クライシス・オン・インフィニット・アース

Exclamation icon.gif

このページではクロスオーバー・イベントを解説しています。 ヴィレッジブックスの単行本についてはクライシス・オン・インフィニット・アース (単行本)をご覧ください。

クライシス・オン・インフィニット・アース

カバーギャラリー　・　エピソード

イベントに関する情報

正式名称

クライシス・オン・インフィニット・アース

別名

クライシス

開始

1985年4月

終了

1986年3月

作者

マーヴ・ウルフマン、ジョージ・ペレス

ユニバース

マルチバース

[テンプレート]

“残った世界も、滅んだ世界も、何もかもがまるで変わっちまった！„―サイコ・パイレート[出典]

クライシス・オン・インフィニット・アース（Crisis on Infinite Earths）はDCコミックスの大規模なクロスオーバー・イベント、およびイベントの舞台となったリミテッド・シリーズのタイトルである。

1985年から1986年にかけ、全12号のメインタイトルを中心に複数のタイアップ作品でストーリーが展開された。このイベントでは、およそ50年続いてきたDCユニバースの統一が図られた。作家はマーヴ・ウルフマンで、アーティストにジョージ・ペレス、マイク・デカーロ、ディック・ジョルダーノ、ジェリー・オードウェイらが参加した。このシリーズではDCユニバースからマルチバースの概念が取り除かれ、長きにわたって活躍してきたスーパーガールやバリー・アレン／フラッシュといった人気キャラクターの死が描かれた。『クライシス・オン・インフィニット・アース』はアメコミ業界全体でみても特に影響力の高い重大なイベントとされており、このイベントを基点として「プレクライシス」、「ポストクライシス」という時代区分が用いられている。

このイベントは『ゼロアワー』（1994年）や『インフィニット・クライシス』（2005～2006年）、『ファイナルクライシス』（2008年）、『コンバージェンス』（2015年）などのクロスオーバー・シリーズに影響を与えている。

ストーリー[]

イシュー[]

コア・イシュー[]

• クライシス・オン・インフィニット・アース #1 (Crisis on Infinite Earths #1)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #2 (Crisis on Infinite Earths #2)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #3 (Crisis on Infinite Earths #3)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #4 (Crisis on Infinite Earths #4)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #5 (Crisis on Infinite Earths #5)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #6 (Crisis on Infinite Earths #6)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #7 (Crisis on Infinite Earths #7)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #8 (Crisis on Infinite Earths #8)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #9 (Crisis on Infinite Earths #9)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #10 (Crisis on Infinite Earths #10)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #11 (Crisis on Infinite Earths #11)
• クライシス・オン・インフィニット・アース #12 (Crisis on Infinite Earths #12)

クロスオーバー[]

• オールスター・スコードロン #50 (All-Star Squadron #50)
• オールスター・スコードロン #51 (All-Star Squadron #51)
• オールスター・スコードロン #52 (All-Star Squadron #52)
• オールスター・スコードロン #53 (All-Star Squadron #53)
• オールスター・スコードロン #54 (All-Star Squadron #54)
• オールスター・スコードロン #55 (All-Star Squadron #55)
• オールスター・スコードロン #56 (All-Star Squadron #56)
• アメジスト (Amethyst #13)
• ブルーデビル #17 (Blue Devil #17)
• ブルーデビル #18 (Blue Devil #18)
• DCコミックス・プレゼンツ #86 (DC Comics Presents #86)
• DCコミックス・プレゼンツ #87 (DC Comics Presents #87)
• DCコミックス・プレゼンツ #88 (DC Comics Presents #88)
• ファイヤーストーム #41 (The Fury of Firestorm #41)
• ファイヤーストーム #42 (The Fury of Firestorm #42)
• グリーンランタン #194 (Green Lantern #194)
• グリーンランタン #195 (Green Lantern #195)
• グリーンランタン #198 (Green Lantern #198)
• インフィニティ・インク #18 (Infinity Inc. #18)
• インフィニティ・インク #19 (Infinity Inc. #19)
• インフィニティ・インク #20 (Infinity Inc. #20)
• インフィニティ・インク #21 (Infinity Inc. #21)
• インフィニティ・インク #22 (Infinity Inc. #22)
• インフィニティ・インク #23 (Infinity Inc. #23)
• インフィニティ・インク #24 (Infinity Inc. #24)
• インフィニティ・インク・アニュアル #1 (Infinity Inc. Annual #1)
• ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ #244 (Justice League of America #244)
• ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ #245 (Justice League of America #245)
• ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ・アニュアル #3 (Justice League of America Annual #23)
• リージョン・オブ・スーパーヒーローズ (Legion of Super-Heroes #18)
• ルーザーズ・スペシャル #1 (Losers Special #1)
• ニュー・ティーン・タイタンズ #13 (New Teen Titans #13)
• ニュー・ティーン・タイタンズ #14 (New Teen Titans #14)
• オメガメン #31 (Omega Men #31)
• スーパーマン #414 (Superman #414)
• スーパーマン #415 (Superman #415)
• スワンプシング #46 (Swamp Thing #46)
• ワンダーウーマン #327 (Wonder Woman #327)
• ワンダーウーマン #328 (Wonder Woman #328)
• ワンダーウーマン #329 (Wonder Woman #329)

外部リンク[]

• Crisis on Infinite Earths - 英語版Wikipedia

DCコミックスの主なクロスオーバー・イベント
1980年代
クライシス・オン・インフィニット・アース (1985年-1986年) レジェンズ (1986年-1987年) ミレニアム (1988年) インベージョン！ (1989年)
1990年代
アルマゲドン2001 (1991年) ウォー・オブ・ザ・ゴッズ (1991年) エクリプソ：ダークネス・ウィズイン (1992年) ブラッドラインズ (1993年) ゼロ・アワー (1994年) アンダーワールド・アンリーシュド (1995年) ファイナル・ナイト (1996年) ジェネシス (1997年) DCワンミリオン (1998年) デイ・オブ・ジャッジメント (1999年)
2000年代
アイデンティティ・クライシス (2004年) インフィニット・クライシス (2005年) 52 (2006年) ワン・イヤー・レイター (2006年) ファイナル・クライシス (2008年) ブラッケスト・ナイト (2009年)
2010年代
ブライテスト・デイ (2010年) フラッシュポイント (2011年) NEW 52 (2011年) トリニティ・ウォー (2013年) フォーエバー・イービル (2013年) コンバージェンス (2015年) DCリバース (2016年) ダークナイツ：メタル (2017年) ヒーローズ・イン・クライシス (2018年) イヤー・オブ・ザ・ヴィラン (2019年)
2020年代

ダークナイツ：デスメタル (2020年)

エンドレス・ウィンター (2020年)

フューチャー・ステート (2021年)

インフィニット・フロンティア (2021年)

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。