リタリン

向精神薬の一つ、塩酸メチルフェニデート。
ナルコレプシー患者に用いるのが主であるが、覚醒効果があり精神活動を良好にして生活サイクルを改善する為に抗鬱薬として用いることもあり、またADHD（注意欠陥多動性障害）にも応用されることがある。ADHD患者に用いると多動がますますひどくなるのでは？との疑問を持たれる人もいるかもしれないが、多動状態というのは精神活動が低いのを補う為に起こっているということで、リタリン投与によって精神の覚醒レベルを上げることで患者を落ち着かせる効果が得られる。服用後の作用が速いが、作用時間も比較的短い。
いろんな副作用があるが多いものの一つに口の渇きがあり、誰とは言わないが舌を出してしきりとぺろぺろしているのが気になるところである。
アメリカでは幼児に対するリタリン多用が現在問題視されている。

参照：【向精神薬】、【大野裕】

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