登場人物
幕原 徹
アホウドリ
兵頭博士
ザク少佐
人面犬「ジン」
雨宮 志乃
コハル
前書き
実施日時:2017年9月18日
7人という、JGPロールプレイ中でも稀に見る大人数で行われたロールです。
兵頭博士と雨宮志乃はこのロールが初登場であるほか、大半が初対面なので微妙にぎこちない感じで進行しています。
なお、このロール単体でも完結はしていますが、実は続きのロールも存在しています(未校正)
本編
[パークセントラル 某公園] 13:00
幕原 徹
さーてと。とりあえず外に出てみたけど。 今日は特にサンドスター集めなくていいんだよね~ [何やらご機嫌のよう] ここらで一休みっと。
アホウドリ
あ、まくはらさんなの! [公園で遊んでいた鳥のフレンズがとてとてと歩み寄ってくる] えへへ、ちょっと久しぶりなの!
幕原 徹
おお!オキさんじゃないか! [こちらも歩いていく] いやいや、思いがけず知人と会ったよ…
兵頭博士
……。 [公園の通路をエナジードリンク片手に歩いている。如何にも嫌そうな表情でちびちびと缶に口をつけている]
アホウドリ
なんだかごきげんなのー?(首をかしげる)
幕原 徹
こ…れ…は…… どこかで…
ザク少佐
[アホウドリの後ろからのしのしと黒人男性が歩いてくる] オキちゃん。ボールどっか飛んでっちゃったよ。 おっと。
幕原 徹
(アイエエ!!少佐!少佐ナンデ!)
ジン
……。 [公園の端のベンチに仏頂面で座っている]
アホウドリ
あ、ごめんなさいなの…! 知ってる人がいたからつい…
雨宮 志乃
[おおよそ全員から等距離の位置にいる]
幕原 徹
[5Hz振動]
アホウドリ
少佐さんも一緒にあった人なの!
ザク少佐
これはこれは…ミスター幕原。
幕原 徹
ど、どっどっどどどddっどおおおも
ザク少佐
元気そうでなによりだ。
幕原 徹
は、はひぃ
アホウドリ
…まくはらさんどーしたの…?
幕原 徹
よいしょ。[無視を決め込むようだ] ところで、兵頭博士…ですよね?
兵頭博士
[面倒な人に会ったという表情で] そうですが。何か御用ですか。
幕原 徹
ああ、これは失礼 実は昨日あなたの論文を拝見しまして…
兵頭博士
それはありがとうございます。幕原徹さん。では。 [立ち去ろうとする]
幕原 徹
ちょっと待った あれについてちょっとばかし反論があったりなかったり… [茶を濁していく姿勢]
アホウドリ
…しょーささん、まくはらさんあの女の人のとこ行っちゃったの… どうしたのかなぁ
兵頭博士
反論、ですか。何なりとどうぞ。お答えできる範囲でお答えします。
ザク少佐
よし、じゃあ気付くまで後を追っ駆けようか!競争だ。[指をボキボキ鳴らす]
アホウドリ
競争なの!?わーい!!
ザク少佐
よーい…スタート! [スプリント]
幕原 徹
そもそもが何故にサンドスターの影響係数を全く考慮していない計算を… [取るに足らない質問である。]
雨宮 志乃
…最近は地方に寄ってたから、セントラルは久しぶりだなぁ~[独り言] ん、あんなところに人だかり…そして、初めて見るフレンズさんが!!?[これもまた独り言である]
ジン
……。(…あいつは…ザク少佐か…。) [公園を見渡しザク少佐を見つける]
アホウドリ
わーー! まくはらさーん! まくはらさーん!(バタバタと羽ばたき、幕原に接近する)
幕原 徹
う、うわおあ!! ああ、ごめんよ。放置しちゃって
兵頭博士
(うるさい…)
アホウドリ
気が付いてくれたの!(にへー)
ザク少佐
負けたー。 [土煙を上げて幕原の眼前で停止する]
アホウドリ
まくはらさんはその人が気になったのー?
