スター評議員

華服大会予選のアレと出典のメモ
お題の一部をキーワードにして検索すると便利かも

1. 詩題未詳の作品について

慣例に基づいて詩集編纂に際して振られた番号や首句（最初の一行）を便宜的に詩題として扱っています
だいたい中文版wikisourceに合わせてる

2. 皇帝からの出題一覧

• スター評議員選択後のお着替えパートの攻略情報はこちら
• 一覧表を出題順と思われる順番に並べ替えました（2021/08/22）
• 出題日はYY/MM/DD（aaa）形式
• 恐らくこれで合ってると思いますが、日付だけを見てノータイムで評議員を選ぶプレイをする場合は自己責任でお願いします（定型句）

No.	お題	スター評議員	出典	出題日予想
1	恰も似たり春風の相欺り得たるに，夜来吹き折る数枝の花。	英格	杜甫《絶句漫興　其二》	24/07/03（水）
2	霜草蒼蒼として虫切切たり，月明の蕎麦花は雪の如し。	皇后	白居易《村夜》	24/07/06（土）
3	天に接する蓮葉は無窮の碧にして，日に映ずる荷花は別様に紅なり。	年貴妃	楊萬里《曉出淨慈寺送林子方》	24/07/10（水）
4	夜闌け臥して聴く風雨に吹を，鉄馬氷河夢に入り来たる。	英格	陸游《十一月四日風雨大作　其二》	24/07/13（土）
5	折戟沙に沈んで鉄未だ銷せず，自ら磨洗をもって前朝を認む。	英格	杜牧《赤壁》	24/07/17（水）
6	彼の林に翰うつ鳥の，双ひ栖むも一朝には隻りなるが如し。	熹妃	潘岳《悼亡詩　其一》	24/07/20（土）
7	金風玉露一たび相ひ逢はば，便ち勝却す人間の無数なるに。	皇后	秦觀《鵲橋仙》	24/07/24（水）
8	長江郭を繞り魚の美を知り，好き竹山に連なり筍香を覚える。	皇后	蘇軾《初到黄州》	24/07/27（土）
9	白日山に依りて尽き，黄河海に入りて流る。	皇后	王之渙《登鸛雀樓》	24/07/31（水）
10	堅圓浄滑一星流る，月杖争ひ敲き未だ休めんと擬せず。	英格	魚玄機《打毬作》	24/08/03（土）
11	黒髪は知らず早起きの勤学，白首読書遅くして方悔す。	年貴妃	顔真卿《勸學》	24/08/07（水）
12	寂寞たる空庭に春晩んと欲し，梨花地に満てども門を開かず。	二皇子	劉方平《春怨》	24/08/10（土）
13	春風に意を得て馬蹄疾く，一日に看尽くす長安の花。	二皇子	孟郊《登科後》	24/08/14（水）
14	北風地を捲き白草折れ，胡天の八月即ち雪を飛ばす。	熹妃	岑參《白雪歌送武判官歸京》	24/08/17（土）
15	白兔薬を搗く秋復た春，姮娥孤り棲み誰とか鄰りせん？	皇后	李白《把酒問月》	24/08/21（水）
16	秋風蕭瑟として天気涼しく，草木揺落して露霜となる。	年貴妃	曹丕《燕歌行　其一》	24/08/24（土）
17	葡萄の美酒夜光の杯，飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す。	皇后	王翰《涼州詞（葡萄美酒夜光杯）》	24/08/28（水）
18	心事を将て瑶琴に付さんと欲すれど，知音少く，弦断たるも誰有りてか聴かん？	皇后	岳飛《小重山》	24/08/31（土）
19	君に明珠を還して双涙垂る，未だ嫁せざるときに相逢はざるを恨む。	年貴妃	張籍《節婦吟》	24/09/04（水）
20	児童の急走して黄蝶を追ふ，菜花に飛び入り尋ぬる処無し。	英格	楊萬里《宿新市徐公店　其一》	24/09/07（土）
21	十年生死両つながら茫茫，思量せざるも，自ら忘れ難し。	年貴妃	蘇軾《江城子（乙卯正月二十日夜記夢）》	24/09/11（水）
22	疎影横斜して水清浅，暗香浮動して月黄昏。	怡親王	林逋《山園小梅》	24/09/14（土）
23	呉の刀綵を剪って舞衣を縫う，明粧の麗服春暉を奪う。	年貴妃	李白《白紵辭（吳刀剪彩縫舞衣）》	24/09/18（水）
24	香霧雲鬟湿り，清輝玉臂寒からん。	熹妃	杜甫《月夜》	24/09/21（土）
25	柔緑の篙添ふ梅子の雨に，淡黄の衫は耐ふ藕絲の風に。	怡親王	王世貞《憶江南（歌起処）》	24/09/25（水）
26	苔深くして掃う能わず，落葉秋風早し。	英格	李白《長干行（妾髮初覆額）》	24/09/28（土）
