このページでは、そもそもアーチェリーってなんだろう?
聞いたこと無い or 聞いたことはあるけどよくわからない、といった人向けに、
簡単に概要を説明します。
スポーツとしてのアーチェリー
アーチェリーとはスポーツの一種で、特定のルールのもとで弓と矢を利用して得点を競う競技です。
主に決められた的に向かって決められた距離から弓を使って矢を放ち、そのあたった場所で得点をつけることで複数の選手が競い合います。
「弓矢」は、世界各地で有史以来利用されてきた道具です。
かつてはその多くは獲物を狩るための道具であったり、戦争の武器として利用されてきました。
しかし今では、特に日本ではその様な用途では使われず、得点を競い合うスポーツに利用されています。
そのうち、ヨーロッパを起源とするルールに則った形式で行われるスポーツを、アーチェリーと呼んでいます。
最も一般的な競技では、
こんな弓で
こんな的を狙います。
道具としてのアーチェリー
上記のスポーツとしてのアーチェリーには、主にヨーロッパの弓を起源とする弓(洋弓)が使われます。
そこで、そういった洋弓のこともアーチェリーと呼称する場合があります。
別の項目で詳しく説明しますが、アーチェリーと呼ばれる弓にも大きく分けて3種類ほどの種類があります。
そのどれもが、金属や木、カーボン等の素材の組み合わせで作られ、様々な技術で的中性能の向上が図られています。
アーチェリーを使うからアーチェリー?
アーチェリー(道具)を使うから、アーチェリー(スポーツ)と呼ぶのでしょうか。
実は、そういうわけではありません。
上記で、アーチェリー(スポーツ)に使う道具をアーチェリー(道具)とも呼ぶ、と説明しましたが、
実はこの道具をアーチェリーと呼ぶ呼び方は本家西洋文化圏では一般的では無いようです。
少なくとも英語では、アーチェリーに使う弓はシンプルにBow(=弓)と呼ばれています。
Archery(=アーチェリー)は、弓で矢を射って的を射る競技、あるいはその射ち方を指す言葉なのです。
日本では洋弓は一般的にスポーツのアーチェリーでしか用いられないため、道具そのものもアーチェリーと呼ぶことがあるのでしょう。
※ちなみに、過去にはアーチェリー競技に日本古来の弓(=和弓)で選手が出場したこともあるそうです。
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