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更新日:2024/02/06 Tue 13:46:08NEW!
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mh mhf mhf-z モンハン モンスターハンター 辿異種 最強
『モンスターハンターフロンティアZ』に存在するモンスター区分の一種。
概要
大型アップデート『MHF-Z』から登場した、モンスターの新たなカテゴリ。「てんいしゅ」と読み、遷悠種同様、運営による造語である。
運営からは「MHF史上最強の脅威」と謳われている。
設定では、強靭な個体が長い年月を経て独自の進化を辿ったものとされる。
どの種も何らかの要因で特定の部位が異常発達しており、長い年月を掛けて研ぎ澄ました、独自の攻撃で獲物を捕食するのだという。
その部位は発達部位と呼ばれ、どれも著しい発達を遂げているほか、この発達部位を破壊することで希少な素材が得られたり、一部攻撃が弱体化したりと、辿異種の最大の特徴とも言える役割を担っている。
その為、辿異種の攻略のカギはこの発達部位の破壊であると言えるだろう。
辿異クエスト
ゲーム内では辿異種専用の「辿異クエスト」という専用枠が設けられている。
クエストは1種につきGR200、GR400、GR600、GR800の4段階に分かれていて、これらのクエストに登場する辿異種は段階ごとに別の個体となっており、攻撃力、肉質、全体防御率、そして行動パターンが異なっている。
入手できる素材にも違いがあるため、欲しい素材に合わせて受けるクエストを変える必要があるだろう。
ちなみにどれもG級の防御減算式で言えばマイナス1050の下方補正がかかるため、全身をきちんとGX防具や始種防具で包んでおけばとりあえずは大丈夫である。
遷悠種と違って元気のみなもと*1が使えるので、慣れるまでは飲んでおくと安心だろう。
ただし、みなもとがアテにならない攻撃も多いので過信は禁物。
また、辿異種は烈種や始種と同じく捕獲は不可能なので、全部討伐指定になっている。雑魚モンスターも出てこない(ドドブランゴの子分を除く)ので横槍を受ける心配も無い。
辿異武具
以前からMHFに実装されていた、元となった種の武具からデザインがリファインされており、
特に武器はモンスターの発達部位が目立つ作りとなっている。
防具も何かとはっちゃけており、近未来間溢れるフルフルZや、ヒプノックの頭をそのまま模したヒプノZなど、中々にインパクトが強い。
また、これらの武具は装備するだけで「辿異スキル」という特定のスキルを一段階強化する特殊効果を持っている。
辿異スキル
先述の通り、辿異武具に付属しているスキルである。
遷悠種の遷悠武具とは違い、それ単体でスキルが新たに1つ発動するのではなく、既に発動しているスキルを強化するスキルである。
耳栓や風圧といった相手によっては必須級の物から、氷界創生や纏雷といった強力なスキルを強化する物など、様々な種類がある。
変わり種では「スキル枠拡張+1」という、発動スキルの上限数を増やしてくれるものもある*2。
辿異武器
GR200クエストで入手できる素材から生産が可能。だがこの地点でG級武器Lv50と互角の性能を有しており、問題なく使用することが出来る。
そこからGR400→GR600と強化していき、GR800で最終強化となる。
GR800段階ではMHFでも最強クラスの性能となるが、必要となる素材数、及び狩猟難度がハネ上がるので、到達は難しいだろう。
辿異武器独自の効果として、辿異種の発達部位を破壊しやすいという効果がある。
モンスターにもよるが、発達部位が破壊しにくいモンスターも居るので、相性が良ければ辿異武器を担ぐと良いだろう。
そんな特殊効果を持つ辿異武器だが、生産には発達部位破壊報酬が必要無いため、まずは武器を作る事から始めてみるといいかもしれない。
辿異防具
防具の銘は「~Z(ZF/ZY/ZX)」
こちらも生産時点で防御力・スキルともに優秀な性能を誇る。
扱いとしては既存のG級防具に準じており、3部位以上でスキル枠+1の効果もしっかり発動する。
遷悠防具では極端だった属性耐性値もマトモになっており、普通のG級防具と変わらない運用が出来るだろう。
辿異種のメンバー
モンスターとしての共通設計は以下の通り。
- 全て新モーションではなく、従来のモーションの強化バージョン+新モーションを使用する。
- あくまでもG級クエストの延長線上なので防御力は機能する(※即死コンボが無いとは言っていない)
- 素材名・素材テーブルは新たに追加。その為、元となる通常モンスターの素材は取れる事は無い。
- 属性持ちは各種攻撃に○属性やられ【特大】が付与、各種状態異常は1段階引き上げられる。
- ハンター発見・戦闘時のBGMが辿異種専用の物となる。通常個体が専用BGM持ちのモンスターでもこちらが優先される(例外としてフルフルのみ無音のまま)。
- モンスターサイズは常時固定。
各種属性やられ【特大】と状態異常の解説
属性やられ【特大】は、各属性の耐性値が55あれば無効化できるようになる。
耐性スキルと秘伝書の特殊効果があれば0からでも決して届かなくはない値だが、
火力スキルとの取捨選択が難しいところ。
