トラムトランが南海の王府として機能し始めた頃、まだ無名であったシーレダー家の嫡男として生まれた冒険者。
当時の南海はまだローランディア大陸との繋がりもなく、マーフォークのみが住む地であった。
ミゴールは南海の他に人の住む地を探し、南海王府よりの支援を得て旅立ったとされる。
当時の冒険の様子はミゴールの書いた手記に記され、シーレダー家に伝わっており、現在では彼の発見した陸地が南方の地であるとする見方が通説である。
また、その手記には「青く輝く巨大な氷竜種の姿を見た」という記述が残されており、研究者の間では南方にベルテミスカが生き残っていたのではないか、とする意見もあるが確たる証拠は残っておらず、シーレダー家の悲願はこの手記の真実を解明することにあると言われている。
余談ではあるが、シーレダー家の家紋は六角形に角を持った氷竜種が描かれており、龍を忌むべき人類の敵であると考える者の多いこの世界では非常に珍しい紋となっている。
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