王国の軍馬について - 箱庭のレイグラフ
大陸中央部を制していた歴史を持つ王国は、特に疾く長く駆ける馬が好まれた。結果として、体格は大きいが脚は細く、疾駆の速さを長く維持する代わりに斥量の小さい「王国種」と呼ばれる馬が作られた。「東域馬」と比べても速く駆けるが、不整地は得意ではなく大喰らいである。しかし王国の魔導騎士団騎
大陸中央部を制していた歴史を持つ王国は、特に疾く長く駆ける馬が好まれた。結果として、体格は大きいが脚は細く、疾駆の速さを長く維持する代わりに斥量の小さい「王国種」と呼ばれる馬が作られた。「東域馬」と比べても速く駆けるが、不整地は得意ではなく大喰らいである。しかし王国の魔導騎士団騎
央では、王国同様、疾く、長く走る馬が良馬とされた。しかし、主に王国とのつながりの深いアルチュカリドでは、早くから重装騎馬兵隊の編成が始まり、斥量の小さい「王国種」の馬はこれに向かなかった。そのため、アルチュカリドでは独自に北領の馬を買い求めるなどして使っていたが、帝国が北領を征し
南域では荷駄として使われる、長い首を持った亀のような魔獣。おとなしく、長命で、斥量が大きい上、水の中にも入っていけるため南域では馬よりも好んで使われた。ダーナン街道が整備され、速度の出る馬が活用されるようになってきてから姿を消しつつある。だが、ダーナン河以北の密林地帯ではいまだに
ライバルになるメイショウドトウと初対決。メイショウドトウは、クビ差の2着だった。秋は京都大賞典から始動。スローペースで上がりの競馬になるも、斥量59kgを背負いながら3F33.3の脚を繰り出し、食い下がるナリタトップロード以下を完封して、天皇賞秋に駒を進めた。さて、当時天皇賞秋に
東域の制式軍装は、主にアルトゥーンにおける軽騎馬兵隊と歩兵隊に分けられる。まずは軽騎馬兵隊である。斥量の大きくない東域馬を駆る軽騎馬兵は騎兵槍と剣での武装が基本である。東域騎馬兵の使う騎兵槍は刺突だけでなく、斬撃にも対応した薙刀である。ある程度重さのある薙刀は東域軽騎馬兵の疾さを
軽騎馬兵が主流で砂漠の多い東域では、斥量は小さくとも疾駆の速度が速く、長駆に耐え、しかも不整地に強い馬が良馬とされてきた。そのため、体格は大型で足も太い東域馬が重宝されてきた。この東域馬はおよそ馬に望むすべての物が叶えられているように見えるが、難点は非常に大喰いで維持費がかさむ点
元来痩せた土地の多い北領では農耕馬の需要が高く、斥量やばん曵斥量の大きい馬が好まれた。また、キゼルベリーやガルカルドなどの山岳地に拓かれた街も多く不整地に強い馬が良馬とされた。そのため、体格は小さくとも脚が太く、鹿に近い後ろ脚で、粗食に耐える北領馬が作られた。疾駆の速度はさほどで
だが全兄にサッカーボーイを持つ良血である。430kg程度の母馬似の小柄な馬体ではあったものの、幼少時からきびきびとしたよい動きを見せ、多少の斥量もものともしない力強さと旺盛な闘争心も備えており、スタッフからも大いに期待されていた。競走馬として社台サラブレッドクラブに卸され、95万
兵隊と歩兵隊には魔導騎士から成る魔導騎馬兵隊と魔導歩兵隊に分かれ、その他に傭兵団や特殊兵団から成る奇兵隊が存在する。騎馬兵隊では主に北領馬の斥量の大きさを活かした重装騎馬兵を主流とする。大型の騎兵槍を携え、全身を覆う板金鎧に鉄兜、その下には鎖鎧を着込む、いわゆる騎士らしい騎士姿で
されており、標準軍装もそれぞれで異なるため少々複雑となる。順に見ていこう。騎馬隊騎馬兵隊の装備するものは概ね鉄製の板金鎧である。とは言っても斥量が小さく、疾く駆けることを良しとする王国の騎馬兵はその疾さを損なわないように工夫化されてきた。結果として、金属製の胸鎧と、その下に鎖帷子