また、従来通りウチケシの実でも解除が可能。
毒・睡眠・麻痺は、各状態異常無効スキルとそれに対応した「耐○○強化」の辿異スキルがあれば軽減ができるが、完全な無効化はできない。
なお、辿異種以外にもこれらの属性やられや状態異常を扱うモンスターがごく一部存在するが、ここでは割愛する。
- 火属性やられ【特大】
リオレウス、ミドガロン、グラビモスが扱う。
従来以上のスピードで体力が減少するのは言うまでもないが、
加えて現在体力値だけでなく体力の最大値までもが削り取られていく。
更にこれはランクが上がるほど強化されていき、GR800ともなると回避行動orウチケシの実で消し終わった頃には残りわずかしか体力が残されていないということも十分ありうる。
頻繁に被弾するようだと秘薬類だけではとてもカバーしきれなくなるので、こまめな処置が行える栄養剤も持っておくといい。
なお、かつては減少速度が全ランクで一律だったが、ユーザーからは特段の脅威とは見なされておらず、運営的にも辿異種が扱う属性やられとしては弱すぎると判断され、
高ランクになるほど強化されていくように仕様変更されたという経緯がある。
- 水属性やられ【特大】
ダイミョウザザミ、ガノトトス、バルラガルが扱う。
スタミナ回復速度が大幅に遅くなるほか、発症した瞬間にスタミナを一定量消費させ、
更に強走薬などによる強走効果も強制解除されてしまう(辿異スキルの「猛進強化」によるもののみ除外)。
たかがスタミナ程度……と思う方もいるかもしれない。
だが実際に体感してみると分かるが、普通に狩猟に支障をきたすレベルで回復が遅くなる。
特にハンマーや弓のようなスタミナ消費が基本アクションの武器種は機能停止に追い込まれてもおかしくないほどであり、早急な措置が求められる。
- 雷属性やられ【特大】
フルフル、トリドクレス、タイクンザムザが扱う。
一度被弾すると体に電流が走った状態になり、その状態で二度目の雷属性攻撃を受けると心停止し、他者からの心臓マッサージを受けられないとそのまま力尽きてしまう。
NPCは助けてくれないのでソロプレイ時だと死亡確定である。
また、一度目の段階でも地味に絶対防御態勢のアーマーが展開されなくなるという要素がある。
- 氷属性やられ【特大】
ドドブランゴ、ギアオルグ、アノルパティスが扱う。
発症中はどんどんスタミナが減少していき、それに伴い体に氷が纏わりついていく。
そしてスタミナが0になると完全に氷漬けになり、一切の行動ができなくなってしまう。
レバガチャや他者からの攻撃で氷を割れるが、実は氷漬けになる前のスタミナ減少段階からも有効。
ウチケシの実を使うのが一番手っ取り早いが。
- 龍属性やられ【特大】
ルコディオラとドラギュロスが扱う。
従来の龍属性やられとは異なり属性封印効果はないが、
体力の赤ゲージの自然回復が起こらなくなり、一切の体力回復が行えなくなる(根性札グレートや魂の再燃による蘇生は可能)。
それどころか、ウチケシの実以外の飲食系アイテムを使用するとせき込んで逆に体力が減少してしまうようになる。
また、これを扱う両者は龍属性攻撃で〆るコンボ攻撃を持つため、味方による生命の粉塵などでの救出を受けられなくなってしまうという危険性も持つ。
- 猛毒
エスピナスとガスラバズラが扱う。「超毒」とも呼ばれる。
単純にスリップダメージ量が強化された毒だが、その強化度合いが凄まじい。
ランクによってダメージ量は異なるが、最高のGR800だと数秒で体力150が消し飛び、
そこから蘇生効果で復活してもその復活分の体力すら削られるほど。
辿異スキルで対策してあればスリップ速度が大きく緩和され、とりあえず即時に死が見えてくるほどではなくなる。
解除はそれぞれのモンスターが落とす「抗毒液」でのみ可能であり、解毒薬では効果がない。
ただ、キャンプへ戻って寝ても回復するため、万が一に備えてモドリ玉も持っておくといいかもしれない。
ちなみに抗毒液は猛毒を解除するだけでなく、一定時間の間は猛毒と麻痺にかからなくなり、更に被ダメージを軽減する効果もある。
また、広域化スキルの効果で味方へ飛ばすこともできる。
- 熟睡
ヒプノックとイナガミが扱う。「超睡眠」とも呼ばれる。
旧シリーズ(およびフォワード.5までのMHF)の睡眠のように抵抗すら許されずその場で昏倒してしまい、
それぞれのモンスターが持つ固有の攻撃手段(後述)の対象になってしまう。
辿異スキルで通常の睡眠にまで軽減でき、元気ドリンコによる復帰も可能となる。
- 結晶麻痺やられ/継続麻痺やられ
アクラ・ヴァシムが扱う。
結晶麻痺やられは単に結晶化と麻痺の複合状態異常。
……とだけ書くと単純だが、麻痺している間にも結晶が爆発するまでのカウントは容赦なく進んでいくため、
ごくシンプルな組み合わせに反して危険な状態異常である。
結晶化部分に関しては結晶耐性スキルで無効化できる。
継続麻痺やられは「超麻痺」とも呼ばれ、麻痺から復帰した後にも体に痺れが残り、
一定時間の間ランダムで行動キャンセルが発生してしまうようになる。
辿異スキルで継続麻痺そのものを無効化できるが、普通の麻痺はしてしまう。
- 出血やられ
ティガレックスとヒュジキキが扱う。
発症中は一定時間ごと、および回避行動時に出血によるダメージを受け続ける。
本家シリーズにおける裂傷状態とよく似た状態異常だが、
