第21回オンライン哲学カフェ
スピンオフ企画概要
企画元
開催地域
WEB
活動概要
WEBアプリ「ZOOM」を活用した哲学カフェを開催します。
今回はいつもの哲学カフェと違い、推し本を紹介し合う会となります。(昨年8月実施と同じ)
各自「これは哲学的だ」と思う本を読書会のように紹介しあいますので、紹介したい本を用意しておいてください。
【2】開催日時・場所
1/23(土) 20:00-22:00(15分前会場)
早く入ったら雑談可
時間になりましたらスマホのzoomアプリか、PCでHPまたは添付URLから、ミーティングIDとパスワードを入力し入ってください。アカウント登録不要。
※初めてZoomを使う方はできるだけ、15分前ぐらいにテストで入ってみてください。上手く入れずに手こずってしまうと、開始が遅くなってしまいますので。
【3】定員・募集締切
10名 締め切り:上限に達するまで
※聞く専の方は予約不要です
【4】必要予算
無料
【5】参加条件・申し込み方法
彩読コミュニティLINEに加入されている方はどなたでもご参加頂けます。このノートトピックに「参加希望」とコメントして下さい。
定員に満たない場合、当日飛び入り参加もOKですが、その場合も開始時刻までにご連絡ください。
【6】参加方法など
- 会議ツールとしてはZoom(Zoom Cloud Meeteings)を使います。
参加の仕方はこちらが分かり易いのでぜひご参照ください!
中の動画が分かり易いです。スマホ・PCの両方あります。
https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/
- ビデオはON/OFF自由です。
- PCの方は「コンピューターでオーディオに参加」、スマホの方は「マイクへのアクセス」を必ず許可して、「インターネットを使用して通話(iPhone)」「デバイスオーディオを介して通話(アンドロイド)」を必ず選んでください。
開催後レポート
①「進撃の巨人」
- 団結して大きな敵にむかっていく、人間の勇気を示すと思ったら、巨人と巨人、人間と人間が戦ったりわけがわからなくなる
- もうすぐ完結。混沌として最後は何も残らないんじゃないか?
- 進んでいるうちに、ストーリーが当初構想と変わってきているんじゃないか
- 巨人というジャンルがユニークだからウケたのでは。
- 最初と最後では、善悪が逆転しているので、善悪ってなんだろうと考えさせられる
②「私の嫌いな10の言葉」中島義道
- 正しいとされている言葉も、考えてみるとおかしい、と思うところがあるよね
- それは相手を自分のいいなりにさせるために使う言葉じゃないか。
- いちいち絡んでくるめんどくさい人なのである
③「宗教のこころ」 古田紹欽
- 和を以て貴しとなすとは、「one for all」上下関係関係なしのこころ
- 禅の教えは、無心になること。他力によらない=武士の世となじみがよかった
- 無心論(自責、自力の考え)はずっと現在まで続いているのではないのだろうか
④「魂の錬金術」エリック・ホッファー」
- 港湾労働者の哲学者
- 弱者・不適合者が社会の中でどう役立ってきたか
- 人間は不完全なもので、不満を逃れようと情熱に変えて、活力としている
- 完全に調和がとれた状態は前進がないから、衰退が待っている
⑤「ライオンのおやつ」小川糸
- 瀬戸内海のホスピスにおける死までの1ヶ月半の生活を描く
- 食べる、寝るだけの生活の中で、食べ物をじっくり味わうことが生を実感することになる→今を生きている
- 同じホスピスで生活する人たちが亡くなっていく:全員が望むように、幸せそうに最期を迎える。主人公も自分の死を受け容れていく
- BOOK OF THE YEAR(ダ・ヴィンチ)の5位
- 末期がん患者の段階(『死ぬ瞬間』)否認→怒り→取引→受容→虚脱 を踏まえた描写のよう
⑥「自由論」ジョン・スチュアートミル
- 思想・言論・出版の自由と行動の自由
- 社会の中で自由をどう制限するのか
- 慣習に従う者は選択を怠っているので、人間として成長しない
- 悪いことが起こるものを、何でも禁止するのはどうか
⑦「ディスタンクシオン」ブルデューを紹介した 岸政彦「100分で名著」
ブルデューの紹介と岸政彦の自論
- 人間の趣味は社会構造によって(階層によって)決定される
- その要因は、ハビトゥス(評価の性向)と、文化資本(教育など)が、階層によって変わってくるから
- 岸政彦の解釈が興味深い・・(他者の合理性)他者から見たら何それと思うことでも、本人にとってなぜ合理的と判断したを考えること、それが社会学の役割ではないか、、。
- レヴィ・ストロースの構造主義とも通じるところがある
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