小和田家おせち事件

ページ名:小和田家おせち事件

平成20年(2008年)1月1日に発生した事件。サンデー毎日が初めてこの事件について触れ、その後週刊文春も内容に若干差異があるものの似たような記事を発表している。週刊文春は「元旦おせち事件」「小和田家おせち事件」と記事見出し・小タイトルで名付けも行っている。

『サンデー毎日』2008/2/3号 <「めまい」で精密検査 美智子さまにのしかかる“三つの心労”>

p.30より引用
 一方で、皇室情報に詳しい別のジャーナリストは、宮内庁関係者がこんな年末年始のエピソードを語ったを明かす。それは――。
 昨年12月30日に秋篠宮ご一家が御所に来る際に皇太子夫妻にも声をかけたが都合がつかなかったという。また元日、雅子さまは新年祝賀の儀を午前中に切り上げ、小和田家のご両親と東宮御所で昼食を共にされたとも。美智子さまは(皇太子夫妻が)年末には御所に来てあいさつしてくれるものと期待していたが、それがかなわず予想外の出来事にショックを受けられたのではないか。

『週刊文春』2008/1/31号<雅子さまと小和田夫妻「元旦おせち事件」>

pp.39-40より引用
 両陛下ほどの激務ではないものの、こうした元日の行事すべてに雅子さまが参加されるのはまだ難しい。
 今年も体調を考慮され、十時からの祝賀の儀だけに参加された。皇太子は宮殿に残られ、全ての祝賀の儀に参加されている。
 実は、この日、千代田側が眉をひそめる一件があったという。
「雅子さまが皇太子をお残しになって東宮御所に戻られた後のことです。雅子さまの両親である小和田夫妻と妹の池田礼子さん一家が東宮御所を訪れていたのです。お体のため、儀式をお休みされたのは仕方ありませんが、お帰りになってからご親族とおせち料理を囲まれたとお聞きしました。
 皇居では両陛下が延々と新年の行事をこなされていたわけですから、お気遣いが足りないのではないかという疑問の声が上がっているのです」(前出・千代田関係者)
 この日、小和田夫妻と池田一家は皇居で新年祝賀行事が続いている頃に東宮御所に入ったという。皇太子より一足先に東宮御所に戻られていた雅子さまは、皇太子がお戻りになるのを待ち、ご一家揃ってご親族にお会いになられた。
 ご親族には大膳課が用意したおせちが振る舞われた。
 元大膳関係者が話す。
「正月には皇族方やご学友、旧奉仕者など、いろいろな方が御所にお見えになりますが、それら訪問者用のおせち料理とお酒は毎年、たくさん用意されるのです。おせちといっても質素なもので、紅白かまぼこ、黒豆、松風焼き、伊達巻き、栗きんとん、ハゼの甘露煮、ごまめなどです」
 東宮関係者が話す。
「元日とは限りませんが、正月に小和田夫妻や池田様がいらっしゃるのは毎年のことで、妃殿下が体調を崩される前から続いていることです。以前は両殿下が皇居での行事を終えられてから、東宮御所でお会いになっていました」
 だが、例年のこととはいえ、千代田側から疑問の声が上がったのには理由がある。前出の宮内庁関係者はこう話す。
「以前にも歌会始の儀を欠席された日に雅子さまが皇居で乗馬をされていたという報道がありました。時間こそ儀式が終わった後でしたが、やはり自粛するべきだったのではないかという批判がありました。ご体調を理由に公務を欠席される日の行動については、本来は東宮職が慎重に判断して雅子さまに進言するべきなんです。今回も小和田夫妻は元旦ではなく別の日にご挨拶に伺うべきだったのではないでしょうか。雅子さまがなにかについてご実家の小和田家を頼りになさっていることについて、千代田関係者の中には違和感を持つ人が多いのですから」
 ベテラン皇室ジャーナリストもこう解説する。
「陛下が皇太子の頃。正田夫妻が東宮御所へ食事に招かれたことは一度もなかった。美智子さまは正田家と距離を保ち、実家側も配慮していた。例えば大相撲観戦の場でも、桟敷席に来ていたお父様が貴賓席の美智子さまの姿を遠くから見る、そういった距離感だった。そこには常に『嫁に出した以上は』という正田家の覚悟があった。今の両殿下の場合、オランダご静養の際に小和田夫妻に愛子さまを預け、美術館に出かけるということまでなさる。昨年のクリスマスイブも池田さんのご自宅で食事をされましたが、根本にはやはり正田家と小和田家の家風の違いがあるのでしょう」


