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ウルトラマンマックスの登場怪獣(ウルトラマンマックスのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』に登場した架空の怪獣・宇宙人・ロボット、その他の生物の一覧である。
第1話「ウルトラマンマックス誕生!」、第30話「勇気を胸に」に登場。
自然災害のため蘇った怪獣。登場後すぐにDASHの冷凍弾により氷漬けにされて粉砕されるが、火山の爆発により流れ出した溶岩に触れると途端に再生した。最初はラゴラスと戦ったが最後は協力してマックスと対戦した。マクシウムカノンで倒された。
第30話では、ラゴラスに食われた別個体の死骸が龍厳岳で発見された。
第1話「ウルトラマンマックス誕生!」に登場。
自然災害で登場した怪獣。何でも凍らせる-240度の冷凍光線を口から吐く。マックスを相手にグランゴンと共闘するも倒された。
第30話「勇気を胸に」に登場。
かつてマックスに倒されたラゴラスの別個体が、龍厳岳に潜んでいたグランゴンの別個体を捕食し、強力に進化した怪獣。冷熱双方の特性を併せ持ち、胸部にはグランゴンの特徴であるマグマコアを備え、口からはラゴラス本来の冷凍光線を吐く。最強の武器は、口と胸部より発生させたエネルギーを一点にぶつけて発射する強力な光波。この光波はギャラクシーカノンをも上回る威力を誇り、相手を瞬時に蒸発させることが可能。戦闘能力に加え、知能も進化しており、人間を憎み、蔑んでいる。1度はマックスを退却させるが、ラゴラスエヴォの攻撃法にヒントを得て開発されたDASHの新兵器A.G.メイザーによってマグマコアを破壊され、爆発四散した。
第3話「勇士の証明」に登場。
メキシコの古代遺跡から現れた怪獣。飛行速度マッハ2.5。外皮の特性上レーダーに探知されない。口の中に青く光る目があり、そこから発射されるビームが主要武器。また羽ばたく際の衝撃波で地上の物を吹き飛ばし破壊するのも特徴。腹部には巨大な爪のような一対のフックがある。マックスをこのフックで捕獲するも叩き折られるが、捕縛効果のあるビームでさらに攻撃。しかしマクシウムソードによって緊縛を解いたマックスの一閃に敗れる。エリーの解説によれば中米で神としてあがめられていたとのことから、ケツァルコアトルをモチーフとしていると考えられる。
第4話「無限の侵略者」に登場。
宇宙船を陸上スタジアムに偽装し地球に潜伏していた。地球人の環境破壊に警鐘を鳴らすが、高尚なことを言ってる割には人質をとる、最終目的は地球征服など、典型的な悪役。高速移動により残像を生み出し、それに惑わされた相手を破壊光線・手から出す反重力光線を使って攻撃する戦法を得意とする。マクシウムソードで残像を切り刻まれ、最後はマクシウムカノンで倒された。
第5話「出現、怪獣島!」に登場。
サンショウウオによく似た怪獣。本来は心優しい怪獣だが、ピグモンに危害を加えようとする人間には容赦なく攻撃する。尻尾を逆立てて発射するトゲと、体の側面から分泌する毒が武器。基本的に四足歩行だが倒立して二足歩行にもなる。レッドキングと闘い、投げ飛ばされたところに爆弾岩の一斉射撃を受けて倒された。
第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」に登場。
ムササビのような皮膜状の翼(飛膜)を持つ怪獣。この飛膜は収納するかのように消すことが可能。飛行能力を持つが目立った武器や攻撃方法は体当たりくらいしか無かった。サラマドンと同じくピグモンを守るためにレッドキングと闘うが、爆弾岩で倒された。
第8話「DASH壊滅!?」に登場。
隕石の中から現れた怪獣で、大顎の間にある口から放つ特殊なビームで生命のエネルギーを吸い取り成長。エネルギーを吸われた人間は高熱・体力低下の症状が現われ命の危険にかかわる。透明化し赤外線で獲物を探知する能力を持つ。見た目は巨大化した二足歩行をする蚊のような甲虫。最大化した後は羽根を羽ばたかせることで熱波を放射する。高速で飛行し突進するも向かってきたところにマクシウムカノンを受けた。体内に無数の卵を飼っていたが、それが孵化する前に倒された。
