。オーケストラ版およびバトルロードでは、アレンジは組み込まれていない。
  • V 『結婚ワルツ』 - エンディングの他、ストーリー途中の結婚式イベントでも使われている(このためDQシリーズでクリアしなくても唯一聴く事のできるエンディングテーマである)。実際の結婚披露宴でもファンからの希望で入場時にこの曲が使われた式もあった。SFC版発売当時には歌詞がつけられ、女性デュオ「ルーラ」が歌いCDが発売されていた。リメイク版では、ある名産品を見ている時にこの曲のオルゴールバージョンが流れる。
  • VI 『時の子守唄』 - 元々はアニメ映画版『科学忍者隊ガッチャマン』の楽曲としてすぎやまが作曲した曲(楽曲名は『時の子守唄 The Theme of RED IMPULSE レッドインパルスのテーマ』)。だがアニメの使われ方は気に入るものではなく権利を返却して貰った後ずっと温めていたところ、VIが自分のイメージにピッタリ当てはまったためアレンジした上でエンディングに使用したという[2]
  • VII 『凱旋そしてエピローグ』 - 前半の勇ましいマーチのような『凱旋』と後半の情緒的で雄大な『エピローグ』の2つの章で構成されている。『エピローグ」部分は同じすぎやまの手による『サイボーグ009』(1979年版アニメ)の楽曲『悲哀・戦いの終わり』から大幅に流用している。モチーフの流用といった程度ではなく編成・編曲ともほとんど同じである。
  • VIII 『空と海と大地』 - 日本版のゲーム中では『大聖堂のある街』から連続してこの曲が流れるが、他の曲と異なりシンセサイザーストリーム音源である(サウンドトラック同梱のライナーノーツの曲別コメントより)。ストリーム版では途中でピアノをふんだんに使用しているが、交響組曲版では当初外されている。これはオーケストラの音圧設計上、どうしてもピアノが負けてしまうために外したものであるとすぎやまは公式サイトで説明している。しかしこのピアノ旋律のファンの印象が非常に強かったこともあってか、その後のコンサート公演ではピアノパートが復活している。なお、本曲のメインの主題は『京の四季風の予感』というフジテレビ製作のビデオで使われたすぎやま本人作曲のBGMの主旋律を流用したものである。
  • IX 『星空へ』 - 『天の祈り』のメロディがフルート、オーボエ、クラリネットにより奏でられる。そのまま『星空の守り人』へ続く。
  • IX 『星空の守り人』 - 『天の祈り』により、長調へと転じ幕を閉じる。
  • MJ2『再なる未来へ』 - 他のシリーズのエンディングと比べるととても短い曲である。曲中には飛行船内部の曲である『基地飛行船』を4分の4拍子にしたフレーズが組み込まれている。このエンディングではスタッフロールは流れず、倒したり仲間にしたことがあるモンスターの名前が表示される。ちなみにスタッフロールはエンディング後の序曲で流れる。(序曲はⅠの序曲)

その他

オーケストラ版ではゲーム中で使われるオリジナルの楽曲とはキーが異なる場合がある。リメイク版では楽曲のアレンジやキーはオーケストラ版に基づくようになることが多いが例外もある。

CD

発売元の主な変遷は以下の通り。

  • 当初からSFC版Vまではアポロン音楽工業(後にアポロン、バンダイ・ミュージックエンタテインメントと社名変更)。
  • 1994年のSFC版I及びIIからソニーレコード(後にソニー・ミュージックレコーズと社名変更)。
  • 2000年のVII及び交響組曲の再リリース盤より、同じソニー・ミュージックエンタテインメント系のSPEビジュアルワークス(後にSMEビジュアルワークス、アニプレックスと社名変更)。
  • 2005年の都響版Vより、SUGIレーベル発足。ただし、発売元は従来通りアニプレックスのまま。これを機に、2000年以降にアニプレックスから発売した作品もSUGIレーベルのCDとなっている(パッケージ変更)。
  • 2009年のIXから、SUGIレーベルごとキングレコードに全面移籍。アニプレックスでリリースしたSUGIレーベル作品もキングから再発売される。

現在市場で流通している作品の大半は2000年以降のアニプレックスでのリリース作品のみであるが、2009年よりSUGIレーベルがキングレコードに移籍したことに伴い廃盤となっているそれ以前の作品も再リリースされる予定。