一定時間で自然治癒する、治療は「止血玉」という専用アイテムで行うといった違いがある。
エスピナス
最初に解禁された辿異種の4体のうちの1体で、MHF-Zのメインビジュアルにも抜擢されており、事実上の看板モンスターといえる扱いを受けている。
発達部位は角であり、通常個体からは全くの別物と言えるほどに巨大に発達している。
また、鼻先の角だけでなく、頭の棘や後方へ伸びていた棘も発達して新たな角と化しているのも特徴。
そして角を含む全身の棘が鮮やかな紫色変色しており、角から尻尾にかけては薔薇の蔓のようなツタが絡まっている。
基本的なモーションは通常個体のものの強化版だが、意外にもそれぞれの攻撃の威力はそこまで高くはなく、
十分な防御力を確保してあれば攻撃そのもので一気に体力0まで追いやられるということは考えづらい。
しかしそれをサポートするのが''猛毒''であり、これによって事実上の破壊力は通常個体までとは段違いのものとなっている。
猛毒を解除できる抗毒液は、開幕時にひとつ確定で落とすほか、怯ませても落とさせることができる。
閃光玉による怯みも有効なので、ある程度は意図的に落とさせることができる。
抗毒液が枯渇した時のために閃光玉も持ち込んでおくといいかもしれない。
ちなみに、抗毒液の服用後効果のひとつである麻痺無効化も地味に大きくはたらく。
通常、エスピナスをブレス系攻撃を食らうと毒を受けつつ麻痺して倒れ込むが、
抗毒液の効果中に食らってみるとただ普通にふっ飛ばされるだけになるのが分かるはず。
ヒプノック
最初に解禁された辿異種の4体のうちの1体。
発達部位は嘴。
通常個体では「牙ハシ」と称されていた特徴的な形状の嘴だが、
辿異種のそれは巨大化しているのはもちろんのこと、睡眠のイメージカラーを象徴するように淡く水色を帯びている。
また、なぜかオッドアイとなっており(左目が水色、右目は橙色)、怒り時にはそれぞれの眼で別の色の残光を引くようになる。
新たに尻尾の破壊が可能になった。ただし、傷がつくだけで切れない訳だが。
辿異種ヒプノックは熟睡状態に陥ったハンター(ただしNPCは対象外)を確認すると、「悪夢の歌」と呼ばれる鳴き声を発し始める。
これは熟睡状態のハンターに高速スリップダメージを与え続けるという攻撃であり、
他者に助けてもらえないと確実に力尽きてしまう。
しかし、悪夢の歌の影響を受けるのはあくまでも「熟睡状態」であることが条件であり、
辿異スキルによって通常の睡眠にまで軽減していれば歌は効かなくなる(そもそも歌わなくなる)。
睡眠自体の完全無効化はできないが、悪夢の歌を封じられるため軽減の意義は大きく、
PT全員がこの対策を施していれば狩猟難度を大幅に下げることができる。
ダイミョウザザミ
最初に解禁された辿異種の4体のうちの1体。
発達部位は爪。
長年の生活や争いの中で爪に鉱物が混入していき、金属質な光沢を放つ巨大な爪へと変異した。
また、ヤドは通常個体と変わらずモノブロスの頭骨……のはずなのだが、なぜか角が異様に長くなっている。
モノブロスの辿異種でもいたというのか。
やはり基本的なモーションはそれまでのダイミョウザザミを元としているが、
サイズ差や追加エフェクトなどの関係もあってほぼ別モンスターと化している。
回転しながら石つぶてを撒き散らして地中に潜行する攻撃があるのだが、
潜行後に出てくると全身が緑色に変化する硫化状態になる。
硫化状態では肉質が変化*3し、水を使った攻撃をしなくなる代わりに、爪を多用するハードパンチャーとなり、怒涛のラッシュでハンターを攻め立てる。
また、硫化状態では爪をカチカチと合わせて火花を散らし、爪攻撃の際には爆発を引き起こすようになる。
爆発の範囲は意外と広く、生半可な回避では巻き込まれてしまうだろう。
なお、通常状態と硫化状態は概ね一定時間ごとに潜行を経て切り替わる。
また、辿異種ダイミョウザザミの特徴として、獣竜種のように一人のハンターを連続して攻撃対象にするという性質がある。
このため、強化された各種攻撃と相まって、ハンターの命を確実に抉り取ってくる。
実際、辿異種実装後に発表されたデータでは、辿異種の中でもクエスト失敗率第2位が本種だという(1位は↓の丸呑み野郎)。
フルフル
最初に解禁された辿異種の4体のうちの1体。
発達部位は頭。
膨大になりすぎた電力へ耐えるために大きく発達し、各所が隆起しているほか、
口を閉じるための筋肉とらしきもの(ヘビなんかの口角に見られる膜のようなアレ)が形成され、
一度口に捕らえた獲物を決して逃さないほどの咬合力・嚥下力を手にした。
また、横顔(?)あたりから首にかけて電流が通じていると思しき線が走っている。
部位破壊は頭と胴体が別扱いになったほか、新たに脚と翼を壊せるようになった。
また、辿異種の中では唯一固有のBGM……というか無音での戦闘になる。
雷属性やられ【特大】を行使するが、それ自体は確かに脅威ではあるものの後のトリドクレスほど苛烈ではない。
辿異種フルフルが扱う技の中でも最大の脅威は丸呑みであり、
首での薙ぎ払いで転倒させられたが最期、問答無用で飲み込まれて即死してしまう。
丸呑みは地上で行うパターンと、沼地の洞窟の天井に貼り付いて行うパターンの2種類があるが、
後者は予備動作が明瞭なので初見時でもない限りは余裕で避けられる。
