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ドラゴンは伝説の生物であり、様々なフィクションで取り扱われる。本項目ではコンピュータRPG・ドラゴンクエストシリーズにおけるドラゴンを取り扱う。多くの作品において、モンスターの系統のひとつであるドラゴン系として定義付けられている。主にドラゴンや爬虫類型のモンスターがこれに入る。
ドラゴン、竜など、古今東西の伝承に登場する爬虫類様の生物をモチーフにしている。総じて強力なモンスターが多い。ドラゴンの名前を持つモンスターは第1作から登場しているが、データの上でドラゴン系という分類が登場したのは『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(以下III)』以降である。同作ではシステム上、武器のドラゴンキラーで攻撃するとより大きなダメージが与えられるモンスターとして設定された。
『ドラゴンクエストモンスターズ』(以下DQM)では全てのモンスターに系統が設定され、従来はドラゴンとは扱われなかった種族もドラゴン系とみなされるようになった。具体的にはキングコブラやマッドルーパーといった爬虫類、両生類型のモンスターが含まれるようになった。ただしこれらは、以降の作品ではドラゴン系とは扱われない場合も多い。本項目では、DQMシリーズでドラゴン系と扱われるモンスターを中心に、それらと同じ姿をしたモンスターを全て挙げる。
ドラゴンクエストシリーズにおける、ドラゴン系のモンスターをここにあげる。ただし、DQM以降はスカルゴンなどの死竜属の魔物はゾンビ系、プレシオドンなどの海竜属の魔物は水系、メタルドラゴン等はマシン系、ドラゴスライム等はスライム系、竜王や竜神王などは????系に分類されている。
※下記に記している属性は『ドラゴンクエストVI 幻の大地(以下VI)』までの公式ガイドブックに使用されている属名を使用。『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(以下VII)』以降のものは、ここでの便宜上の属名としており、公式の属名ではない。また、後の作品に登場した似た姿のモンスターも便宜的に同属とした。
解説文中の呪文の詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系を、ほのお等の特殊攻撃の詳細はドラゴンクエストシリーズの特技一覧を参照。
西洋型ドラゴンの種族の総称。体力と攻撃力が高い。
ドラゴントカゲのように翼の無い緑色のドラゴン。四足歩行。本編では第1作から『III』まで登場。口から炎を吐く。『I』では竜王からローラ姫の見張りを任されており、ファミコン版(以下、FC版)以外ではこのドラゴンのみ能力が高めに設定されている。『トルネコの大冒険』(以下『TD』)の第一作では、ゲーム中最強のモンスターとして登場した。『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』(以下『バトルロード』)ではしっぽで相手を激しく強打し、炎属性のブレス「はげしいほのお」を吐く。攻守ともに優れた能力をもつが、すばやさの低さと状態異常に対する耐性の低さが弱点となっている。強ドラゴン『ジョーカー2』に登場。見た目はドラゴンと同じだが能力が強化されている。レベル20以上のドラゴン同士を配合すると生まれる。最強ドラゴン『ジョーカー2』に登場。見た目は通常・強ドラゴンと変わらないが能力はさらに上昇している。レベル50以上の強ドラゴン同士を配合すると生まれる。キースドラゴン青色のドラゴン。『I』とゲームボーイカラー版(以下、GBC版)『III』に登場。『I』では炎を吐くが、GBC版『III』では凍える吹雪を吐く。『TD』シリーズでは、口から吐く炎はホーミングミサイルのように正確に標的を追いかける。『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』(以下『バトルロードII』)では丸まって相手に突進するほか、『III』と同様に氷属性のブレス「こごえるふぶき」を吐く。