W42CA

ページ名:W42CA


G'zOne W42CA(ジーズワン ダブリューよんにーシーエー)は、カシオ計算機(カシオ日立モバイルコミュニケーションズ)が日本国内向けに開発した、Au (携帯電話)ブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応携帯電話である。


目次

概要[]

先に発売されたG'zOne(A5513CA)の上位に相当する機種。同機種発売後に要望のあったCDMA 1Xに対応した端末で、CDMA 1X WIN対応端末ではカシオ初のQVGA液晶(240×320ドット)を採用した機種である。ターゲットとしている年齢層の違いからボディデザインはG'zOne TYPE-Rに比べ控えめなものに変更されている。一方、E03CAはW42CAの一部を変更したカシオ初のBluetooth対応端末であり法人向け端末である。

E03CA[]

E03CAは、W42CAをベースとし、Bluetoothや1200mAhの大容量バッテリー等を搭載した法人ユーザー向け端末で、2006(平成18)年12月に発売された。法人向けモデルだが、既存の法人向けモデル「E02SA」、「W44K/K II法人アプリプリセットモデル」、「W61K法人アプリプリセットモデル」と異なり、既存のCDMA 1X対応法人向けモデル「B01K」同様、個人のユーザーも取り寄せることが可能である。外見上はW42CAと比較して奥行が33mmになっている点を除けばW42CAとほぼ同じで、大きく重くなった分、ヒンジが強化されている。E03CAにW42CAのバッテリーを装着することもでき、その場合は同様の寸法となる。なお、逆にW42CAでE03CAの大容量バッテリーを基本的には使用することはできない。

主な法人導入事例としては、ヤマト運輸がセールスドライバー向けの携帯端末として導入したことを公表している。

沿革[]

  • W42CA
    • 2006年5月22日 KDDIより発表。
    • 2006年6月29日 順次発売。
  • E03CA
    • 2006年9月20日 KDDIより発表。
    • 2006年12月8日 順次発売。

不具合[]

  • 2006年8月7日発表の不具合(W42CA、W42H)
    • 6月から7月にかけて販売されたW42CAとW42Hの2機種(販売数計約9万6300台)で、「%n」「%S」その他数字などの特定の文字列を含むメールを送受信した場合に、電源がオフになる。
  • 2007年3月29日発表の不具合(W42CA、W42H、W43CA、W43H)
    • 端末の電源ON時に、Au ICカードの読み込み中に再起動を繰り返す場合がある。(ただし、今後供給される予定の新仕様のカードのみで、現状では発生しない。)

上記不具合は「ケータイアップデート」で修正が可能。また、購入時期によっては既に修正されている。

対応サービス[]

  • au LISTEN MOBILE SERVICE
  • EZ「着うたフル」
  • SD-Audio(AAC)
  • Business Messenger(E03CAのみの対応サービス)

ほか多数のサービスに対応。

関連項目[]

  • 携帯電話
  • Au (携帯電話)
  • CDMA 1X
  • G'zOne
  • カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
  • W42H(W42CAとE03CAの実質的な兄弟機、日立製作所製)

外部リンク[]

  • ケータイ新製品SHOW CASE au W42CA
  • CASIO : 製品ラインアップ > G'zOne W42CA
  • Business au ! : 法人のお客さま向け携帯電話 > E03CA




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