D国概要

 

「いづる国の民よ、大いに励み、日々を謳歌せよ。万物の父であり母たる、オオミカミの祝福ぞある」
──── 初代スメラギ、（皇暦1年）

 

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基本情報

正式名称	イズルミ皇国（いずるみこうこく、英：Empire of Izurumi）
俗称	イズルミ、アズルミ。国内ではスメラミクニ、シンシュウとも呼ばれる。
国の標語	特になし
公用語	イズルミ語（事実上）
首都	アズマ
最大の都市	アズマ
通貨	イェン（IY）
面積	449,964 km2
人口	6643万5600人
GDP	6兆6885億イェン（世界5位）

 

政府

皇帝	15代目　スメラギ
首相（国津院議長）	ミコト・イヌマキ
天津院議長	イザヨイ・コノエ
最高裁判所長官	マガミ・オオグチ

 

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概要

　イズルミ国は太古より定期的に民族流入はあったものの、おおよそ単一の民族で発展してきた国である。また、島嶼国であり、領土が海に囲まれているため地続きの国境は存在しない。そのためか、文化や宗教面等で隣国の流れを組みつつも独自の発展の仕方、国民性を有している。

　気候は基本的には温暖であり、四季が存在する。ただ縦に長く存在することもあり、地域によっては寒冷、ないし温暖よりの気候も観測される。その恩恵を受けるように農林漁業が盛んであり、技術力もあって品種改良も盛ん。イズルカが特許をもつ品種の農作物・植物は他国の追随をゆるさず、国の収入の多くを担っている。だが、土地の成り立ちや所在位置からして火山やプレートの活動（地震）が多く、更には気圧変動の影響が出やすいために自然災害の被害に合うことも多い。

　政治形態としては『スメラギ』と呼ばれる皇帝を国の象徴に据えた立憲君主制度_{（正確には君主主義的立憲君主制度であるとの指摘がある）}を布いているが、先述通り常にこうであったわけではない。もとより内部変動の多い国であり、特に古きに置いては各地方をの統治者がそれぞれが国の代表や法的機関であることを主張などするまであったが、国外の侵攻を受けたことで民主主義の政府が発足、しばらく国を運営していた。しかし度重なる、そして長期に渡っての失策が重なり一時期は国家全体として衰退しかけていたが、現代の『皇国』となった後は安定化と成長を遂げ、特に第三次世界大戦を機に一気に返り咲いた。

　現在でこそ戦後処理の一環として国境および貿易の門戸を開いているが、本来は半鎖国的な政策を多くとる国である。加えてイズルミとなってからは所謂『亜人』『獣人』と呼ばれるような出で立ちの者たちが国民として存在するようになったこと、独自の色の濃い文化、見るものが見れば無秩序にすら思える宗教形態やその内容に、蛮国だと評するものも一定数存在する。

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国号

イズルミ、とはイズルミ語で『海より出たる』を意味する。言葉通り、万物の母たる海、およびその海よりきたる太陽を信仰する古来の宗教観を反映したものである。かつては『ホツマ国』であったが、皇国と改めた際に国名も共に一新している。

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