西方諸島、西方海(東海)、西域の三者を合わせて西方共働圏と称する。
西域は古くから鎖国政策を続けており、ほとんどの地域との交流を断っているが西方諸島と西方海との商業交流を持ち続けている。
西域は長い鎖国政策の中で技術的にも独自の進歩を遂げた金属加工に秀でており、東域や帝国の先進的金属加工技術に勝る部分もある。
その加工技術と鉱物資源を以て、西方諸島を通じて他国の産物や技術を、西方海からは海洋資源や食料を購ってきた。
また、南海との軍事的緊張を抱えている西方海は、西域の鉱物を使った武器や兵器を作ることで、南海に比して劣っている国力を補ってきた。
それらを支えているのは、西方諸島の商船団が作ってきた商業圏であり、そこには西域産出の鉱物が欠かせない要素であった。
そのため、政治的に密な繋がりはあるわけではないが、三者は共に依存関係にあると言える。
また、この三者は政治形態的にも似通っており、西方諸島と西方海は選挙による議会政治が採られ、西域では王家を頂点にした議会政治が採用されている。
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