天界
◆新約中央大聖堂-エデン-
天界の中央区域に存在する大聖堂。
天使という存在の中枢核とも言っていい機関であり、ここで天使は生を受け、そして我らが父から神託と命を受ける。
我らが父の分身であり代弁者の天使長ミファラエルが所在するのもこの大聖堂であり、
天使らはこの場で天使長から役目や任務を授かり、そして報告をする。
存命日数を管理する大図書館や、人間を視察する観測所もこの機関に存在する。
◆悪魔処理班
悪魔としての役割を果たせないものを処分するため天使で結成された処理部隊の事。
悪魔は心優しいものが落ちる傾向にあるため、人間の生命活動を無理矢理終了させ、
罰を下すことを嫌がる悪魔が年々増加している。
中には対象であった人間と、駆け落ちのような真似を行う悪魔もいるという。
そんな悪魔を処分、または悪魔が仕留めそこなった人間の処理を行うのがこの部隊の主な役目である。
尚、戦闘特化に上級天使らで組まれた処理班も存在し、そちらは『悪魔処理零班』という。
歌をうたい、悪魔を捕縛する聖歌隊も存在する。
◆実験棟
天使が授かり・司る力の開発、羽根の軽量化、収納性の研究、身体やコア(心臓部や神経部)の耐久テストや
プログラム(精神面)の不具合などの実験研究などを行ってる施設。ほとんどの天使はこの施設の存在を知らない。
実験内容は天使長へ直に報告されるため、実験棟に携わる天使以外に情報を得ているものはほぼいない。
全てにおいて秘匿されている謎に包まれた施設。
実験棟代表取締役といわれている男と取締役代理であるバティンがこの施設でたびたび目撃される。
◆審問院
堕天の兆候を見せる天使を中立的な立場から裁き判決を下す機関。
堕天した天使の羽根を刈り、保管し記録するのもここであり、裁判議事録保管庫などとも呼ばれている。
ここに所属する天使は皆、中立な立場から物事を見ることに長けており、非情で冷徹とも言われている。
所謂、天使らの内部監査を行うのがこの機関の役目である。
悪魔
◆レジスタンス
キャンドルマス・ベルズ率いる悪魔保護団体。罪人に罰を与えることが難しく処理対象になるものや怪我をしたものが保護対象である。
保護後、主に行うことは3つ。
・代打で罪人に罰を与える事
・役割をちゃんと全うできるようアシストすること
・自分の身を守れるように訓練をすること
であり、リハビリのようなもの。定期的にリーダーであるキャンドルマスによる検診(精神面)がメンバーも含め行われている。
自立できるようになった悪魔は進んでボランティアとしてレジスタンスメンバーを支えようとする傾向がある。
尚、悪魔としての役割を断固拒否、暴れる等をした場合、レジスタンスでも救済することはできないと保護時説明している。
レジスタンスでのリハビリ失敗時は場合によってはキャンドルマス自らが手を下すこともある。
レジスタンスには3つの掟がある。
1.弱気者を助けること
2.無駄な戦闘を避け、自分の身を守ること
3.組織本部、保護対象の情報を守ること
尚、破った場合何かしらの処置がある。
・キアラのお守り人形
保護対象やメンバーは狩りやすい対象であるため、装備工場で作られたお守り人形を持たされている。掌くらいのサイズで持ち主のそばを漂っているだけだが、危険が及んだ時キャンディールやメンバーへの緊急連絡、一度だけ目眩しとして発動する。
メンバーに持たせている人形はキャンドルマスによって掟を破る不正行為を行なっていないか管理されているが、これを知っているのは本人のみである。
◆装備・武器工場
レジスタンス所属している機関であり、メンバーのキアラが工場長を務める。
自分を守るための武器、役割を全うできるための拷問道具を主に製造している。
◆旧約霊魂消滅墓所-ゲヘナ-
煉獄の最下層、地の果てである地獄-ゲヘナ-に存在する巨大監獄。
『我が父を殺し、代理人である天使長を堕とし、彼らが守ってきたこの世界と空を必ずこの果てへと墜とす。』
と、強い憎悪と復讐心を持つ強大な悪魔が収容されている。墓場へ堕とされた彼らの望みはただ一つ。
『神を殺す』ただそれだけである。
・ケイオスタイド(chaos tide)
ゲヘナにある、邪悪な混沌の物質が泥(潮)の形をとったもの。混沌の物質の正体は明らかにされていない。
天使はもちろん力の弱い悪魔にとっても猛毒。泥(潮)に侵された者は精神を蝕まれ、その殆どは穢れに耐えきれず生命活動を終了する。耐えきれたとしても多大なバグに染められ、別人のように変質する。
穢れに耐えきれなかった人間や天使、悪魔の死体が底に沈んでおり、それを養分とした美しい蓮の花が咲いている。
・蓮の花
ケイオスタイドの表面で花開く。強い中毒性があり、食べると多幸感に包まれる。しかしながら穢れが強いため、力の弱い者は多幸感の中で死に絶えてしまう。
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