ドドブランゴ
発達部位は、新たに設定された腕。
ライオンのように首から肩にかけての毛が逆立っており、
締まった印象を受ける通常個体から大きく変わったシルエットとなっている。
破壊可能部位は前述の腕のほか、元と同じ牙と尻尾であり、破壊条件も元に準じている。
特徴的な新モーションは、ハンターをも巻き込む巨大な雪玉転がし。
この雪玉に巻き込まれると冗談ではなく危険であり、壁に到達するまでスリップダメージを受けるので、当たり場所によってはそのまま即死する。
常設のクエストでの登場フィールドである雪山と極海では、
基本的に狭かったり遮蔽物のあるエリアでの戦闘となるので大事にはならないことも多いが、
だだっ広い迎撃拠点や砦跡だと危険性が一気に高まる。
また、GR800個体では子分のブランゴも協力してこの雪玉転がしを行ってくる。無論、牙を折れば無力化できるが。
ちなみに、ドドブランゴから下記のティガレックスあたりまでは難易度見直しが行われており、
初期の4体と比べると幾分か戦いやすくなっている。
発達部位を含む部位破壊も行いやすくなっており、全破壊も比較的簡単になっている。
リオレウス
発達部位は翼。
翼本体が大きく、そして更に刺々しく発達し、翼膜の模様も固まった溶岩の表面を思わせるようなものに変化している。
怒り時には翼と尻尾が激しく炎上し、リオレウスの影が橙色の光に変化、
更に眼は青色から緑色に変色し残光を引くようになるなど、目に見えて大きな変貌を遂げる。
この怒り時に近づくと熱による地形ダメージを受け、更には火属性やられ【特大】も持っているため、
根性殺しとなりうるスリップダメージ要素が多い。
しかしその一方、コンボ攻撃は翼叩きつけで打ち上げてからの爆発炎上のたった1種のみ。
地形ダメージ軽減スキルや火耐性55以上があれば死亡要因を大きく減らせるだろう。
ちなみに、なぜか滑空攻撃に龍属性やられ効果がある(特大ではなく普通の方)。
全くと言っていいほど繰り出してこない上、通常個体と変わりないモーションであり容易に避けられるため、ものすごく影が薄いのだが。
アクラ・ヴァシム
発達部位は尻尾。
麻痺液が異常発達したことで尾結晶が巨大化。
そしてその尾結晶は突き出た先端部が研鑽されて星型正多面体と化し、
それを支えるために尻尾自体も発達している。
また、結晶の色も群青色に変化している。
麻痺や超震動で足止めされたハンターがいると優先的にそのハンターを狙って拘束殴打をかまそうとしてくるという思考ルーチンがあり、
麻痺だけはどうあがいても無効化できないので、麻痺効果のある攻撃はなんとしてでも回避できるようになっておくべし。
他にも、地中へ潜行してから狙いをつけたハンターを掴んで地中へ引きずり込むという即死技を持っている。
尻尾切断は相変わらず複雑なプロセスを踏まないと切断できないが(頭と両爪のそれぞれ本体を破壊、かつHP40%以下でないと切れない)、
辿異種から会得した新技のほとんどは尻尾を使うものに傾倒しているため、
切断できればそれらを全て封印することができる。
とはいえ、攻撃力は高まるわ発狂したように暴れ回るわといった従来通りの危険性は据え置きなので、
切断後でも……むしろ切断後こそが要注意なのだが。
ティガレックス
ディオレックス以降、亜種や強化個体に恵まれなかったティガレックスだが、遂に日の目を浴びる事になった。
発達部位はおおよその予想通り爪。上向きにも伸びており、従来にはなかった腕の外側にも爪が生えるなど、だいぶパンクな事になっている。
その発達した爪によって真空波を起こせるようになっており、各種攻撃でハンターに向けて飛ばしてくる。
この真空波や噛みつき(よく見ると噛みつきにも真空波エフェクトが加わっている)に当たってしまうと出血状態になってしまう。
更に、辿異種ティガレックスは血の匂いに反応するという設定がある、
つまり発症者はヘイト値が上がってしまい、加えて固有の捕食攻撃が解禁されてしまう。
捕まってしまうと出血も相まって三途の川が見えるので、早期に止血玉で治すに越したことは無い。
新モーションとしては、ティガレックスの特徴であるバインドボイスを用いたものがあるものの、ティガレックスのコンセプトであるインファイト傾向は全く変わっておらず、辿異種の中でも戦いやすいと好評である。
肉質も通常個体同様柔らかく、属性も相変わらず雷が利くので、元のティガレックスに慣れていれば狩りやすいだろう。
ヒュジキキ
MHF-G最初期出身の彼が魔改造されて遂に再臨。部位破壊可能部位は通常個体から変更なし。
発達部位は背中の針。
巨大化という言葉すら生ぬるいほどに発達した針は1本1本が刀のように変異し、
目測での体高は通常個体の2倍以上にまでなっている。
通常個体よりもさらに針を駆使した攻撃が多く、これら針攻撃や地面に撒かれる針に当たってしまうと出血やられ、そして''避雷針やられ''に陥ってしまう。
避雷針やられは平時だと特にデメリットは無いが、ヒュジキキが覚醒して天候が荒れると一転、高地に降り注ぐ落雷がピンポイントで降ってくる、
文字通り避雷針となってしまう。
幸い、前転回避3回で避雷針は抜けるので解除は容易だが、
同時に出血やられも発症しているのでダメージと落雷のどっちを取るかは状況次第となるだろう。