一覧

ここでは、複数の作品にまたがって楽曲が収録されているCDを挙げる。単一作品の楽曲のみを収録しているCDについては、以下の各作品ごとの項目を参照。

†は廃盤。

  • † 組曲 ドラゴンクエスト イン・コンサート(アポロン音楽工業 BY30-5173 1987年10月21日) - 東京弦楽合奏団演奏。第1回ファミリークラシックコンサート(1987年8月20日)のライブ録音。サンサースの組曲が録音されているバージョンと、サンサースの組曲は録音されておらず代わりにすぎやまのトークが収録されているバージョンの2種類がある。演奏曲目はI・IIより。
  • † ドラゴンクエスト イン・ブラス(アポロン音楽工業 BY30-5201 1988年7月5日) - 小野崎孝輔編曲、東京佼成ウインドオーケストラ演奏。I〜IIIの楽曲の吹奏楽による演奏。
  • † ドラゴンクエスト オン・エレクトーン(アポロン音楽工業 BY30-5204 1988年9月21日) - 井上晴夫・小寺久美子演奏。I〜IIIの楽曲のエレクトーン演奏。
  • † 組曲 ドラゴンクエスト ライブ・コンサート(アポロン音楽工業 BY30-5206 1988年10月21日) - ファミリー・クラシック・オーケストラ演奏。第2回ファミリークラシックコンサート(1988年9月26日)のライブ録音。演奏曲目はI〜IIIより。
  • † ドラゴンクエスト オン・ピアノ Vol.I(アポロン音楽工業 APCG-4004 1989年8月10日) - 小森谷裕子演奏。I・IVの楽曲のピアノ演奏。
  • † ドラゴンクエスト オン・ピアノ Vol.II(アポロン音楽工業 APCG-4005 1990年8月10日) - 小森谷裕子演奏。II・IIIの楽曲のピアノ演奏。
  • † ドラゴンクエスト ジパングワールド(アポロン音楽工業 APCG-4011 1991年6月29日) - 小林純編曲、むつのを演奏。I〜IVの楽曲の和楽器合奏。
  • † ドラゴンクエストのうた ドラゴンクエスト・ベストソング・セレクション(ポリスター PSCR-5009 1993年5月26日) - ドラゴンクエストシリーズの楽曲に、女性デュオ「ルーラ」による歌をつけたアルバム。楽曲はI〜IIIとVより。
  • † ブラス組曲 ドラゴンクエスト(テラーク・インターナショナル・コーポレーション PHCT-2001 1993年10月6日) - J・サミュエル・ピラフィアン編曲、シンシナティ・ブラスアンドパーカッション演奏。演奏曲目はI・III〜Vより。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ライヴ・ベスト -音楽の宝箱-(ソニー・ミュージックエンタテインメント SRCL-2735 1994年11月2日) - 東京交響楽団演奏。第8回ファミリークラシックコンサート(1994年8月24日)のライブ録音。演奏曲目はI〜Vより。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ベスト・セレクション 〜ロト編〜(ソニー・ミュージックエンタテインメント SRCL-3565 1997年7月21日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。I〜IIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ベスト・セレクション 〜天空編〜(ソニー・ミュージックエンタテインメント SRCL-3566 1997年9月21日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。IV〜VIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ベスト・セレクション 〜ロト・天空編〜(ソニー・ミュージックエンタテインメント SRCL-7331・2 1997年9月21日) - 上記2組のアルバムをMDにして発売されたもの。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエストI・II(SPEビジュアルワークス SVWC-7062 2000年8月23日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。Iの全曲とIIの『聖なるほこら』を除いた楽曲を収録。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ザ・ベスト(SMEビジュアルワークス SVWC-7074 2001年3月23日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。I〜VIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • † ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 1(SMEビジュアルワークス SVWC-7101〜3 2001年12月5日) - FC版のI〜IVのゲーム音源と、I〜VIIの携帯電話着信メロディ版を収録。ゲーム音源はすべてFC版当時発売された各作品のオーケストラ演奏CDに収録されていた「オリジナル・サウンド・ストーリー」を収録している。
  • † ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 2(SMEビジュアルワークス SVWC-7104〜6 2002年1月9日) - SFC版I・IIとFC版III〜VIのゲーム音源を収録。VはSFC版当時発売されたオーケストラ演奏CDに収録されていた「オリジナル・サウンド・ストーリー」を収録している。
  • † ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 3(SMEビジュアルワークス SVWC-7107〜9 2002年2月6日) - GB版I・IIとFC版III、PS版IV・VIIのゲーム音源を収録。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト ザ・ベスト2(SMEビジュアルワークス SVWC-7134・5 2002年3月20日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。第1作からVIIまでのうち「ザ・ベスト」に未収録の曲より選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • † 交響組曲 ドラゴンクエスト コンプリートCD-BOX(SMEビジュアルワークス SVWC-7150〜7 2003年1月22日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。I〜VIIの全曲(演奏当時にオーケストラ版が存在していた楽曲のみ)をCD7枚に収めたCD-BOX。
  • † 吹奏楽組曲 ドラゴンクエスト 第1集(OTO音 OTA-0003 2003年8月5日) - 「イン・ブラス」にデジタルリマスターを施し再リリースしたバージョン。
  • † 弦楽四重奏による「ドラゴンクエスト」(アニプレックス SVWC-7302・3 2005年12月7日) - マティアス・ムジクム・カルテット(NHK交響楽団の選者)演奏。演奏曲目はI〜VIIより。
  • † 金管五重奏による「ドラゴンクエスト」(アニプレックス SVWC-7338 2006年2月22日) - 高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏。演奏曲目はI〜VIIIより。
  • 金管五重奏による「ドラゴンクエスト」Part.II(アニプレックス SVWC-7496 2007年10月24日) - 高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏。演奏曲目はI〜VIIIより。
  • 金管五重奏による「ドラゴンクエスト」Part.III〜ア・ラ・カルト〜(アニプレックス SVWC-7607 2009年2月4日) - 高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏。演奏曲目はIII〜VIIIとモンスターズ、少年ヤンガスより。
  • ドラゴンクエスト ベスト ダンス ミックス(エイベックス AVCD-23788 2009年3月4日) - dragonflyがリミックスを担当するドラゴンクエストシリーズ初のリミックスCD。
  • 交響組曲 ドラゴンクエスト ベスト・セレクション 〜ロト編〜(キングレコード KICC-6310 2009年8月5日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。I〜IIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • 交響組曲 ドラゴンクエスト ベスト・セレクション 〜天空編〜(キングレコード KICC-6311 2009年8月5日) - ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏。IV〜VIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
  • 弦楽四重奏による「ドラゴンクエスト」(キングレコード KICC-6312・3 2009年8月5日) - マティアス・ムジクム・カルテット(NHK交響楽団の選者)演奏。演奏曲目はI〜VIIより。
  • 金管五重奏による「ドラゴンクエスト」(キングレコード KICC-6314 2009年8月5日) - 高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏。演奏曲目はI〜VIIIより。
  • ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 1(キングレコード KICA-1465〜7 2009年10月7日) - FC版のI〜IVのゲーム音源と、I〜VIIの携帯電話着信メロディ版を収録。ゲーム音源はすべてFC版当時発売された各作品のオーケストラ演奏CDに収録されていた「オリジナル・サウンド・ストーリー」を収録している。
  • ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 2(キングレコード KICA-1468〜70 2009年10月7日) - SFC版I・IIとFC版III〜VIのゲーム音源を収録。VはSFC版当時発売されたオーケストラ演奏CDに収録されていた「オリジナル・サウンド・ストーリー」を収録している。
  • ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集 3(キングレコード KICA-1471〜3 2009年10月7日) - GB版I・IIとFC版III、PS版IV・VIIのゲーム音源を収録。
  • 吹奏楽による「ドラゴンクエスト」Part.I(キングレコード KICC-6337 2010年7月21日) - 真島俊夫編曲、東京メトロポリタン・ウィンド・アンサンブル演奏。演奏曲目はI〜IIIより。
  • 吹奏楽による「ドラゴンクエスト」Part.II(キングレコード KICC-6338 2010年9月22日) - 真島俊夫編曲、東京メトロポリタン・ウィンド・アンサンブル演奏。演奏曲目はIV〜VIより。