幕原 徹
!!!!!!!?!?!!!???!?!???!?!?!?! (再び少佐ショックを引き起こす)
アホウドリ
まじめまして! 私、アホウドリのオキちゃんなの![兵頭教授に笑いかける]
兵頭博士
初めまして。噂はかねがね聞いていますよ [オキの頭をくしゃくしゃと撫でる]
ザク少佐
お初にお目にかかります。 パーク警備のADLBのザクです。
アホウドリ
うみゅん…え? そうなの!?(ぱちくり)
幕原 徹
(時間稼ぎ成功。こいつ前々から気になってて…) [兵頭博士を見る]
兵頭博士
存じております。人事ファイルを拝見しましたので。 それにしても… [ザクを上から下までジロジロ見る] 大きな方ですね
幕原 徹
少佐にかかれば私の首なんてねじ切れますよハッハハハ…
ザク少佐
恐縮です。
コハル
(げ、げぇーっ……兵頭博士にザク氏に……なんでこんな公園にここまで濃いメンツが集まってるんスか……!?)[電灯の陰から見守る]
兵頭博士
失礼しました。自己紹介がまだでしたね。 パーク研究開発局でサンドスターの研究をしております、兵頭です。
ザク少佐
研究員の方でしたか。お疲れ様です。
幕原 徹
ご存じのようですが パークで最も有名な職員 倫理保安局の幕原です
ジン
…(アニマルガールのアホウドリに…職員の幕原…研究員の兵頭…か。) [ベンチに座ったまま聞き耳を立てている]
兵頭博士
幕原さん、あなたの提出する書類は有名ですよ。
幕原 徹
[ジンに手招き] ハッハハ… ほんっと光栄です
アホウドリ
二人は研究のお友達なの!?
ジン
…![手招きに気付く]
アホウドリ
すてきなのー きっと協力してすっごい「はつめー」するの!
幕原 徹
「元」…いや、今も付き合いあるか…
兵頭博士
少し宜しいですか 先程からそこの電燈に隠れている方。出てこなければ警備員を呼びますよ
ジン
…何か用か…?[ベンチから立ち上がり幕原の方に行く]
ザク少佐
口に着ける"チャック"の研究が先だと思います。 …そこの娘は無害そうなので放っておいたのですが気になりますか?
アホウドリ
え?え?
幕原 徹
いや、どこかで会ったかもって思ったんで
コハル
んなっ!?あ、アタシは怪しいものじゃないッスよ!?
兵頭博士
覗き見されるのは嫌いなもので。
幕原 徹
口につけるチャックはNP未解決問題ですよ…
ジン
…少なくとも…俺はアンタに会った記憶はない…
幕原 徹
うん、勘違いだった☆
アホウドリ
わぁ! すごいの! 隠れてる人をそんな簡単に見つけられるの!?(キラキラ)
ジン
…[無言のまま幕原を睨む]
ザク少佐
そっちでしたか。 私はまた向こうの紫髪の方かと。 [雨宮を見る]
幕原 徹
ちょ、そんな顔しないでくれよ…
雨宮 志乃
ぬ、気づかれてしまった
幕原 徹
ほぼ丸見えでしたね
雨宮 志乃
いや別に隠れてたとかそういうわけではなく、単に立て込んでたようなので
アホウドリ
わ、また新しい人なの! あれ!? 新しいフレンズも!?
コハル
こ、この人も怪しい人じゃないと思いまスよ……たぶん……?[雨宮を見ながら]
兵頭博士
お名前を伺っても構いませんか? 皆さんは顔見知りのようですが、私はなにぶん研究室にこもりきりなもので
アホウドリ
私も知らない人がいっぱいいるの! ごあいさつーなの♪
幕原 徹
何というか…。非常ににぎやか。
アホウドリ
私はアホウドリのオキちゃんなの! チョウシュウ鳥類館に住んでるの! 今日はちょっとお出かけなのー
幕原 徹
倫理保安局、修学旅行とかを扱ってる幕原です。
雨宮 志乃
雨宮と申します。アーティストやってます![名刺をひらひらと示す]
ザク少佐
雨宮……あー…画家の。
雨宮 志乃
おや、ご存知でした!?
ザク少佐
部下にファンがいましてね。
雨宮 志乃
かなり無名なので、今まで知ってる方にはほっとんど会わなかったんですが… 今度会ってみたいものですね
アホウドリ
うみゅみゅ…絵も気になるの…でもまだ「じこしょーかい」終わってない人がいるの!
兵頭博士
雑原さんに雨宮さんですね。ありがとうございます。 それにザク…さんにオキちゃん。そちらのお面の方はアニマルガールですね?
ザク少佐
ええ。彼も喜ぶでしょうね。
ジン
…人面犬のジンだ…。
幕原 徹
(突っ込まないぞ、突っ込まないぞ…そのネタ使い古されてるから!!)