ダースドラゴンオレンジ色のドラゴン。『I』とGBC版『III』で登場。炎のほかに『I』では呪文も使える(FC版ではラリホー、スーパーファミコン版(以下、SFC版)ではマホトーン)。『TD』シリーズでは、炎はホーミング機能の他に壁もすり抜ける特性をもつため、敵にすると非常に厄介な魔物といえる。攻撃力も、TD2では全モンスター中最高の攻撃力をもつ。『バトルロードII』ではHPが低めだが力が強く、前足のツメで相手を激しくひっかき、灼熱属性のブレス「しゃくねつ」を吐く。また、雄たけびをあげて相手をすくませる技も使う。ゴールデンドラゴン金色の巨大なドラゴン。『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン(以下ヤンガス)』で登場。作中では???系とされている。キースドラゴンのように、正確にフロア内の敵に向かって炎を吐いてくるうえ、あらゆる状態変化をうけつけない。グリーンドラゴンヒレのような飾りと翼を持つ緑色のドラゴン。二足歩行。『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(以下IV)と『VII』で登場。『IV』では毒の息を、『VII』では氷の息、『IX』では猛毒の霧を吐く。レッドドラゴングリーンドラゴンの上位種で、赤い体色。『IV』と『IX』で登場。バギクロスとマヌーサの呪文を唱え、口から高熱のガスを吐く。アンドレアルグリーンドラゴンの上位種。FC版『IV』では灰色の体色だが、プレイステーション版(以下、PS版)及びニンテンドーDS版(以下、DS版)『IV』と『VII』では紫色の体色。『IV』ではデスキャッスルの結界を守るボスで、複数で現れ一体が敗れても次々と同族の仲間を呼ぶ。『VII』と『IX』では普通の雑魚モンスターとして登場し、激しい炎などのブレスを吐く。ドラゴンマッド4本の角とナマズのようなヒゲをもつ青いドラゴンの一種。二足歩行。ユニークな外見に反して非常に凶暴な種族だとされており、ブレス攻撃こそしないものの高い攻撃力を誇り、わしづかみにされると受けるダメージが大きい。『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(以下V)で登場。『V』で仲間になるドラゴンマッドは攻撃力が高く、炎のブレスと状態異常系の特技を覚るが、守備力は低い。ボスガルムピンク色のドラゴンマッドの亜種。『V』で登場。口から炎のかわりに砂煙を吐く。ブラックドラゴン4本の角と巨大な翼をもつ大型の黒いドラゴン。二足歩行。火炎の息を吐き、爪で相手をわしづかみにする。『V』で登場。プレイステーション2版(PS2版)では、サイズがグレイトドラゴンよりやや小型になっている。『ジョーカー2』ではグレイトドラゴンよりも上位の階級に属する。グレイトドラゴンブラックドラゴンの上位種で、金色の体をもつ。ドラゴンキッズの成長した姿ともいわれている。『V』で登場。凄まじい攻撃力と口から吐く激しい炎が武器で、属性攻撃に対する耐性も持ち合わせている。たまに同族の仲間を呼ぶ。『V』では仲間とすることが可能で、一匹目の名前はシーザー。高い攻撃力と属性攻撃に対する耐性を持ち合わせ、炎と氷の最上級ブレスまで覚えていく。コブラの姿をした魔物の種族。キバによる攻撃が得意。
キングコブラ赤と黒の縞模様を持つコブラ。『ドラゴンクエストII 悪霊の神々(以下II)』で登場。攻撃と同時に相手に毒を送り込む。モンスターズにも出現する。バシリスクキングコブラの上位種族。薄紫色をしている。本来のバジリスクはトカゲ型だが本シリーズでは蛇である。攻撃と同時に相手に毒を送り込む。『II』で登場。トンボとトカゲが合体したような魔物。集団で現れ、次々と襲い掛かってくる。後述のリザードフライが『DQM』でドラゴン系とされたため、ここに分類した。
リザードフライ緑色の羽虫のようなドラゴン。ギラの呪文を唱える。『II』で登場。ドラゴンフライ赤色のリザードフライの亜種。炎を吐いてくる。『II』で登場。翼竜の姿をした種族の総称。資料によっては、後述のバピラス、メイジバピラスはバピラス属ともよばれる。
