ArchiCADの便利でもあり、厄介でもあるポイントの一つが「高さ」です。
ArchicCADはフロアの設定で説明したように、高さの設定というのは非常に重要です。
ですが、初めての方にはわかりづらい箇所でもあると思うので、あらためて説明いたします。
フロアから見た「高さ」
図1
図1では、1Fと2Fともに高さ 3,000 となっています。各種ツールの設定における高さとは、設置する階の高さ 0 からの高さとなります。
平面図2FLを開いた状態で、高さ 3FL-1,500 の柱を設置すると、
図のような状態となります。
これは、高さの指定を「2FLから高さ 0 の地点から、3FLから高さ -1,500 の地点まで」としているためです。
設定の欄にある「リンクなし」というのは、上部か下部のフロアとの接続を切った状態で、高さを指定するというものです。
そのため、上部のリンクをなしにした状態で、高さを 1,000 とすると3FL -2,000 の地点までの柱が生成されます。
この設定は柱や壁だけでなく、梁や窓など様々な箇所で出てきます。なれるように心がけましょう。
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