ハセガワのトムキャットを作る

ページ名:ハセガワのトムキャットを作る

筆者初となる制作記!
ゆっくり、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。



制作するキット
【ハセガワ 1/48 F-14Aトムキャット エリア88"ミッキー・サイモン"】長えよ
無改造・全塗装で制作しました。



組み立て
無改造なので、ほとんど説明書通りです。
ただし、後付けの部品はつけていません。先に組み上げて塗装しようとすると、マスキングが大変になったり、仕上げの手間が増えたりするためです。
各部翼パーツやフラップ、スラット、エアブレーキなども後付けです。


塗装
実は私、塗装大好きマンなんです。
今回は海外の方の作例を参考に、ベースシャドウ+ベースカラー+スミ入れ、ウェザリングとしてみました。
塗装はウェザリング以外すべてエアブラシです。



ベースシャドウを入れます。
手前がパネルラインだけ影にしたもの、奥が空いたスペースにランダムパターンを入れたものです。それぞれの部品を奥のパーツのように塗装します。



こちらは機体本体。パネルラインをなぞると隙間が小さくなりますが、黒で潰れるの覚悟でいきます。




垂直尾翼と下部安定翼に色を入れます。黒一色だと味気なかったのでグレーで褪色表現。



機体下部とドア、脚部分にホワイトを塗ります。
シャドウを無駄にしないよう、加減できるように薄めに希釈した塗料をふわっと乗せます。



同じように上部グレーも塗ります。キャノピーのマスキングをお忘れなく。




エアブレーキ裏、スラット内側や、着陸脚の油圧作動部分などに色を入れます。


デカール貼り付けとウェザリング




各種デカールを貼ります。ウサギがかわいい。
適宜マークセッターを使用しています。
デカールを貼ったら、光沢のクリアーを吹きます。



スミ入れをします。きれいめに作りたかったのでパネルラインにだけ流し込み、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取りました。



ウェザリングカラーを散らします。中東の汚れをイメージして、黒1:灰2:茶3の感覚で乗せました。



ウェザリングカラー用の溶剤を含ませたキッチンペーパーで拭き取ります。せっかちなのでキッチンペーパーを使いましたが、根気があれば綿棒を使ってパネルライン周りを残す感覚でやるといいかもしれません。
進行方向の逆と重力方向に拭き取ることを意識します。
この後クリアーを吹きます。


各種パーツ取り付けと色入れをして完成です。




制作後記
1/48は初めてでしたが、各パーツが大きく作りやすい反面、拡大されるので工作や塗装の粗が目立つのでいつもより気を遣って作業しました。
結果的には非常にいいものが出来たと思います。
また、このトムキャット、デカすぎて置く場所の確保に苦慮しました。1/48キットのご利用は計画的に。
今回使った技法など、1/72制作にもフィードバックし、精密感を高めていく所存です。


長くなりましたが、参考になれば幸いです。


制作・執筆:紫の13


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