バピラス青色のプテラノドンのような魔物。海の上に出現し、高確率で二回攻撃を行う。『II』で登場。メイジバピラス黄色のバピラスの上位種族。ラリホーなどの呪文を操り、炎も吐く強敵である。『II』で登場。プテラノドン白い翼竜。外見はプテラノドンというより、むしろランフォリンクスに似ている。ギラの呪文が使える。『IV』『V』で登場。『バトルロードII』では賢さと素早さが高くなっている。ギラのほかに「ついばむ」という技を使うが、この技の後には地面にめり込んでしまう。アイスコンドル青白いプテラノドンの亜種。名前どおり吹雪を吐く能力をもち、痛恨の一撃も繰り出す。ボスであるピサロナイトに呼ばれてくる場合もある。『IV』で登場。フライングデス紫色のプテラノドンの亜種で、海上でのみ出現する。ザキの呪文を使用することができる。プテラノドン・アイスコンドルと異なり歯が生えている。『IV』で登場。テラノバット黄色い翼竜で、プテラノドンとティラノサウルスをあわせたような姿をしている。雄叫びをあげて相手をひるませる。『IV』で登場。ライバーン白いテラノバットの亜種。カギ爪に毒を持ち、攻撃した相手を毒状態にする。また、後述のはしりとかげを呼ぶことがある。『IV』で登場。PS版とDS版では、ライバーンとテラノバットの体色が逆になっている。ライバーンロード緑色のテラノバットの最上位種。毒こそ持たないものの、素早さ以外の全体的な能力はライバーンよりも優れている。バアラックを呼ぶことや逃げることもある。『IV』で登場。カメとドラゴンが合体したようなモンスター。資料によっては大亀属とする場合もある。甲羅があるため、守備力が高い。本編シリーズでは殻にこもって防御するアクションがあるが、『DQM』の資料では殻にこもることができないと書かれている。
ガメゴン青色のカメのようなモンスター。『III』『V』『IX』で登場。『III』では甘い息を吐いてくる。『V』では打撃攻撃しかしないが、時折身を守ることがある。ガメゴンロード赤い色をしたガメゴンの上位種。『III』『V』『IX』で登場。マホカンタの呪文を唱えて呪文を反射させようとする。『III』では炎を吐いて攻撃してくるが、『V』では稲妻を呼び寄せて攻撃したり、アストロンを唱え、自分の身を鋼鉄化させたりする。スピンオフ作品『モンスター物語』においては、ドラゴンと大海亀を合成させた魔物だとされている。ガメゴンレジェンド『IX』に登場する金色のガメゴンの最上位種。稲妻と灼熱の炎を使う。東洋の竜に似た姿をした種族。上空を飛び回り、炎や氷の息を吐き出す。
スカイドラゴン『III』で登場。薄い黄色の身体をもつ龍で火炎の息を吐く。長い胴体で獲物を捕まえて捕食する。スノードラゴンスカイドラゴンの亜種。青色の身体をしている。氷の息を吐き、二回攻撃ができるが何もせずに様子を見ていることもある。極端に経験値が低い。『III』に登場。サラマンダー赤紫色の身体をしたスカイドラゴンの亜種。激しい炎を吐く強敵。『III』で登場。しんりゅう緑色の身体をもつ龍。SFC版及びGBC版『III』の隠しボス。非常に高い能力を持ち、最強クラスの呪文や特技を連発してくるほか、鋭いキバでかみくだいてきたりのしかかってくる。このドラゴンは、自分を倒した相手の願いをひとつだけかなえてくれるといわれている。本来のヒドラは多頭蛇だが、本シリーズでは5つの頭を持ち、胴体と足をも持つ。二回攻撃を行い、炎のブレスを吐き出す。
ヒドラ青い多頭竜。大魔王ゾーマの部下。『III』で登場。やまたのおろち八岐大蛇をモチーフにした緑色の多頭竜。ジパングの国を恐怖に陥れている魔物である。ジパングの女王であるヒミコも手が出せなかったが、これはやまたのおろちがヒミコに成り代わっていたからである。『III』の中ボス。倒したときに「くさなぎのけん」を落とすのも八岐大蛇に由来する。キングヒドラ赤紫の体色のヒドラの上位種で、大魔王ゾーマの側近。オルテガの命を奪った。SFC版『III』では、隠しダンジョンで普通の敵として登場する。グランドラゴーン金色の多頭竜で、GBC版『III』の隠しボス。最強クラスの呪文や特技を使う。2足歩行の恐竜のような姿をした種族。ドラゴンの中ではすばやさが高く、逃げ出すこともある。