27	燿として羿が九日を射て落すが如く，矯として群帝が龍を驂にして翔るが如し。	怡親王	杜甫《觀公孫大娘弟子舞劍器行並序》	24/10/02（水）
28	軽く翠蛾を斂め皓歯を呈し，鶯一枝に囀いて花影の裏。	年貴妃	魏承斑《玉樓春》	24/10/05（土）
29	傷心橋下春波緑なり，曾て是れ驚鴻の影を照らし来るところ。	二皇子	陸游《沈園　其一》	24/10/09（水）
30	満園深浅の色，照らして緑波の中に在り。	英格	王涯《游春曲　其一》	24/10/12（土）
31	風は新緑を吹いて草芽坼け，雨は軽黄に灑いで柳条湿う。	皇后	白居易《長安早春旅懷》	24/10/16（水）
32	落霞孤鶩と斉しく飛び，秋水長天と共に一色。	熹妃	王勃《秋日登洪府滕王閣餞別序》	24/10/19（土）
33	碧雲の天黄葉の地，秋色の連波波上の寒煙は翠なり。	皇后	范仲淹《蘇幕遮》	24/10/23（水）
34	舞ひ低るる楊柳楼には心の月，歌尽きて桃花の扇風を底てり。	年貴妃	晏幾道《鷓鴣天（彩袖殷勤捧玉鐘）》	24/10/26（土）
35	道は狭くして草木の長び，夕の露は我が衣を霑らす。	皇后	陶淵明《歸園田居　其三》	24/10/30（水）
36	一棹の春風一葉の舟，一綸の繭縷一軽の鉤。	熹妃	李煜《漁父》	24/11/02（土）
37	瓊筵を開きて以って花に坐し，羽觴を飛ばして月に酔ふ。	英格	李白《春夜宴桃李園序》	24/11/06（水）
38	筝を弾いて逸響を奮へば，新声妙えなること神に入る。	皇后	作者未詳《古詩十九首（今日良宴會）》	24/11/09（土）
39	砌の下落りゆく花に風の起こりて，羅の衣には特地に春の寒し。	皇后	馮延巳《清平樂》	24/11/13（水）
40	暖風雨を吹きて軽塵を浥し，満地の飛花春を断送す。	熹妃	于謙《暮春遇雨》	24/11/16（土）
41	青山旧に依りて在り，幾度の夕陽紅し。	熹妃	楊慎《臨江仙 》	24/11/20（水）
42	前日風雪の中，故人北より去れり。*1	英格	作者未詳《步出城東門》	24/11/23（土）
43	條忽銀台構へ，俄頃玉樹生ず。	二皇子	丘遲《望雪詩》	24/11/27（水）
44	銀燭秋光画屏に冷ややかなり，軽羅の小扇流蛍を撲つ。	二皇子	杜牧《秋夕》	24/11/30（土）
45	一川の煙れる草，満城の風にのる絮，梅子黄時の雨に。	二皇子	賀鑄《青玉案》	24/12/04（水）
46	幾処の早鶯か暖樹を争い，誰が家の新燕か春泥を啄む。	英格	白居易《錢塘湖春行》	24/12/07（土）
47	寒雪梅中に尽き，春風柳上に帰る。	怡親王	李白《宮中行樂詞 （寒雪梅中盡）》	24/12/11（水）
48	恰も似たり春風の相欺り得たるに，夜来吹き折る数枝の花。	熹妃	杜甫《絶句漫興　其二》	24/12/14（土）
49	約有れども来らず夜半を過すぎ，閑に棋子を敲けば燈花落つ。*2	皇后	趙師秀《約客》	24/12/18（水）
50	散じて珠簾に入り羅幕を湿し，狐裘暖かならず錦衾薄し。	年貴妃	岑參《白雪歌送武判官歸京》	24/12/21（土）
51	花間一壺の酒，独り酌みて相ひ親しむ無し。	二皇子	李白《月下獨酌 （花間一壺酒）》	24/12/25（水）
52	別院深深として夏簟清く，石榴開くこと遍く簾を透して明らかなり。	二皇子	蘇舜欽《夏意》	24/12/28（土）
53	短褐穿結，箪瓢屎しば空しきも，晏如たり。	二皇子	陶淵明《五柳先生傳》	25/01/01（水）
54	笑を斂め眸を凝らして意歌はんと欲し，高雲動かず碧嵯峨たり。	怡親王	李商隠《聞歌》	25/01/04（土）
55	柳を染めて煙ること濃く，梅を吹く笛の怨み，春意幾許なるかを知らん。	年貴妃	李清照《永遇樂 》	25/01/08（水）
56	紫艶半ば開き籬菊静かなり，紅衣落し尽して渚蓮憂う。	年貴妃	趙嘏《長安秋望》	25/01/11（土）
57	落月旗影を翻へせば，清霜剣花を冷やす。	英格	夏完淳《即事（戰苦難酬國）》	25/01/15（水）
58	秋は辺城に至り角声哀れに，烽火高台を照らす。	怡親王	陸游《秋波媚》	25/01/18（土）
59	布被秋宵に夢より覚むれば，眼前に万里の江山。	二皇子	辛棄疾《清平樂（獨宿博山王氏庵）》	25/01/22（水）
60	惻惻たる軽寒翦翦の風，小梅雪を飄はせて杏花紅なり。	英格	韓偓《夜深》	25/01/25（土）