関連項目

  • どれだけ食えスト - FC版I~DS版IXまでのナンバリングシリーズの楽曲を、番組の大半に起用。
  • ニーベルングの指環(リヒャルト・ワーグナー作曲) - 作曲を依頼されて最初の打ち合わせにて、ゲームの世界観を「中世ヨーロッパの騎士物語」とプログラマー中村光一より説明された際に同曲が頭に浮かび、「クラシック音楽をベースにしよう」と基本コンセプトが固まったと語っている。[3]

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 1.01.1 エニックス出版局 企画制作 『ドラゴンクエストへの道』 石ノ森章太郎 監修、滝沢ひろゆき 作画、エニックス〈ガンガンコミックス〉、1991年9月20日発行、ISBN 9784870250031。
  2. Vジャンプ増刊(1995年)のインタビューより
  3. テンプレート:Cite web

外部リンク

  • すぎやまこういちの世界
・話・編・歴
ドラゴンクエストシリーズ
ナンバリングタイトル
不思議のダンジョン
モンスターズ
テリー - マルタモンスターズ1・2) - キャラバンハート - ジョーカー - ジョーカー2 / プロフェッショナル - i・S・EZ / MOBILE / WANTED! - ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵
バトルロード
その他のゲーム
コラボレーション作品
いただきストリート(Special - ポータブル - DS - MOBILE - Wii) - MARIO SPORTS MIX
関連項目
スタッフ
堀井雄二 - 鳥山明 - すぎやまこういち - 中村光一 - スクウェア・エニックス - エニックス - チュンソフト - ハートビート - アルテピアッツァ - レベルファイブ


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黒鉄の巨竜初登場VIII竜神王の変身した姿のボスで、5回目の竜の試練で戦うことになる。特殊攻撃でベギラゴン、流星、まばゆい光、あやしいひとみを使用するが、基本的に通常攻撃をメインに行い、いてつくはどう...