コドラ黄色い小型のドラゴン。太い尻尾から痛恨の一撃を繰り出す。『IV』で登場。『バトルロードII』では能力が安定しており、炎をまとった尻尾を振り回す「バーニングテール」という技を使い、ギラを唱える。テラノザース赤いコドラの亜種。特に特別な攻撃はしない。『IV』で登場。はしりとかげ緑色のコドラの亜種。ベホマラーの呪文で味方全体の体力を回復する。前述のグリーンドラゴンやライバーンなどの魔物から呼ばれることも多い。『IV』で登場。頭部に4枚の鶏冠を持つヘビの種族。鋭く尖った牙で噛み付いて、獲物を仕留める。
とさかへび『IV』と『VII』に登場。赤い鶏冠を持つ緑色の大蛇。毒を持った鋭い牙での噛み付きの他、長い身体での締め付け攻撃を行う。また、ルカナンやルカニの呪文を唱えて守備力を下げてくる。フルスネイカー紫色のトサカと赤い身体をもつとさかへびの亜種で、主に海上に出現する。マホトーンの呪文を唱えて呪文を封じてくる。『IV』で登場。ピットバイパー薄緑のトサカと青い身体をもつとさかへびの亜種。『IV』で登場。牙にマヒ毒をもつ。ヘルバイパー(VII)とさかへびの亜種で『VII』で登場。ピットバイパーと似ているが、トサカの色はオレンジ色。マヒ攻撃と毒の息が武器。『VI』にも同名別種の魔物が存在するため、便宜上こう命名した。チョウと小型ドラゴンが合体したような魔物の総称。羽を激しくバタつかせて空を飛ぶ。
ドラゴンバタフライ青色の体と白い羽を持つドラゴン。ホイミの呪文と火の玉を使う。ドラゴンパピーに呼ばれて現れる事もある。『IV』で登場。ドラゴニット緑色のドラゴンバタフライの亜種。高熱のガスを吐く。『IV』で登場。フェアリードラゴン(IV)金色のドラゴンバタフライの上位種。メダパニの呪文や甘い息などで相手の行動を封じようとする。他のモンスターよりもゴールドを多めに持っている。なお『VI』にも同名別種の魔物が存在するため、便宜上こう命名した。フェアリードラゴン(VI)緑の体とチョウの羽を持ったドラゴン。マヌーサの呪文を頻繁に唱えてくる。『VI』で登場。イーブルフライチョウの羽を持ったドラゴン。メダパニダンスを踊ったり、ルカナンの呪文を唱えてくる。バトルロードIIではイオも唱える。マジックフライチョウの羽を持ったドラゴン。「マジック」の名のとおり、呪文が得意であり、イオラやスクルト、マジックバリアの呪文を唱える。オオサンショウウオのような姿をした魔物。飛竜属のサラマンダーとは無関係。
ポイズンリザード『IV』に登場。黄色(DQMシリーズでは緑色)の体をしている。名前どおり毒の息を吐く。『バトルロードII』ではHPと身の守りが高く、敵をなめまわして毒状態にする「どくのした」という技を使う。ベビーサラマンダ赤色のポイズンリザードの亜種。『IV』に登場。火の玉を吐く。マッドルーパーピンク色のポイズンリザードの亜種。海上に出現する。FC版『IV』では没モンスターだったが、PS版及びDS版では登場した。飛竜に乗った騎士の種族。スピンオフ作品『モンスター物語』においては、ドラゴンが騎士を操っているとされる。
ドラゴンライダー青い竜に乗った騎士で、高熱のガスを噴射する。『IV』で登場。『バトルロードII』では素早さ以外の能力が高く、ドラゴンが火の玉を吐き出して相手をひるませた後に騎士がジャンプして敵を斬る連携技「れんごく斬り」を使う。ガーディアンピンクの竜に乗った騎士。竜の口から凍える吹雪と甘い息を吐く。『IV』で登場。海に生息するドラゴン。水中での活動に適した身体になっている。
くびながりゅうオレンジ色の外皮を持ち、4本のひれを持つドラゴン。火の玉を吐き出す。『IV』で登場。プレシオドンくびながりゅうの亜種で、水色の外皮を持つ。特技は使用しないが、攻撃力が高い。『IV』で登場。しんかいりゅう斑点の入った濃い青の外皮を持ち、4本のひれと黄色い背びれを持つ深海のドラゴン。力をためて強力な打撃で襲ってくる。『V』で登場。グロンデプスしんかいりゅうの亜種で、斑点の入った黄色の外皮を持ち、4本のひれと赤紫の背びれを持つ。気性が激しく、激しい炎や火炎の息を吐く。『V』で登場。オーシャンキング『VI』で登場。体色は黒。