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3. 検証中事項：同じお題でもスター評議員が違う？

同じお題が出題されたにもかかわらず、別々のNPCがスター評議員に選出された事例
自分の記録ミスかと思ったけど海外攻略サイトのコメント欄でも同様の英格or熹妃の混乱が生じているため、この問題に限っては英格が正解のパターンと熹妃が正解のパターンの2通りが存在すると思われます
→その後の調査でガチの2WAY制だと確認できました（英格回：2019/11/27，熹妃回：2020/05/09）

No.	お題	スター評議員	出典	初出日
1	恰も似たり春風の相欺り得たるに，夜来吹き折る数枝の花。	英格	杜甫《絶句漫興　其二》	19/05/01（水）
48	恰も似たり春風の相欺り得たるに，夜来吹き折る数枝の花。	熹妃	杜甫《絶句漫興　其二》	19/10/12（土）

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3-1. 判別方法

• 出題ナンバーで見分ける
• ざっくり言うと「恰も似たり～」の日が水曜なら英格・土曜なら熹妃
• 全60問でループする問題リストを週に2つずつ消化しているので、（今のところ）奇数の問題は常に水曜、偶数の問題は常に土曜に出題される
• 今後出題ナンバーと曜日の対応関係がずれる可能性があることに注意！
• NPCが用意した衣装を確認する
• 確実性を求める慎重な小主様向けのやり方
• 以下に検証画像を残しておきます

3-1-1. 英格回

3-1-2. 熹妃回

*1 “故人此れより去れり。”の誤りとみられる。字面の似た北と此を取り違えた説が濃厚。出典が違う可能性も？
*2 “過すぎ”は明らかに衍字だが、ゲーム内表記に合わせておく