第9話「龍の恋人」に登場。
奈津川村に伝わる龍で、「英雄が鎮め、光の中へ返した」という予言めいた伝説をもっている。開発を進める人間に怒り、祠を壊されたことで復活して暴れまわった。焔の翼を持ち空を飛び、口から炎のブレスを吐き、長い首で敵を締め上げる。最後はナツノメリュウを慕う少女の霊によって大人しくなり、マックスの出した光の中へ消えていった。村に伝わる「竜を鎮める英雄」とはマックスのことだった。
第10話「少年DASH」に登場。
空間を飛び越え、自在の場所にテレポートできる怪獣。携帯電話の極超短波を嫌い、その中継アンテナを破壊した。四対の目がある頭部と手足の無いウミウシのような身体を持ち、大きく割れる口の中にある長い舌が武器。また口の脇にある穴からはガスを噴出する。出現する際に起こる電磁波の乱れで出現位置が予測できることをDASH見学に来たマサユキ少年に見抜かれ、マックス・DASH・マサユキの連携によりマクシウムソードで倒される。
第12話「超音速の追撃」に登場。
マッハ10という、マックス以上の超高速で飛行する怪獣。地上でも同様に高速移動可能。武器は口から吐く高熱火球。特定の波長を敵襲だと感じ、その音源を攻撃する習性を持っている。ヘビメタバンド「バッドスキャナーズ」のギターの音がたまたまその波長と一緒だったため、彼らがコンサートを行う野外ステージ上空に出現して暴れた。最期はバッドスキャナーズの演奏に気を取られ、動きを止めた所を倒された。
第15話「第3番惑星の奇跡」に登場。
ある日突然宇宙から降ってきた怪生命体。最初はマシュマロのような白いドーム型の形態で全く動かなかったが、攻撃を加えられるたびにその攻撃を習得して進化。怪獣の姿になり、受けた攻撃すべてを倍返しにしながら大暴れし、ついにはマックスの力まで取り込んでマックスを圧倒、退却させる。そのまま街を廃墟に変え、世界をも滅亡させる勢いだったが、最後は盲目の少女・アッコが奏でるピッコロの音楽をコピーして楽器をまとった女神像の形態となり、アッコと「合奏」しながらマックスによって宇宙に誘導された。ファンの間ではゼットンを超えた最強怪獣と言われており、設定上、力で倒すことは不可能であり、そういった意味では、ウルトラ史上最強の怪獣といえる。
第16話「わたしはだあれ?」に登場。
宇宙から飛来した猫型(?)生物。耳のある固体がクロ、脚のある固体がタマ、主だった特徴のない固体がミケで、全員振ると鈴の音がする尻尾が付いている。武器は口から吐く光線で、体から有機生命体の記憶を妨害するエネルギーを放出し、その影響で人間社会やDASHメンバー、果てはマックスまでもが何をどうしたらいいのかわからなくなり、ストーリーは大混乱となる。最後は唯一有機生命体でないエリーの祈りに発奮したマックスの即興必殺技によって、3体まとめて撃破される。
第17話「氷の美女」に登場。
南極の氷山から発掘された氷漬けの美女。人間そっくりの姿とDNAをもつが正体はエイリアンの可能性が高い。10万年前「人類に考える力とモノを創る力を与えた」と語る。コバ隊員の遺伝子データから地球の総てを引き出すことで「人類は失敗作だった」と判断し、エラーガを用いて世界を破壊しようとした。コバを相手に「あなたには撃てない」と嘯くが、結局撃たれて消滅した。
第17話「氷の美女」に登場。
ニーナが操る宇宙怪獣。南極海に出現し、UDFオーストラリア支部の迎撃を掻い潜り、オーストラリア経由で東京に現れた。覚醒当初はさほど強くなかったが、附近まで来たニーナの指令を受け、赤い角を生やす等の変態を見せた。頭部の角は強力な破壊光線を発射し、両肩の角はエネルギーを蓄える。何度倒されても立ち上がり、その度にどんどんパワーアップしていく恐ろしい怪獣。ニーナが死んだことにより弱体化し、マックスに倒される。
第18話「アカルイセカイ」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。
第19話「扉より来たる者」に登場。
原始時代の日本に、食糧調達のために転送ゲートを用いてやって来た宇宙人。地球人の野蛮さを知って、交流から一転征服に乗り出すが、当時地球に来ていたM78星雲人により妨害される。M78星雲人 = マックスの地球再来訪を知って復讐を図るが、最後はコバ隊員に倒される。武器は光線銃にもなる長剣。