ディゴングオーシャンキングの亜種で、体色は赤。海竜『VIII』で登場。リブルアーチの海峡に大量生息する、青紫色の水棲型竜。ドラゴン系や水系に分類される。サメの様な頭とウミヘビの様に細長い胴体、短い腕、長い尾を持つ。水中では胴体を縦にくねらせて泳ぐ。鋭い牙で獲物に激しく噛み付き、長い体で巻き付いて締め上げる。まばゆい光で相手の目をくらませる「ジゴフラッシュ」、口から吐き出した冷気を噴き付ける「ヒャド」、巨大な氷塊を発射する「ヒャダルコ」などの呪文も使う。シャークマジュ暗黒魔城都市に封印されていたドラゴン。オレンジ色の外皮を持つ、色違いの海竜。ジゴフラッシュは使用しない。二匹出現し、城を脱出する主人公達の前にたちはだかる。ドラゴン系でも水系でもなく???系に分類されている。ヘルダイバー『VII』『IX』に登場。非常に体力が高く、打撃と津波などを絡めて攻撃してくる。ドラゴン系ではなく水系に分類されている。ギャオースヘルダイバーの色違い。やはりドラゴン系ではなく水系。シーバーン『IX』に登場。子供のように小さいドラゴン。頭部に二本、鼻の先に一本の角をもち、コウモリのような翼をもつ。小型のため、集団で現れることが多い。
メラリザード赤い外皮をもつ小型のドラゴン。『V』と『VII』で登場。その名の通り、メラの呪文を頻繁に唱える。さらに『VII』では、火炎の息も吐くことができる。ベビーニュートメラリザードの亜種で、青い体をしている。『V』と『VII』で登場し、前者ではギラの呪文が使用でき、後者は冷たい息と火炎の息を使用する。ドラゴンキッズ黄色い体色をした、小型ドラゴン。『V』と『VII』で登場。前者は火の息しか吐けないが、後者は火炎の息と氷の息が使用できる。『V』では仲間とすることが可能で、一匹目の名前はコドラン。炎と眠りのブレスを覚える。仲間システム序盤から中盤にかけては攻撃力も高い方で、大きな戦力となる。『バトルロードII』では素早さ以外の能力が低いが、属性耐性が高くデインを唱える。トリケラトプスのような頭部と、アンキロサウルスのような外殻を併せ持つモンスター。
デンタザウルス灰色の体をした、恐竜型モンスター。力をため、時々痛恨の一撃を繰り出す。『V』で登場。バトルロードIIではHP、身の守り、属性耐性が非常に高い。サウルスロード緑色の頭部と青い甲羅を持つ、デンタザウルスの上位種。体当たりでこちらに致命的ダメージを与えてくる。『V』で登場。バザックス金色の頭部と赤い甲羅を持つ、デンタザウルスの最上位種。『V』で登場。時々突進攻撃を仕掛け、相手を馬車の中へ弾き飛ばす。剣や斧などの武器を使用する竜族の総称。
リザードマン剣と盾を装備した、2足歩行をする青い竜族。ルカナン等の補助呪文を使用する。『V』『VII』『IX』で登場。バトルロードIIでは雷の攻撃を得意とする。りゅうせんし赤いリザードマンの亜種。たまに同族の仲間を呼ぶ。『V』『IX』で登場。シュプリンガー金色の体と赤い眼をした、リザードマンの上位種。ルカナンとスカラの呪文で守備力を変化させる。『V』『IX』で登場。PS2版『V』では、鎧や盾がリザードマンなどよりも豪華な見た目になっている。『V』で仲間になるシュプリンガーは装備できる武器防具が多く、打撃攻撃に適している。りゅうき兵リザードマンの亜種で、シュプリンガーに似た姿をしている。『VII』で登場。一般のものは、リザードマンよりも弱いが、ボスとして出現する個体はかなり強く、バギクロスなどの高位の呪文や特技を使用し、呪文にも強い耐性をもつ。ただし、特定のイベントによって弱体化する。まかいファイター紫色の体色をした、リザードマンの上位種。ルカナンの呪文を使用する。また時々同族の仲間を呼ぶ。『VII』で登場。セト『VII』の中ボスの一体で、まかいファイターに酷似した姿をしている。闇のルビーの力によって強化されており、ルカニの呪文やみなごろしなどの技を使用する。性格は残忍そのもの。テンプレート:要出典範囲。りゅう兵士『IX』に登場。姿はりゅうせんしと同じ。たまに2回行動をし、仲間を呼ぶことがある。アックスドラゴン真紅の体色をした肉食恐竜のようなドラゴンで、その名の通り巨大な斧をもつ。主な特技は、口から吐く火炎の息と、巨大な斧を振り回してのまじん斬り。