新モーションとして、極太の避雷針をハンターにぶっ刺して、その後強烈な落雷を浴びせるという即死級の大技を会得している。
極太避雷針を喰らってしまうと行動不能になり、そのまま落雷を浴びるしかなくなってしまうので、初撃を上手くやり過ごす必要がある。
通常ガードは不可能であり、やり過ごすには前転回避、緊急回避、そしてランス固有アクションの範囲ガードが必要となる。
一方で、針をタイミングよくガードすることで逆にヒュジキキに針を反射して、ヒュジキキをスタンさせることが可能。
失敗時のリスクは高いものの、成功時は一気に攻撃を叩き込めるので慣れてきたら狙ってみると良いだろう。
なお、後者のガード手段で凌ぐ場合は片手剣だろうがランスだろうが、ガード性能スキルがあろうがなかろうが一切関係ない。
通常個体が持っていた各種状態異常は無くなっており(フィールドギミックの落雷で麻痺になることはある)、
また覚醒時に行っていた尻尾への風纏いや、竜巻を起こして針を撒き散らす行動もオミットされている。
ギアオルグ
発達部位は通常個体から想像できた通り尻尾。
特徴的な行動であったアイスブレードは健在であり、さらに大きなアイスブレードを纏って攻撃してくる。
破壊部位は通常個体から引き継いだ角、牙、体、尻尾に加え、両足も破壊可能となった。
最大の攻撃は、氷ブレスを自身の周囲に展開するプチ氷界創生とも言うべき攻撃。
範囲内から迅速に逃げないとスタミナをモリモリ削られ、スタミナが尽きると氷属性やられ【特大】のように氷漬けになってしまい、さらに体力がモリモリと削られる根性貫通攻撃の極みとも言える攻撃である*4。
プチ氷界創生以外にも、通常個体が用いた根性殺しコンボや、新たに会得した根性殺しコンボなど重い攻撃が多いため、
キチンと避けてから隙に攻撃を入れるという近年のMHFにおけるコンセプトに則った辿異種である。
ミドガロン
発達部位は四肢。高速移動を極めたことで脚の毛が結晶化し、紫色の炎を纏ったかのような出で立ちとなっている。
また、通常個体で橙色だった毛もその大部分が紫色に変色している。
発達部位判定は右前脚と右後脚、左前脚と左後脚とでまとまっており、左右両方を破壊することで達成となる。
瞬間移動は単発のみならず何度も繰り返してハンターを翻弄するようになっており、
初見では面食らうこと請け合い。
しかし、この後のチャージブレス時に頭へ攻撃を当てられるとダウンしてしまうという弱点がある。
巧流強化なんかが発動していればブレスを避けるだけで勝手にダウンしてくれる。
また、ひっくり返ってじゃれついたり地面を掘り返したりといった普通の犬のようなかわいらしい行動も見られるが、
じゃれつきはそこから飛びかかり噛みつきへと派生させてくるし、
掘り返しは周囲に無数の火薬岩が飛散するため油断は禁物。
GR800では両脚を破壊するまで疲労自体しなくなるほか、
遠吠えして大きく跳び上がってから狙いをつけたハンターに対し炎の竜巻を生成する大技を使用するようになる。
これに被弾すると打ち上げられた上で高速スリップダメージを受けてしまうが、
予備動作が明瞭な上に走っていれば(大剣やランスなど重量級武器種の抜刀ダッシュでは厳しいが)簡単に避けられるので、対処は難しくない。
ルコディオラ
特異個体およびG級の実装が比較的最近だったために辿異種化はあまり予想されていなかったが、
そんな中でのまさかの抜擢。
シルエットは事前に公開されていたが、MHF-G初期モンスターの辿異種化が続いていたこともありレビディオラとの推測が多かった。
発達部位は翼。
翼膜が青白く変色し、翼の骨も退化と発達を交え形状が変化している。
運営曰く、古龍種なので意図的に強くされているとのことで、
実際にステータス面は間違いなく全辿異種の中でも最強である。
戦闘面に関しては個々人の体感の差はあるにせよ、やはり非常に手強い相手との評が多い。
妨害要素も、従来通りの磁力やられに加えて龍属性やられ【特大】、
そして超咆哮、超風圧、超震動の3種全てととにかく苛烈であり、
攻撃を的確に見切らなければまともに近寄ることすらままならない。
一方で、以前より問題視されていた岩は完全にオミットされており(攻撃技の一環として大量の岩を浮かせることはある)、
ランダム性を含む立ち回りにくさは改善されている。
異常発達した磁力にものを言わせるが如く怒涛の攻撃を展開し、
超風圧などで行動を封じたハンターを砂鉄の槍へ引き寄せたり、
レールガンじみた原理で砂鉄の塊を超高速射出する攻撃など、そのバリエーションは多岐にわたる。
翼を破壊すると大幅に弱体化するため、一刻も早く破壊を狙いたい……ところだが、
部位耐久値は非常に高いため、ようやく破壊できた頃には瀕死寸前ということも少なくはない。
ガノトトス
発達部位は頭。顎から水色の5本の牙が突き出るなど深海魚然とした異様な顔つきに変貌しており、
この頭(厳密にはエラ)を用いて超咆哮を発することもできる。
新たにゲル状の液体を扱うようになっており、このゲルの滑りを利用して超高速の這いずりを行ったり2連続タックルを仕掛けてくる。
また、地面に設置されたゲルの塊にハンターが触れると内部に取り込まれ、窒息による高速スリップダメージを受けてしまう。
元々、水が呼吸を阻害するという設定の水属性やられ【特大】に陥っているとその相乗効果でスリップ速度が更に早まる。