黒竜丸

黒竜丸初登場IXDQ9などに登場する馬のモンスター。読みは「こくりゅうまる」。実はDQ10開発で最初に作られたボスモンスターだったが、リリース順序が入れ替わったため、DQ9が初登場となった。休むことな...

黄金の巨竜

黄金の巨竜初登場VIII竜神王の変身した姿。4回目の竜の試練で戦うことになる。通常攻撃、ベギラゴン、イオナズン、ジゴフラッシュ、ぶきみなひかりを使う。守備力が非常に高いので物理攻撃は通りづらく、しかも...

鳥系

名前そのまんまなモンスターの系統。飛ぼうが飛べまいが鳥は鳥。一方でコウモリのはずのドラキーもこの系統だったりもするが。浮遊系とは似て非なるもので、そちらはナンバリング作品で系統が整備されると特性に変わ...

鳥山明

Toriyama.jpgドラクエシリーズのキャラクターデザイナー。1955年4月5日生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知県立起工業高等学校卒業。ガスマスクを被った自画像が特徴で、これは「元来恥ずかしがりや...

魔空5兄弟

破壊神フォロボスやフォロボシータの紹介文で触れられる集団。「魔空界」なる場所に住む魔神の兄弟で、上記二名のほかにフォロボサーン、フォロボセ、フォロボッソが居り、それぞれ由来は、読みの通り「滅ぼさん」「...

魔神ジャダーマ

魔神ジャダーマ初登場IXDQ9のダーマの塔の最上階から続いている部屋で戦うキャラクター兼ボス級モンスター。ダーマ神殿のダーマ神官が女神の果実を食べたことで魔物化したもの。願い自体は「神官として人々をよ...

魔犬レオパルド

魔犬レオパルド初登場VIIIDQ8に登場するボス級モンスター。ハワードの愛犬である、黒犬のレオパルドが神鳥の杖を咥えてしまった事で暗黒神ラプソーンに精神を乗っ取られた姿。ドルマゲス(第2形態)と同じく...

魔法使い(ドラゴンクエストIII)

魔法使い(男)登場シリーズドラゴンクエストIII種族人間性別男肩書き魔法使い魔法使い(女)登場シリーズドラゴンクエストIII種族人間性別女肩書き魔法使い文字通り、多数の魔法を使いこなす職業。主に攻撃呪...

魔教師エルシオン

魔教師エルシオン初登場IXDQ9で初登場し、モンスターズシリーズにも登場するモンスター。同種色違いモンスターにイデアラゴンがいるが、あちらはすべてが謎に包まれたモンスターとのことなので、単に見た目が似...

魔勇者アンルシア

魔勇者アンルシア登場シリーズドラゴンクエストX種族人間性別女大魔王マデサゴーラに造られた勇者姫アンルシアの複製。本物と違い勇者の力を持たない為、創生の渦の力を纏った結果、禍々しいモンスターの姿に変化し...

魔剣神レパルド

魔剣神レパルド初登場IXDQ9、テリワン3D以降のモンスターズシリーズに登場するモンスター。ギュメイ将軍の色違いだが、こちらは黒目がない。色合いのせいでギュメイ将軍とは違いどことなく和風。魔犬レオパル...

騎士団の盾

DQVIII - Templar's shield.png神の祝福を受けているという真紅の盾。守備力14。てつのたてと殆ど同じ性能でわずかなブレス耐性があり、炎・吹雪のダメージを5ポイントカットする。...

首長竜

首長竜初登場VII東洋龍に翼が生えたような姿をした真っ赤な体色のドラゴン系モンスター。上位種にウィングドラゴンとケベナヒモスが、ボスにやみのドラゴンがいる。特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツ...

領主タケトラ

領主タケトラ登場シリーズドラゴンクエストX種族エルフ性別男風の町アズランの長。フウラの実父。風乗りであった妻のカザユラを早くに亡くしてしまい、フウラに後を継いでもらいたがっているが、フウラにその気はな...