『VI』で登場。ドラゴンソルジャー薄い緑色の体をした、アックスドラゴンの上位種。口からの炎と、巨大な戦斧が武器。『VI』、『VIII』で登場。『ジョーカー』では茶色い体色をしており、斧の代わりに金槌を持っている。バトルレックス緑色の体と黄色い腹部をもつ、アックスドラゴンの亜種。戦斧と炎で相手と戦う。戦斧をすばやく振り回す「はやぶさ斬り」が得意。『VI』と『VIII』で登場し、前者ではドラゴンソルジャーより上位だが、後者はそれより下位である。『VI』に登場する仲間モンスター「ドランゴ」も、このモンスターである。『VI』に登場するドランゴは炎のブレスと剣技、ザオリクの呪文を覚える。『VIII』では、「魔獣ドランゴ」という異名を持つスカウトモンスターとして登場し、「はやぶさ斬り」で攻撃する。『バトルロード』で登場するバトルレックスも『VI』と『VIII』のドランゴのイメージを引き継いでいて、使用するわざとして「はやぶさ斬り」「かえんの息」が選ばれている。テンプレート:要出典範囲。じゃりゅうせんし『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』(以下DQM2)で登場。りゅうせんしに似た姿をしているが、下半身が2匹の緑色の大蛇となっている。食べた蛇が自分の足となったものらしい。さみだれぎり等の剣技を多く使用する。三つの目玉をもつ、トカゲの姿をしている種族。
おおイグアナ緑色の体色をした、トカゲ型モンスター。外見は、イグアナというよりカメレオンに似ている。長い舌と、やけつく息が武器。『VI』で登場。メダパニとかげ紫色をした、おおイグアナの亜種。その名の通りメダパニの呪文を使用し、さらに通常攻撃でも相手を混乱させる。『VI』で登場。翼を持った蛇型の種族の総称。
ウイングスネーク緑色の体色をした大蛇で、フード(コブラの首の広がる部分)が翼のようになっている。噛み付きや、尻尾を振り回しての攻撃が得意。『VI』で登場。『IX』ではウィングスネークになっている。ヘルバイパー(VI)紫色のウイングスネークの亜種。牙に毒をもち、さらに猛毒の霧も吐く。先述の通り、『VII』にも同名の魔物がいるため、便宜上こう命名した。オーシャンナーガ赤い体をした、ウイングスネークの亜種で、海に生息する。マヒ攻撃や焼けつく息など、相手をマヒさせる攻撃が得意。『VI』『IX』で登場。コアトル赤紫の身体をした大蛇。『DQM』で登場。ウイングスネーク系とは異なり、太短い身体が特徴。風船のように体を膨らまし空を飛ぶ、一つ目の竜族。
フーセンドラゴン赤い体色をした、風船のようなドラゴン。火炎の息を吐き、膨らんでのしかかってくる。また、自爆することもある。『VI』で登場。バルンバ緑色のフーセンドラゴンの亜種。火炎の息を吐く。『VI』で登場。大型の肉食恐竜のような姿をした種族。頭部3本の角が生え、尾はステゴサウルスの尻尾のように4本の棘が生えている。
ダッシュラン青い体色をした肉食恐竜。棘の生えた尻尾を振り回したり、突き飛ばし、冷たい息などで攻撃してくる。名前どおり、素早さが高い。『VII』で登場。バトルロードIIではHPと素早さに優れ、猛ダッシュで突撃する。テラノライナーダッシュランの亜種。『VII』では黒い体色だが、『ヤンガス』ではオレンジ色をしている。口から氷の息を吐く。ヘルジュラシックダッシュランの亜種。『VII』では体色は茶色で火炎の息を使用するが、『ヤンガス』では黒色で氷の息を吐く。また、どちらも体当たり攻撃が得意。全身に鎧を装着した、小型の竜族。
よろい竜緑色の小型ドラゴン。口から火炎の息を吐く。また、時々アイアンタートルを呼ぶことがある。装備した鎧のおかげか、守備力がやや高く魔法にも多少耐性がある。『VII』で登場。アイアンキッズ青っぽい鎧を装着した、よろい竜の亜種。尻尾を振り回したり、冷たい息を吐いたりして攻撃する。同種の仲間を呼ぶこともある。『VII』で登場。ゴールドキッズよろい竜の最上位種。名前の通り、金色の鎧を装着している。尻尾と、口から吐く火炎の息が武器。ゴールドを多く持っており、倒すとごくまれに金のブレスレットを落とすことがある。『VII』で登場。ヘビの体に、四本の足とコウモリ型の翼が生えたような種族。海竜属の首長竜とは無関係。
