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KSTB6043のAndroidTV上では、USB接続の外付けストレージとしてはFAT32形式のファイルシステムでフォーマットされたものしか認識しない。しかし現行のWIndowsでは、大人の事情で32GB以上のUSBメモリや外付けHDDをフォーマットしようとすると、exFATかNTFS形式でしかフォーマットできない。このため大容量のUSBメモリやHDDに動画や音楽データを入れてKSTB6043で再生させようとすると、ストレージを認識せず不都合が生じる。

これに対して、2TBのストレージまでFAT32形式でフォーマットできるのがこのソフトである。

具体的な使い方は公式HPの記載が詳しいのでそちらを。

尚、FAT32も限界があり、

　●1ドライブの最大容量2TB

　●ドライブ内の１ファイル毎の最大容量4GB

といった制限があるので、3.5インチの4TB以上の大容量HDDを（単一パーテーションでフォーマットして）繋げるとか、Bru-rayディスクからリッピングした1ファイルで30GBを超えるような動画ファイルを再生させることはできない。これらの壁を突破するには、当wikiの別ページで紹介されているArmbianやcoreELECといったLinuxを使用する必要がある。

無線キーボード＋スライドパッド＋十字リモコン

AndroidTVは、基本的にはリモコンで操作するOSである。

しかし、時としてユーザーIDやパスワード、検索ワードの入力などで、「文字列」を入力することに迫られるシーンがある。リモコンでも文字の入力できるソフトウェアキーボードは用意されているが使い勝手は悪く、音声入力もあるがこれも認識精度が低く特にパスワード入力では利用できない。またAndroidTV上でWebブラウザを使おうとしたとき、マウス操作ができると断然操作性は向上する。

こういった時に便利なのが、外付けの「物理キーボード」や「物理マウス」である。

AndroidTVはこれら物理キーボードやマウスにも対応しているのだが、問題は「どういった接続方式で接続するか」になる。一番スマートなのは「Bluetooth」接続であるが、KSTB6043はキーボードはともかくなぜかマウスとの相性問題の報告が多く、安定動作するデバイスを選ぶのはかなりの博打要素を含む。

有線接続であれば安心だが、USBポートが1つしかないKSTB6043でキーボードとマウスを同時に使うのであれば別にUSBハブが必要になるし、そもそも無線のリモコンで操作するのが前提のAndroidTVにUSBキーボードなどの有線デバイスを接続するのもスマートとは言えない。

…と同じような事を考える人は世界中にいるようで、KSTB6043のようなTVBox向けの「キーボード」と「マウス（スライドパット）と「十字リモコン」を一つにまとめ、かつペアリング操作の不要な2.4GHzの無線でUSBドングル１つで接続できるデバイスが多種開発・販売（amazonなどで）されている。

価格は980～4000円程度で多くが中華製だが、あると操作性が格段に向上するので一つ手元に置いておいても損はない。ただし極端に安い製品の品質が悪かったり動作が不安定だったりするのは一般的な中華デバイスの法則通りなので、予算や自分の使用用途と相談して選ぼう。

OBS Studioと中華HDMIキャプチャデバイス

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後日追記予定

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