第19話「扉より来たる者」に登場。
ターラ星人が操る巨大モンスター。別名は「せんじん」と読む。石像の様な姿をしているが、ロボットなのか、ロボットのような生物なのかは不明。胸から炎の塊を弾丸のように発射し敵を倒す。マクシウムカノンでも貫通不可能なほど頑丈な盾と、マクシウムソード同様飛ばすことが出来、剣にもなる角飾りを装備している。最後はギャラクシーカノンによって盾ごと撃破された。
第20話「怪獣漂流」に登場。
寝ている間は風に飛ばされるほど軽いが、目を覚ますと重くなって落ちてくるというはた迷惑な怪獣。造形のモチーフはおそらくアンキロサウルスであり、こぶ状の突起がある尻尾や装甲のような体表にその特徴が見られる。背中に巨大な一対の角があるが特に目立った武器ではない。太陽黒点の活発化により日本上空にプラズマトンネルが開いたことにより、寝たまま亜空間より飛来し、何かあるたびに目を覚ましかけて街とヒジカタ隊長をパニックに陥れた。目の上にある穴の開いている突起が鼻であり、耳と間違われて耳栓をされ、ついに目を覚ましてしまう。基本的に四足歩行だが二足歩行も一応可能。最後はマックスとDASHの活躍によって無事亜空間に戻された。名前はトミオカ長官が命名(ただし、エリーからは不評だった)。
第22話「胡蝶の夢」に登場。
人間の夢を見境なく取り込んで個々の特徴を失った、巨大なボール形のオブジェのような抽象的な姿をした怪獣。特撮番組『ウルトラマンマックス』の脚本家・蓮沼の夢の中で、謎の女が作り上げた粘土の怪獣が実体化したもの。その名は「収拾がつかなくなった物語を絶対的な力で強引に終わらせる(無理のある)存在」を揶揄した演劇用語、『デウス・エクス・マキナ』から来ている。相手の攻撃に合わせて粘土のようにその姿を変え、現れると周囲に、呼吸音と機械音のような不気味な音が響き渡る。変幻自在の体で体当たり、さらには相手の攻撃をそっくりそのまま撃ち返す特殊能力を駆使して、自分の夢の中に入り込んだ「カイトになった蓮沼」が変身したマックスを苦しめ、物語を(というより世界を)終わらせようとする。最後はマックスを体内に取り込んで倒しかけたが、逆に夢から現実に抜け出した「蓮沼になったカイト」が脚本を書き足し、その脚本どおりに倒された。夢と現実、本物のマックスと特撮番組の『マックス』が交錯する難解なストーリーに登場したため、本当に存在したのかすら判然としない奇妙な怪獣。
第23話「甦れ青春」に登場。
トビウオが突然変異を起こし、怪獣化したもの。元がトビウオであるだけに水中を高速で移動し、さらに翼で空まで飛んでしまう強敵(翼はマクシウムソードで切り取られた)。武器は水中または空気中の水分をえらから取り込み、口から発射する高圧の水流。しかし、その発射時に開くえらそのものが弱点であり、そこをトミオカ長官座乗のダッシュバード3号に攻撃され、弱ったところをマクシウムカノンで倒された。
第25話「遥かなる友人」に登場。
駈少年の元に突然降り立ってきた宇宙人。故郷の惑星ネリルの寿命が付きかけていたため、移住できる星を探索中、惑星ネリルが消滅してしまい、宇宙をさまよっていた。非常に友好的かつ活発な性質を持つ。緑の発光体となって移動し、人間に擬態することができる。駈少年との交流を通じて、地球の環境に感動するが、地球では「異星人は侵略者である」と認識されている事を知り、「侵略者ではない友好的な宇宙人もいる」という前例を作り地球人からの信頼を得るため、あえて過酷な調査(というより拷問)を受ける。ハーグに移送される直前、襲来したゴドレイ星人の攻撃に晒された人間たちの盾になって消滅した。
第25話「遥かなる友人」に登場。
侵略宇宙人であるが、詳しい目的は不明。突如現れ、街を破壊した。一言も言葉は発しなかった。キーフが見ていた新聞記事では度々破壊活動を行っていた模様。胸部から乱射される紫色の光線と、攻守一体となり再生能力を持つ爪状の強固な前腕が武器。マックスを苦しめ、街を焼き払うが、キーフが殺されたのを見たマックスの怒りのギャラクシーカノンを受けて大爆発した。