ザク少佐
私の顔見知りです。 以前喫茶店で知り合いました。
ザク少佐
[人面犬を見る]
アホウドリ
ひょーどーさん、「まくはら」さんなのー勘違いしてるの(ぽかん)
ジン
…ああ…。
兵頭博士
ジンさんですね。初めまして、兵頭と申します [握手を求める]
幕原 徹
ああ、あってるよ。整理整頓が「雑」、情報管理が「雑」。雑原だよ。
ジン
…[握手に応じる]
アホウドリ
…雑は良くないの!
幕原 徹
頑張る。
アホウドリ
私もよく怒られるのー(ぷくー)
兵頭博士
…思ったよりも素直な方で良かったです [握手しながら微笑む] 幕原さんは清書というものを覚えて下さい。
アホウドリ
ジンちゃんもよろしくなの♪
幕原 徹
ちょ、さすがにそれは無理だって… 読めりゃいいんだよ読めりゃ!!
ジン
…ああ…よろしくな…[アホウドリを一瞥する]
コハル
人面犬にアホウドリ……後で調べなきゃッスね……[何かをメモしつつ] ……あっ、アタシは動物研究所のカコ博士の助手……見習い兼特殊飼育員のコハル、ッス……です。よろしくお願いしまス[深々とお辞儀をする。が、その容姿は白衣を着た子供にしか見えない]
ザク少佐
若いな。
幕原 徹
どうも!! あ、「動研の花」のひとだ[小声]
兵頭博士
コハル…。 [得心した顔で] ”あの”アニマルガールの世話をされている方ですね?
アホウドリ
こはるさんは私と同じくらいの身長なの…! なのに研究者さんなの! すごいの!
コハル
あ、はい。トロピィの世話をしてるッス……あれ?機密でしたけ……というか「動研の花」ってなんスか!?そしてアタシはち、小さいけど一応18歳以上ッスよぅ!?(ちょっと半泣き)
ジン
…(…とてもそうとは見えんな…)
幕原 徹
いや、たまに噂を聞くだけだけど… [全力目そらしどー]
雨宮 志乃
[自己紹介を終えた後から、ずっと無言でオキをスケッチしている]
兵頭博士
オキちゃん、人を見た目で判断しては駄目ですよ。 [オキの前にしゃがんで視線を合わせる]
ザク少佐
そうだな。
アホウドリ
うみゅ…そ、そうなの…ごめんなさいなの ごめんねこはるさん…私と同じくらいと思って、勘違いしちゃったの…
コハル
うぅ……謝らなくていいんスよ……慣れてるッスよ……
ザク少佐
いやいやそうじゃない兵頭研究員殿、この子は人を見た目で判断したりしませんよ。なにしろ私と遊んでくれるくらいですからね。 自分と背が変わらないのに凄いなあと思っただけだもんねー。[屈んでアホウドリを見る]
兵頭博士
ふむ…。ザクさん申し訳ありません。あなたを誤解していたようです [頭を下げる]
アホウドリ
うみゅ…そうだけど…傷付けちゃったのは確かなの…
ザク少佐
とんでもない。頭を上げて下さい。このような外見の私に落ち度がありますから。
コハル
き、傷付いてないッスよ!ほら笑顔笑顔?ッス![自分の口の端をむにーっと引っ張る]
アホウドリ
そ、そーなの? えへへ…それなら良かったの!
兵頭博士
[クスクスと笑っている] さて、幕原さん。 [真顔になって幕原に視線を合わせる] 先程の「なぜサンドスターの濃度を考慮しなかったか」に関してですが、論文をきちんと読まれていないようなのでご説明します。そもそもあの実験はサンドスターのない状態で行われた実験です。研究開発局の実験室を使いサンドスターのない状態でアニマルガールがどれほどその姿を維持できるか、と言うものが趣旨でしたが倫理局より時間の制限がありましたので不完全なものとなっています。私見となりますが、アニマルガールによりサンドスターの消費速度は異なると…。 聞いていますか?
幕原 徹
あーあーきこえない T=kRの1.5乗。よく読んだから。明日には「関連すると思われる」古代文書が届けられるよ [真面目に聞いたつもりはないようだ]
兵頭博士
ご理解いただけたようで何よりです。[作り笑い]
アホウドリ
…何のお話なのー? 「はつめー」の話なの…!?
幕原 徹
はっははっはっはっは (やっぱこの人他の研究員と目つき違うのなぁ) まあ、あれだ。要は発明だ。 一年後にはオキさん専用スポーツドリンクができるかもな
アホウドリ
ほんとーなの!?