首長竜赤い皮膚を持つ凶暴なドラゴン。炎と冷気両方のブレスが使え、さらにルカナンの呪文も覚えている。『VII』で登場。ウイングドラゴン首長竜の亜種である、黒いドラゴン。火炎の息を吐き、さらにマホターンで相手の呪文をはじき返そうとする。たまにドラゴンテイルを落とすことがある。『VII』で登場。ケベナヒモス首長竜の亜種。群青色の体をしている。氷の息で攻撃し、ベホマラーの呪文で体力を回復させる。『VII』で登場。やみのドラゴンルーメン地方を暗黒に包み込んだ、凶悪な漆黒のドラゴン。強烈なブレス攻撃と、かまいたちで相手を苦しめる。『VII』のボスとして登場。ウイングドラゴンと全く同じ外見をしている。非常に巨大な体躯をした竜族。翼の部分にも小さな手が生えている。
ドラゴンヘビーオレンジ色の巨大なドラゴン。特技は、強烈な張り手とわしづかみと口から吐く激しい炎、さらに体重を生かしての地ひびき。まれにドラゴンシールドをもっていることがある。『VII』で登場。ドラグナー紫色の体色をした大型ドラゴン。火炎の息と地響きが武器。たまに、『VII』では魔族の戦士の武器とされるキラーピアスを落とすことがある。デッドドラグナードラグナーの最上位種。毒々しい濃緑色の体色をもち、灼熱の炎と地響きを使ってくる。HPが非常に高い。ドラグナー属以上の巨体を誇る竜族。巨大な腕と、頭頂部の一本角が特徴。
ギガントドラゴン名前の通り、巨人のように大きなドラゴン。体色は濃緑色。バギクロス、灼熱などのとても強力な技を繰り出す。さらに、攻撃力自体も非常に高い。『VII』『IX』とPS版及びDS版『IV』に登場し、『バトルロードII』ではドラゴン・キースドラゴン・ダースドラゴンによる合体モンスターとして登場し、するどいツメと灼熱のブレスで攻撃してくる。ドラゴン・ウーギガントドラゴンの上位種で、最強クラスの強さを誇るドラゴン。紫色の体色と、青い眼をしている。口から灼熱の炎を吐き、地響きや真空波なども引き起こす。バギ系以外の攻撃呪文には弱い。『VII』で登場。ギガントヒルズギガントドラゴンを黄色くしたドラゴン。光るものが好きで、お金の貸し借りにうるさいという設定がある。『ジョーカー』『IX』に登場。アノン『IX』のボスモンスターの1体。グビアナ城の女王が飼っていた金色のトカゲが、女神の果実の力でドラゴンへと変貌した姿。関西弁を喋る。体色はギガントヒルズとほぼ同じだが、首にバンダナが巻かれている(トカゲ時代の名残)点が異なる。コミカルな姿をしたやや肥満体系の竜属で、つぼを手にしている。巨体を生かして突進してくるほか、つぼの中からさまざまなものを取り出して使用する。
デンデン竜黄色の体色をしたドラゴンの一種で、火炎の息を吐き出すときにつぼの中身を飲む習性がある。また、つぼの中から砂を取り出して投げつけてくる。リンリンに呼ばれて登場することが多い。『VIII』で登場。『VIII』では、「竜商人でんすけ」という異名を持つスカウトモンスターとしても登場する。『スライムもりもりドラゴンクエスト2大戦車としっぽ団』では、アイテムを合成することが出来る。『バトルロード』でも『VIII』のイメージを引き継いでいて、「かえんの息」「すなけむり」がそのまま攻撃手段として採用されている。つぼの中身を飲む「かえんの息」のアクションはそのままであるが、「すなけむり」のアクションは大ジャンプをして砂をまき散らすものに変更されている。ドラゴンバゲージ緑色の体色をしたデンデン竜の上位種。口から激しい炎を吐いて攻撃する。『ヤンガス』では、レベルが上がるとザオラルの呪文を覚える。ボボンガーデンデン竜の最上位種で、紫色の体色をしている。強力なブレス攻撃を使い、体力が減るとつぼの中身(アモールの水)を飲んで回復する。『VIII』で登場。茨でできた体を持つ、翼竜型の種族。植物系には入れられなかった。