第26話「クリスマスのエリー」に登場。
未来から過去への楕円軌道を周回しているという、美しき神話の幻の獣。12年に一度、12月24日のほんの数秒だけ「今」を通過し、その姿を確認できる。『通過する地点の東西南北にトネリコの枝を立てておくと、ユニジンはその空間から出られなくなる。その間に水晶に閉じ込めることが出来る』という言い伝えが残っているが、「もしそんな生物が実在するなら、周囲のもの全てが時空の狭間に巻き込まれて消滅してしまうはず」というのがヨシナガ教授ら学界の定説で、存在を認められていない。ただ一人その言い伝えを信じ、ユニジンを追い続けてきた「ペテン師博士」古理博士がエリーの協力で捕獲に成功した際、実際に周囲にあるものが時空の狭間に落ちて消滅していくという現象が起こったが、マックスが狭間を食い止めている間に博士がユニジンを解放すると元に戻った。
第28話「邪悪襲来」に登場。
かつてルガノーガーによって母星を滅ぼされた異星人の生き残り。地球でカイトの古巣関東ボランティアネットワークの一員として生活していた。治癒能力を持っている。故郷に似た美しい星・地球とそこに住む優しい人々を護る事を願い、カイト隊員に自身の正体を明かしてルガノーガーとの戦いを託す。戦いの後も地球で平和に暮らしているようだ。
第28話「邪悪襲来」に登場。
宇宙人リリカの故郷・銀河系の彼方にある緑溢れる惑星を破壊した恐るべき凶獣。その誕生経緯などは一切不明。リリカの故郷を破壊した後、まるで彼女の後を追うように地球に襲来した。全身が武器の塊。胸部は反射板の構造で、あらゆる攻撃に耐性を持ち、肩より強力な電撃を発する。頭部と両腕にある口からは破壊光線を発射して瞬く間に周囲を炎に包む。さらに尻尾を相手に突き立ててエネルギーを吸収してしまう。その圧倒的な戦闘力でマックスを苦しめたが、最後はギャラクシーカノンによって倒された。
第29話「怪獣は何故現れるのか」に登場。
40年前、後に『ウルトラQ』に改題される円谷プロ制作『UNBALANCE』の撮影中、ロケ先の山中に現れた。その当時は小型の怪獣で、目立った凶暴性こそなかったが、火炎を吐いて威嚇した。そして現代、より巨大になったゲロンガは渋谷界隈に出現。マックスと対峙した際は、強力な尻尾と巨体に似合わない敏捷性で翻弄した。牙が急所で、40年前に一本折られている。マックスとの戦いで残った牙を折られて戦意を喪失し、最後はマックスに奥多摩山中へ運ばれ、再び眠りについた。
第31話「燃えつきろ! 地球!!」に登場。
燃え盛る炎のような外観を有する宇宙人。高い知性を持っており、人間の言葉を話す。鳴き声を挙げる他、語尾に「~ッス」と付けて会話することができる。また、テレパシーでマックスを挑発した。目から熱球を発射して対象物を炎上させ、相手の攻撃を次元移動によって瞬時にかわすことが出来る。身体から放散する特殊な光波チャネルを通じて、人間の行動を司る神経電流をモエタランガウィルスに感染させる。このウィルスに感染した人間は闘争心を呼び起こされ、その能力を増幅させるが、短時間の内に生体エネルギーを消耗し、「燃え尽きて」活動不能となる。モエタランガウィルスは、生体の全ての行動を司る神経電流を摂取しており、その電流はエネルギーとなって、メタ次元ニューロンを通じモエタランガに送られる。モエタランガはこのウィルスを全世界にばらまいてエネルギーを吸収しようとしたが、ウィルスによって「再点火」されて精神的に若返ったトミオカ長官・ダテ博士と、同じく「再点火」されたヨシナガ博士急製のワクチンで復活したマックスの反撃を受けて爆死した。
第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。
M32星雲の滅亡に伴いアダムとイブと共に地球へ飛来してきた、M32星雲の守護神ともいうべき怪獣。カモノハシのようなクチバシを持ち、全身がマクシウムソードをも跳ね返す程の硬い装甲で覆われている。地球に落下した当初は眠りについておりDASHに保護されたが、目覚めると同時に巨大化して行方不明のアダムとイブを探し始めた。決して凶暴な怪獣ではないのだが、アダムとイブを探す事に夢中になって暴れた為、マックスが止めに入った。甲羅状の器官から熱球を発射する能力と、身軽さを武器として戦う。ユーモラスな外見に似合わぬ強敵で、マックスもつい本気を出しそうになった。マックスに負けて冷静さを取り戻したところでアダム・イブと合流。彼らと共に金星へと旅立った。
