第14回WEB哲学カフェ
スピンオフ企画概要
企画元
開催地域
WEB
活動概要
10/3(土)第14回オンライン哲学カフェ 「ミノタウロスの皿」 @哲学カフェ研究会
WEBアプリ「ZOOM」を活用した哲学カフェを開催します。
※今回はいつもと異なり、課題図書を設けて、その内容について語り合います。
哲学の知識は一切必要ありません。自由に語り合いましょう。
初めての方でも進行役が説明しますので、ご安心ください。
ただ聞いているだけでもOKです。
【2】開催日時・場所
10/3(土) 20:00-22:00(15分前会場)
早く入ったら雑談可
時間になりましたらスマホのzoomアプリか、PCでHPまたは添付URLから、ミーティングIDとパスワードを入力し入ってください。アカウント登録不要。
※初めてZoomを使う方はできるだけ、15分前ぐらいにテストで入ってみてください。上手く入れずに手こずってしまうと、開始が遅くなってしまいますので。
【3】定員・募集締切
10名 締め切り:上限に達するまで
【4】必要予算
無料
【5】参加条件・申し込み方法
彩読コミュニティLINEに加入されている方はどなたでもご参加頂けます。このノートトピックに「参加希望」とコメントして下さい。
定員に満たない場合、当日飛び入り参加もOKですが、その場合も開始時刻までにご連絡ください。
注)今回は課題図書を設けています。参加する方は必ず事前に「藤子・F・不二雄 異色短編集1『ミノタウロスの皿』」を読了しておいてください。こちらの本は短編漫画集となっており、表題作の第9話「ミノタウロスの皿」のみの読了でけっこうです。
<amazonのページ>
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%9A%BF-%E8%97%A4%E5%AD%90%E3%83%BBF%E3%83%BB%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E9%9B%84-%E7%95%B0%E8%89%B2%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E9%9B%86-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95%E8%97%A4%E5%AD%90%E3%83%BBF%E3%83%BB%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E9%9B%84%E3%80%88%E7%95%B0%E8%89%B2%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%80%89/dp/4091920616
【6】参加方法など
- 会議ツールとしてはZoom(Zoom Cloud Meeteings)を使います。
参加の仕方はこちらが分かり易いのでぜひご参照ください!
中の動画が分かり易いです。スマホ・PCの両方あります。
https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/
- ビデオはON/OFF自由です。
- PCの方は「コンピューターでオーディオに参加」、スマホの方は「マイクへのアクセス」を必ず許可して、「インターネットを使用して通話(iPhone)」「デバイスオーディオを介して通話(アンドロイド)」を必ず選んでください。
開催後レポート
第14回オンライン哲学カフェ「ミノタウロスの皿」
- 「人間と家畜の逆転モノ」では、普通は死にたくない、逃げよう、となるのに、そうならないのがさすが藤子作品
- 主人公が説得し、ミノアを助けたところで、助けたことになるのだろうか?
- 「言葉は通じるのに、話が通じない。」食べられるのがかわいそうという説得には議論の余地が無い。
- 「死ぬのはこわいけど、大祭の栄誉を失うほうがもっとこわい」=戦時中みたい
- 主人公は最後なぜ諦めたのか?
- 本人が助けてくれと、最後まで言わなかったから
- 最後の一コマに込められた意味。皮肉か供養か。
- 食べてもらうことで、「供養」になる
- 人間もみんな自然のサイクルの一部、食べられるのに残虐もなにもない
- 残虐かどうか。それは、自然死ではない人生の中断を強制しているという点
- 宗教的な視点(本人が作った主観)で見ると、ミノアが満足して死んでいるから、それでいいのでは
- 「ただ死ぬだけなんて、何のために生きているのかわからないじゃない」食べられることに生きる価値を見出している
- 当事者がそれでよいと言っているのであれば、本当に何も問題が無いと言い切れるのか?
- 本人がそれを正しいとしているのだから、それを否定する主人公の言動は宗教観を否定しているだけ
- ミノア以外の選ばれなかった女はどう考えているのだろうか?
- 現代人の「他人の目を気にして外見を磨く」ことへの皮肉にもなってないだろうか
- 支配者側が、この主従構造に異論を全くもたないことに違和感を持たないのか
- 登場人物のすべてが、それぞれ自分の価値観を最後まで変えていない
- 「彼等には相手の立場で物を考える能力が全く欠けている」という、ブーメラン発言
- 闘牛は残酷なのか?
- では、犬を食べるのは?
- クジラを食べるのはいけない>人間の価値観はお呼びでない
- 「残虐」という考え方のボーダーラインがよくわからない
- 同じ殺されるでも子供が殺されたら残虐というのと同じ
- もし地球で家畜が「死にたくない」と言いだしたら、人間はどういう行動をとるだろう
- 生殺与奪の権利は自分達が持っているんだぞという恐怖のコマ
- 「人生の意味」を考えるのにいい機会
- いい血統種なら、家族がたくさんいるのがおかしくない?
- 生贄に女性のイメージがあるのは何故?
- 若い人が犠牲になりやすい
- 若い人は純粋で、感化されやすい
- 若い人の方が視野は狭いけどエネルギーがある、
- 血を入れ替えて、活き造りになりながら、来賓の声を聞きたいとはどういう気持ちか?
- 死ぬことより辛いことってあるんだということに気づく
- 「人間と動物は深ーい友情で結ばれている」という言葉だけで片付けられていることに疑問も感じないか
- 人間と牛という構造でなかったら、どういう感じ方になったのか
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