それいけ!アンパンマン_だだんだんとふたごの星

ページ名:それいけ!アンパンマン_だだんだんとふたごの星

テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』(それいけあんぱんまん だだんだんとふたごのほし)は2009年7月4日公開の映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第21作。同時上映作品は『それいけ!アンパンマン ばいきんまんvsバイキンマン!?』。

全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会、社会福祉法人全国社会福祉協議会・全国保育協議会推薦作品。テンプレート:ネタバレ

目次

概要[]

劇場公開21作目。本作では、前作「妖精のリンリン」に登場した氷の女王やすなおとこが登場したり、「ゴミラの星」のヤーダ星や「勇気の花がひらくとき」の鉄の星がデビルスターに滅ぼされるなど、過去の劇場版と関連する部分があり、ゴミラやこてっちゃん(「勇気の花がひらくとき」同様藤井恒久が演じている)など過去の劇場版に登場したゲストキャラクターも登場する。なお、本作では「ゆうれい船をやっつけろ!!」と同様、レギュラーキャラクターは「変身」しない。

あらすじ[]

テンプレート:節stub

用語[]

デビルスターキララとキラリが作る星の輝きがなくなると現れる悪魔の星。今までの敵役と異なり、生きている感じが全くしない。常に黒雲と黒い雷を伴っていて、黒い雷に当たると石のように固まってしまう。全ての世界を滅ぼす力があるといい、クロワッサン星や『ゴミラの星』のヤーダ星、鉄の星を全滅させながらアンパンマンワールドに近づいてきた。非常に硬く、アンパンチでもびくともしない。最後はジャイアントだだんだんに押し戻され、星の輝きを受けたアンパンマンの『スターライトアンパンチ』で粉々になった。

登場キャラクター(キャスト)[]

詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。

レギュラーキャラクター[]

アンパンマン:戸田恵子ばいきんまん:中尾隆聖ジャムおじさん:増岡弘バタコさん:佐久間レイチーズ:山寺宏一ドキンちゃん:鶴ひろみホラーマン:肝付兼太ドクター・ヒヤリ:千葉繁劇場版への登場は4年ぶり、三度目(『ヒヤヒヤヒヤリコとばぶばぶばいきんまん』を含めれば四度目、2年連続)。しょくぱんまん:島本須美カレーパンマン:柳沢三千代メロンパンナ:かないみかクリームパンダ:長沢美樹かびるんるん:金田朋子やみるんるんみみ先生:滝沢ロコちびぞう:坂本千夏ウサ子:中村ひろみピョン吉:原えりこカバお:山寺宏一クマ太:牧口真幸ブタお:かないみかキーコ:石橋美佳

ゲストキャラクター[]

キララ:スザンヌふたご星の妖精で、キラリの妹。星の杖の能力で流れ星を大量に飛ばすのが役目。流れ星を飛ばし過ぎたことが原因でキラリと喧嘩し、アンパンマンワールドに落下してきた。キラリ:マーガリンふたご星の妖精で、キララの姉。星の杖の能力で星を輝かせるのが役目。キララが流れ星を飛ばし過ぎて星の輝きが邪魔されたことで喧嘩になり、キララと共にアンパンマンワールドに落下してきた。その際にドクター・ヒヤリが作っていた心の玉の中に入ってしまい、ギラリとなってしまった。ギラリ:宮川美保キラリが心の玉に入ってしまい、変身した姿。ジャイアントだだんだんを操る力を持ち、執拗にキララを狙う。その理由は二人で星空に帰りたかったからで、最後はキララの星の杖の輝きで元に戻った。クロワッサン王妃:キャサリンクロワッサン星に住んでいる王妃。

その他の登場キャラクター[]

クロワッサン姫:牧口真幸クロワッサン王子:朴路美クロワッサン星の王様:相沢正輝ゴミラ:高乃麗「ゴミラの星」以来の出演で、同作の終盤の展開を反映し、本作ではヤーダ星にいた。こてつちゃん:藤井恒久 (日本テレビアナウンサー)「勇気の花がひらく時」以来の出演となる。こてつじいさん:山寺宏一「勇気の花がひらく時」以来の出演となる。声なし ; 氷の女王すなおとこパイナップルマンパインちゃんパイナップルダンサーズ

乗り物[]

アンパンマン号ドキンUFOヒヤリUFO

バイキンメカ[]

バイキンUFOだだんだんOPに登場。デザインが新しくなっている。四股を踏んで岩を飛ばすなどしてアンパンマンと戦うがあっという間に倒された。そして修理している際にドクター・ヒヤリに心の玉を取りつけられ、ジャイアントだだんだんとなった。ジャイアントだだんだん:原口あきまさドクター・ヒヤリに心の玉を取りつけられ、心を持った巨大なだだんだん。そのため、自分で考え、自分で動き、自分で戦うことが出来る。しかし心の玉にキラリが入ってしまったため、ギラリに操られるようになってしまった。星の妖精のキラリが入ったためにパワーが過剰になって一度は動作不良を起こしたが、ばいきんまんが改造して制御できるようになった上、ギラリの力で更にパワーアップする。後から背中に取りつけたランドセル型のロケットエンジンで空を飛べる。ギラリがキラリに戻ったため停止したが、キララとキラリの星の杖の輝きで再起動し、本当の自分の意思でデビルスターに立ち向かう二人とアンパンマンを助け、デビルスターを押し戻して爆発した。