ゲルに取り込まれてしまったらレバガチャで脱出を早められるほか、
他者が音爆弾を使用することでも即解放させられる。
一触即発の大量のゲルをかい潜って狩猟を進める必要がある難敵だが、
頭を破壊されるとゲルに依存する攻撃を一切行えなくなり、辿異種から新規獲得したモーションはほぼほぼ封印されてしまう。
発達部位破壊後のモーションの削減度合いで言えばアクラ・ヴァシムもいい勝負だが、
あちらはそれと引き換えに超火力と高速化を手にするのに対し、ガノトトスは完全な弱体化。
いかに早く頭を破壊できるかが狩猟の鍵となる。
イナガミ
発達部位は尻尾。通常個体はタケノコのような形だったがこちらは花の蕾のようになり、
怒り状態になると開花して淡い光を放つようになる。
熟睡効果は、ブレスはもちろん尻尾攻撃全般にも備わっており、
大ダメージを受けて吹っ飛びつつ昏睡するという他ではありえない光景が見られる。
また、イナガミの熟睡は更にひと仕掛け加わっており、
地面に倒れ伏したままでいると一定時間後に竹の突き上げによる追撃が発生する。
ハンターに纏わされたガスが地面へ広がっていく様子が見られる点からするに、
竹の成長促進成分でも含まれているのだろう。
さて、辿異種イナガミと戦う上では、熟睡を絡めた戦法が非常に厄介なものとなる。
というのも発達部位だけあって尻尾攻撃の頻度が高いために、
ブレスや尻尾攻撃で熟睡する→熟睡中に尻尾攻撃で追い打ち→熟睡中に尻尾(ry……というループに陥りやすいのである。竹突き上げがまだ温情に感じるレベル。
しかも熟睡は対策してもあくまでも通常の睡眠への軽減に留まる、
つまり行動を制限されるという一点においてはなんら変わりないために、
これはこれで、睡眠に陥る→元気ドリンコで回復――の隙に尻尾攻撃に被弾→元気ドリンコで(ry……と、こうなる。
しかし尻尾攻撃は言うまでもなく物理攻撃でありガードが可能なので、
苦戦するようなら武器種を変えて(特にガード可能武器種で)挑んでみると案外アッサリいけたりもする。
熟睡関連以外の注意点としては、GR600から解禁される根性貫通コンボがある。
尻尾で広範囲をなぎ払ってハンターを打ち上げてからの追撃という形なのだが、
単純に威力が高い上に予備動作も無いに等しいので、GR600以上では常にこのコンボの存在を念頭に置いて立ち回る必要がある。
ちなみに追撃されたハンターは体力が残っている場合に限り、犬神家状態で地面に埋められる。
また余談だが、この攻撃は通常個体(正確にはG級特異個体)の竹飛ばしと同じモーションである。
トリドクレス
発達部位は翼。
燃えたり形状が変化したりしていた先駆者ほどの大規模な変化ではないが、
それでも通常個体と比較すると一目瞭然なほどに大きく発達している。
雷属性の連続攻撃が特徴であり、雷属性やられ【特大】にかかってしまう装備だとあっという間に力尽きてしまいかねないので、雷耐性55以上は必須と言える。
しかし一撃一撃の威力は(辿異種にしては、だが)そこまで重くないので、
雷耐性を確保し、なおかつ即死攻撃にさえ気をつけておけばやられることはそうそうない。
大技は翼を大きく広げて放つソーラービーム。
地面を抉りつつ薙ぎ払われるこの光線は高速スリップダメージ効果がある。
ダメージ量はランクに応じて変化し、最高のGR800だと触れた瞬間に蒸発するレベル。
しかも放つ直前に閃光を発して足止めを図ったり、サイドステップから派生させたりと、
大技にも関わらず搦め手も充実しているのが厄介なところ。
翼を破壊されるとビームが細くなり、簡単に下をくぐり抜けられるようになる。
ちなみに以前は全ランクを通してスリップダメージ量が現在のGR800相当だったが、
リファインにより低ランク帯ほど緩やかになった。
ドラギュロス
原種のベルキュロスを差し置いて辿異種化。まあ幻個体にしろ覇種にしろ今更だが。
発達部位は角。後方へ伸びていた角が天を衝くように逆立ち、巨大な刃のようになっている。
冥雷をこの角で制御することが可能となり、ともすれば覇種以上の莫大な冥雷を一切暴発させることなく的確に行使してくる。
空へ飛び上がってから極太のビームを発射する攻撃を持つ。
一見、特異個体ベルキュロスのビームと同じように見えるかもしれないが、こちらは直下が安全地帯ではない上、
照射地点の地面が融解してハンターを即死させる落とし穴と化す。
直撃時にはもちろんのこと、ビーム照射が終わったからと言って即踏み込んでも飲み込まれる。
しかし、あえて直下へ吐かせるように誘導することで降りてきたドラギュロスを落とすことも可能であり、
そうして隙を作り出すことが重要となる。
角を破壊されると冥雷を制御できなくなり、冥雷攻撃を行うたびに自爆してダメージを受けてしまうようになる。
しかし暴発した冥雷が周囲に降り注ぐので、威力は低めだが不意打ちを喰らわないように注意。
ガスラバズラ
発達部位は腕……だが、非怒り時では燃え尽きちまったかのように真っ白で、
とても強大な力を持つ辿異種には見えない。
しかし怒り状態になると一変、全身の筋肉が隆起して派手に色づき、
腕も通常個体とは比較にならないほどに肥大化する。
なお、ガスラバズラは両腕の判定を共有しているため、ドドブランゴなどとは異なり片腕だけを攻撃しても同時に破壊が可能である。
非怒り時は見た目通り貧弱かと言うともちろん全くそんなことはなく、エスピナスと同様の猛毒を駆使して攻め立ててくる。