兵頭博士
そうですね、「はつめー」に繋がるかもしれません。この点に関しては幕原さんと同意見です。
アホウドリ
わたしせんよー!!!(キラキラキラ)
ザク少佐
日記帳に書いておこうな。
アホウドリ
わーい!たのしみなのー!(ぱたぱたと走り回る)
ジン
…騒がしい奴らだ…
コハル
ほ、ほへぇ……すごいッスね……(メモも取れたし後でカコさんに聞いとこ……)
幕原 徹
と、とりあえず検算だ… [メモとシャーペンと関数電卓を取り出す]
雨宮 志乃
[まだペンを止めず、微笑みながら恐ろしい勢いで木炭を動かしている]
アホウドリ
…うみゅ?[走り回る途中でその様子に気が付く] あ! あ! お絵描きしてるのー?(てこてこ)
雨宮 志乃
ん? そうだよ! 最近は色んなフレンズさんに会って、描かせてもらってるんだ! …あ、オキちゃんも描いちゃったけど、いやだったらすぐ消すから! [消しゴム代わりの食パンをポケットから出して示す]
アホウドリ
ええーーー!? 私のこと書いてくれたの? 見せて見せて![食い気味にすり寄る] あ、いろんなフレンズ描いたってことは…あのジンちゃんも!?
雨宮 志乃
ほら、これこれ[スケッチブックをオキの方に向けて示す]
アホウドリ
ふぁ…!
雨宮 志乃
そう、向こうの子もさっき描いたね。 [スケッチ自体は普通に上手いものだ]
アホウドリ
ジンちゃんジンちゃんきてきて!!! しょーささんも見てーーーー!!(ぶんぶんと手を振る)
ジン
…ああ…。[アホウドリたちに近づく]
ザク少佐
どれどれ。…おお、すごい。
ジン
…上手いな…
アホウドリ
でしょー!
雨宮 志乃
ふふーん! それは良かった! [やや得意げに軽く胸を張る]
兵頭博士
私も失礼して…[スケッチブックを覗く]
コハル
これもまた……すごいッスね……[背伸びして覗き込む]
兵頭博士
ええ、絵は不得手ですが素晴らしいものだと思います
幕原 徹
なんだこれ、すげえ (研究のスケッチがもうすでに不正確だからなぁ)
兵頭博士
(自分もこれくらいスケッチできたらなあ…)
ジン
…?…[チラッと兵頭を見て少し違和感を覚える]
兵頭博士
…?[機敏に反応して視線だけをジンに向ける]
ジン
…アンタは……[兵頭に対して何か問いかけようとしてしばし考え込む] ……いや、何でもない…
アホウドリ
…? ジンちゃんどーしたの? あ、ひょーどーさんから、いーにおいがした?
兵頭博士
いえ、「何でもない」んですよ。でしょう? ジンさん。
ジン
……ああ…。
幕原 徹
まあ、研究員たるもの、ミステリアスなのがちょうどいいや。
アホウドリ
そーなのー?
ザク少佐
………。
雨宮 志乃
…ここで会ったのも何かの縁ですし、皆さん揃ったところを1枚描かせてもらってもいいでしょうか!
アホウドリ
え!? いいの!?
幕原 徹
いいんですか!?
兵頭博士
是非。是非お願いします
雨宮 志乃
[上着やズボンのポケットから大量の色鉛筆を取り出し構える]
コハル
お、おぉお……やる気満々ッスね……
ザク少佐
ありがとうございます。
兵頭博士
(どこにそれだけ仕舞い込んで…あっ)
雨宮 志乃
では、皆さんお好きなポーズなどありましたら!
アホウドリ
ぴーーす! なの♪(にかっ)
兵頭博士
[少し悩んで腕を組む]
コハル
アタシもピースするッス!いぇい♪
幕原 徹
[右手にJAPARIの職員証と虹色の試験瓶 左手に国連の職員証と青色の試験瓶をもって前に突き出す]
ザク少佐
[腕を組んで楽な立ち方をする]
ジン
[腕組みをする]
雨宮 志乃
[少し眺めた後、迷いなく色鉛筆を動かし始める] […数分後] …中々いい感じになったんですが、やっぱり色鉛筆で留めるには惜しいので、後で水彩で塗ってお見せしますね! あ、でも、ここで別れたら連絡つかなくなっちゃいます?
兵頭博士
私はほとんど研究開発局に居ますので、「兵頭へ渡すように」と言付けしていただければ大丈夫ですよ
幕原 徹
おお、そこまでしてくださるのですか!?うれしいです!
アホウドリ
わぁ…!楽しみなの…!