注目されるのは、これら両誌記事に対し宮内庁がとった対応の違いである。

平成20年1月24日「サンデー毎日」(平成20年2月3日号)の記事について

「サンデー毎日」(平成20年2月3日号)に「美智子さまにのしかかる”三つの心労”」の見出しで書かれた記事に関する事実関係及び宮内庁東宮職としての対応は下記のとおりです。
               記
1  記事では,「元日,雅子さまは新年祝賀の儀を午前中に切り上げ,小和田家のご両親と東宮御所で昼食を共にされたとも。」とありますが,皇太子妃殿下には,そもそも,元日に宮殿で新年行事が続いている間に,ご親族と過ごされた事実はなく,したがって,東宮御所で小和田家のご両親と昼食を共にされたということもありません。

平成20年1月29日「週刊文春」(平成20年1月31日号)の記事について

 「週刊文春」(平成20年1月31日号)の「雅子さまと小和田夫妻『元日おせち事件』」と題する記事の中に「陛下が皇太子の頃,正田夫妻が東宮御所へ食事に招かれたことは一度もなかった。」という記述があります。
 しかし,昭和天皇の時代,正田様ご夫妻が,お正月に東宮御所で当時の皇太子同妃両殿下とお食事を共にされるということはありませんでしたが,両殿下それぞれのお誕生日に際しては,お招きにより東宮御所にあがられ,殿下方とお食事を共になさいました。
 なお,この事実関係については週刊文春にもお伝えしました。


先ず『サンデー毎日』2008/2/3号に対して抗議しているのは「宮内庁東宮職」であることに注目したい。この二誌への対応以前にも「女性セブン」(平成20年1月3日・10日号)の記事についてと、「THEMIS(月刊テーミス)」(2008年1月号)の記事についてと、2件HPで掲載があるが、いずれも対応を求めているのは「宮内庁」と記載されている。ということから、『サンデー毎日』2008/2/3号については東宮職限定=徳仁と雅子が反応して抗議行動に出たことが窺える。またこのサン毎への抗議文書で用いられている接続詞「そもそも」も妙な使われ方である。
そしてその後に発売された『週刊文春』2008/1/31号については、皇后陛下のご両親である正田夫妻についてのみ事実と異なる点があるとして宮内庁から説明が発表されただけで、宮内庁東宮職からは何ら抗議・反論文書が発表されていない。

  • 『サンデー毎日』2008/2/3号より抜粋

 また元日、雅子さまは新年祝賀の儀を午前中に切り上げ、小和田家のご両親と東宮御所で昼食を共にされたとも。

  • 『週刊文春』2008/1/31号より抜粋

 雅子さまが皇太子をお残しになって東宮御所に戻られた後のことです。雅子さまの両親である小和田夫妻と妹の池田礼子さん一家が東宮御所を訪れていたのです。お体のため、儀式をお休みされたのは仕方ありませんが、お帰りになってからご親族とおせち料理を囲まれたとお聞きしました。
 この日、小和田夫妻と池田一家は皇居で新年祝賀行事が続いている頃に東宮御所に入ったという。皇太子より一足先に東宮御所に戻られていた雅子さまは、皇太子がお戻りになるのを待ち、ご一家揃ってご親族にお会いになられた。
 ご親族には大膳課が用意したおせちが振る舞われた。

これらをつき合わせて考えると、サン毎記事の一部が否定され、

皇居での行事が続いている間に、雅子は小和田家親族と過ごしていない雅子と小和田家親族が、昼食を共にはしていない

これらが、東宮職により確認された事実である。
一方で、文春記事の

小和田家親族が東宮御所を訪問したこと小和田家親族が東宮御所で昼食をとったこと小和田家親族が大膳のおせちを食べたこと後から戻った徳仁と小和田家親族が会ったこと

等は否定されていない。
したがって「小和田家親族は東宮夫妻が元旦祝賀の儀に出かけている間に東宮御所に上がりこんでいて昼食を食べていた。そして早々に戻ってきた雅子はすぐに彼らを顔を合わせることはせず別々の部屋にいたが、皇太子が祝賀の儀を終え戻ってきてからおせち料理を一緒に食べた」ということが推測され、これが2008年元旦小和田家おせち事件の全貌ではないかと考えられる。

おまけに小和田家親族が毎年新年に東宮御所へ上がりこんでいることまでバラされて、そのようなことはしなかった正田家(お誕生日にお招きにより東宮御所に上がる程度だった)と宮内庁HPで比較される事態に至っている。「しょっちゅう会ってるシリーズ」でまとめられているような雅子夫人実家小和田家べったり度合いは今更言うまでもないが、火消し抗議をするどころか却って延焼を招いている東宮職の対応は、まことにお粗末であるとしか言いようがない。



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