スタッフ[]

  • 製作:松元理人
  • 企画:堀越徹
  • 原作:やなせたかし「だだんだんとふたごのほし」(フレーベル館刊)
  • プロデューサー:柳内一彦、中谷敏夫、吉野朋子、東山将之
  • 脚本:藤田伸三
  • 音楽:いずみたく、近藤浩章
  • 主題歌:やなせたかし、三木たかし
  • キャラクターデザイン・作画監督:前田実
  • 美術:石垣努、小山田有希
  • 色彩設計:原田幸子
  • 撮影:白尾仁志
  • 編集:鶴渕和子、鶴渕允寿
  • 音響監督:山田知明
  • 音楽監督:鈴木清司
  • 音響効果:糸川幸良
  • 助監督:河村智之
  • 文芸担当:小野田博之
  • 担当プロデューサー:久保雄輔、岩崎和義
  • 監督:川越淳
  • アニメーション制作:東京ムービー
  • 協力:読売広告社
  • 協賛:アサヒ飲料株式会社、アイフルホーム
  • 製作:日本テレビ、バップ、トムス・エンタテインメント、フレーベル館、やなせスタジオ

楽曲[]

オープニング『アンパンマンのマーチ』エンディング『勇気りんりん』作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、歌:ドリーミングテーマ曲『ふたつの光~キララとキラリ~』作詞:やなせたかし、作曲:ミッシェル・カマ、編曲:坂部剛、歌:ドリーミングドリーミングの「ふたつの光」のアレンジ版。原曲の「つきことしらたま~ときめきダンシング~」のエンディング「ふたつの光~つきことしらたま~」とは歌詞が同じだが、メロディーやリズムが全く違う。テーマ曲『ダ ダン ダン!』作詞:やなせたかし、作曲:ミッシェル・カマ、編曲:古賀稔宏、歌:中尾隆聖

本編の主役とも言えるメカ「だだんだん」のテーマソング。尚、この曲は2008年に高知県香北町のアンパンマンミュージアムに建造された巨大な銅像「ジャイアントだだんだん」をイメージして作られた。

挿入歌『カンタータ"ふたつの光"』作詞:やなせたかし、作曲:ミッシェル・カマ、近藤浩章、編曲:近藤浩章、歌:安西康高、遠山敦、永井崇多宏、石塚勇、鈴木洋子、三谷朋世、池原由紀乃、古都井りか

それいけ!アンパンマン ばいきんまんvsバイキンマン!?[]

『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』の同時上映作品。

あらすじ[]

テンプレート:節stub

登場キャラクター(キャスト)[]

レギュラーキャラクター[]アンパンマン:戸田恵子ばいきんまん:中尾隆聖ジャムおじさん:増岡弘バタコさん:佐久間レイチーズ:山寺宏一ドキンちゃん:鶴ひろみホラーマン:肝付兼太ちびぞう:坂本千夏ウサ子:中村ひろみピョン吉:原えりこカバお:山寺宏一かびるんるんゲストキャラクター[]ベレちゃん:新山千春2本の絵筆の能力で色々な絵を描ける画家の女の子。赤いベレー帽を被っている。2本の絵筆の能力で描いた物を実体化させたり、実体化された物を元の絵に戻したりすることも出来る。ドキンちゃんに「ただの絵」と言われたことに怒ってバイキンマンを絵から出した。バイキンマン:山寺宏一ベレちゃんの絵筆の能力で絵から誕生したばいきんまん。「オレ様バイキンマン」や「バビブベボー」としか喋れない(ただし叫び声は喋れる)が、ばいきんまんには言葉がわかる。また「バビブベボー」が多く、それを交じて話すこともある(例:「屁の河童」「ベボバッバ」、「バイバイキーン」「バビバビビーン」など)。メカ作りの能力もわがままな性格も本物そっくりで、ばいきんまんに手下になるよう言われたのを拒否して争いになり、ばいきんまんをバイキン城から追い出してそのまま乗っ取る。最後はばいきんまんと一致団結してアンパンマンに勝負を挑むがあっさり負け、ベレちゃんの絵筆が当たって本物もろとも絵の中に戻った。ちなみに、エンディングの最後(小春による「おしまい」のコールの後)にも姿を見せる。ばいきんまんがよくカタカナ表記に間違われることをネタにしたキャラクターと思われる。おしまいの声:新山小春「おしまい」のクレジットを読み上げる(上映終了時のテロップが読み上げられるのは本シリーズ初)。ちなみに、千春と小春は母子で千春が母、小春が娘である。

乗り物[]