しかもエスピナスとは異なる点として、抗毒液は特定の攻撃動作時にのみ落とすようになっており、閃光玉も効かないため限られたチャンスを逃さないようにしなくてはならない。
怒り状態では猛毒こそ扱わなくなるものの壊滅的な攻撃力を手にし、
高ランク帯だとちょっとした小技程度ですら瀕死か即死に追い込まれかねない。
特にGR800で解禁される6連続打ち上げコンボは、スリップダメージや強制即死ではない、
純粋に防御力が機能する攻撃であるにも関わらず、元気のみなもと効果さえもほぼ無意味となってしまうレベルの威力を誇る。
怒り状態の解除時には抗毒液をひとつ落とす。
先述の通り限られたチャンスを逃さないように……という心理を突く罠であり、
これを拾おうとすると埋め立てられて即死してしまう。
ただ、埋め立てを行うのは「抗毒液を拾った時」ではなく「抗毒液を中心とした一定範囲内に近づいた時」であり、
なおかつおとなしくやり過ごせば抗毒液は消えてしまうが埋め立て行動をさせれば残せるので、
一瞬だけ範囲内に踏み込んで埋め立てを空振らせ、抗毒液を残させるということもリスクは高いが可能。
空中も感知するので、穿龍棍などの空中移動が可能な武器種で接近すれば、
逃げるのが遅れても埋め立てられはせずふっ飛ばされるだけで済むので安全(ダメージはそこそこ食らうが)。
アノルパティス
発達部位は鋸角。
通常個体が細鋸ならばこちらは錨。なんの因果か、同じ極海に生息する辿異種ギアオルグの尻尾とも似通っている。
通常個体は潜ったり飛んだりしまくるために手を出せない時間が長くなりがちで、
ユーザーからも、そして公式も暗に認めるほどの不評っぷりだったが、
それを踏まえて辿異種はほとんど地上に居座って戦うようになった。
潜行技は新たにひとつ追加されているが、慣れれば容易に避けられる上に使用後に大きな隙のできる技であり、
総じて通常個体からは一転して概ね好評なモンスターとなっている。
氷属性やられ【特大】のみならず龍属性やられ(普通の方)も扱う。
リオレウスのように影の薄いものではなく、れっきとした龍属性単体のビーム攻撃である。
GR600まででは一切のコンボ攻撃を持たず、純粋に根性が機能するため辿異種の中では比較的易しい方。
しかしGR800ではハンターを氷中に埋め立てる即死攻撃が解禁され、それの予備動作も短いために一気に狩猟の緊迫感が増す。
ボガバドルム
「爆霧竜」の別名を持つ、完全新規モンスターにして辿異種という異例の存在。
開幕時は通常のモンスターだが、戦闘中に「辿異化」を行い、以降は辿異種と化すという特異な生態を有する。
多少不自然であることは運営側としても承知の上のようだが、ゲーム的な面から見れば仕方のない部分ではある*5。
アカムトルムあたりとほぼ同じ体格の巨大なモンスターだが、
ずんぐりむっくりとした外観や垂れ下がった皮などの要素により、更に鈍重そうな印象を受ける。
辿異化後の発達部位は腕。
ボガバドルムは別名通り爆発性の霧、すなわち爆破属性を扱うのだが、
この腕から噴出させる霧を起爆させて広範囲を一掃するという戦法を好む。
腕を破壊されるとまともに霧を起こせなくなり、攻撃範囲が一気に狭まる。
おおよそ、その見た目通り重火力型のモンスターであり、一撃一撃は重いが予備動作は明瞭で回避は難しくない。
しかし霧による広範囲爆破の影響で腕破壊前は単純な位置取り回避が難しく、
ここはMHFらしくフレーム回避が重要となる。
グラビモス
発達部位は胴体。躰とも称される。
腹部と背部それぞれに巨大な噴出口が生成され、その様はさながら歩く火山。
部位破壊1段階目で腹、2段階目で背中が破壊され、これをもって部位破壊完了となる。
尻尾は経年ですり減ったのか、トゲ棍棒のような形からバサルモス時代まで回帰したかのようなシンプルな形になっている。
しかし尻尾攻撃によるリアクションは尻もちではなくふっ飛ばしに強化されている。逆に今まではなぜ尻もちで済んでいたのかが謎。
動きは鈍重なままながらも、薙ぎ払いグラビームや超震動で足止めしてからのマグマ噴出などといった広範囲攻撃でカバーしており、
また超震動も頻繁に起こしてくることと攻撃力の高さが相まって割と馬鹿にならないダメージを受ける。
辿異スキルで無効化してあるとだいぶ楽になるだろう。
GR800で解禁される大技は、ボディプレスの衝撃で周囲のハンターを打ち上げたのち、
どこぞの巨大不明生物が如く背中から無数の熱線を放出して迎撃するというもの。
ただし背中が破壊されていると熱線も放てなくなり、ただハンターを打ち上げるだけの攻撃になる。
それでも威力は高いので要注意だが。
バルラガル
発達部位は頭。特に舌がフィーチャーされているが、
発達部位判定が舌オンリーだと破壊が困難になってしまうためか、頭全体が対象となっている。
舌を操るために頭全体が大きく発達したようだ。
舌の扱いが更に洗練されており、安全圏と思われる場所にも即座に舌を伸ばして攻撃してくることがあるため油断は禁物。
水属性やられ【特大】、そして通常個体同様に防御力DOWN効果のある攻撃を行うのだが、
特に辿異種においては防御DOWNが特に危険であり、即死は免れるはずのラインから一気に危険域まで叩き落されてしまう。