第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。
地球から230万光年離れた故郷M32星雲の滅亡に伴いホップホップと共に地球へ飛来した雌雄の怪獣。カモノハシのようなクチバシにオウムガイのような形状の硬い装甲を持つ。滅びた故郷の未来を託された最後の希望とでもいうべき怪獣だったが、地球に落下した際に子供に保護され、ホップホップと離ればなれになってしまう。故郷の星が非常に高温な惑星だった為、地球の通常温度では生きられない。その後アダム達が生きる星としては金星が最適である事が判明し、ホップホップと合流して共に金星へと旅立っていった。なおアダムとイブという名前は、彼らが金星の新たな命の始まりになると考えたミズキ隊員が付けたものである。
第37話「星座泥棒」に登場。
「星空の創造主」サトン星人の末裔を名乗る男・成宮(演:萩原流行)の召還によって地上に現れた怪獣。地上の悪しき光を嫌い、町を破壊する。ビームなどの兵器が一切通用しないが、強い光に弱い。頭部の巨大な角からビームを発射してマックスを苦しめたが、マクシウムカノンで爆砕される。だがすぐに復活し、再びマックスと戦おうとするが、成宮の呼びかけに応えるように大人しくなり、彼と共に「星空の向こう側へ通じる扉」を抜けて帰っていった。
第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。
モホロビチッチ不連続面の大空洞に住む知的生命体。地上の人類がオゾン層を破壊して宇宙放射線が地下にも降り注ぐようになったために滅びかけている。滅亡を防ぐために「バーサークシステム」を発動し、機械獣と尖塔によって大気を元に戻そうとした。
第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。
デロスに作られた機械の人形。地下8000メートルで採れる「元素118」で作られている。町中に現れ、環境破壊をする人類に警告を発した。左右に泣き顔、笑い顔がある。
第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。
デロスに作られた機械獣。自らの感情は無く、地底都市の警備にあたっている。その腕力はカイト隊員を軽々持ち上げるほど強力。
第38話「地上壊滅の序曲」に登場。
マックスの戦闘能力を分析するために、地底文明「デロス」の防衛システム「バーサークシステム」が地上に送り込んだ機械獣。しゃくれたアゴが特徴的。全身が隠し武器のような怪獣であり、ボディが非常に頑丈で、DASHの攻撃を受けてもビクともしない。最終的にギャラクシーカノンで倒されたがその役割は十分に果たした。
第39話「つかみとれ! 未来」に登場。
マックスを100%の確率で倒すため「バーサークシステム」が産み出した機械獣で、2007年までのウルトラシリーズに登場した怪獣の中で最大・最重を誇る(身長・体重が無限大や不明の怪獣は除く)。怪獣というよりは可動式の要塞のような容姿をしていて、体中に無数の機械腕がある。眼のような部分から光線を出す。一時はマックスを自分の体に磔にするが、DASHと分離したカイトによって太陽エネルギーを充填したマックスギャラクシーを装着され、マックスは復活。ギガバーサークは超巨大化したマックスのマックスギャラクシーの光剣とマクシウムソード分身シュートによってダメージを与えられ、さらにギャラクシーソードを受け破壊された(なお、いずれも登場したエピソードが極端に少ない、もしくは初披露の技であり、戦力分析の対象から漏れていたため対策がされていなかったと思われる)。「バーサークシステム」の心臓部が搭載されていたらしく、ギガバーサークが破壊されるとシステムの生みの親・デロスでさえ止められなかったシステムが停止した。
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