雨宮 志乃
ああ、そうだ! 名刺渡しておくので、連絡くださればこちらも連絡先がわかりますね! [先ほどの名刺を人数分取り出して渡す]
アホウドリ
わーい! ちょーだいちょーだい!
ザク少佐
失念していました。 [自分の名刺を渡し、雨宮の名刺を受け取る]
雨宮 志乃
あ、これはご丁寧に![受け取る]
アホウドリ
すごいの! 名刺もすっごいきれいだよ!
幕原 徹
じゃあついでに私の名刺も受け取っていただけますかね?
アホウドリ
からふるなの!
兵頭博士
ありがとうございます。…ホームページをお持ちなのですね。[ポケットに仕舞い自分の名刺を取り出す] お渡しが遅れて申し訳ありません。こちら私の名刺です。
雨宮 志乃
お、ありがとうございます[2人分受け取る]
ジン
…[受け取ってポケットにしまう] …俺は普段はセントラルの裏路地にいる…
アホウドリ
うみゅ…めいしうらやましーの…! なんかかっこいーの! でも私持ってない…!
幕原 徹
[しかし幕原の名刺、手書き部分(ちょっとしたメッセージ)が読めない!! なぜか下の英文の方がきれい!!]
雨宮 志乃
ふふ、百均の用紙で簡単に作れるよ!
コハル
これはどうもッス……ええと名刺は、どこにやったっけ……あったッス!はい![ややシワがついた名刺を渡す]
ザク少佐
[アホウドリにメモ用紙を渡す] これにお名前と住んでるところを書くんだよー。
雨宮 志乃
あ、どうも[受け取る]
アホウドリ
あ、しょーささんありがとーなの…! [メモ用紙に住所をカリカリと書く] はい! ちょっとへたな「めいし」だけど…[手書きの名刺いっぽいメモだ。住所の文字が下に行くにつれ小さくなっていっている]
雨宮 志乃
ありがと! 中々素敵な名刺だね![笑顔で受け取る] それじゃぁ私はこれで! 原本…は1枚しかないので、後でコピーか何か送りますね!
アホウドリ
えへへ…たのしみにしてるの!
雨宮 志乃
[どう色を塗るか考えているのか、ウキウキとした足取りで立ち去る]
兵頭博士
…完成が、楽しみですね
アホウドリ
私ももっとかっこいー「めいし」作るの…!「ひゃっきん」に行ってくるのー! [そう言ってアホウドリは飛び立っていった] それであめみやさんにちゃんとしたの渡すのー!
ジン
…俺も帰る……じゃあな…[去る寸前兵頭に一瞬目をやり、走り去っていった]
コハル
あっ……トロピィのこと忘れてたッス……あ、アタシはセントラルホテルに帰るッス!では![勢いよくお辞儀し、走り去る]
幕原 徹
おー。みんな帰っちまったな。 ほれ、これは譲ってやる。この式一行で5000万にはなるでしょ。 俺はスポーツドリンクの方を研究する。約束しちゃったし [検算に使ったメモを兵頭に押し付ける。数値が1.5から1.479に代わっていた。]
兵頭博士
ええ、ご縁があればまた。[小さくコハルに手を振る] ありがとうござ…。[メモに目を通して] 申し訳ありません、雑原さんと呼ぶのはやめにしますね。 研究開発局のものにも伝えておきます。「幕原はああ見えて中々やり手だ」と
幕原 徹
[ピースしながら先へと進む]
ザク少佐
ふうむ。置いていかれてしまった。
兵頭博士
お互いそうなりましたね。ところで、ザクさん。
ザク少佐
なんでしょう。
兵頭博士
これを飲んで頂けると嬉しいです。[まだ冷たさの残るエナジードリンクを渡す] その、買ったは良いんですが、炭酸が思いの外強くて、実は私炭酸が苦手なんです。
ザク少佐
え?…ああはい。どうも。 …炭酸、苦手なんですか。
兵頭博士
ひ、秘密ですからね。バラさないで下さいね。 じゃあ、その、私もこれで失礼します。[恥ずかしげな表情で小走りに立ち去る]
ザク少佐
ええ、言いませんとも。 さようなら。
[去っていく姿を黙って見つめる] …
可愛らしいところがあるもんだな。
[缶を開けると中身が噴き出した]
………………確かに強いかもしれん。
[fin]
キャスト
幕原:冬桜こたつ
アホウドリ:Fu_sutu
兵頭博士:Neko3
ザク少佐:ZAKU
ジン:DerMaltu
雨宮:Nordic
コハル:キキリシュギ
編集・校正:Nordic
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