ドキンUFOバイキンメカ[]バイキンUFOバイキンマンをやっつけるためにばいきんまんが用意したメカである。なぜかクレーン車やもぐりんに変形する。もぐりんバイキンマンに乗っ取られたバイキン城に入る為、バイキンUFOを変形させて地下から侵入するが失敗してしまう。三角ロボ:宮川美保バイキンマンがゴミの山から即席で作ったメカ。四角ロボばいきんまんがゴミの山から即席で作ったメカ。三角ロボと戦い、ともにどんどん大きくされていって、最後は組み合ったまま一緒に大爆発した。

スタッフ[]

  • 製作:松元理人、大島満
  • 原作:やなせたかし(フレーベル館刊)
  • プロデューサー:柳内一彦、中谷敏夫、吉野朋子、東山将之
  • 脚本:金春智子
  • 音楽:いずみたく、近藤浩章
  • キャラクターデザイン:前田実
  • 作画監督:星名靖男
  • 美術監督:光元博行
  • 色彩設計:平山礼子
  • 撮影監督:川田敏寛
  • 編集:鶴渕和子、鶴渕允寿
  • 音響監督:山田知明
  • 音楽監督:鈴木清司
  • 音響効果:糸川幸良
  • 演出:山内東生雄
  • 文芸担当:小野田博之
  • 担当プロデューサー:久保雄輔、岩崎和義
  • 監督:矢野博之
  • 現像:東京現像所
  • アニメーション制作:東京ムービー
  • 制作協力:The Answer Studio
  • 協力:読売広告社
  • 製作:バップ

楽曲[]

原曲は『アンパンマン絵かきうた』。テーマ曲『おえかきベレちゃん』作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:中山聡、歌:新山千春(ベレちゃん)・新山小春エンディング『アンパンマンの絵かきうた~ばいきんまんの絵かきうた』作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:戸田恵子(アンパンマン)、中尾隆聖(ばいきんまん)、ドリーミング映像はキャンバスにアンパンマンやばいきんまんの絵が描かれると言う、曲通り(作品通り)の内容。なお、クレジットが終わる前に「おしまい」がキャンバスに表示される(しかも製作会社の表示が残る)。なお、過去の劇場同時上映作品、『ドキンちゃんのドキドキカレンダー』で、ばいきんまんは自分の絵かき歌が無い事を悔しがっていた。OVAでは約10年前に発表されていたが、時を経てようやく夢の一つが叶ったということになる。

その他[]

  • 「だだんだんとふたごの星」ゲストのスザンヌは、本作出演がきっかけとなったのか、公開翌年に味の素「Cook Do」のCMで戸田(および山口智充)と共演している。
  • 日テレ(関東)での前年公開劇場版放送は2008年・2009年と2年続けて1時間版に編集され16時からの拡大版で放送されていたが、久しぶりに分割して放送された(2010年7月9日・16日)。

関連項目[]

外部リンク[]

  • 日テレ・アンパンマン公式ホームページ
  • アンパンマンポータルサイト
  • それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星
それいけ!アンパンマン 映画作品
通番題名公開年併映作
第1作キラキラ星の涙1989年おねがい!サミアどん、ロボタン
第2作ばいきんまんの逆襲1990年おむすびまん
第3作とべ! とべ! ちびごん1991年ドキンちゃんのドキドキカレンダー
第4作つみき城のひみつ1992年アンパンマンとゆかいな仲間たち
第5作恐竜ノッシーの大冒険1993年かいけつゾロリ(1993年版)
第6作リリカル☆マジカルまほうの学校1994年みんな集まれ!アンパンマンワールド
第7作ゆうれい船をやっつけろ!!1995年アンパンマンとハッピーおたんじょう日
第8作空とぶ絵本とガラスの靴1996年ばいきんまんと3ばいパンチ
第9作虹のピラミッド1997年ぼくらはヒーロー
第10作てのひらを太陽に1998年アンパンマンとおかしな仲間
第11作勇気の花がひらくとき1999年アンパンマンとたのしい仲間たち
第12作人魚姫のなみだ2000年やきそばパンマンとブラックサボテンマン
第13作ゴミラの星2001年怪傑ナガネギマンとやきそばパンマン
第14作ロールとローラ うきぐも城のひみつ2002年鉄火のマキちゃんと金のかまめしどん
第15作ルビーの願い2003年怪傑ナガネギマンとドレミ姫
第16作夢猫の国のニャニイ2004年つきことしらたま~ときめきダンシング~
第17作ハピーの大冒険2005年くろゆき姫とモテモテばいきんまん
第18作いのちの星のドーリィ2006年コキンちゃんとあおいなみだ
第19作シャボン玉のプルン2007年ホラーマンとホラ・ホラコ
第20作妖精リンリンのひみつ2008年ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん
第21作だだんだんとふたごの星2009年ばいきんまんvsバイキンマン!?
第22作ブラックノーズと魔法の歌2010年はしれ!わくわくアンパンマングランプリ
第23作すくえ! ココリンと奇跡の星2011年うたって てあそび!アンパンマンともりのたから


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