西本闘争

この記事の内容は架空世界内における事象であり、現実の地名・人名・団体等とは一切関係ありません。

西本闘争（にしもととうそう）は、架空日本西本県と白島県との間で起きた闘争。

概要[]

西本問題[]

西本県はかつてから、廃国置府県以降一部の県境が不確定であるという、いわゆる西本問題を主張しており、その解決に向けての議論や、白島県との交渉を行っていた。

西本闘争・白島市強硬編入[]

そんな中、1994年に強硬派の戸島流里が、国社党などの支援を受けて西本県知事に当選した。その一方で、西本問題反対派の尭史大が、自進党などの支援を受けて白島県知事に当選すると状況は一変した。1995年に尭知事が「県域は正しい。ましてや、西本県側が県域だと主張している地域にあたる、県西部の白島市は県庁所在地であり、県域の変更は不可能に近いうえに、なぜ今更そのようなことを言っているのか理解できない。県域の変更は断じて受け入れない」と述べた。それに対して西本県の戸島流里県知事が憤怒し、「（白島県が）そのような姿勢であるならば強硬手段も在り得る」と反論して、1996年に西本県は一方的に白島市を西本県に強硬編入した。これに激怒した白島市民は大規模なデモを行い、白島市の福島徳三市長も強い抗議の意を示していたが、戸島知事の激しい圧力により辞職を余儀なくされた。白島県もこれに強く抗議し、白島地方裁判所に告訴した。そのところ、民事裁判で「西本県が一方的に白島市を強硬編入したことは地方自治法に違反する」として、西本県に対し白島市の即日返還請求が下された。白島市は白島県に即日返還され、事態は収束に向かうかと思われた。

その後の経過[]

しかしその後も西本県が強硬な姿勢を弱めることはなく、前市長、福島の辞職に伴う白島市長選挙では、戸島知事と国社党などが支援する本江真知信が当選したが、対立候補、井橋顕律を支援していた自進党が、不正選挙が行われたとして反発した。そして本江市長が「来年をめどに再度白島市を西本県に編入する」と発言したことがさらなる反発を招き、本江市長は辞職し、公職選挙法違反の罪で白島県警に逮捕された。そして1998年の県知事選挙で戸島が続投を逃したのちに西本県警に逮捕されると、事態はようやく収束した。

白島県は、西本問題は西本県が一方的に主張しているものだとして、問題自体を否定している。

関連した事件[]

• 十日市長銃撃事件
  • 西本闘争渦中にあった1995年、白島市の隣、西本県十日市の田中浩治市長が中央高速道路の白島西ICを実力封鎖したところ、武藤会系の暴力団幹部の男に拳銃で銃撃され負傷するという事件が発生した。しかしこの事件においては、高速道路のICを実力封鎖した市長に対して市民から激しい非難が浴びせられ、その後田中市長は辞職した。また同時期に、十日市の隣、近間市の伊藤和久市長が武藤会と対立関係にあった柳渕組と関係を持っていたことが発覚し、後に伊藤市長も辞職した。

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。