特開2005-263570は HOYAが出願した光学ガラスに関する特許。
- 屈折率1.82--1.86 アッベ数30-39.5の高屈折率低分散領域のガラス。HOYAのTAFD~NBFD領域に相当
- 転移温度が630℃以下でモールド加工性を有する。
組成範囲は以下
ランタンとガドリニウムにより高屈折率特性を得ている
低転移点化組成としてZOを多く含ませて屈折率を高く保ったまま転移点を低下させてモールド加工適性を得ている
ガラスネットワーク抗生物質として珪酸SiO2よりもホウ酸B2O3を主に使うことで転移点の上昇を抑えている模様。
B2O3 | 14-30 | ガラス構成 |
SiO2 | 0-10 | 〃 |
La2O3 | 10-40 | 高屈折率特性 |
Gd2O5 | 1-30 | 〃 |
ZnO | 6-26 | 転移点低下 |
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