いばらドラゴンドルマゲスがトロデーン城の茨から生みだしたドラゴン。オレンジ色の頭部と、緑色の身体をしている。自らの身体を相手に絡みつかせて動きを封じ、火炎の息を吐いて攻撃する。時々いばらの鞭を落とすことがある。『VIII』で登場。樹氷の竜いばらドラゴンの亜種で、雪原地帯に出現する。体色は青色。『VIII』では、ベホマラーの呪文で体力を回復させることができる。『ヤンガス』では、氷の息などが使えるが、特殊な配合でしか誕生しない。ドラゴンブッシュ濃緑色の体色をした、いばらドラゴンの亜種。『VIII』では、メラゾーマの呪文を唱える。また『ヤンガス』でも登場。ここでは、このモンスター自体の能力はそれほど高くないが、ベリアルとの魔石を用いた配合により、ミルドラースを生み出すことができる。エリマキトカゲのようなヒレをもつ、2足歩行のトカゲの種族。
アルゴリザード体内にアルゴンハートという石をもつ、赤いトカゲのモンスター。王家の山に生息するが、警戒心が強くあまり人前に現れない。『VIII』で登場。バトルロードIIではメラミを唱え、アルゴンハートを吐き出して攻撃する。リザードキッズアルゴリザードとよく似ているが、青い体色をしている。名も無き島でアルゴリザードやアルゴングレート、リザードファッツと共に暮らしている。『ジョーカー』に登場。アルゴングレートアルゴリザードの中でも特に巨大な個体で持っている宝石も大きい。能力もアルゴリザードより遥かに高い。太い尻尾を振り回して攻撃する。『VIII』で登場。バトルロードIIではアルゴリザードの色を鮮やかにした姿になっている。リザードファッツリザードキッズが成長した姿といわれていて、青い体色をしている。暗黒神に愛されたドラゴンと言われ、暗黒魔城都市に出現する。巨大な太い尻尾が武器。『VIII』で登場。ドラゴン系のモンスターのうち、分類が困難なものをまとめた。
ソードドラゴン無数の剣がタテガミのように生えたドラゴン。鎌のような尻尾と頭部に生えている角が武器で、さみだれぎりなどの剣技を使用する。『DQM』で登場。ドライゴン全身が青い体毛で覆われたドラゴン。ルカニの呪文を覚える。オリハルゴン全身が鉱石のように変化した、最強クラスのドラゴン。尻尾の先が巨大な鉱石の塊となっている。いっかくりゅう『ジョーカー』に登場。ソードドラゴンそっくりの姿。グレイナル『IX』に登場。かつてガナン帝国を滅ぼした、通称「空の英雄」。闇竜バルボロス『IX』に登場。光の竜グレイナルと対になる存在。イデアラゴン『IX』に登場。本作のボス敵『魔教師エルシオン』に似た姿だが、モンスターリストの分類ではドラゴン系。主人公たちの味方として登場するドラゴン、およびドラゴンに関わるイベント、ゲームシステムを以下に挙げる。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…「竜の女王」というキャラクターがラストボスを倒すためのアイテムをくれる。ドラゴンに変身して炎を吐いて敵を攻撃する「ドラゴラム」の呪文が初登場。ドラゴンクエストIV 導かれし者たち天空城を統べる竜の神「マスタードラゴン」が登場する。竜の子供「ドラン」が、NPCとして仲間に加わる。ドラゴンクエストV 天空の花嫁「マスタードラゴン」が前作に引き続き登場する。ドラゴンキッズ、ドラゴンマッド、シュプリンガー、グレイトドラゴンが仲間モンスターとして主人公の仲間になる。ドラゴンクエストVI 幻の大地ドランゴというバトルレックスが仲間になる。システム上は仲間モンスターではなく、通常の仲間と同じ扱いとなる。転職システムでは、隠し職業として「ドラゴン」が登場。ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち『VI』同様の転職システムが採用され、多数の「モンスター職」が登場。その中に「リザードマン」、「アンドレアル」の職業がある。「モンスターパーク」にて、登場する全てのドラゴン種を収容する事ができる。ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君スカウトモンスターとして、バトルレックス、デンデン竜、リザードファッツが登場する。ドラゴンクエストIX 星空の守り人あるイベントで「グレイナル」の背中に乗って飛び立つことになる。
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