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ニゴリ
俺? ……邪視。
濁り。黒い虹彩を指す。
最も稀少な色であり、この虹彩を持つ者には美貌を誇る人間も少なくない。
しかし、その完全な黒色と美貌を以ての被差別的な身体的特徴であり、ラカーブリューやゾラ公領を始めとした東方から北方にかけての区界では特に忌避されている。曰く、不貞の結果。また別の曰くは、取り換え子、魔眼。下世話と非現実が綯交ぜになった差別を生み、露見を怖れた親類による隠蔽、あるいは虐待に暇がない。
このような身体的特徴が現れる理由は明快であり*1、人類間の混血が進んだ結果に他ならない。
極めて再現性の高い遺伝であり、人種単位の純血が薄れると必ず現れる特徴に過ぎず、特徴に数えられている美貌もニゴリ同士で混血が進めばいずれ均される。
今や三十六万五千の夜の影響で人類が分断され小規模コミュニティの運営による単一人種化によって虹彩色は統一されているものの、開闢と安定が進み、異なる区界が恒久的に結ばれて行けば、いち民族と言えるほどの数が誕生するだろう。
女のニゴリが行く先については言うまでもない。
こういった事情から比較的差別の少ない西~南を目指すニゴリもいるが、殆どが自身が身を寄せる共同体から脱せず、被差別階級に甘んじ一生を終える。区界を渡ることは非常に困難であり、それを実現できたニゴリの多くは開闢の徒となり――というよりはなるしかなく――不安定な生活へ身を投じている。
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