防御DOWN効果を持つ攻撃も増えているので、属性やられ対策に加えて忍耐の実なども持ち込むとよい。
ハンターを吸血した後に使用してくる攻撃も脅威だが、
逆に言うと吸血させなければそれらの攻撃を封じられるということでもある。
相手もあの手この手で吸血しようとしてくるのでそれから完全に逃れるのは困難だが、過剰すぎるほどに警戒しておいても決してやりすぎではない。
タイクンザムザ
長年空気も空気だった蟹が、G級個体や特異個体をすっ飛ばしてまさかの辿異種化。
これまでは、菌糸の外殻の第1形態、橙色の甲殻の第2形態、雷を扱う蒼白の第3形態の3段階変化をしていたが、
辿異種は橙色の甲殻で爪に菌糸の外殻を纏わせた第1形態と雷の第2形態の2段階に削減されている。
また、最初から潮島の洞窟の最下層で戦うことになるので形態変化ムービーも存在しない。
発達部位は爪。
第1形態では、右爪は菌糸の外殻を纏わせた上で単純に巨大化し、
左爪はより「鋏」らしくなった。
第2形態では両爪が巨大な槍のような様相となる。
第1形態時に一定以上ダメージを与えると、通常個体でのムービー時のように右爪を思いっきり地面へ叩きつける攻撃を行う。
この際に超広範囲の岩盤砕きが発生し、威力こそ高いものの根性は有効な攻撃……なのだが、
なんと空高く打ち上げられ直前のエリア4へ戻される。
食らってしまったならせっかくなので態勢を立て直してから再度突入しよう。
更にダメージを与えると、潜行後してから第2形態となって洞窟の奥より飛来してくる。
特徴的なのは、両爪を擦り合わせて雷球を生成し、地面へ接触させることで大炸裂させる攻撃。
低ランク帯から凄まじい高威力を誇る攻撃だが、爪破壊後は雷の出力をうまく調節できなくなるのか、
雷球の炸裂と同時にひっくり返るようになる。
ハルドメルグ
辿異種としては最後の実装モンスターになる。
発達部位は頭。より正確には頭の操核であり、
操核そのものが角のように変異して前方へ突き出し、それを含め頭を保護するように銀の兜を被ったかのような外観となっている。
辿異種の中では唯一、属性やられ【特大】や固有の状態異常を扱わない。
流体金属を操る能力が更に高度なものと化し、まるで金属そのものが意思を持つかのように複雑怪奇な変化を遂げさせて攻撃してくる。
特定のハンターを膝崩れやられに陥らせ、直後に無数の金属弾を超速射が如く降り注がせる技や、
地面を流体金属を化してなんと潜行し、その後に突き上げからさらに追撃を行うコンボ攻撃などがある。
しかしその一方で、通常個体と変わらず大きな隙を晒す技もまた多いのが特徴であり、
流体金属による波状攻撃の合間を縫ってその隙を的確に突いていければ、決して難しい相手ではない。
追記・修正はGR800の個体を裸で倒してからお願いします。
追記・修正はGR800の個体を裸で倒してからお願いします。
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▷ コメント欄
- MTGクリーチャーかと思ってみに来たらモンスターだったか -- 名無しさん (2017-06-11 19:26:26)
- なお辿異種内でのモンスターの強さはまちまちな模様。例えばティガは対策するような攻撃が少ない上に分かりやすい動作なのでかなり狩りやすいがフルフルは雷耐性55以上が半ば必須の上に☆2(GR400)以降は予備動作ほぼ無しの即死攻撃(丸呑み)追加と異常なタフネスで一瞬の油断も出来ない長期戦となるためかなり狩り辛くなる -- 名無しさん (2017-06-11 23:58:25)
- 最初に実装された四体はバランス調整が未知数だった事もあり後期に実装されたものより概ね強いと認識されている。特に厄介なのはダイミョウザザミとフルフルだろうか -- 名無しさん (2017-06-12 19:28:31)
- とりあえずわかる範囲で埋め 遷悠種からコピーした? -- 名無しさん (2017-06-13 01:50:08)
- ティガドドレウスヴァシムはヌルくしすぎちゃった (ゝω・) テヘペロ でもヒジキギアガスラアノルトリドイナガミドラ達がザコ呼ばわりされるのは許されない!強モンスと呼ばれるようしっかり調整したぜ!...アホじゃねぇの -- 名無しさん (2018-10-01 02:39:41)
- 辿ギアが強モンス……? -- 名無しさん (2020-01-23 09:33:31)
- イナガミとルコが頭一つ抜けてるけど他は正直プレイスタイル次第だったわ。(というかみなもとがあっても辛いのがその2匹だった) -- 名無しさん (2020-08-17 15:48:58)
#comment
*2 ナンバリングプレイヤーからは信じられないだろうが、MHFではスキルの発動数も考えて装備を選ぶ必要がある
*3 物理が通りにくくなり、属性が通りやすくなる
*4 ちなみにこの攻撃で死亡すると、通信エラーで広場に戻される事がある
*5 MHF-Z以降の辿異武具が主流となった環境では、新モンスターを実装しても通常のG級モンスターでは、(装飾品化できる防具はともかく)武器は最前線環境ではすぐに使われなくなってしまう。実際、ケオアルボルやエルゼリオンなどがまさにその例であった。
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